JPH041262A - 摺動性樹脂組成物 - Google Patents

摺動性樹脂組成物

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JPH041262A
JPH041262A JP2101687A JP10168790A JPH041262A JP H041262 A JPH041262 A JP H041262A JP 2101687 A JP2101687 A JP 2101687A JP 10168790 A JP10168790 A JP 10168790A JP H041262 A JPH041262 A JP H041262A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、すぐれた摺動性を有する樹脂組成物に関する
ものである。特に相手材が金属であって、高速で高荷重
の摺動部位(当然摩擦熱により高温となる)にも用いら
れるという、過酷な条件下において使用できる摺動性樹
脂組成物に関する。
[従来の技術] 近年、機械の軽量化、製品コストの低減のため合成樹脂
製品が機械部品として、数多く用いられるようになり摺
動性を要求される部品にも合成樹脂製品が多く利用され
ている。
従来摺動性のよい樹脂組成物として、ポリアミド、ポリ
アセタール、ポリフェニレンスルファイド、ポリ4フツ
化エチレン等の樹脂に、固体潤滑剤、潤滑油等の摺動特
性を改良するための添加剤を加えたものが利用されてき
た。
これらは比較的低荷重、低速領域においては特に問題な
く使用されるが、高荷重、高速になるに従い、摩耗しや
すくなり、また、摩擦熱のため焼き付いたり、溶融を起
こしたりして使用できなくなる。このため耐摩耗性、耐
熱性を向上させる目的で、ガラス繊維、炭素繊維、各種
ウィスカ等を添加するが、これらのフィラーは、摺動部
に使用される相手材の金属、樹脂を摩耗させてしまうと
いう問題点がある。
すなわち、高荷重で高速の摺動部位のために要求される
摺動特性は、従来のそれとは異なり摩擦係数などよりも
it串耗性や耐熱性、そのほかの物性であるため、今ま
での摺動部位とは全く異なる観点から材料を選択しなけ
ればならないのである。
一方、高融点のサーモトロピック液晶ポリマーは数多く
のプラスチックの中でも耐熱性が高く、そのため摩擦熱
により焼き付いたり溶融したりすることが少ない。
しかしながら、通常、摺動部位の相手材はアルミニウム
合金、鋼などの金属材から構成されているが、サーモト
ロピック液晶ポリマーそれ自身では、これら金属に対し
て耐摩耗性が劣るなめ、従来上記のような摺動材に使用
される例はなかった。
ところで、本発明者等は粒子破断面がガラス状光沢を有
することによって特徴付けられるいわゆるガラス状炭素
がサーモトロピック液晶ポリマーの上記問題点を解決す
る添加剤として有効であることを知見したがカラス状炭
素は、フェノール樹脂などの熱硬化樹脂を炭素化するこ
とにより製造されることに起因して、これらは不完全炭
素化物または未炭素化物を含むことかある。
すなわち、破断面がカラス状光沢を有することあるいは
X線回折スペクトルにおいて特定回折角に幅広いピーク
を有することなどにより確認されたガラス状炭素であっ
ても、該ガラス状炭素は不完全炭素化物または未炭素化
物を含むことかあるのである。
ガラス状炭素を熱可塑性樹脂に配合する場合、上記のよ
うな不完全炭素化物または未炭素化物の存在は該熱可塑
性樹脂の成形加工工程または成形加工品それ自体には問
題にならないことが多い。
すなわち、これら不完全炭素化物または未炭素化物は、
ガラス状炭素の原料樹脂である熱硬化1F生樹脂それ自
体またはその熱分解低重合体と考えられるからである。
しかるに、前記サーモトロピック液晶ポリマーはその特
徴の一つがポリマーの中では異常とも言える高融点であ
るために、その成形加工温度は極めて高い、このような
場合には、ガラス状炭素に含まれる上記の不完全炭素化
物または未炭素化物は分解しガス発生の原因となり易い
、高温において、特に圧縮または射出成形などの高圧下
の成形ではガスの発生は、たとえ微量のガス発生であっ
ても加工工程または成形品に致命的な欠陥となる。
たとえば、極端な場合ではガス発生により成形それ自体
が困難であったり、成形された成形品表面にブリスター
の発生が認められ成形品の商品価値が失われることにな
る。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、上記した課題を解決することにあり、
特に耐摩耗性に優れた耐熱性のある成形加工が容易で成
型品として商品価値のある摺動性樹脂組成物を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段コ すなわち、本発明は少なくとも下記式で表わされるモノ
マー単位を含む(共)重合体であるサーモトロピック液
晶ポリマー(a)90〜30重量および粒子破断面かカ
ラス状光沢を有することによって特徴付けられる空気中
で350°Cにおいて30分間保持したときの減量が5
重量%以下である球状のカラス状炭素(b)10〜70
重量%からなることを特徴とする摺動性樹脂組成物に関
する。
以下本発明の詳細な説明する4 本発明で言うサーモトロピック液晶ポリマーとは、湯溶
融時に光学的異方性を示す熱可塑性溶融可能なポリマー
である。このような溶融時に光学的異方性を示すポリマ
ーは、溶融状態でポリマー分子鎖が規則的な平行配列を
とる性質を有している。光学的異方性溶融相の性質は、
直交偏光子を利用した通常の偏光検査法により確認でき
る。
サーモトロピック液晶ポリマーは、一般に細長く、偏平
で、分子の長鎖に沿って削性か高く同軸または平行のい
ずれかの関係にある複数の連鎖伸長結合を有しているよ
うなモノマーから製造される。
本発明で用いるサーモトロピック液晶ポリマーには、一
つの高分子鎖の一部が異方性溶融相を形成するポリマー
のセグメントで構成され、残りの部分が異方性溶融相を
形成しない熱可塑性樹脂のセグメントから構成されるポ
リマーも含まれる。
また、複数のサーモトロピック液晶ポリマーを複合した
ものも含まれる。
本発明においては、サーモトロピック液晶ポリマーのう
ち前記式であられされるオキシベンゾイル基をモノマー
単位として含む重合体または共重合体を用いる。このも
のは、耐熱性が特に高く摺動材として好ましい。
さらに好ましいのは上記(共)重合体の中でも、オキシ
ベンゾイル基を含む全芳香族ポリエステルである。
上記のような光学的異方性溶融相を形成する全芳香族ポ
リエステルの構成成分としては(A>芳香族ジカルボン
酸、脂環族ジカルボン酸系化合物の少なくとも1種、 (B)芳香族ヒドロキシカルボン酸系化合物の少なくと
も1種、 (C)芳香族ジオール、脂環族ジオール、脂肪族ジオー
ル系化合物の少なくとも1種、 (D>芳香族ジチオール、芳香族チオフェノール、芳香
族チオールカルボン酸系化合物の少なくとも1種、 (E)芳香族ヒドロキシアミン、芳香族ジアミン系化合
物の少なくとも1種等があけられる。これ等は単独で構
成される場合もあるが、多くは(A)と(C)、(A)
と(D)、(A)(B)と(C)、(A)(B)と(E
)、あるいは(A)(B)(C)と(E)等の様に組合
せて構成される。
上記(A1)芳香族ジカルボン酸系化合物としては、テ
レフタル酸、4.4′−ジフェニルジカルボン酸、4.
4′−トリフェニルジカルボン酸、2.6−ナフタレン
ジカルボン酸、1.4−ナフタレンジカルボン酸、2,
7−ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルエーテル−4
,4′−ジカルボン酸、ジフェノキシエタン−4,4′
ジカルボン酸、ジフェノキシブタン−4,4′−ジカル
ボン酸、ジフェニルエタン−4,4′−ジカルボン酸、
イソフタル酸、ジフェニルエーテル−3,3′−ジカル
ボン酸、ジフェノキシエタン−3,3′ジカルボン酸、
ジフェニルエタン−3,3′−ジカルボン酸、1.6−
ナフタレンジカルボン酸のごとき芳香族ジカルボン酸ま
たはクロロテレフタル酸、ジクロロテレフタル酸、ブロ
モテレフタル酸、メチルテレフタル酸、ジメチルテレフ
タル酸、エチルテレフタル酸、メトキシテレフタル酸、
エトキシテレフタル酸等、上記芳香族ジカルボン酸のア
ルキル、アルコキシまたはハロゲン置換体が挙げられる
(A2)脂環族ジカルボン酸としては、トランス−1,
4−シクロヘキサンジカルボン酸、シス1.4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸、1.3−シクロヘキサンジカル
ボン酸等の脂環族ジカルボン酸またはトランス−1,4
−(2−メチル)シクロヘキサンジカルボン酸、トラン
ス−1,4(2−クロル)シクロヘキサンジカルボン酸
等、上記脂環族ジカルボン酸のアルキル、アルコキシま
たはハロゲン置換体等が挙げられる。
(B)芳香族ヒドロキシカルボン酸系化合物としては、
4−しドロキシ安息香酸、3−しドロキシ安息香酸、6
−しドロキシ−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−1−
ナフトエ酸等の芳香族ヒドロキシカルホン酸または3−
メチル−4−しドロキシ安息香酸、3.5−ジメチル−
4−しドロキシ安息香酸、2.6−シメチルー4−しド
ロキシ安息香酸、3−メトキシ−4−ヒドロキシ安息香
酸、3.5−ジメトキシ−4−しドロキシ安息香酸、6
−ヒドロキシ−5−メチル−2−ナフトエ酸、6−ヒド
ロキシ−5−メトキシ−2−ナフトエ酸、2−クロロ−
4−ヒドロキシ安息香酸、3クロロ−4−しドロキシア
ミン安息香酸、23−ジクロロ−4−ヒドロキシ安息香
酸、3,5ジクロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、2.5
ジクロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−ブロモ4−ヒ
ドロキシ安息香酸、6−ヒドキシ−5クロロ−2−ナフ
トエ酸、6−ヒトロキシー7りロロー2−ナフトエ酸、
6−ヒドロキシ−57−ジクロロ−2−ナフトエ酸等の
芳香族ヒドロキシカルボン酸のアルキル、アルコキシま
たはハロゲン置換体が挙けられる。
(C1)芳香族ジオールとしては、4.4′ジヒドロキ
シジフエニル、3,3′−ジヒドロキシジフェニル、4
.4′−ジヒドロキシトリフェニル、ハイドロキノン、
レゾルシン、2.6−ナフタレンジオール、4.4′−
ジヒドロキシジフェニルエーテル、ビス(4−ヒドロキ
シフェノキシ)エタン、3゜3′−ジヒドロキシジフェ
ニルエーテル、1,6−ナフタレンジオール、2.2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンヒス(4−ヒ
ドロキシフェニル)メタン等の芳香族ジオールまたはク
ロロハイドロキノン、メチルノ1イドロキノン、t−ブ
チルハイドロキノン、フェニルハイドロキノン、メトキ
シハイドロキノン、フェノキシハイドロキノン、4−ク
ロロレゾルシン、4−メチルレゾルシン等の芳香族ジオ
ールのアルキル、アルコキシまたはハロゲン置換体か挙
げられる。
(C2)脂環族ジオールとしては、トランス−1,4−
シクロヘキサンジオール、シス−1,4シクロヘキサン
ジオール、トランス−1,4シクロヘキサンジメタツー
ル、シス−1,4−シクロヘキサンジメタツール、トラ
ンス−1,3シクロヘキサンジオール、シス−1,2−
シクロヘキサンジオール、トランス−1,3−シクロヘ
キサンジメタツールのような脂環族ジオールまたはトラ
ンス−1,4−(2−メチル)シクロヘキサンジオール
、トランス−1,4−(2−クロロ)シクロヘキサンジ
オールのような脂環族ジオールのアルキル、アルコキシ
またはハロゲン置換体が挙げられる。
(C3)脂環族ジオールとしては、エチレングリコール
、1.3−プロパンジオールジオール、1.4−ブタン
ジオール、ネオペンチルグリコール等の直鎖状または分
岐状脂肪族ジオールが挙げられる。
(Dl)芳香族ジチオールとしては、ベンゼン1.4−
ジチオール、ベンゼン−1,3−ジチオール、2.6−
ナフタレン−ジチオール、2゜7−ナフタレン−ジチオ
ール等か挙げられる。
(D2)芳香族チオフェノールとしては、4メルカプト
ンフエノール、3−メルカプトンフェノール、6−メル
カプトンフェノール等が挙げられる。
(D3)芳香族チオールカルボン酸としては、4−メル
カプト安息香酸、3−メルカプト安息香酸、6−メルカ
ブトー2−ナフトエ酸、7−メルカブトー2−ナフトエ
酸等が挙げられる。
(E)芳香族しドロキシアミン、芳香族ジアミン系化合
物としては、4−アミノフェノール、N−メチル−4−
アミノフェノール、1,4−フェニレンジアミン、N−
メチル−1,4−フェニレンジアミン、N、N′−ジメ
チル−1,4−フェニレンジアミン、3−アミノフェノ
ール、3−メチル−4−アミノフェノール、2−クロロ
−4−アミノフェノール、4−アミノ−1−ナフトール
、4−アミノ−4′−ヒドロキシジフェニル、4−アミ
ノ−4′−ヒドロキシジフェニルエーテル、4−アミノ
−4′−ヒドロキシジフェニルメタン、4−アミノ−4
′−ヒドロキシジフェニルスルフィド、4.4′−ジア
ミノフェニルスルファイト(チオジアニリン)、4.4
′ジアミノジフエニルスルホン、2,5−ジアミノトル
エン、4.4エチレンジアニリン、4.4′−ジアミノ
ジフェノキシエタン、4.4′−ジアミノジフェニルメ
タン(メチレンジアニリン>、4.4’−ジアミノジフ
ェニルエーテル(オキシジアニリン)等が挙げられる。
なお、全芳香族ポリエステルとは芳香族力ルボン酸と芳
香族アルコールとから実質的に得られるポリエステルを
一般には示すが、本発明の全芳香族ポリエステルは、前
述の異方性溶融相を形成しないセグメント部分は脂肪族
、脂環族の酸またはアルコールによるエステルで構成さ
れるものも包含される。さらに、ポリエステルそれ自t
#または異方性溶融相を形成するセグメントにおいても
、これらが異方性溶融相を形成する限りそれらか脂肪族
あるいは脂環族の酸またはアルコールとのエステルから
なるものち包含される。
具体的な全芳香族ポリエステルとしては、等かある。
また本発明におけるカラス状炭素とは、結晶寸法のきわ
めて小さい乱層構造を基本構造にもち、微細組繊として
は無配向組織を取っているものであって、たとえば、フ
ェノール樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、アルキッド
樹脂、キシレン樹脂などの熱硬化性樹脂を高温下に炭素
化することにより製造される。
このガラス状炭素は、その破断面がガラス状光沢を有す
ることにより特徴付けられるが、そのほかにも通常のX
線回折法におけるスペクトルの回折角(2θ)23〜2
5度付近に幅広いピークを有することによっても確認さ
れる。なお、X線回折法は常法に従い、Cu−Ka線(
二重線)により測定される。
従来の炭素材たとえは黒鉛はこのような幅広いピークは
有せず他の回折角(2θ=26.4°)において結晶性
に起因する鋭いd  ピークを示す。
本発明のカラス状炭素としてはこの黒鉛に特徴的なピー
クは実質的に有しないものか好ましい、また、単なる有
機物の炭素化物は、その破断面がカラス状光沢を有する
ことはなく、もちろんそのX線回折スペクトルにおいて
上記ガラス状炭素はもちろん黒鉛に特徴的な特定回折角
のピークも有しない。
ここで、破断面がガラス状光沢を有することにより特徴
付けられるカラス状炭素であっても、原料樹脂の種類そ
の調製法、原料粒子形状、炭素化温度、炭素化時間、雰
囲気カス種類、炭素化時の圧力そのほかの炭素化条件に
より、異なる性状ものが製造されるのである。すなわち
、製造されたカラス状炭素中の不完全炭素化物または未
炭素化物の含有量およびその性質が相違するのである。
本発明においては、前述のように高融点のサーモトロピ
ック液晶ポリマーに配合することに鑑み、該液晶ポリマ
ー特有の条件下における減量か5重量%以下である球状
のガラス状炭素を使用することか肝要である。
ここで、減量の測定は、測定機器としてはたとえば熱天
秤を用い、室温から10℃/分の加熱速度で350°C
,tで加熱し、その温度で30分間保持したときの減量
として定義される6通常は800′Cを越える炭素化温
度において製造されたカラス状炭素は、その減量が5重
量%以下である。
上記条件での減量が5重量%より大きいカラス状炭素は
、本発明における、高融点であるサーモトロピック液晶
ポリマーとの組合せでは、成形する際の加熱によりカス
が発生しく未炭素化の熱硬化性樹脂の分解によると思わ
れる)、成形が困難になったり、成形品の外観の悪化、
ブリスター(ふくれ)などを生じ、生産性、商品価値の
低下をもたらす。
一方、形状としては、球状が好ましく、真球に近いほう
かより好ましい。不定形などの非球状の場合は、例えば
摺動部に使用される相手材の金属、樹脂を摩耗させるた
め好ましくない。
また、球状のガラス状炭素の添加量は、10〜70重量
%であり、好ましくは25〜40重量%である。この範
囲では、耐摩耗性等が充分であり、本発明の効果を発揮
することかできる。
球状のガラス状炭素の添加量か10重量%未満では、耐
摩耗性が不充分であり、70重量%を越える量を添加し
てもそれ以上の耐摩耗性の向上は望めない。また、得ら
れる成形品の強度も低下する。
摺動部には潤滑剤として潤滑油などが使用される例が多
く、これらは常温では不活性であるか、摩擦熱による高
温下では以外にも接触部材に対する腐蝕性を示すことが
ある。そのほか、圧縮機ではフロンガス等の薬剤にもさ
らされるためこれら薬剤に対する耐性も問題である。
しかしながら本発明におけるサーモトロピック液晶ポリ
マーおよび球状のガラス状炭素よりなる樹脂組成物は、
高温下における耐薬品性が充分であるので、摺動部に潤
滑油が使用される場合の高温性下でも潤滑油、そのほか
の薬剤により侵されることがない。
ここで、本発明の組成物には種々の添加物を配合するこ
ともできる。
添加物には、無機充填材、有機充填材、安定剤、紫外線
吸収剤、顔料、染料、改質剤等があけられる。このうち
特に無機充填材か重要で、加工性、物性等の改良のなめ
にしはしば用いられる。
無機充填材としては、黒鉛、二硫化モリブテン、ブロン
ズ、タルク、マイカ、リレー、セリサイト、炭酸カルシ
ウム、珪酸カルシウム、リン酸カルシウム、ピロリン酸
カルシウム、シリカ、アルミナ、水酸化アルミニウム、
水酸化カルシウム、フッ化黒鉛、チタン酸カリウム、リ
ン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム等があげられ、
またカラス繊維、炭素繊維、各種ウィスカー等について
も、本発明の効果を損なわない範囲で添加することか可
能である。
また有機充填材としては、各種の熱可塑性あるいは、熱
可硬化性の樹脂があげられ、とくにフッ素樹脂が好まし
く用いられる。
サーモトロピック液晶ポリマーと球状のカラス状炭素、
あるいは、これに添加される上記添加物の混合方法は、
特に制限されることなく、種々の手段か適用できる。
たとえは、それぞれ別々に押出機に供給して溶融混合し
てもよいし、あらかじめヘンシェルミキサー、タンブラ
−等の混合機で予備混合した後に押出機に供給してもよ
い。
そのほか、本発明のカラス状炭素粒子は、サーモトロピ
ック液晶ポリマーの重合時に添加することもできる。こ
のように重合時にカラス状炭素か配合されたサーモトロ
ピック液晶ポリマー組成物であっても、当然ながらそれ
からの加工製品を製造する場合には、すなわち射出成形
あるいは圧縮成形などの成形加工により該組成物を成形
加工する場合には、サーモトロピック液晶ポリマーが溶
融成形され高温に曝される。従って、このような場合に
おいても本発明所定の効果が奏されることになる。
このようにして得られた本発明の組成物は、射出、圧縮
、押出などの方法によって成形されるが、圧縮されるか
、圧縮成形の場合には、それぞれを粉状のままトライブ
レンドし、成形してもよい。
本発明の組成物は、すぐれた摺動性、耐摩耗性を有する
ため、電気用品・事務機器・動力機器の軸・軸受け、各
種ギア、カム、ベアリング、ヒデオテープ・カセットテ
ープのカイトロール、メカニカルシールの端面材・バル
ブ等の弁座・Vリング・ロッドパツキン・ピストンリン
グ・ライダーリング等のシール部材、圧縮機の回転軸・
回転スリーブ・ピストン・インペラー・ベーン・ロータ
ー・ローラー等に使用されることができる。
[発明の効果] 本発明の組成物は、次のような特徴を有するために相手
材か金属である、高荷重で高速の摺動部位に用いる摺動
用材料として最適である。
(1)従来のプラスチックの中でも特に融点の高いポリ
マーを用いているために摩擦熱により融解、焼き付きな
どを起こすことか少ない。
(2)特定のカラス状炭素を用いるために摩耗の少ない
ものが得られ、また摺動材の相手部材である鋼などの鉄
材をはじめとする金属材を傷つけることが少ない。
(3)本発明の組成物の射出成形においては、サーモト
ロピック液晶ポリマーを用いているために、高融点では
あるが溶融時の流動性がよいので成形することが容易で
ある。
(4)摩擦熱による高温下では、通常不活性であるはず
の潤滑油、フロンガスなどがこれと接触する部材に対し
腐蝕性を示すことがある。しかし、本発明の組成物はこ
れらに対しても安定であるので摺動用材料として好適の
組成物である。
[実施例] 本発明を実施例により、さらに詳細に説明するか、これ
らの実施例は、本発明の範囲を限定するものではなく、
本発明の好適な態様を示すものである。
ます、実施例および比較例に使用した原材料を一括して
示す。
■サーモトロピック液晶ポリマー A: テレフタル酸、4−しドロキシ安息香酸、および
4.4′−ジヒドロキシジフェニルの三元共重合体であ
るサーモトロピック液晶ポリマー(商品名:サイター、
米国アモコパフォーマンスプロダクツ社製)の粉状物。
融点420℃。
B: テレフタル酸、イソフタル酸、4−ヒドロキシ安
息香酸、および4,4′−ジヒドロキシジフェニルの四
元共重合体であるサーモトロピック液晶ポリマー、(商
品名:サイター、米国アモコパフォーマンスプロダクツ
社製)の粉状物。融点350℃。
■球状のカラス状炭素 A−Dは熱硬化性樹脂を焼成炭素化することにより得ら
れた球状のカラス状炭素である。
Aニベルパール C−800(商品名)B:ユニペック
ス GCP−50(H)(同 上)C:ベルパール C
−2000(同 上)D:ユニペックス GCP−50
(L)(同 上)ベルパール・・・鐘紡■社製 ユニペックス・・・ユニチカ■社製 それぞれの減量と平均粒径は次のとおりである。
減量1.2%、平均粒径10ミクロンメートルu  Q
、5%、  t+   3 QミクロンメートルノI 
012%、  u   l Qミクロンメートル以下 ノl  5.1%、  n   3 Qミグ02メート
ルいずれも、炭素粒子破断面は明瞭にカラス状光沢を有
することか確認され、Cu−にα線(二重線)により測
定されたX線回折スペクトルには回折角(2θ)23〜
25度付近に同じく明瞭に幅広いピークを有するもので
あった。またA−BおよびDのガラス状炭素粒子では、
黒鉛特有の鋭いピークは実質的に認められなかったが、
Cの炭素には回折角2θ=26.4°においてdooo
2ピークがショルダー的に認められた。
減量:室温から10℃/分の割合で350℃まで昇温し
、この温度で30分保持したときの減量。
(セイコー電子工業社製の熱天秤5SC−5020TG
/DTA200により測定を行なった。)■黒鉛 日本黒鉛社製 AGP (商品名)鱗片状黒鉛平均粒径
 10ミクロンメートル ■ガラスファイバー 旭ファイバーグラス社製 ミルドカラスファイバー M
FA  径10〜15ミクロンメートル平均長さ30〜
100ミクロンメートル実施例1 上記の諸原料を第1表に示した割合で配合し、ヘンシェ
ルミキサーて混合したのち、二軸押出機(池貝鉄工社製
: PCM−45型)で溶融混練しく温度420°C、
スクリュー回転数20Orpm)、ベレット状に造粒し
た。
次にこのペレットを射出成形機(東芝機械社製。
I 580EPN−3Y形)で、シリンダー温度410
°C1射出圧力1000 kgf/cd、金型温度18
0℃の条件で、直径5■、厚み3化の円板を成形した。
得られた試験片を銘木式摩擦摩耗試験機で、圧力5kg
f/a+1、速度20m/分の条件で、相手材に外径2
5.hu+、内径201mmのリング状の345C鋼、
アルミニウムを用いて摩耗係数、相手材の摩耗量を測定
した。
さらに前述の射出成形機を用い、同じ条件で、曲げ試験
片を成形し、得られた試験片を用いてASTM  D−
790により、曲げ強度を測定した。
また、同時に10個の試験片により成形性およびその外
観を観察した。以下、成形性、外観は同様に10個の試
験片により求めた。
実施例2 前記の諸原料を第1表に示した割合で配合し、ヘンシェ
ルミキサーで混合したのち、二軸押出機(池貝鉄工社製
: PC?11−45型)で溶融混練しく温度350°
C、スクリュー回転数200rpl)、ペレット状に造
粒した。
次にこのペレットを射出成形II(東芝i械社製:I 
580EPN−3Y型)で、シリンダー温度360’C
1射出圧力1000 kgf/aa、金型温度150°
Cの条件で、直径5■、厚み3 ++mの円板を成形し
、実施例1同様に摩耗特性を測定した。
さらに前述の射出成形機を用い、同じ条件で、曲げ試験
片を成形し、得られた試験片を用いてASTM  D−
790により、曲げ強度を測定した。
また、同時に成形性および試験片の外観を観察した。
実施例3 前記の諸原料を第1表に示した割合で配合し、ヘンシェ
ルミキサーで混合したのち、二軸押出機(池貝鉄工社製
: PCM−45型)で溶融混練しく温度420℃、ス
クリュー回転数200rpn)、ベレット状に造粒した
次にこのペレットを温度420°C1圧力200kgf
/−で圧縮成形し、厚さ3m、大きさ50×5Q ra
mの試験片を作成し、同様に摩耗特性を評価した。また
、厚さ3In+、大きさ1100X100+nの平板を
作成し、これから幅12.7ram、長さ100ra+
nの試験片を切り出し、ASTM  D−790により
曲げ強度を測定した。また、同時に成形性および試験片
の外観を観察した。
実施例4 前記の諸原料を第1表に示した割合で配合し、ヘンシェ
ルミキサーで混合したのち、二軸押出機(池貝鉄工社製
: PCM−45型)で溶融混練しく温度350°C、
スクリュー回転数200rpI)、ベレット状に造粒し
た。
次にこのペレットを温度360°C1圧力200kgf
/−で圧縮成形し、厚さ3 ++on、大きさ50×5
0市の試験片を作成し、同様に摩耗特性を評価した。ま
た、厚さ3 rstn、大きさ100 X 100 n
inの平板ヲ作成し、これから幅12.7m、長さ10
0Illrrlの試験片を切り出し、ASTM  I)
−790により曲げ強度を測定した。また、同時に成形
性および試験片の外観を観察した。
以上の結果を表1にまとめて示した。
また、実施例1〜4で得られた曲げ試験片を500cc
の耐圧容器に、スニソ4Gオイル150 mlとともに
入れ密封し、さらに冷却しながらフロンガスS−3を5
00g注入したにの耐圧容器を165℃のシリコンオイ
ル中に48時間浸漬し、4時間冷却後ガス抜き、サンプ
ルを取り出し、長さ方向の寸法変化、重量変化を測定し
た。
いずれの曲げ試験片も寸法変化、重量変化がなく、サー
モトロピック液晶ポリマー、およびガラス状炭素からな
る組成物かすぐれた耐薬品性をもつことを示した6 比較例1,4.6 前記諸原料を第2表に示した割合で配合し、実施例1と
同様にペレット造粒、円板、曲げ試験片の成形を行ない
評価した。結果を第2表に示した。
比較例2 前記諸原料を第2表に示した割合で配合し、実施例2と
同様にペレット造粒、円板、曲げ試験片の成形を行ない
評価した。結果を第2表に示した6比較例、5,7 前記諸原料を第2表に示した割合で配合し、実施例4と
同様にペレット造粒、平板の成形を行ない評価した。結
果を第2表に示した。
ここで実施例1〜4では、サーモトロピック液晶ポリマ
ーと球状のガラス状炭素の割合、およびガラス状炭素の
350℃における減量かすべて望ましい範囲にあるため
、摩耗特性、機械強度、成形性、成形品外観のいずれも
すぐれている。
これに対して、比較例1〜3では、従来摺動性耐摩耗性
の改良に用いられてきた黒鉛、およびガラスファイバー
を用いたか摩耗係数は大きく、カラスファイバーの場合
には相手材の摩耗量の値も大きくなっている。特に相手
材の摩耗という点では、軟質のアルミニウムの場合に差
か謬著である。
比較例4では、球状のカラス状炭素か10重量%未満で
あるため耐摩耗性が不充分である。さらに比較例5では
、球状のガラス状炭素の量か70重量%を越えるため機
械強度が不充分である。
さらに比較例6.7ではガラス状炭素の空気中、350
℃における減量が5重量%を越えるため、ガスの発生に
より成形性、および成形品外観に悪影響をおよぼす結果
となった。すなわち比較例6では、射出成形の際に、樹
脂の計量後にノズルより発砲しながら樹脂の鼻なれが起
こるという現象かみられた。また得られた成形品には、
フローマークおよびブリスターが発生していた。また比
較例7では、ガスの発生により成形か不可能であった。
手続補正口(方式) 平成2年8月28日 特許庁長官 植 松   敏 殿 1事件の表示 平成2年特許願第101687号 2発明の名称 摺動性樹脂組成物 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称 日本石油化学株式会社 4代理人 平成2年7月31日 6補正の対象

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも下記式で表わされるモノマー単位を含
    む(共)重合体であるサーモトロピック液晶ポリマー(
    a)90〜30重量%、 ▲数式、化学式、表等があります▼ および粒子破断面がガラス状光沢を有することによって
    特徴ずけられる空気中で350℃において30分間保持
    したときの減量が5重量%以下である球状のガラス状炭
    素(b)10〜70重量%からなることを特徴とする摺
    動性樹脂組成物。
  2. (2)サーモトロピック液晶ポリマーが全芳香族ポリエ
    ステルである請求項1に記載の組成物。
  3. (3)ガラス状炭素が熱硬化性樹脂を炭素化してなるも
    のである請求項1に記載の組成物。
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