JPH04124656U - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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Publication number
JPH04124656U
JPH04124656U JP2927091U JP2927091U JPH04124656U JP H04124656 U JPH04124656 U JP H04124656U JP 2927091 U JP2927091 U JP 2927091U JP 2927091 U JP2927091 U JP 2927091U JP H04124656 U JPH04124656 U JP H04124656U
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JP
Japan
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printing
cover
paper
gap
printer
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Pending
Application number
JP2927091U
Other languages
English (en)
Inventor
陸男 園田
良夫 鶴
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP2927091U priority Critical patent/JPH04124656U/ja
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動給紙装置(ACSF)装着時において
も、印字の動作音が外に漏れ難くする。 【構成】 ケース3上部には、一対のカバー21,23
が設けられ、後方のカバー23には、給紙トレイ29が
設けられている。ACSF50装着時には、後方のカバ
ー23を後方に移動させ、広がったカバー21との間隙
にACSF50を装着する。このカバー23には、2箇
所に凹部37,39が形成されており、突起43と係合
することにより、二位置に位置決めされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動給紙装置を装着可能な印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、紙送りローラ,印字ヘッド等からなる印字機構を上部が開放された ケース内に収納し、ケース上部に、印字機構に対して印字用紙を給紙するための 間隙を介してカバーを設けた印字装置が知られている。またこの種の印字装置に は、通常、単票用紙を一枚づつ自動で給紙するための自動給紙装置が準備されて おり、必要に応じて自動給紙装置を装着できるようにされている。
【0003】 ところで自動給紙装置では、単票用紙の位置合わせのために単票用紙を撓ませ るスペースが必要となる。このため従来では、印字装置に自動給紙装置を装着す る際、ケース上部後方に設けられている一方のカバーを取り外して、その部分に 自動給紙装置を装着するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこのようにカバーを取り外して自動給紙装置を装着した場合、印字装置 から印字機構の動作音が漏れ易くなるといった問題があった。つまり例えばドッ トインパクト型の印字装置等、印字機構の動作音が大きい印字装置においては、 カバーの内側に消音材を設けて、動作音の漏れを防止しているのであるが、こう した防音機能を有するカバーを取り外して印字装置を動作させると、カバーによ る防音効果を得ることができなくなり、外部に漏れ出る動作音が大きくなってし まうのである。またこのようにカバーを取り外した場合、ケース内にゴミやほこ りが入り易くなるといった問題もある。
【0005】 本考案はこうした問題に鑑みなされたもので、ケース上部のカバーを取り外す ことなく自動給紙装置を装着可能な印字装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、上記目的を達成するためになされた本考案は、紙送りローラ,印字ヘッ ド等からなる印字機構を収納したケース上部に、該印字機構に対する印字用紙給 紙用の間隙を隔ててカバーを設けた印字装置において、 上記ケースに、上記カバーを、上記間隙を印字用紙を給紙可能な所定幅に形成 する印字用紙給紙位置と、上記間隙を該所定幅より増大して自動給紙装置を装着 可能な空隙部を形成する給紙装置装着位置との2位置で位置決め可能な位置決め 部材を設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】
このように本考案の印字装置においては、印字機構を収納するケースに、印字 用紙給紙位置と給紙装置装着位置との2位置でカバーを位置決め可能な位置決め 部材が設けられているため、ケース上部にカバーを設けた状態で自動給紙装置を 装着できる。
【0008】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面と共に説明する。 まず図1は本実施例の印字装置(以下、単にプリンタという。)1の印字機構 及びカバーの構造を表す断面図、図2はプリンタ1の外観を表す斜視図である。
【0009】 図に示す如く、プリンタ1のケース3内には、プラテンローラ5,プラテンロ ーラ5上に配設された単票用紙A又は連帳用紙Bに印字を行なう印字ヘッド7, プリンタ1の上方から給紙された単票用紙Aをプラテンローラ5に巻き付けるた めの紙送りローラ9及びガイド板11,プリンタ1の後方から給紙された連帳用 紙Bをプラテンローラ5まで搬送するためのピントラクタ13,15,印字後の 単票及び連帳用紙A,Bを排出するための紙送りローラ17等からなる印字機構 19が設けられている。
【0010】 またプリンタ1のケース3上部には、その上部前方を保護する前部カバー21 と上部後方を保護する後部カバー23とからなる一対のカバーが設けられている 。これらカバー21,23は、ケース3の上部に、単票用紙Aをプラテンローラ 5に供給すると共に印字後の単票及び連帳用紙A,Bを取り出すための間隙25 を介して設けられており、その間隙25部分には、間隙25を給紙経路と排紙経 路とに分割するガイド板27が着脱自在に配設されている。
【0011】 次に後部カバー23には、プリンタ1を手差しモードで使用する際に単票用紙 Aをプラテンローラ5側に案内するための給紙トレイ29が、軸31を中心に回 動自在に設けられている。また給紙トレイ29の裏側には、給紙トレイ29を、 単票用紙Aを案内可能な所定角度で後部カバー23上に固定するための支持部材 33が設けられている。この支持部材33は、軸35を中心に回動自在に設けら れており、プリンタ1を手差しモードで使用しない場合(即ちプリンタ1を連帳 モード又は自動給紙モードにて使用する場合)には、支持部材33を給紙トレイ 29の裏側に収納して、給紙トレイ29を後部カバー23上に載置できるように されている。なお手差しモードは給紙トレイ29に沿って手差し挿入された単票 用紙Aを印字する際のプリンタ1の動作モード、連帳モードはピントラクタ13 ,15を介して給紙される連帳用紙Bを印字する際のプリンタ1の動作モード、 自動給紙モードは図3に示す如くプリンタ1の上部に装着された自動給紙装置( オートカットシートフィーダ:以下,ACSFという。)50を介して自動給紙 される単票用紙Aを印字する際のプリンタ1の動作モードである。
【0012】 また次に後部カバー23の裏側には、2箇所に凹部37,39が形成された載 置板41が形成されており、後部カバー23は、この載置板41を介してケース 3上部に着脱自在に載置されている。またこの凹部37,39は、夫々、ケース 3の後端に形成された位置決め部材としての突起43と係合して、後部カバー2 3を、間隙25が単票用紙Aを手差し挿入可能な図1に示す所定幅となる印字用 紙給排位置、及び間隙25の幅を増大してプラテンローラ5の上部にACSF5 0を装着可能な空隙部を形成する図4に示す給紙装置装着位置にて、位置決めで きるようにするためのもので、ACSF50を装着しない通常時には、後部カバ ー23は、載置板41の後端側に形成された凹部37と突起43との係合により 、図1に示す印字用紙給排位置に配設される。
【0013】 一方プリンタ1にACSF50を装着する際には、図4に示す如く、まずプラ テンローラ5の上部に設けられたガイド板27を取り外し、次に支持部材33を 給紙トレイ29の裏側に収納して、給紙トレイ29を後部カバー23上に載置し た後、後部カバー23を後方にずらして、載置台41の内側に形成された凹部3 9と突起41とを係合させる。この結果、前部カバー21と後部カバー23との 間に形成される間隙25が増大し、プラテンローラ5の上部にACSF50を装 着可能な空隙部が形成される。このため、この空隙部にACSF50を装着すれ ば、プリンタ1をACSF50を使用する自動給紙モードで動作させることが可 能となる。
【0014】 なおACSF50は、印字前の単票用紙Aを積層保持する給紙トレイ51,給 紙トレイ51に積層保持された単票用紙Aを一枚ずつ分離して送出する給紙ロー ラ53、給紙ローラ53から供給された単票用紙Aをプリンタ1内に送出する大 小一対の紙送りローラ55,57,プリンタ1から排出される印字後の単票用紙 A(又は連帳用紙B)を引き出す排出ローラ59,排出ローラ59を介して排出 された単票用紙A(又は連帳用紙B)を受ける排紙トレイ61,及びこれら各ロ ーラにプラテンローラ5の回転を伝達する図示しないギヤ機構等からなる周知の ものである。
【0015】 以上説明したように、本実施例のプリンタ1においては、後部カバー23を、 間隙25が単票用紙Aを手差し挿入可能な所定幅となる印字用紙給排位置と、間 隙25がプラテンローラ5の上部にACSF50を装着可能な空隙部となる給紙 装置装着位置との2位置で位置決め固定できるようにされているため、プリンタ 1にACSF50を装着する際、従来のように後部カバー23をプリンタ1から 取り外す必要がない。このため従来のようにプリンタ1のケース3の上部が開放 されて、印字機構19から発せられる動作音がそのまま外部に漏れ出ることはな く、後部カバー23によりその動作音を遮音することが可能となる。また後部カ バー23を常時装着しておくことができるので、ACSF50の使用時にケース 3内にゴミやほこりが入るのを防止することもできる。
【0016】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の印字装置によれば、ケース上部にカバーを設け た状態で自動給紙装置を装着できるため、自動給紙装置装着時にも印字機構の動 作音をカバーによって遮音することが可能となる。またカバーを常時装着してお くことができるので、自動給紙装置の使用時にケース内にゴミやほこりが入るの を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のプリンタの印字機構及びカバーの構造
を表す断面図である。
【図2】実施例のプリンタの外観を表す斜視図である。
【図3】実施例のプリンタに自動給紙装置を装着した状
態を表す斜視図である。
【図4】実施例のプリンタに自動給紙装置を装着した際
の印字機構及びカバーの状態を表す断面図である。
【符号の説明】
1…プリンタ(印字装置) 3…ケース 5…プラ
テンローラ 7…印字ヘッド 19…印字機構 21…前部カバ
ー 23…後部カバー 25…間隙 37,39…凹部
41…載置板 43…突起 50…ACSF(自動給紙装置)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙送りローラ,印字ヘッド等からなる印
    字機構を収納したケース上部に、該印字機構に対する印
    字用紙給紙用の間隙を隔ててカバーを設けた印字装置に
    おいて、上記ケースに、上記カバーを、上記間隙を印字
    用紙を給紙可能な所定幅に形成する印字用紙給紙位置
    と、上記間隙を該所定幅より増大して自動給紙装置を装
    着可能な空隙部を形成する給紙装置装着位置との2位置
    で位置決め可能な位置決め部材を設けたことを特徴とす
    る印字装置。
JP2927091U 1991-04-25 1991-04-25 印字装置 Pending JPH04124656U (ja)

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JP2927091U JPH04124656U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 印字装置

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JP2927091U JPH04124656U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 印字装置

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JPH04124656U true JPH04124656U (ja) 1992-11-13

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ID=31913162

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JP2927091U Pending JPH04124656U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 印字装置

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