JPH04125578A - トナーホッパ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〉 本発明は、電子写真複写機等のトナーホッパのトナー補
給開口部を開閉成するための構造に関する。

〈従来の技術〉 従来のトナーホッパは第５図乃至第７図に示すように、
内部にＦナー攪拌ヌブリングとトナー補給ローラとが配
設されていた。上記トナーホッパは現像槽にネジ止め、
或はスライドガイド等によって着脱可能に取付けられて
いた。このようなトナーホッパの上面部にはトナーを補
給するための補給口をなす長方形状の開口部が形成され
、該開口部には蓋体を挿入するためのガイド溝が設けら
れていた。また、開口部周囲には上記開口部と同一の長
方形状の開口形状をなす弾性体が両面テープ等で貼り合
わされていた。

蓋体は板状に形成され、該蓋体を上記開口部に形成され
たガイド溝に挿入しスライドさせながら押し込むことで
上記開口部は閉成され、逆に上記蓋体を引き抜くことで
開口部が開成されるように構成されていた。上記トナー
ホッパの開口部ガイド溝部及び上記蓋体は合成樹脂材等
によって形成されていた。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら上記従来のトナーホッパにおいては、弾性
体の開口形状が長方形状であったため、スライドして挿
入されて来た蓋体の端部と衝突してしまい、蓋体がスム
ーズに閉成されない、弾性体中に入り込んでいたトナー
が飛散する、更に衝突によって弾性体エツジ部が破損す
るという問題があった。

く課題を解決するための手段〉 本発明は上記欠点に濫みてなされ念ものであり、上部に
トナー補給口をなす開口部と、該開口部をスライドして
開閉成する蓋体とを備えてなるトナーホッパであって、
上記開口部周囲に弾性体を配設したものにおいて、上記
弾性体の、上記蓋体の挿入方向開口後端部の形状を、端
部に近づくに従って連続的に開口幅が小さくなるように
形成し次ことを特徴とするトナーホッパを提供すること
ができるものである。

く作　用〉 以上のようなトナーホッパによれば、蓋体の挿着時に蓋
体と弾性体のエツジ部が衝突することがなく、蓋体の開
閉、特に閉成作業がスムーズに行なわれる。

く笑施例〉 以下本発明の一笑施例について図面を用いて説明する。

第１図は本発明に係る複写機の構成を示す断面図である
。図中１ｆ４複写機本体の上部に配設されｉｉ光走査に
係る原稿台、２は原稿台上の原稿を光学的に露光走査す
る光学手段、３は感光体であって帯電器４によって表面
が均一に帯電された後に上記光学手段による露光走査に
よって原稿の光像が投影されて静電潜像が形成される。

５は上記感光体上の静電潜像を可視像化する現像槽、６
は現像槽５の上部に配設されたトナーホッパ、７ａは用
紙給紙部８　ａ＋　　８　ｂ＋　　８　ｃよジ選択的に
給紙され、レジストローラ９を介して送られてくる用紙
に上記感光体３上の可視像を転写するための転写用帯電
器、７ｂは転写された用紙を剥離するための剥離用帯電
器、１０は用紙搬送路であって転写された用紙を定着部
１１へ搬送するためのものである。定着部１１で加熱加
圧定着された用紙は排紙部２５へ排出される。また、１
２は転写終了後の感光体上に残留するトナーを除去する
ためのクリーニング装置、１３は感光体表面の電位を均
一に除電する除電ランプである。

第２図は本発明に係るトナーホッパの蓋体を取り外した
状態を示す上面図、第３図は本発明に係るトナーホッパ
の蓋体を挿着した状態を示す断面図、第４図（ａ）は本
発明に係るトナーホッパの開口部に蓋体を挿着した状態
を示す部分拡大図、第４図（ｂ）は第４図（ａ）の蓋体
を取り外し次状態を示す部分拡大図である。

図に示すトナーホッパ６は現像槽５の上部に配設され、
該現像槽５にスライドガイドによって着脱可能に取り付
けられている。上記１−ナーホツパ６の内部にはトナー
攪拌用スプリング１７が回転軸１９に該軸１９とともに
回転可能なように取着されている。また、現像槽５との
連通部にはトナー補給ローラ１８が設けられている。上
記トナー攪拌用スプリング１７とトナー補給ローラ１８
とは、トナーホッパ６の外側部に配設されたモータ２０
の回転によってギア２１，２２．２３を駆動させること
によって回転制御される。

また上記トナーホッパ６の上面には、トナーを補給する
ためのトナー補給口をなす開口２６が形成されている。

該開口２６は上記トナーホッパ６が複写機の前面側に引
き出される場合には、前後方向が長手方向となるように
形成される。該開口２６の長手方向両側部には、蓋体１
４をスライドして開閉成させるためのガイド溝６ａ・６
ａがここではｌ・ナーホンパ６の幅寸法と同一の長さに
設けられている。該ガイド溝６ａ・６ａの長さ寸法はこ
れに限定されるものではない。ま念、上記開口の周囲に
は弾性体１５をセフ）するための凹部が形成されている
。上記弾性体１５にはトナーホッパの開口と同位置に開
口が形成されている。該開口は略長方形状に形成される
が、開口の長手方向後端部だけは手前から端部に向って
連続的に開口幅が小さくなるような形状に形成される。

例えば７字状、Ｕ字状等の形状である。

このような弾性体１５が上記凹部にセットされ、例えば
両面テープ等で該凹部に貼り合わされる。

この場合、トナーホッパ６の開口後端部の形状も上記弾
性体１５と同様の７字状等の形状としておく。また、上
記弾性体１５上面の少なくとも蓋１４との接触面は、摩
擦抵抗の小さい滑り性のよい材質で形成しておく。具体
的には、例えばマイラーシート等を上記弾性体１５の上
面に貼り合わせることで実現できる。これは、蓋体１４
の挿脱がよＶ滑らかに行なわれるようにするためであり
、必要に応じて設ければよいものである。

以上のように構成されたトナーホッパ６に、トナーを補
給する場合、まず複写機本体の前扉を開け、現像槽５と
トナーホッパ６とが一体になった現像装置をスライドガ
イドに沿ってスライドさせながら前方に引き出す。次に
、上記トナーホッパ６の上面開口部２６を閉成している
蓋体１４をガイド溝６ａ・６ａに沿ってスライドさせて
前方に引き出して、上記開口部２６を開成する。この状
態でトナーを補給する。トナー補給は、トナーボトルか
らトナーを直接補給するか、或はトナーカートリッジを
交換する等の方法で行なわれ＆）カー補給後、取り外し
た蓋体１４をトナーホッパ開口部２６ガイド溝６ａ　・
６ａに再び挿入してスライドさせながら押し込んで上記
開口部を閉成させる。

以上のようなトナーホッパでは、弾性体開口の後端部形
状を例えば７字状のような連続的に開口幅が小さくなる
形状としたため、蓋体を挿着する時に蓋体と弾性体のエ
ツジ部とが衝突することがなく、開口部の閉成がスムー
ズに行なわれる。また、トナー補給時等に弾性体に付着
して弾性体内部に入り込んだトナーが飛散したりするこ
とがない。また、弾性体のエツジ部が破損することもな
い。また、弾性体の、蓋体との接触面の摩擦抵抗を低く
したことによって、蓋体の開閉作業をよジスムーズに行
なうことができる。

〈発明の効果〉 本発明によれば、蓋体の挿着時に蓋体と弾性体のエツジ
部が衝突することがないので、蓋体の開閉、特に閉成作
業がスムーズに行なわれる。

また、トナー補給時等に弾性体に付着して弾性体内部に
入り込んだトナーが飛散したり、弾性体のエツジ部が衝
突によって破損したりすることがなくなる、という優れ
た効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る複写機の構成を示す断面図、第２
図は本発明に係るトナーホッパの蓋体を取り外した状態
を示す上面図、第３図は本発明に係るトナーホッパの蓋
体を挿着した状態を示す断面図、第４図（ａ）は本発明
に係るトナーホッパの開口部に蓋体を挿着した状態を示
す部分拡大図、第４図（ｂ）は第４図（ａ）の蓋体を取
り外した状態を示す部分拡大図、第５図は従来のトナー
ホッパの蓋体を取り外した状態を示す上面図、第６図は
従来のトナーホッパの蓋体を挿着した状態を示す断面図
、第７図は従来のトナーホッパの蓋体の挿着状態を示す
部分構成図である。 ６：トナーホッパ、　６ａニガイド溝、　　１４：蓋体
、　１５：弾性体、　２６：開口。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上部にトナー補給口をなす開口部と、該開口部をス
   ライドして開閉成する蓋体とを備えてなるトナーホッパ
   であって、上記開口部周囲に弾性体を配設したものにお
   いて、 上記弾性体の、上記蓋体の挿入方向開口後端部の形状を
   、端部に近づくに従って連続的に開口幅が小さくなるよ
   うに形成したことを特徴とするトナーホッパ。 ２、上記弾性体の少なくとも上記蓋体との接触面を、摩
   擦抵抗の小さい材質で形成したことを特徴とする請求項
   第１項記載のトナーホッパ。