JPH04125828A - カード状情報記憶媒体の製造方法 - Google Patents

カード状情報記憶媒体の製造方法

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JPH04125828A
JPH04125828A JP24371090A JP24371090A JPH04125828A JP H04125828 A JPH04125828 A JP H04125828A JP 24371090 A JP24371090 A JP 24371090A JP 24371090 A JP24371090 A JP 24371090A JP H04125828 A JPH04125828 A JP H04125828A
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JP
Japan
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layer
storage medium
information storage
transparent substrate
card
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Pending
Application number
JP24371090A
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English (en)
Inventor
Kazumi Nagano
和美 長野
Yoshihiro Ogawa
善広 小川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカード状情報記憶媒体の製造方法に関し、特に
ハードコートを施した光カードの製造方法に関するもの
である。
[従来の技術] 近年、社会の情報化が進み、多種多様の情報を効率良く
取扱う手段として、光ディスク、光カード、光テープ等
の光学的情報の記録又は再生を行なう情報記憶媒体及び
情報の記録再生装置が多く提案されている。
前記情報記憶媒体には、二値化された情報が反射率の変
化、ビット(穴)の有無の様な表面形状の変化に伴なう
反射光強度の変化、磁気光学効果による偏光面の変化を
強度変化に変換して検出できるものがある。前述した情
報記憶担体の特徴としては、記録密度が高(、且つ非接
触で記録再生が可能なために、寿命が長い等の優れた点
がある。
そして、携帯性に優れ、且つ大きさに比べて大容量であ
るカード状の情報記憶担体(以下、光カードする。)に
ついても最近盛んに研究、開発されており、提案もされ
始めている。
以下、その光カードについて説明する。光カードの用途
としては、情報を大量に記録でき、且つ携帯性に優れて
いるという点を生かした、各個人で持てる情報担体とし
て、医療カルテカードな始め、クレジットカード、キャ
ッシュカード、バンクカード、身分証明書、運転免許書
等IDカードなどへの多岐にわたる実用化が期待されて
いる。
しかし、光カードは光学的に記録・再生を行う情報記憶
担体であるため、光の通過する透明基板、及びその表面
の欠陥は致命的であり、特に、個人情報を大量に記録し
たカードを携帯して使用するために、携帯中にカードの
表面に傷がつき、再生不可能となることがもっとも懸念
されている。このために、透明基板の表面の耐摩耗性を
上げることは必要欠(べからざる開発項目であり、これ
までも多(の提案がなされている。
これまでの提案では、例えば実開昭54−179104
号公報、実公昭60−37700号公報、特開昭63−
23236号公報等に開示されているように、樹脂基板
に溶剤に溶解した樹脂を塗布、硬化し、ハードコート層
を設けることが主流であった。この塗布方法としては、
ロールコータ−塗布、スピナー塗布、ディッピング塗布
方法等があげられる。しかし、これらの方法は、いずれ
も湿式タイプであるためにゴミ等が付着しやすく、また
溶剤を均一化して塗布するための溶剤の管理が大変に面
倒な上、さらにカード裏面への塗布時の溶剤のまわりこ
みゃ端面のダレの問題があり、歩留りがなかなか向上し
なかった。又、特に、PMMA基板へのハードコート層
の密着性については、ハガレが生じやすい問題があった
一方、ハードコート層を設ける乾式の方法としては、特
開昭62−129952号公報のように、ハードコート
に透明硬質膜、具体的にはガラース薄膜を示唆している
が、を用いた形式のものもある。この様な透明硬質膜を
ハードコート層に用いた場合には、表面の硬度はあるが
、可撓性がないために、ディスク形状なら問題はないが
、カード状媒体に使用した場合、ユーザーの使い方によ
ってはズボンのポケット等に入れた時、座り方によって
は曲がりや折れが生じカードが破損しやすく、そのため
にズボンが破ける様な危険性があるため、実用上、不具
合な点が生じた。
また、製造時に、ガラス薄膜タイプであるためにロール
状にすることができず、枚葉処理をしなければならず、
生産能力が低い欠点がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、この様な従来技術の欠点を改善するためにな
されたものであり、透明基板上に透明な光硬化型のシー
ト状樹脂層を重ね合せ、これを光硬化してハードコート
層を設けることにより、表面が高硬度で可撓性のあるカ
ード状情報記憶媒体を効率よく提供することを目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段] 即ち、本発明は、透明基板のグルーブ面上に記録層を形
成し、その上に保護層を設けたカード状情報記憶媒体の
製造方法において、前記透明基板のグルーブ面の反対側
に透明な光硬化型のシート状樹脂層を重ね合せた後、光
硬化させてハードコート層を形成することを特徴とする
カード状情報記憶媒体の製造方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の製造方法により得られたカード状情報
記憶媒体の代表的な例を示す説明図である。同第1図に
おいて、本発明のカード状情報記憶媒体は、表面にプリ
グルーブ部1aを有する透明基板1のグルーブ面の反対
側に、透明な光硬化型のシート状樹脂層を重ね合わせ光
硬化してハードコート層2を設け、プリグルーブ部la
上に記録層4を形成し、その記録層4の上に接着層6を
介して保護層のウラ基板5を貼り合わせてなるものであ
る。
次に、第2図(a)〜(c)は本発明のカード状情報記
憶媒体の製造方法の一例を示す工程図である。同図にお
いて、先ず、表面にプリグルーブ部1aを有する透明基
板1のプリグルーブ部la上に記録層4を形成し、その
記録層4の上に接着層6を介してウラ基板5を貼り合わ
せて情報記憶媒体を得る(第2図(a)参照)。
次いで、透明基板1のプリグルーブ部1aの反対側に、
透明な光硬化型のシート状樹脂層7を重ね合わせ、光8
を照射する(第2図(b)参照)。
光8を照射することにより、シート状樹脂層7は光硬化
して透明基板1に密着しハードコート層2が形成され、
カード状情報記憶媒体を得ることができる(第2図(c
)参照)。
第3図(a)〜(d)は本発明のカード状情報記憶媒体
の製造方法の他の例を示す工程図である。同図において
、先ず、表面にプリグルーブ部1aを有する透明基板1
のプリグルーブ部1aの反対側に、透明な光硬化型のシ
ート状樹脂層7を重ね合わせ、光8を照射する(第3図
(a)、(b)参照)。
光8を照射することにより、シート状樹脂層7は光硬化
して透明基板1に密着しハードコート層2が形成される
(第3図(C) 参照)。次に、ハードコート層2が形
成された透明基板1のプリグルーブ部la上に記録層4
を形成し、その記録層4の上に接着層6を介してウラ基
板5を貼り合わせることにより、カード状情報記憶媒体
を得ることができる(第3図(d)参照)。
本発明において、シート状樹脂層としては、透明な光硬
化型の樹脂が用いられ、例えば高粘度の紫外線硬化型樹
脂をフィルム状にしたものが好ましい。また、記録再生
に不都合のない光学特性を持つものが好ましく、例えば
エポキシ樹脂系透明フィルム等が挙げられる。
本発明において、透明基板としては光学的な記録・再生
に於いて不都合の少ないものが好ましく、また使用する
光に対して透過率の高いものであればよい。例えば、ガ
ラス、アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、ビニル系樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリイ
ミド系樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリオレフィン樹脂
、ポリアミド樹脂、セルロース誘導体などを用いること
ができる。
記録層には、光エネルギーによって情報の記録を行うこ
とができるものであれば広範囲のものが用いられ、例え
ば有機色素ではシアニン等のポリメチン系染料、ナフト
キノン系染料又はフタロシアニン系の顔料等を挙げるこ
とができる。
無機材料としては、金属、半金属等で、例えばBi、 
Sn、 Te等の低融点物質又はこれにAs、 Se、
 S。
O,C等を結合した複合化合物や相変化による記録可能
なTe  TeOx系や光学濃度変化による記録可能な
ハロゲン化銀等が挙げられる。
本発明において、接着層には記録層と反応しないもので
、記録層の機能を劣化させないものが用いられ、例えば
ホットメルトタイプのエチレン−酢酸ビニル共重合体及
びその変性樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合
体、酢酸ビニル−アクリレート共重合体、ポリイミド系
樹脂、エポキシ系樹脂等が挙げられる。
ウラ基板は、ガラス、プラスチック、金属等あらゆる材
料の使用が可能であるが、好ましくは透明基板と同じ材
質のものが好ましい。
[実施例] 以下、実施例を示し本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1 厚さ 0.4mmのプリグルーブ付ポリメチルメタクレ
ート基板のプリグルーブ側に下記の一般式(I)の色素
を2−ブタノンに溶解した溶液をスピナー塗布して厚さ
約900人の記録層を形成した。
(I) その上に接着剤(エチレン−酢酸ビニル共重合体)を介
して、厚さ0.3ma+のポリカーボネート裏基板を貼
り合わせた。
次に、厚さ10μの光硬化性樹脂0P−2050フイル
ムタイプ(電化工業■製)シートを重ね合わせ、ランプ
パワー80W/c+a、試料−ランプ距離16cm、送
り速度1 m/+inの条件下で光硬化させてハードコ
ート層を設け、カード状情報記憶媒体を得た。
実施例2 厚さ0.3mmのプリグルーブ付ポリカーボネートフィ
ルム基板のプリグルーブ側と反対側に、厚さ15μのシ
ート状エポキシ樹脂系ハードコート材を重ね台わせ、実
施例1と同様にしてハードコート層を設けた。
このポリカーボネートフィルム基板のプリグルーブ側に
実施例1と同様に一般式(I)で示される色素をスピナ
ー塗布して膜厚1100人の記録層を形成し、その上に
接着剤(エチレン−酢酸ビニル共重合体)を介して、厚
さ0.3mmのポリカーボネート裏基板を貼り合わせ、
カード状情報記憶媒体を製造した。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のカード状情報記憶媒体の
製造方法はく透明基板のグルーブ面とは反対側に光硬化
型のシート状樹脂層を重ね合わせ、光硬化させてハード
コート層を設けることができるので、ハードコート層は
従来の塗布型ハードコート層と同様の可撓性を有し、特
にハードコート層の基板への密着性が向上し、ハードコ
ート前の基板前処理が必要な(製造工程の管理を簡易に
行なうことができ、かつ、ロール ツウロールの多量生
産が可能となった。
これまで、カード状情報記憶媒体の製造において、ハー
ドコート層の不良の原因は、全不良率の3〜4割であっ
た。本発明の方法によれば、このハードコート層の不良
原因のうち、ゴミによる不良が3割減り、また塗布式特
有の不良である塗布液のハネ、裏まわりこみ、ダレ等の
不良が全く生じることがなくなった。これにより、ハー
ドコート不良率が、6〜7割低減することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法により得られたカード状情報
記憶媒体の代表的な例を示す説明図、第2図(a)〜(
c)は本発明のカード状情報記憶媒体の製造方法の一例
を示す工程図および第3図(a)〜(d)は本発明のカ
ード状情報記憶媒体の製造方法の他の例を示す工程図で
ある。 1・・・透明基板 1a・・・プリグルーブ部 2・・・ハードコート層 3・・・接着剤 4・・・記録層 5・・・ウラ基板 6−・・接着層 7・・・シート状樹脂層 8・・・光

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  透明基板のグルーブ面上に記録層を形成し、その上に
    保護層を設けたカード状情報記憶媒体の製造方法におい
    て、前記透明基板のグルーブ面の反対側に透明な光硬化
    型のシート状樹脂層を重ね合せた後、光硬化させてハー
    ドコート層を形成することを特徴とするカード状情報記
    憶媒体の製造方法。
JP24371090A 1990-09-17 1990-09-17 カード状情報記憶媒体の製造方法 Pending JPH04125828A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62129954A (ja) * 1985-11-29 1987-06-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光デイスクおよびその製造方法
JPS62141658A (ja) * 1985-12-17 1987-06-25 Dainippon Printing Co Ltd 光カ−ドとその製造方法
JPH02162547A (ja) * 1988-12-15 1990-06-22 Daicel Chem Ind Ltd 光ディスクの製造方法
JPH02185742A (ja) * 1989-01-10 1990-07-20 Seiko Epson Corp 光ディスク,及び該光ディスクの製造方法

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