JPH04123487U - 自動販売機防犯装置 - Google Patents

自動販売機防犯装置

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JPH04123487U
JPH04123487U JP3698391U JP3698391U JPH04123487U JP H04123487 U JPH04123487 U JP H04123487U JP 3698391 U JP3698391 U JP 3698391U JP 3698391 U JP3698391 U JP 3698391U JP H04123487 U JPH04123487 U JP H04123487U
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JP
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alarm
vending machine
signal
vibration
commercial power
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JP3698391U
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English (en)
Inventor
潤子 稲留
Original Assignee
東亜通信工材株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動販売機の内蔵物を窃盗等の目的で自動販
売機に破壊工作を行った場合に、警報信号を発信するよ
うにした防犯装置に関する。 【構成】 自動販売機1、2内に振動検出器3を装着
し、自動販売機に破壊工作が加えられたときに発生する
衝撃や振動を検出し、検出した信号が破壊工作によって
発生した信号であることを警報装置5で識別判定して警
報ブザー等の警報信号を発信するようにした。 【効果】 自動販売機に異常な衝撃や振動が加えられた
ときに即座に警報を発するようになっているため、扉の
開放前に未然に防犯効果を発揮することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はテレホンカード(公衆電話用カード)等の自動販売機において、自動 販売機内のテレホンカード、金銭あるいは物品などを窃盗等の目的で自動販売機 に対する破壊工作を行った場合に、即座に警報信号を発信するようにした防犯装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、この種の自動販売機において、テレホンカードなど内蔵物の盗難事件が 多発しているが、その手口は扉を強制的に破壊してこれをこじ開け、内蔵物を窃 盗するのが最も多い。
【0003】 この盗難防止策としては、扉が不正に開放されたときに警報ブザーを発動させ るようにしたものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、従来の自動販売機防犯装置は自動販売機の扉の開閉機構に連動 して作動する構造になっているため、扉が開放されるまで盗難防止装置が作動し ない。従って、警報ブザーが発動したときは既に扉が半開あるいは全開の状態で あり、盗難防止対策としては不十分であった。
【0005】 従って、本考案は自動販売機になんらかの破壊工作が行われたときに、即座に 警報信号を発信するようにして盗難事故を未然に防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、請求項1では、自動販売機内に振動検出 器を装着し、自動販売機に破壊工作が加えられたときに発生する衝撃や振動を検 出し、検出した信号が破壊工作によって発生した信号であることを識別判定して 警報ブザー等の警報信号を発信するようにした構成を採用するものである。
【0007】 請求項2では、請求項1記載の構成において、前記警報信号は、有線または無 線等の通信システムによる遠隔警報信号を含む構成を採用するものである。
【0008】 請求項3では、請求項1または2おいて、前記警報回路作動用電源として商用 電源と内蔵電池との両電源を装備し、商用電源からの電源の供給が停止されたと きは内蔵電池からの電源の供給に切り替わるようになっている構成を採用するも のである。
【0009】 請求項4では、請求項1〜3のいずれかにおいて、商用電源コードの切断等の 破壊工作によって商用電源からの電源の供給が停止されたとき、この電源停止を 電源停止検出器により検出して前記警報信号を発信するようにしてなる構成を採 用してなるものである。
【0010】
【作用】
請求項1によれば、自動販売機に対しなんらかの衝撃や振動が加えられると、 この衝撃や振動が破壊工作を目的とした異常に激しいもの、たとえばドリルによ る振動、あるいはハンマーによる衝撃であるかを識別判定してこれが破壊工作を 目的とした衝撃、振動であると判定したときは即座に警報信号を発信する。
【0011】 請求項2によれば、前記の手段により警報信号を発信するときに、該警報信号 と共に、あるいは単独に遠隔警報装置が作動して遠隔地の集中管理センターに異 常事態の発生を知らせるようになている。
【0012】 請求項3によれば、警報回路作動用電源である商用電源が破壊工作によりその 供給が停止されたときには、自動的に内蔵電池からの電源に切り替わるようにな っており、警報信号回路の作動に支承をきたすことがない。
【0013】 請求項4によれば、商用電源が破壊工作によりその供給が停止されたときには 、たとえ振動検出器によって検出されなくても即座に警報信号を発信するように なっている。
【0014】
【実施例】
本考案の一実施例を図面によって説明すると、図1において、1は自動販売機 本体であり、2は自動販売機本体1に設けられる扉である。3は衝撃や振動を検 出する振動検出器であり、扉2の鍵孔7の付近に設けられることが好ましい。4 は振動検出器3の検出信号を増幅する増幅器である。5は警報装置であり、増幅 器4で増幅した信号が破壊工作によるものであるかどうかを識別判定して、検出 信号が破壊工作によるものである時には警報ブザー等の警報信号を発信するよう になっている。6は警報回路作動用電源で、後述のように商用電源と乾電池ある いは商用電源によって充電される充電電池とからなる。
【0015】 図2は本考案の一実施例の警報回路である。振動検出器3には小型で高感度の セラミック圧電素子を使用することが好ましいが、その他の動電型等の各種のセ ンサーを採用することかできる。振動検出器3は必ずしも1個である必要はなく 、自動販売機本体1または扉2の不特定の箇所に対する破壊工作を効果的に検出 できるように必要に応じて複数個を使用することができる。図2の実施例では3 個を使用した場合を示す。増幅器4は振動検出器3の個数だけ必要であり、また セラミック等の圧電素子を使用した振動検出器3の増幅器4にはチャージアンプ 等の高入力インピーダンス増幅器を採用することが好ましい。増幅器4で増幅さ れた検出信号は警報装置5の比較判定器5Aに供給され、各振動検出器3A、3 B、3Cの相互間の信号比較を行い、相互間の信号比較の結果、異常な振動であ ると判定すると、基準信号判定器5Bに送り、基準信号設定器5Cの基準設定値 と比較して、異常な振動であると判定すると警報発生器5Dに信号を送り、警報 信号を発生させる。なお、振動検出器3を複数個使用しない場合には比較判定器 5Aを使用しない場合もある。
【0016】 警報発生器5Dが作動するとタイマ回路5Fを経由して警報ブザー5Eを間欠 的に所定の時間だけ警報を発生させる。例えば間欠的な警報として2秒間鳴動し 、1秒間休止するというように鳴動と休止との繰り返しを所定の時間内、例えは 5分間程度続けて鳴動し、その後警報の鳴動を停止させる。なお、警報の鳴動が 停止すれば、、警報ブザー5E等を聞いて駆けつけた管理者が自動販売機の側に 来たときには窃盗者に襲われた形跡が消えていることもある。しかし、警報装置 5が作動すると警報表示ランプ5Jが点灯し、管理者が扉2を開けて内部のリセ ットスイッチ5Iを操作して消灯する迄点灯し続けるために、関係者が駆けつけ たときには警報表示ランプ5Jだけは点灯していることになり、窃盗者に襲われ た状態を保存することができるようになっている。また、タイマ回路5Fが作動 すると、必要に応じて、音声記憶装置5Gに記憶されている音声記録を拡声装置 5Hを介して作動させるようにしてもよい。他方、警報発生器5Dの作動により 、この作動信号を有線または無線通信システムによる遠隔警報装置5Kに伝送し 、該遠隔警報装置5Kによって集中管理センターに通報するようにしてもよい。
【0017】 警報回路作動用電源6は商用電源を直流に変換する整流回路6Aと内蔵電源と しての2次電池である電池6B、及び商用電源コード8の断線などの電源停止を 検出する電源停止検出器6Cにより構成されている。商用電源コード8から電源 停止検出器6Cを経由して商用電源が供給され、商用電源を所定の電圧に変圧し て整流回路6Aにより直流に変換して、電池6Bに供給すると共に警報作動回路 にも供給される。もし、電源コンセントのプラグを抜く等の商用電源の断線等の 事故が発生した時には、電池6Bから供給され、停電であるか切断事故によるか を電源停止検出器6Cが検出し、切断等不測の事故の時には商用電源に異常が発 生したことを警報発生器5Dに伝達し、警報信号を発生させる。即ち、電池6B は、例えば整流回路6Aからのフローチングで使用されているために、商用電源 コード8が断線になれば、即座に警報作動用回路には電池6Bからの電源が供給 される。従って、商用電源回路に破壊工作が実行されても警報作動用回路の作動 に支承をきたすことがない。
【0018】 基準信号判定器5Bは振動検出器3により検出した振動信号の振動周波数、レ ベル、及び持続時間等により判定するものであり、その判定基準を設定するのが 基準信号設定器5Cである。例えば、電気ドリル等による破壊工作によって発生 する振動ば周波数が比較的高く、振動レベルが低く、持続時間が比較的長い特徴 があり、梃子等により大きい機械力で扉2を破壊しようとしたときの振動は衝撃 的で振動レベルが非常に高く、短時間で、間欠的に発生する特徴があり、これら の特徴をとらえて設定するのが基準信号設定器5Cである。従って、たとえ鍵孔 7に電気ドリルを差し込んで掛金を外して扉2を開放しようとしてもこの設定器 5Cで異常が検出されることになる。
【0019】 従って、基準信号判定器5Bによって異常信号であるか否かを判定するように なっているため、たとえ自動販売機本体1や扉2に若干の振動や衝撃を受けても 、これによって警報発生器5Dが作動することはなく誤作動を防止することがで きる。
【0020】
【考案の効果】
本考案の請求項1によれば、自動販売機に異常な衝撃や振動が加えられたとき に即座に警報を発するようになっているため、扉の開放前に未然に防犯効果を発 揮することができる。
【0021】 また請求項2によれば、遠隔地から自動販売機に対する異常事態の発生を検知 することができ、その対応を迅速に行うことができる。
【0022】 また請求項3によれば、警報回路作動用の商用電源が破壊工作によってその 電源の供給が停止されたときは内蔵電池からの電源の供給に切り替わるようにな っているため、自動販売機に対する破壊工作よって警報装置の作動に支障をきた すことがほとんどない。
【0023】 さらに請求項4によれば、商用電源コードの切断等の破壊工作によって商用電 源からの電源の供給が停止されたときは、自動販売機に対する衝撃、振動の有無 にかかわらず即座に警報を発するようになっているため、より一層防犯効果を発 揮することができる。
【提出日】平成3年6月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】 本考案はテレホンカード(公衆電話用カード)等の自動販売機に おいて、自動販売機内のテレホンカード、金銭あるいは物品などを窃盗等の目的 で自動販売機に対する破壊工作を行った場合に、即座に警報信号を発信するよう にした防犯装置に関する。なお、本考案でいう自動販売機とは、上述のテレホン カードや商品の自動販売機に限定されることはなく、例えば公衆電話機、現金自 動支払あるいは預け入れ機のように常時の監視の届かない場所に設置される自動 交換機の全てを含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】本考案の一実施例の警報作動回路図である。
【符号の説明】 1 自動販売機本体 2 扉 3、3A、3B、3C 振動検出器 4 増幅器 5 警報装置 5A 比較判定器 5B 基準信号判定器 5C 基準信号設定器 5D 警報発生器 5E 警報ブザー 5F タイマ回路 5G 音声記憶装置 5H 拡声装置 5I リセットスイッチ 5J 警報表示ランプ 5K 遠隔警報装置 6 電源 6A 整流回路 6B 電池 6C 電源停止検出器 7 鍵孔 8 商用電源コード

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機内に振動検出器を装着し、自
    動販売機に破壊工作が加えられたときに発生する衝撃や
    振動を検出し、検出した信号が破壊工作によって発生し
    た信号であることを識別判定して警報ブザー等の警報信
    号を発信するようにした自動販売機防犯装置。
  2. 【請求項2】 前記警報信号は、有線または無線等の通
    信システムによる遠隔警報信号を含む請求項1記載の自
    動販売機防犯装置。
  3. 【請求項3】 前記警報回路作動用電源として商用電源
    と内蔵電池との両電源を装備し、商用電源からの電源の
    供給が停止されたときは内蔵電池からの電源の供給に切
    り替わるようになっている請求項1または2記載の自動
    販売機防犯装置。
  4. 【請求項4】 商用電源コードの切断等の破壊工作によ
    って商用電源からの電源の供給が停止されたとき、この
    電源停止を電源停止検出器により検出して前記警報信号
    を発信するようにしてなる請求項1〜3のいずれかに記
    載の自動販売機防犯装置。
JP3698391U 1991-04-22 1991-04-22 自動販売機防犯装置 Pending JPH04123487U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009277212A (ja) * 2008-04-18 2009-11-26 Yuusuke Kin 自動販売機の警報装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6299463A (ja) * 1985-10-24 1987-05-08 Canon Inc 堆積膜形成法
JPS62114095A (ja) * 1985-11-13 1987-05-25 三洋電機株式会社 自動販売機の悪戯防止装置

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Effective date: 19950829