JPH04125001A

JPH04125001A - 電気車制御装置

Info

Publication number: JPH04125001A
Application number: JP24260290A
Authority: JP
Inventors: Hideo Sakai; 秀雄阪井
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1990-09-14
Filing date: 1990-09-14
Publication date: 1992-04-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、電気車の主電動機、即ち走行用電動機を駆
動制御する電気車制御装置に関し、特に電気車の進行方
向を転換する制御回路を有する電気車制御装置に関する
。

［従来の技術］第２図は例えば交流饋電で直流分巻電動機を使用した主
回路のｍ我国である。図において、（１）は電気車に饋
電を行なう架空線で、本図の場合は交流電圧としている
。（２）は電気車が架空線（１）から集電するためのパ
ンタグラフである。（３）は遮断器、（４）は交流電圧
を所要の電圧に変換する主変圧器で巻線（４ａ）、　（
４ｂ）を有している。上記（１）、　（２）、　（４）
は遮断器（３）を介し１次回路を形成している。また２
次回路は巻線（４ａ）の出力が整流器（５）で位相制御
され、遮断器（６）、逆転器の接点（７）、　（８）を
介して、主電動機（１２）の電機子（９）を通る回路を
形成している０巻線（４ｂ）の出力は２次回路と同様整
流器（５）で位相制御され遮断器（１０）を介シテ、主
を動ＩＩ　（１２）ノ界磁巻線（１１）を通る３次回路
を形成している。

第３図は上記主回路構成における、電気車の進行方向を
切換える制御回路を示す構成図である。

図において、（１４）は運転手が扱い電気車の進行方向
の切換え指令を与える主幹制御器の逆転ハンドルで、「
前位置（Ｆ）」と「後位置（Ｒ）」を有している。（１
３）は電気車の進行方向を決定する逆転器で、［前位置
（Ｆ）」と「後位置（Ｒ）」を有している。　（１３ａ
）、　（１３ｂ）は逆転器（１３）を所定の位置に転換
する為の電磁コイルで、電磁コイル（１３ａ）が加励さ
れると、前進位置に転換し、第２図に示す主回路におけ
る逆転器の接点（７）、　（８）が連動機構（図示せず
）により制御されてＦ側が接（第２図に示すとおり）と
なる、一方、電磁コイル（１３ｂ）が加励されると後進
位置に転換し、第２図に示す主回路における逆転器の接
点（７）、　（８）が連動機構により制御されてＲ側が
接となる。

次に動作について説明する。

第３図において、例えば電気車が前進する場合主幹制御
器の逆転ハンドルク１４）を前進（Ｆ）位置にすると、
接点（１４ａ）が導通し、逆転器（１３）が前位置（Ｆ
）にある場合は接点（１３ｃ）が導通しそのまま遮断器
駆動回路（図示せず）を介し主回路が形成される。また
逆転器（１３）が後位置（Ｒ）にある場合は、接点（１
３ｄ）が導通しているので、電磁コイル（１３ａ）を加
励し、逆転器（１３）を前進位置に転換した後接点（１
３ｅ）が導通し、前記同様主回路が形成される。そして
第４図に示す電流が矢印のように流れて電気車を前進す
る。

一方、電気車が後進する場合は、第３図において主幹制
御器の逆転ハンドル（１４）を後進（Ｒ）位置にすると
、接点（１４ｂ）が導通し、逆転器（１３）の接点（１
３ｆ）が導通し、電磁コイル（１３ｂ）が加励され逆転
器（１３）を後進位置に転換し、主回路の第２図に示す
逆転器の接点（７）、　（８）が後位置（Ｒ）に転換す
るとともに、接点（１３ｅ）が導通し、後進主回路が形
成される。そして、第５図に示す電流が矢印のように流
れて電気車は後進する。

［発明が解決しようとする課題］従来の電気車制御装置は以上のように構成されているの
で、通常電気車の前進、後進の転換扱いは停電中に行う
ようになっているが、誤って走行中に転換した場合、主
電動機（１２）の電機子（９）に逆起動力が発生してい
る為、例えば前進位置で走行中に後進転換した場合第６
図に示す電機子（９）を短絡する電流が流れ、主電動機
（１２）を損傷するという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、電気車が走行中に運転手が誤つて主幹制御器
逆転ハンドルを扱って方向転換した場合でも、走行中は
逆転器が転換されないようにすることにより電機子を短
絡する電流が流れないようにし、主電動機の損傷を防止
する電気車制御装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］この発明に係る電気車制御装置は、電気車の進行方向を
切り換える逆転器を有する制御回路に、電気車の速度検
知リレーの接点を上記逆転器に関連して設け、上記接点
を制御して電気車走行中に上記逆転器が転換されないよ
うにしたものである。

［作　用］この発明においては、電気車走行中は速度検知リレーの
接点が開極しているので、走行中に電気車の進行方向を
転換しようとしても、逆転器転換回路が形成されない為
、走行中の主電動機の電機子の転換による電機子短絡回
路が形成されず、もって主電動機の損傷を防ぐことがで
きる。

［実施例］以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明の一実施例を示す構成図である。

第１図において、第３図と対応する部分には同一符号を
付して説明する０本実施例では電気車の進行方向を切換
る制御回路に速度検知リレーＳＲの接点（１５）を設け
た点のみが第３図の回路と異なる。なお、この接点（１
５）は電気車の速度を速度検出回路（図示せず）で検出
し、所定の速度以下で閉極するものである。

次に動作について説明する。例えば第１図で前進方向に
走行中に後進しようと主幹制御器の逆転ハンドル（１４
）を後進（Ｒ）位置に操作すると、逆転器（１３）の接
点（１３ｆ）が導通し、後進用電磁コイル（１３ｂ）を
加励する回路を形成しようとするが、電気車の速度検知
リレーの接点（１５）が閉極してないと形成できない、
そこで、電気車が走行中に進行方向が逆転する回路が形
成されず、主電動機（１２）の電機子（９）の逆起電力
が発生しないか、あるいは逆起電力が発生して電機子（
９）が短絡される第６図のような回路が形成されても主
電動機（１２）に損傷を与えない電気車の速度以下にな
った時に速度検知リレーの接点（１５）が閉極し、それ
以上の速度では開極するようにしておくことにより、万
一走行中に誤って電気車の方向転換扱いを行なっても逆
転器（１３）が転換しない為、主電動機（１２）の電機
子（９）が短絡されて、主電動機（１２）が損傷するこ
とを防止できる。

なお、上記実施例では、交流積電で直流分巻電動機を用
いた電気車について説明したが、他の方式１例えば直流
積電て直流直巻電動機を用いたものでも同様の効果を奏
することは言うまでもない。

［発明の効果］以上のように、この発明によれば、電気車の進行方向を
切り換える逆転器を有する制御回路に、電気車の速度検
知リレーの接点を上記逆転器に関連して設け、上記接点
を制御して電気車走行中に上記逆転器が転換されないよ
うにしたので、電気車走行中の逆転器転換を防ぐことが
でき、もって主電動機の損傷を防止できるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す構成図、第２図はこ
の発明及び従来の主回路を示す構成図、第３図は従来の
電気車制御装置の制御回路を示す構成図、第４図は前進
方向時の主回路構成図に電流方向を矢印で示した図、第
５図は後進方向時の主回路構成図に電流方向を矢印で示
した図、第６図は電気車走行中に逆転器を転換した為主
電動機電機子の短絡回路を矢印で示した図である。　図
において、（１３〉は逆転器、（１５）は速度検知リレ
ーの接点である。なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】電気車の進行方向を切り換える逆転器を有する制御回路
に、電気車の速度検知リレーの接点を上記逆転器に関連
して設け、上記接点を制御して電気車走行中に上記逆転器が転換さ
れないようにしたことを特徴とする電気車制御装置。