JP4074967B2 - レーザー照射装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は回転レーザー装置に係わり、特に、本体の傾き方向が、対象反射体の方向と一致させることのできる回転レーザー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の基準平面を形成するための回転レーザー装置は、水平面を形成する他に目標地点を検出し、往復レーザー走査及びレーザーポイントで視認性を高めたり、傾斜された傾斜基準面を形成するために使用されている。
【0003】
この目標地点には、位置検出のためにレーザー光を反射させる対象反射体が設置されている。回転レーザー装置から回転照射されたレーザー光が、対象反射体に当たると、レーザーは装置に向けて反射され、反射されたレーザー光により対象反射体の位置を装置本体が検知する。
【0004】
図10により、装置本体の構造を説明する。
【0005】
発光部162により発光されたレーザー光は、回転照射部13にあるペンタプリズム18により、直角方向に曲げられ平面上に回転照射される。照射されたレーザー光は、目標地点に設けられた対象反射体168により装置に向けて反射される。反射レーザー光は、再び回転照射部13にあるペンタプリズム18により入射し、ハーフミラー103(又は、穴明きミラー)で反射され受光部104に向かう様に構成されている。
【0006】
ここで発光部162は、発光ダイオード101と、コリメータレンズ102と、ハーフミラー103とから構成されている。そして、受光部104は、コンデンサレンズ110と、第2の受光部114と、反射光検出回路116とから構成されている。
【0007】
反射光検出部164で受光されたレーザー光は、反射光検出回路116で検出される。反射光検出回路116からの検出信号と、回転照射部13の回転位置を示すエンコーダー105の信号とにより、制御部117は対象反射体168の方向を算出し、例えば、走査駆動部165により走査モータ15を制御してレーザー光を対象反射体に向ける様になっている。
【0008】
対象反射体168の方向に傾斜面を形成する場合には、反射光検出回路116からの検出信号とエンコーダー105からの信号とから、対象反射体168の方向及び本体の方向を算出し、方向が一致する様に本体を回転させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のレーザー装置では、回転照射部13に連動したエンコーダからの信号に基づいて、間接的にレーザー光の照射方向を検出している。そのため、回転照射部13から照射されるレーザー方向とエンコーダーからの出力とは、正確に一致している必要がある。
【0010】
ところが可動部分には、ある程度のガタがあり、そして、このガタは必要なものである。
【0011】
このため、水平方向に回転照射部13のガタがあると、図11の様に移動して照射光の平行ズレAを招いてしまう。また回転照射部13が傾くと、図12の様にペンタプリズム18が傾き、回転方向のズレBを生じる。この平行ズレAと回転方向のズレBとにより、エンコーダの信号と実際のレーザー光の出射方向に誤差が生じ一致しなくなるという問題点があった。
【0012】
一般的な工事では、このレーザー光で作成された基準平面、傾斜面に基づいて数百mの範囲で実施されるので、僅かな誤差でも被害が増大するという問題点があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の傾斜測量装置は、本体装置をターゲット中心方向に正確に向けるアライメント精度には、種々の誤差要因があることが知られている。
【0014】
固定部では、調整された状態では外的作用がない限り誤差要因はないと仮定できるから、誤差要因となるのは、略、回転可動部分のガタである。例えば、回転照射部が水平に移動すると、照射光の平行ズレが生じることになる。また、回転部分が傾くと、レーザー光を傾斜面に反射するペンタプリズムが傾き、回転方向の誤差を生じることになる。
【0015】
これらの誤差により、所定方向に対してズレ方向に傾斜面が形成される。一般的に、このレーザー光で作られた基準平面に基づいて数百メートルの範囲の工事を行うため、僅かな誤差でも影響が大きくなるという問題点がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題に鑑み案出されたもので、レーザー照射装置であって、レーザー光を発するための発光部と、この発光部からのレーザー光を平面に回転照射させるための回転照射部と、前記装置本体に設けられ、所定の回転位置で前記回転照射部からのレーザー光の少なくとも一部を受光するための第1の受光部と、対象反射体から反射されるレーザー光を検出するための第2の受光部と、前記第1の受光部と該第2の受光部との検出信号に基づいて、前記対象反射体の方向と第1の受光手段に入力がある状態の方向との誤差を検出するための演算手段とから構成されている。
【0017】
また本発明は、レーザー照射装置であって、レーザー光を発するための発光部と、この発光部からのレーザー光を平面に回転照射させるための回転照射部と、前記装置本体に設けられ、所定の回転位置で前記回転照射部からのレーザー光の少なくとも一部を受光するための第1の受光部と、対象反射体から反射されるレーザー光を検出するための第2の受光部と、前記回転照射部の回転位置を検出するためのエンコーダと、前記第1の受光部と前記第2の受光部と該エンコーダとの検出信号に基づいて、前記対象反射体の方向と第1の受光手段に入力がある状態の方向との誤差を検出するための演算手段とから構成されている。
【0018】
そして本発明は、回転照射部からのレーザー光を、ミラーを介して受光する構成にすることもできる。
【0019】
更に本発明のミラーは、ハーフミラーにすることもできる。
【0020】
また本発明の第1の受光部は、第1のセンサと第2のセンサとから構成することもできる。
【0021】
そして本発明の第1の受光部の受光光路には、スリットを形成することもできる。
【0022】
更に本発明は、レーザー照射装置であって、レーザー光を発するための発光部と、この発光部からのレーザー光を平面に回転照射させるための回転照射部と、前記装置本体に設けられ、所定の回転位置で前記回転照射部からのレーザー光の少なくとも一部を受光するための第1の受光部と、対象反射体から反射されるレーザー光を検出するための第2の受光部と、前記第1の受光部と該第2の受光部との検出信号に基づいて、前記対象反射体の方向と第1の受光手段に入力がある状態の方向との誤差を検出するための演算手段と、この演算手段の出力信号に基づいて、装置本体を回動させるための回動手段とから構成されている。
【0023】
【発明の実施の形態】
以上の様に構成された本発明は、レーザー照射装置であって、発光部がレーザー光を発し、回転照射部が、発光部からのレーザー光を平面に回転照射させ、装置本体に設けられた、第1の受光部が、所定の回転位置で回転照射部からのレーザー光の少なくとも一部を受光し、第2の受光部が、対象反射体から反射されるレーザー光を検出し、演算手段が、第1の受光部と第2の受光部との検出信号に基づいて、対象反射体の方向と第1の受光手段に入力がある状態の方向との誤差を検出する様になっている。
【0024】
また本発明は、レーザー照射装置であって、発光部がレーザー光を発し、回転照射部が、発光部からのレーザー光を平面に回転照射させ、装置本体に設けられた、第1の受光部が、所定の回転位置で回転照射部からのレーザー光の少なくとも一部を受光し、第2の受光部が、対象反射体から反射されるレーザー光を検出し、エンコーダが、回転照射部の回転位置を検出し、演算手段が、第1の受光部と第2の受光部とエンコーダとの検出信号に基づいて、対象反射体の方向と第1の受光手段に入力がある状態の方向との誤差を検出する様になっている。
【0025】
そして本発明は、回転照射部からのレーザー光を、ミラーを介して受光することもできる。
【0026】
更に本発明のミラーをハーフミラーにすることもできる。
【0027】
また本発明の第1の受光部は、第1のセンサと第2のセンサとから構成することもできる。
【0028】
そして本発明の第1の受光部の受光光路には、スリットを形成することもできる。
【0029】
更に本発明は、レーザー照射装置であって、発光部がレーザー光を発し、回転照射部が、発光部からのレーザー光を平面に回転照射させ、装置本体に設けられた、第1の受光部が、所定の回転位置で回転照射部からのレーザー光の少なくとも一部を受光し、第2の受光部が、対象反射体から反射されるレーザー光を検出し、演算手段が、第1の受光部と第2の受光部との検出信号に基づいて、対象反射体の方向と第1の受光手段に入力がある状態の方向との誤差を検出し、回動手段が、演算手段の出力信号に基づいて、装置本体を回動させることができる。
【0030】
【実施例】
【0031】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0032】
「原理」
【0033】
そこで図4及び図9に示す様に、ペンタプリズム18と対象反射体168との間にミラー100を形成し、集光レンズ200を介して、受光手段300にレーザー光を導く様に構成する。
【0034】
従って、ペンタプリズム18からの出射レーザー光が所定の方向と一致する場合には、図5に示す様に鉛直下方にレーザー光が照射され、受光手段300の中央に入射する。しかしながらペンタプリズム18からの出射レーザーが一致しない場合には、レーザー光も傾いて、受光手段300から離れた位置に入射される。
【0035】
以上の様に構成された場合には、受光手段300に入力がある状態が、ペンタプリズム18から照射される方向と、本体4の傾き方向とが一致した場合である。
【0036】
次に、図6に示す様に、受光手段300に2分割センサ310を使用することもできる。この2分割センサ310は、第1センサ311と、第2センサ312とから構成されている。
【0037】
なお、この受光手段300は、第1の受光部に該当するものである。
【0038】
この2分割センサ310の出力信号は、図8に示す様な波形となり、第1センサ311の出力と、第2センサ312の出力とを差し引けば、連続した波形が得られ、このゼロクロス点が、ペンタプリズム18のゼロ基準位置となる。
【0039】
即ち、このゼロ基準位置が、ペンタプリズム18から照射される方向と、本体4の向き方向とが一致する場合である。
【0040】
なお、2分割センサ310は、図7に示す様に、一体型のセンサ320を使用することもできる。
【0041】
またミラー100は、ハーフミラーを使用することもできる。
【0042】
「実施例」
【0043】
この自動で傾斜設定する回転レーザー装置1000は、レーザー光を照射するためのレーザー投光部10と、レーザー光を基準平面に回転照射するための回転照射部13と、傾斜を設定するための傾斜設定部と、傾斜方向を検知するための方向検知手段と、装置本体を傾斜方向に向けるための回動部とから構成されている。
【0044】
図1に示す様に、レーザー投光部10は、球面(又はジンバル)構造で支持されており、鉛直上方にレーザー光を照射している。レーザー投光部10の上部には、回転照射部13が設けられ、レーザー光が基準平面上に回転照射されている。なお、この回転照射部13は、走査モータ15により回転又はスキャン(往復走査)されている。
【0045】
レーザー投光部10は、傾斜モータ31が駆動する傾斜設定部の上下機構によって、直交する2方向に伸びるアーム25を上下させることにより、1方向又は2方向に傾斜可能となっている。また、傾斜設定部は、レーザー投光部10を整準するための整準部としても機能する様になっている。即ち、装置本体4に設けられた傾斜センサー20及び傾斜センサ21からの信号に基づいて水平に整準される様に構成されている。
【0046】
図2は、本実施例の回転レーザー装置1000の光学的及び電気的を示すもので、本体4は、発光部162と、回動部163と、反射光検出部164と、走査駆動部165と、発光素子駆動部166と、制御部117と、回動駆動部169とから構成されている。
【0047】
発光部162は、レーザーダイオード101と、コリメータレンズ102と、孔空きミラー103とから構成されている。レーザーダイオード101から射出されたレーザー光は、コリメータレンズ102で平行光束にされ、孔空きミラー103を透過して回動部163に射出される様に構成されている。
【0048】
受光部104は、コンデンサレンズ110と、第2の受光部114と、反射光検出回路116とから構成されている。
【0049】
またレーザーダイオード101は、発光素子駆動部166により変調が施され、レーザーダイオード101から発光されるレーザー光は、外部光と識別可能にされている。
【0050】
回動部163は、発光部162から入射されたレーザー光線を水平方向に射出走査させるためのものであり、ペンタプリズム18と、このペンタプリズム18を駆動するための走査モータ15と、ペンタプリズム18の回転位置を検出するためのエンコーダ105とから形成されている。
【0051】
ペンタプリズム18は、発光部162から入射されたレーザー光線を、90度偏向させて水平方向に射出させるためのもので、発光部162の光軸を中心に回転自在に支持されている。
【0052】
反射光検出部164は、コンデンサレンズ110と、第2の受光部114と、反射光検出回路116とから構成されている。
【0053】
第2の受光部114は、対象反射体168からの反射光を受光し、反射光検出回路116に送出する様に構成されている。
【0054】
ここで、対象反射体168を説明する。
【0055】
対象反射体168は、回動部163から射出されたレーザー光を、反射し、再び回動部163に向かわせるためのものである。
【0056】
図3の(A)に示す様に、対象反射体168は、反射層122を基板121の両幅端部に形成し、反射層を122を2つにしたものである。対象反射体168からの反射であることを識別しやすくするためである。
【0057】
この対象反射体168をレーザー光が走査すると、図3の(B)に示す様に、中間部が抜けた2つのパルス状となる。従って、この反射パルス光は、回動部163のペンタプリズム18に入射した後、孔空きミラー103で反射されて90度偏向し、反射光検出部164に入射する様に構成されている。
【0058】
制御部117は、反射光検出回路116の受信信号とエンコーダ105の検出信号とから、受光信号の重心位置、即ち、対象反射体168の中心を演算するためのものである。
【0059】
回動駆動部169は、制御部117で演算された重心位置に基づいて、回動モータ160を駆動して対象反射体168の方向に向く様に本体4を回転させるものである。
【0060】
次に本実施例の作用を説明する。
【0061】
本体4はの整準作業が完了した後、走査モータ15により回転照射部13を駆動させ、発光部162からのレーザー光を水平面内に走査する。
【0062】
図2に示す様に、発光部162から照射されたレーザー光は、回転照射部13のペンタプリズム18を平面に回転照射させる。平面上にある対象反射体168から反射されたレーザー光は、再び回転照射部13から入射し、穴明きミラー103で反射される。
【0063】
反射された対象反射体168からレーザー光は、第2の受光部114の受光素子で受光され、反射光検出回路116により検出される。
【0064】
回転照射部13から照射されたレーザー光の一部は、所定の方向(又は傾斜設定方向)に設けられた第1の受光部300に受光される。
【0065】
制御部117は、回転照射部13の回転位置を示すエンコーダの出力信号と、第1の受光部300と第2の受光部114との出力信号とから、対象反射体168の位置と本体装置の傾斜方向を算出する。制御部117は、方向が一致していないと判断した場合には、ズレ誤差を補正する様に、回動駆動部169を制御し、回動モータを駆動して対象反射体168の方向に向く様に本体を回転させる。
【0066】
なお、この回動モータ160が、回動手段に該当するものである。
【0067】
対象反射体168の方向と本体装置の傾斜方向が一致すると回動は停止する。傾斜方向が一致した後、傾斜設定がなされる。
【0068】
従って本体4が、前記対象反射体168に正体した状態で高度角θを設定し、走査モータ15を駆動してレーザー光を走査させれば、目標に対して高度角θだけ傾斜した基準面が形成される。
【0069】
次に、図6に示す様に、ペンタプリズム18と対象反射体168との間にミラー100を形成し、集光レンズ200を介して、2分割センサ310にレーザー光を導く様に構成する。この2分割センサ310は、第1センサ311と、第2センサ312とから構成されている。
【0070】
この2分割センサ310の出力信号は、図8に示す様な波形となり、第1センサ311の出力と、第2センサ312の出力とを差し引けば、連続した波形が得られ、このゼロクロス点が、ペンタプリズム18のゼロ基準位置となる。
【0071】
なお、2分割センサ310は、図7に示す様に、一体型のセンサ320を使用することもできる。
【0072】
以上の様に構成された本実施例は、装置4が対象反射体168と正体した時、ペンタプリズム18と対象反射体168との間にミラー100を挿入し、このレーザー光を取り入れることにより、本体4の傾き方向を一致させ、回転照射部13の誤差をキャンセルするものである。
【0073】
本実施例は、回転照射部13から照射される照射方向と、本体4の傾き方向とが一致した場合のみ、レーザー光が、2分割センサ310に受光する構成となっているので、反射光であることを認識するための制御部117の出力信号と、2分割センサ310の出力信号とが一致すれば、装置4の傾き方向は、対象反射体168の方向と一致することになる。
【0074】
即ち本実施例は、制御部117の出力信号と2分割センサ310の出力信号とが一致したとき、本体の傾き方向は、対象反射体の方向と一致すると判断する判断手段を備える構成にすることもできる。
【0075】
なお、2分割センサ310は受光手段に該当するものであり、2分割によるゼロクロス点を正確に把握できる効果があり、高精度の検出が可能となる。
【0076】
また図7に示す様に、受光手段までの光路上にスリットを設け、所定方向のみを受光する様にすれば、受光位置が限定され、1個の受光素子でも精度の高い検出が可能である。
【0077】
【効果】
以上の様に構成された本発明は、レーザー照射装置であって、レーザー光を発するための発光部と、この発光部からのレーザー光を平面に回転照射させるための回転照射部と、前記装置本体に設けられ、所定の回転位置で前記回転照射部からのレーザー光の少なくとも一部を受光するための第1の受光部と、対象反射体から反射されるレーザー光を検出するための第2の受光部と、前記第1の受光部と該第2の受光部との検出信号に基づいて、前記対象反射体の方向と第1の受光手段に入力がある状態の方向との誤差を検出するための演算手段とから構成されているので、本体の傾き方向を一致させ、回転照射部の誤差をキャンセルすることができるという効果がある。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を説明する図である。
【図2】本発明の実施例の光学的及び電気的構成を説明する図である。
【図3】対象反射体168を説明する図である。
【図4】本実施例の原理を説明する図である。
【図5】本実施例の原理を説明する図である。
【図6】本実施例の原理を説明する図である。
【図7】本実施例の原理を説明する図である。
【図8】本実施例の原理を説明する図である。
【図9】本実施例の原理を説明する図である。
【図10】従来技術を説明する図である。
【図11】従来技術を説明する図である。
【図12】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
1000 回転レーザー装置
4 本体
10 レーザー投光部
13 回転照射部
15 第1のモータ
18 ペンタプリズム
20 傾斜センサ
21 傾斜センサ
25 アーム
31 第2のモータ
101 レーザーダイオード
102 コリメータレンズ
103 孔空きミラー
105 エンコーダ
108 インデックス
100 ミラー
110 コンデンサレンズ
114 受光器
117 制御部
121 基板
122 反射層
160 回動モータ
162 発光部
163 回動部
164 反射光検出部
165 走査駆動部
166 発光素子駆動部
168 対象反射体
169 回動駆動部
200 集光レンズ
300 受光手段
310 2分割センサ
311 第1センサ
312 第2センサ

Claims (7)

  1. レーザー照射装置であって、レーザー光を発するための発光部と、この発光部からのレーザー光を平面に回転照射させるための回転照射部と、
    前記装置本体に設けられ、所定の回転位置で前記回転照射部からのレーザー光の少なくとも一部を受光するための第1の受光部と、対象反射体から反射されるレーザー光を検出するための第2の受光部と、前記第1の受光部と該第2の受光部との検出信号に基づいて、前記対象反射体の方向と第1の受光手段に入力がある状態の方向との誤差を検出するための演算手段とから構成されているレーザー照射装置。
  2. レーザー照射装置であって、レーザー光を発するための発光部と、この発光部からのレーザー光を平面に回転照射させるための回転照射部と、
    前記装置本体に設けられ、所定の回転位置で前記回転照射部からのレーザー光の少なくとも一部を受光するための第1の受光部と、対象反射体から反射されるレーザー光を検出するための第2の受光部と、前記回転照射部の回転位置を検出するためのエンコーダと、前記第1の受光部と前記第2の受光部と該エンコーダとの検出信号に基づいて、前記対象反射体の方向と第1の受光手段に入力がある状態の方向との誤差を検出するための演算手段とから構成されているレーザー照射装置。
  3. 回転照射部からのレーザー光を、ミラーを介して受光する請求項1又は2記載のレーザー照射装置。
  4. 前記ミラーは、ハーフミラーである請求項3記載のレーザー照射装置。
  5. 第1の受光部は、第1のセンサと第2のセンサとから構成されている請求項1〜4記載の何れか1つであるレーザー照射装置。
  6. 第1の受光部の受光光路にスリットが形成されている請求項1〜5記載の何れか1つであるレーザー照射装置。
  7. レーザー照射装置であって、レーザー光を発するための発光部と、この発光部からのレーザー光を平面に回転照射させるための回転照射部と、
    前記装置本体に設けられ、所定の回転位置で前記回転照射部からのレーザー光の少なくとも一部を受光するための第1の受光部と、対象反射体から反射されるレーザー光を検出するための第2の受光部と、前記第1の受光部と該第2の受光部との検出信号に基づいて、前記対象反射体の方向と第1の受光手段に入力がある状態の方向との誤差を検出するための演算手段と、この演算手段の出力信号に基づいて、装置本体を回動させるための回動手段とから構成されているレーザー照射装置。
JP08505598A 1998-03-15 1998-03-15 レーザー照射装置 Expired - Fee Related JP4074967B2 (ja)

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