JPH04126138U - スクリーンの視野角測定装置 - Google Patents
スクリーンの視野角測定装置Info
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- JPH04126138U JPH04126138U JP3960991U JP3960991U JPH04126138U JP H04126138 U JPH04126138 U JP H04126138U JP 3960991 U JP3960991 U JP 3960991U JP 3960991 U JP3960991 U JP 3960991U JP H04126138 U JPH04126138 U JP H04126138U
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- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクリーンの視野角測定を容易にかつ精密に
行う。 【構成】 コリメート光発光部16と受光部17とを設
ける。装置本体11をスクリーン14に正しくセッティ
ングするための直交度調整手段15を設ける。受光部1
7は、スクリーン14上の反射点Pを中心とする円弧状
の軌跡を移動可能である。受光部17がこの円弧状の軌
跡を移動しつつ、コリメート光発光部16から発せられ
スクリーン14で反射した光を受光する。受光部17の
出力がある一定値に低下した時の受光部17のスクリー
ン14に対する傾き角θを視野角とする。
行う。 【構成】 コリメート光発光部16と受光部17とを設
ける。装置本体11をスクリーン14に正しくセッティ
ングするための直交度調整手段15を設ける。受光部1
7は、スクリーン14上の反射点Pを中心とする円弧状
の軌跡を移動可能である。受光部17がこの円弧状の軌
跡を移動しつつ、コリメート光発光部16から発せられ
スクリーン14で反射した光を受光する。受光部17の
出力がある一定値に低下した時の受光部17のスクリー
ン14に対する傾き角θを視野角とする。
Description
【0001】
この考案は、投写型テレビジョン等のスクリーンの視野角を測定する視野角測
定装置に関する。
【0002】
投写型テレビジョン等において、スクリーンの映像を右側または左側から見た
時に映像が良好に見られる角度範囲すなわち視野角はスクリーン自体の特性の1
つであるが、スクリーンの視野角を測定する方法として、従来、図8に示すよう
に、スクリーン1に向けて輝度計2を配置し、この輝度計2をスクリーン1の正
面から右または左に円弧の軌跡で移動させ、輝度計2の出力がある一定値に低下
した時の輝度計2のスクリーン1に対する傾き角(正確にいえばスクリーンに立
てた法線に対する傾き角)θをもって視野角としていた。
【0003】
また、図9に示すように、輝度計2は固定とし、スクリーン1自体をその中心
軸回りに回動させ、輝度計2とスクリーン1との相対的な傾き角θを得ることで
視野角を測定する方法もある。
【0004】
上記従来の視野角測定方法には次のような欠点がある。すなわち、輝度計2を
スクリーン1と直交する面内でスクリーン1上の1点を中心とする円弧状の軌跡
を移動させつつ輝度測定を行う必要があるが、そのような測定位置の設定が容易
でない。また、スクリーン1に対する輝度計2の傾き角θを確認することも容易
でない。さらに、測定エリアが広いので、この点でも測定作業が容易でない。
【0005】
本考案は上記従来の欠点を解消するためになされたもので、スクリーンの視野
角の測定を容易にかつ精密に行うことができる視野角測定装置を提供することを
目的とする。
【0006】
上記上記課題を解決する本考案の視野角測定装置は、コリメート光を発するコ
リメート光発光部と、このコリメート光発光部から発せられた光のスクリーン上
の反射点を中心とする円弧状の軌跡を移動可能であり、前記コリメート光発光部
から発せられスクリーンで反射した反射光を受光する受光部と、前記コリメート
光発光部と受光部とが上下に重なる位置でコリメート光発光部の光軸と受光部の
光軸とがなす角度の2等分線がスクリーンに対して正しく直交するように調整す
るための直交度調整手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2は、透過式スクリーンの視野角を測定する場合のものである。この場
合は、コリメート光発光部が受光部と反対側に配置される。
【0008】
上記構成において、直交度調整手段により視野角測定装置本体のスクリーンに
対する位置のセッテイングを行う。これにより、コリメート光発光部および受光
部のスクリーンに対する光学的に正しい位置関係が設定される。そして、受光部
を円弧状の軌跡で移動させつつ測定を行う。受光部の円弧状の軌跡の各位置にお
いて、コリメート光発光部から発せられたコリメート光は、スクリーンで反射し
受光部で受光される。この場合、受光部のスクリーンに対する傾き角が大きくな
るにつれて、受光部の出力は低下する。受光部の出力がある一定値まで低下した
時の受光部のスクリーンに対する傾き角を視野角とする。
【0009】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1〜図6において、符号
10は本考案一実施例の視野角測定装置を示す。視野角測定装置10は、図6に
も示すように、装置本体11を三脚12上に設け、装置本体11の前面に直交度
調整用プレート13を取り付け、この直交度調整用プレート13の四隅にスクリ
ーン14との間の一定距離を確認するための距離センサ15を取り付けている。
装置本体11の内部には、コリメート光発光部16および受光部17が設けられ
ている。前記コリメート光発光部16は、直交度調整用プレート13にほぼ直交
する位置で固定され、可視光を発する半導体レーザまたは発光ダイオード等の光
源18および光源18が発した発散光をコリメート光(平行光)にするコリメー
タレンズ19を備えている。前記受光部17は、図2に示すように上下方向の位
置関係としては、コリメート光発光部16から発せられた光のスクリーン14で
反射した反射光を受光する位置にあり、反射光を収束する収束レンズ20および
収束された光を検出する光セン21を備えている。コリメート光発光部16およ
び受光部17の光軸はスクリーン14に対して直角ではないが、わずかの角度は
視野角測定上特に問題ない。前記受光部17は、コリメート光発光部16から発
せられた光のスクリーン14上の反射点Pを中心として円弧状をなすレール22
上を移動するキャリッジ23上に設けられている。キャリッジ23は、装置本体
11側に固定した円弧状のラック24とかみ合うピニオン25、ピニオン25を
駆動するモータ26、レール22上を転動する走行ローラ27、これと反対側の
走行ローラ28を備え、さらに、走行ローラ28の軸28aに回転部が連結され
た磁気式ロータリエンコーダ29を備えている。磁気式ロータリエンコータ29
は、走行ローラ28の回転の検出により受光部17の移動距離を検出して受光部
17のスクリーン14に対する傾き角を検出するために用いる。
【0010】
前記距離センサ15は、図4に示すように発光素子31と2つのエレメント3
2a、32bからなる2分割式受光素子32とを互いに傾斜した角度で対称的に
向き合わせて配置し、前記2分割式受光素子32の2つのエレメント32a、3
2bの出力の差を取るコンパレータ33を備えている。
【0011】
次に上記の視野角測定装置10によるスクリーン14の視野角測定の要領を説
明する。まず、装置本体11をスクリーン14に対して正しくセッテイングする
このセッティングは、直交度調整用プレート13の四隅の距離センサ15とスク
リーン14との間の距離がすべて等しくなるように調整することで行う。図4に
おいて、スクリーン14が実線位置にある時の距離センサ15との距離aが設定
すべき距離であり、この状態で2分割式受光素子32の2つのエレメント32a
、32bは発光素子31からの光を均等に受光し、両出力は等しくなる。一方、
スクリーン14が破線で示す位置にある時は、一方のエレメント32a側の出力
が大となり、またスクリーン14が2点鎖線で示す位置にある時は他方のエレメ
ント32b側の出力が大となる。すなわち、図5に示すように、コンパレータ3
3の出力が零の時に正しい設定距離aにあり、出力がプラス側に大きくなれば遠
すぎ、マイナス側に大きくなれば近すぎることになる。
【0012】
次いで、モータ26を駆動しキャリッジ23を走行させて、受光部17をレー
ル22に沿う円弧状の軌跡で連続的に移動させると、スクリーン14で反射した
反射光を受光する光センサ21の出力は、スクリーン14に対する傾き角θが大
きくなるにつれて小さくなる。この傾き角θは、ロータリエンコーダ29により
検出される。この光センサ21の出力がある一定値まで低下した時の傾き角θを
視野角とする。視野角θを定める光センサ21出力のある一定値は、実験により
定める。
【0013】
次に、透過型スクリーンの視野角を測定する場合の実施例を図7に示す。図7
において、符号14Aは透過型スクリーンを示す。装置本体11Aにスクリーン
14Aの反対側に側方から回り込むアーム40を固定し、このアーム40にコリ
メート光発光部16を取り付ける。コリメート光発光部16自体は、前述の実施
例と同じであり、その光軸は直交度調整用プレート15に直交する。装置本体1
1Aの内部構造は、コリメート光発光部がない点を除けば図1〜図3に示したも
のとほぼ同様であるが、この場合は受光部17とコリメート光発光部16Aとの
干渉の問題がないので、受光部17の光軸およびコリメート光発光部16の光軸
を水平方向の同一平面上に設定できる。したがって、受光部17がスクリーン1
4Aの正面にある時はコリメート光発光部16と受光部17とが一直線をなす。
【0014】
なお、本考案の視野角測定装置は、投写型テレビジョンのスクリーンに限らず
、その他のスクリーンについての視野角測定にも使用できる。
【0015】
本考案によれば、受光部がスクリーン上の一点を中心として正しく円弧状の軌
跡で回動するから、装置本体を移動させながら測定する必要はなく、測定位置の
設定を容易にかつ正確に行うことができ、またスクリーンに対する受光部の傾き
角を正確に検知することができる。したがって、測定操作が容易であり、かつ精
密な測定を行うことができる。
【0016】
コンパクトで可搬型とすることができ、かつ、上記の通り測定操作が容易であ
るから、例えば投写型テレビジョンを設置する現場でのチェックが容易になり、
そのスクリーンに合ったプロジェクタの調整を行うことが可能となる。
【0017】
請求項4の直交度調整手段によれば、発光素子と2分割式受光素子とコンパレ
ータとによるきわめて簡単な構成で、装置本体のスクリーンに対する正確なセッ
テイングを行うことが可能となる。
【図1】本発明の一実施例の視野角測定装置の一部切り
欠き平面図である。
欠き平面図である。
【図2】同視野角測定装置の側面図である。
【図3】図2における受光部近傍の拡大図である。
【図4】上記直交度調整手段としての距離センサの構成
説明図である。
説明図である。
【図5】距離センサの作用を説明するもので、コンパレ
ータ出力の図である。
ータ出力の図である。
【図6】視野角測定装置の外観を示す斜視図である。
【図7】他の実施例の視野角測定装置を示す一部切り欠
き平面図である。
き平面図である。
【図8】従来の視野角測定方法の説明図である。
【図9】従来の他の視野角測定方法の説明図である。
10 視野角測定装置
11、11A 装置本体
13 直交度調整用プレート
14、14A スクリーン
15 距離センサ
16 コリメート光発光部
17 受光部
22 レール
23 キャリッジ
31 発光素子
32 2分割式受光素子
33 コンパレータ
Claims (4)
- 【請求項1】 コリメート光を発するコリメート光発光
部と、このコリメート光発光部から発せられた光のスク
リーン上の反射点を中心とする円弧状の軌跡を移動可能
であり、前記コリメート光発光部から発せられスクリー
ンで反射した反射光を受光する受光部と、前記コリメー
ト光発光部と受光部とが上下に重なる位置でコリメート
光発光部の光軸と受光部の光軸とがなす角度の2等分線
がスクリーンに対して正しく直交するように調整するた
めの直交度調整手段とを備えたことを特徴とするスクリ
ーンの視野角測定装置。 - 【請求項2】 コリメート光を発するコリメート光発光
部と、このコリメート光発光部から発せられた光のスク
リーン上の透過点を中心とする円弧状の軌跡を移動可能
であり、前記コリメート光発光部から発せられスクリー
ンを透過した透過光を受光する受光部と、前記コリメー
ト光発光部と受光部とが一直線上に並ぶ位置でその直線
がスクリーンに対して正しく直交するように調整するた
めの直交度調整手段とを備えたことを特徴とするスクリ
ーンの視野角測定装置。 - 【請求項3】 前記直交度調整手段は、装置本体の前面
に取り付けた前記2等分線または直線と直交する直交度
調整用プレートの少なくとも3箇所に、スクリーンとの
間の一定距離を確認するための距離センサを設けたこと
を特徴とする請求項1または2記載のスクリーンの視野
角測定装置。 - 【請求項4】 前記距離センサは、発光素子と2分割式
受光素子とを互いに傾斜した角度で対称的に向き合わ
せ、前記2分割式受光素子の2つのエレメントの出力の
差を取るコンパレータを設けて構成したことを特徴とす
る請求項3記載のスクリーンの視野角測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3960991U JP2552201Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | スクリーンの視野角測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3960991U JP2552201Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | スクリーンの視野角測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126138U true JPH04126138U (ja) | 1992-11-17 |
JP2552201Y2 JP2552201Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=31920863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3960991U Expired - Lifetime JP2552201Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | スクリーンの視野角測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552201Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007271350A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Fujifilm Corp | 平面表示型ディスプレイの基準平面設定方法及び視野角測定方法 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3960991U patent/JP2552201Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007271350A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Fujifilm Corp | 平面表示型ディスプレイの基準平面設定方法及び視野角測定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2552201Y2 (ja) | 1997-10-29 |
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