JPH04124124U - クランプ装置 - Google Patents
クランプ装置Info
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- JPH04124124U JPH04124124U JP1992025032U JP2503292U JPH04124124U JP H04124124 U JPH04124124 U JP H04124124U JP 1992025032 U JP1992025032 U JP 1992025032U JP 2503292 U JP2503292 U JP 2503292U JP H04124124 U JPH04124124 U JP H04124124U
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- 229910000760 Hardened steel Inorganic materials 0.000 claims description 2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C1/00—Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
- A61C1/08—Machine parts specially adapted for dentistry
- A61C1/14—Tool-holders, i.e. operating tool holders, e.g. burr holders
- A61C1/141—Tool-holders, i.e. operating tool holders, e.g. burr holders in an angled handpiece
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ほぼ摩耗の無い工具案内を最適な円運動によ
り保証し騒音発生をも低減できるように、クランプ装置
を改良する。 【構成】 工具シャンクが少なくとも工具から遠い端部
で中空軸3と強固に結合された案内部11中に保持さ
れ、この案内部自体が、一方ではプランジャ9の軸方向
可動性を保証しかつねじれを防止し、また他方ではプラ
ンジャ9と取っ手との間の力伝達を取っ手の操作の際に
可能にする装置15を備える。
り保証し騒音発生をも低減できるように、クランプ装置
を改良する。 【構成】 工具シャンクが少なくとも工具から遠い端部
で中空軸3と強固に結合された案内部11中に保持さ
れ、この案内部自体が、一方ではプランジャ9の軸方向
可動性を保証しかつねじれを防止し、また他方ではプラ
ンジャ9と取っ手との間の力伝達を取っ手の操作の際に
可能にする装置15を備える。
Description
【0001】
この考案は、円筒形シャンクを備える特に歯科用工具のためのクランプ装置に
関する。
【0002】
工具シャンクを保持するクランプスリーブを収容して回転する中空軸を備え、
このクランプスリーブの工具と反対側の端部は軸方向にスリットを切られ、それ
により周方向に見てスリットの間に工具シャンクをクランプ位置に強固に保持す
るばね弾性の舌状部が形成され、これらの舌状部が工具の取り外しのために軸方
向に可動で取っ手により操作できるプランジャにより半径方向外向きに緩め位置
へもたらされ、この目的のためにプランジャのクランプスリーブに向かう側の端
部が外側円錐を有し、クランプスリーブがこの外側円錐に対応する内側円錐を有
し、その際プランジャが軸方向に移動自在に中空軸中を導かれ、これに反してク
ランプスリーブが軸方向に移動不能に中空軸中に保持されている前記の種類のク
ランプ装置は、例えばドイツ連邦共和国特許第3644055 号明細書から知られてい
る。この公知のクランプ装置では取っ手により操作可能なプランジャがいわば工
具シャンクの案内の役割も受け持つ。プランジャがその機能に基づき軸方向へ自
在に可動であるべきであるので、特に加工精度不良及びはめ合い精度不良の場合
に工具の偏心回転を伴う工具シャンクの不正確な案内が発生するおそれがある。
その結果高い回転騒音及び部品の激しい摩耗が生じる。激しい摩耗は特にプラン
ジャが相対回転を防止されていないことにも起因する。
【0003】
この考案の課題は、ほぼ摩耗の無い工具案内部を最適な円運動により保証し、
それにより最終的に騒音発生をも低減できるようにクランプ装置を改良すること
にある。
【0004】
この課題はこの考案に基づき、工具シャンクが少なくともその工具から遠い端
部で中空軸と強固に結合された案内部中に保持され、この案内部自体が一方では
プランジャの軸方向可動性を保証しかつねじれを防止し、また他方ではプランジ
ャと取っ手との間の力伝達を取っ手の操作の際に可能にする装置を備えることに
より解決される。
【0005】
工具シャンクが望ましくは比較的相互に離れた二つの個所で導かれ、シャンク
案内部が中空軸と強固に結合されていることにより、従来例に付随する前記欠点
を防止することができる。案内部はブッシュとして構成されるのが有利である。
案内部は中空軸の組み込まれた構成部品とすることができるばかりでなく、中空
軸と強固に結合された別個の構成部品とすることもできる。
【0006】
工具から遠い案内部の取っ手と協働する力伝達部品を貫通案内するための空所
は、案内部の外周ばかりでなく内周にも配置することができる。工具に近い案内
部はクランプスリーブから分離された構成部品であるブッシュとするのが有利で
ある。なぜならばその場合には案内ブッシュのための材料選択に関して制限が無
くなり、案内ブッシュを硬化された鋼又は超硬合金から作ることができるからで
ある。これらの材料はクランプスリーブのために用いることができない。これに
反して工具から遠い案内部は前記のように、中空軸と工具から遠い案内部とが一
体に構成されることにより、中空軸の組み込まれた構成部品とすることができる
ので有利である。別の有利な実施態様に基づき工具から遠い案内部が工具シャン
クの押し込み深さを制限するストッパを備えると、振動の際のプランジャの操作
容易性(可動性)の維持が保証される。
【0007】
次にこの考案に基づくクランプ装置の複数の実施例を示す図面により、この考
案を詳細に説明する。
【0008】
図1は、断面図で歯科用タービン形ハンドピースの頭部ケースを示す。頭部ケ
ース1中には公知の方法でタービンロータ2が回転自在に軸受支持されている。
タービンロータ2はスリーブ形の中空軸3を駆動し、この中空軸中には円筒形シ
ャンク5aを備える工具5(バー、フライスなど)を相対回転不能に保持するク
ランプスリーブ4を交換可能に保持することができる。保持は単に軸方向へクラ
ンプ装置中へ押し込むことにより行われる。工具の取り外しのために頭部ケース
1の工具と反対側の端部に押圧キャップ6が配置され、この押圧キャップはばね
7の力と逆向きに操作する際に押圧突出部8により、中空軸3中に軸方向に移動
可能に支持されたプランジャ9の上を押し、このプランジャにより後述するよう
にクランプ装置を工具5の取り外しを可能にする緩め位置へもたらすことができ
る。
【0009】
中空軸及びプランジャを含むクランプ装置の詳細が図2に縦断面図で示され、
その際分かりやすくするために工具は図示されていない。
【0010】
中空軸3中には下側の工具に近い案内ブッシュ10、クランプスリーブ4及び
上側の工具から遠い案内ブッシュ11が例えばレーザ点溶接により取り付けられ
ている。クランプスリーブ4の構造は前記特許明細書から十分に知られているの
で詳細な説明は省略する。機能に関して述べれば、クランプスリーブ4の符号1
2を付けられた内側円錐がプランジャ9の外側円錐13と対応し、工具が挿入さ
れた場合に工具シャンクがクランプ位置に、接触面14を形成する円錐12のば
ね弾性を有する舌状部により確実に保持され、これに反して緩め位置ではこの接
触面が工具の取り外しのために工具シャンクを解放する。
【0011】
プランジャ9は軸方向に移動可能に中空軸3中に保持されているので、プラン
ジャ9は押圧キャップ6の操作の際に下向きに動かされる。プランジャ9とクラ
ンプスリーブ4との円錐形の結合のためにクランプ舌状部が半径方向外向きに押
され、それにより接触面14での保持力が解消される。押圧キャップ6を離した
後に押圧キャップは圧縮ばね7によりその初期位置に戻される。斜めの円錐面を
介して生じる軸平行に働く分力に基づき、プランジャは単独で再び上に向かって
初期位置へ押される。
【0012】
プランジャ9は周囲の外側円錐13に続いて軸平行に延びる三つの桟15(図
3参照)を有し、これらの桟は工具から遠い案内ブッシュ11の凹所16により
囲まれ、桟の上側端部により押圧突出部8と対応する。図示のように桟15及び
凹所16が60°の角度範囲を超えて延びかつ120°のピッチで周上に配置さ
れているときに、加工技術的な長所が得られる。
【0013】
工具に近い案内ブッシュ10ばかりでなく工具から遠い案内ブッシュ11も工
具シャンク5aを正確なはめ合いで収容するように構成され、その際図示の実施
例では両案内ブッシュが内周で閉じた円筒面17、18を有する。
【0014】
振動の際にプランジャの操作容易性従って軸方向可動性を維持するために、工
具シャンクの押し込みはストッパ19(図2参照)により制限されている。
【0015】
前記実施例に対する変形案として、押圧キャップと協働するプランジャの力伝
達要素が貫通する凹所を案内ブッシュの内周に配置することもできる。この種の
変形例が図4及び図5に示されている。この変形例の場合には、ここでも中空軸
3と強固に結合され工具から遠い案内ブッシュ20が周囲に複数の凹所21を備
え、この凹所をプランジャ9の桟22が貫通する。ここでも前記実施例の場合と
同様に、工具5のシャンク端部の良好な案内が与えられる。案内部が内周で閉じ
られた円筒面により構成される前記実施例とは対照的に、図4及び図5に示す変
形例の場合には円筒面23が周囲を凹所21により中断されている。
【0016】
中空軸と強固に結合され同時に軸方向にだけ可動なプランジャのためのねじれ
防止部である二重のシャンク案内部により、最善の工具円運動を伴う全く摩耗の
無い工具案内部が得られる。クランプスリーブは工具シャンクのための保持力を
受け持つだけでよく案内機能を引き受ける必要は無い。案内機能は中空軸と強固
に結合された案内ブッシュだけにより受け持たれる。
【0017】
下側の工具に近い案内ブッシュ10が構造的にクランプスリーブ4から分離さ
れていることにより、案内ブッシュ10は前記クランプスリーブのようなばね弾
性の要素のために用いることができない材料、例えば超硬合金から構成すること
ができるので有利である。
【図1】この考案に基づくクランプ装置の一実施例を装
着したタービン形ハンドピースの頭部断面図及び取り外
した状態のバーの側面図である。
着したタービン形ハンドピースの頭部断面図及び取り外
した状態のバーの側面図である。
【図2】図1に示すクランプ装置の拡大断面図である。
【図3】図2に示すクランプ装置の平面図である。
【図4】クランプ装置の変形例の拡大断面図である。
【図5】図4に示すクランプ装置の平面図である。
3 中空軸
4 クランプスリーブ
5 歯科用工具
5a 工具シャンク
6 取っ手
9 プランジャ
10 案内ブッシュ
11、20 案内部(ブッシュ)
12 内側円錐
13 外側円錐
15、22 桟
16、21 凹所
18、23 円筒面
19 ストッパ
Claims (10)
- 【請求項1】 工具シャンク(5a)を保持するクラン
プスリーブ(4)を収容して回転する中空軸(3)を備
え、このクランプスリーブの工具と反対側の端部は軸方
向にスリットを切られ、それにより周方向に見てスリッ
トの間に工具シャンクをクランプ位置に強固に保持する
ばね弾性の舌状部が形成され、これらの舌状部が工具の
取り外しのために軸方向に可動で取っ手(6)により操
作できるプランジャ(9)により半径方向外向きに緩め
位置へもたらされ、この目的のためにプランジャ(9)
のクランプスリーブ(4)に向かう側の端部が外側円錐
(13)を有し、クランプスリーブ(4)がこの外側円
錐に対応する内側円錐(12)を有し、その際プランジ
ャが軸方向に移動自在に中空軸中を導かれ、これに反し
てクランプスリーブ(4)が軸方向に移動不能に中空軸
中に保持されている、円筒形シャンク(5a)を備える
工具(5)をクランプするためのクランプ装置におい
て、工具シャンク(5a)が少なくともその工具から遠
い端部で中空軸(3)と強固に結合された案内部(1
1、20)中に保持され、この案内部自体が、一方では
プランジャの軸方向可動性を保証しかつねじれを防止
し、また他方ではプランジャ(9)と取っ手(6)との
間の力伝達を取っ手の操作の際に可能にする装置(1
5、22)を備えることを特徴とするクランプ装置。 - 【請求項2】 案内部が中空軸(3)の組み込まれた構
成部品であることを特徴とする請求項1記載のクランプ
装置。 - 【請求項3】 案内部として中空軸(3)と強固に結合
されたブッシュ(11、20)が設けられていることを
特徴とする請求項1記載のクランプ装置。 - 【請求項4】 工具シャンク(5a)の工具に近い端部
も中空軸(3)と強固に結合された案内ブッシュ(1
0)中を導かれ、このブッシュがクランプスリーブ
(4)から分離された構成部品であることを特徴とする
請求項3記載のクランプ装置。 - 【請求項5】 案内ブッシュ(10、11、20)が硬
化された鋼又は超硬合金から成ることを特徴とする請求
項3又は4記載のクランプ装置。 - 【請求項6】 工具から遠い案内ブッシュ(11、2
0)が周囲に配置され軸方向に延びる複数の凹所(1
6)を備え、プランジャ(9)の取っ手(6)と協働す
る要素(15、22)がこの凹所を貫通することを特徴
とする請求項1ないし5の一つに記載のクランプ装置。 - 【請求項7】 凹所(16)が案内ブッシュ(11)の
外周に配置され、工具シャンクの案内部が内周で閉じた
円筒面(18)により形成されることを特徴とする請求
項6記載のクランプ装置。 - 【請求項8】 凹所(21)が案内ブッシュ(20)の
内周に配置され、工具シャンクの案内部が凹所(21)
により中断された円筒面(23)により形成されること
を特徴とする請求項6記載のクランプ装置。 - 【請求項9】 工具から遠い案内ブッシュ(11、2
0)が中空軸(3)中に組み込まれていることを特徴と
する請求項1ないし8の一つに記載のクランプ装置。 - 【請求項10】 工具から遠い案内ブッシュ(11、2
0)が工具シャンクの押し込み深さを制限するストッパ
(19)を備えることを特徴とする請求項1ないし9の
一つに記載のクランプ装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT91105052.4 | 1991-03-28 | ||
EP91105052A EP0505599B1 (de) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | Spannvorrichtung für insbesondere zahnärztliche Werkzeuge |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04124124U true JPH04124124U (ja) | 1992-11-11 |
JP2549926Y2 JP2549926Y2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=8206582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992025032U Expired - Lifetime JP2549926Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1992-03-25 | クランプ装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
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EP (1) | EP0505599B1 (ja) |
JP (1) | JP2549926Y2 (ja) |
AT (1) | ATE124242T1 (ja) |
DE (1) | DE59105876D1 (ja) |
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EP1355580A1 (en) * | 2000-12-18 | 2003-10-29 | Dentsply International, Inc. | Improved dental handpiece components |
EP1488076B1 (en) * | 2002-03-28 | 2016-07-13 | DENTSPLY International Inc. | Method for balancing the rotating turbine element of a dental handpiece |
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WO2024051946A1 (fr) * | 2022-09-08 | 2024-03-14 | Neolix | Équipement porte-instrument apte à entraîner en rotation un instrument endodontique, et dispositif endodontique comprenant un tel équipement |
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DE3012152C2 (de) * | 1980-03-28 | 1986-02-20 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Haltevorrichtung für ein rotierendes zahnärztliches Werkzeug |
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- 1991-03-28 DE DE59105876T patent/DE59105876D1/de not_active Expired - Fee Related
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- 1991-03-28 EP EP91105052A patent/EP0505599B1/de not_active Expired - Lifetime
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1992
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Also Published As
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