JP2004516530A - 機器用盗難防止装置 - Google Patents

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Abstract

動作制御マイクロプロセッサを有する電気機器等の盗難防止装置であって、マイクロプロセッサに接続され、電源に接続されるように適合された信号受信手段(2)と、機器のマイクロプロセッサが機器を動作不能にすることができるようにする第1のプログラム済み手段と、機器から分離され、受信手段に送信するための、設定およびリセット信号を生成し、機器への電力が切られたときに、第1のプログラム済み手段に機器を動作不能にすることを可能にさせるように動作するマイクロプロセッサ制御信号生成手段(1)を含む第2のプログラム可能手段とを含み、該第2のプログラム可能手段が自動リセットルーチンを含むようにプログラムされており、該ルーチンは、機器への電力の回復によって活動化されてリセット信号を機器のマイクロプロセッサに送り、マイクロプロセッサを動作状態にリセットし、それによって、万一の停電事象の場合に自動リセットが行われるものである盗難防止装置。

Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は電気/電子機器用の盗難防止装置に関する。
【0002】
(発明の背景)
電気機器に接続され、この機器が動かされたときに警報を発する盗難防止装置が知られている。そのような装置の例は、例えばWO98/06072およびWO99/08244の特許文献に見出すことができるが、これら各々には、安全装置が機器への追加装置であるので、熟練した泥棒は取り外すか、または作動状態を解除することができるという不都合がある。他の装置は、機器の移動が許可されている場合に、取り付けまたは解除を行うのが複雑である(WO98/1809)。
【0003】
電源が取り外されたときに、機器を動作不能にするように動作する防止装置は、Kaishの米国特許第4494114号、Lamontの米国特許第5767771号に、およびWitehiraの欧州特許公報第127258号に見られる。Kaish、Witehira等のものは、共通の電源に接続された機器のグループに対して、必要な設定およびリセット動作を同時に行うことが許可されないので、各機器に対してそのような動作を別々に行わなければならない。Lamontのものは、動作不能部品を取り替えない限り、機器は永久に動作不能になるという別の不都合を有しており、機器を移動した場合、または定められた事象が不意に起こった場合に、機器の所有者に対して重大な出費がかかるという結果をもたらす。特に、上で詳しく述べた装置はどれも、これら装置の動作中における幹線停電の影響に満足に対処していない。
【0004】
(発明の概要および目的)
本発明の目的は、機器への電力が切れたときに動作し、かつ、電力の切断が幹線停電による場合には機器を動作状態に自動的にリセットすることを容易にする、幹線電力機器用の盗難防止装置を提供することにある。
【0005】
本発明によれば、動作制御マイクロプロセッサ、または他のプログラム可能な制御装置を有する電気機器または同様な機器の盗難防止装置であって、前記マイクロプロセッサに接続され、かつ電源に接続されるように適合された信号受信手段と、前記機器から分離され、前記受信手段に送信するための、設定およびリセット信号を生成し、前記機器への電力が切られたときに前記機器を動作不能にするように動作するマイクロプロセッサ制御信号生成手段を含む第2のプログラム可能手段とを含み、前記プログラム可能手段が自動リセットルーチンを含むようにプログラムされており、該自動リセットルーチンが、機器への電力の回復によって活動化されてリセット信号を前記機器のマイクロプロセッサに送り、該マイクロプロセッサを動作状態にリセットし、それによって、電力回復後の万一の停電事象の場合に自動リセットが行われるものである盗難防止装置が提供される。
【0006】
好ましくは、設定およびリセット信号が、前記機器への電源を介して送信される。前記プログラム可能手段が、必要なときに使用者が前記機器のマイクロプロセッサを設定およびリセットすることを可能にする安全コード入力手段をさらに含むことが好ましい。
【0007】
上記装置が、前記機器の移動を検出するための、また好ましくは、安全コード入力手段以外の方法で機器マイクロプロセッサを動作状態にリセットするのを防止するための、信号受信手段と関連した動き感知手段を含むことができる。該動き感知手段が、機器のマイクロプロセッサで制御される警報回路と関連し、前記機器の盗難の場合のように、前記機器への電力が切られ、かつ前記機器が動かされる場合には、前記警報回路を活動化することが好ましい。
【0008】
本発明の好ましい形態では、前記第2のプログラム可能手段が、前記第2のプログラム可能手段への電源が切られている間に前記第2のプログラム可能手段が動かされる場合、または前記第2のプログラム可能手段への電力が接続されている間に前記第2のプログラム可能手段が動かされる場合、前記第2のプログラム可能手段にプログラムされた自動リセットルーチンを禁止するように動作可能な動き感知手段を含む。
【0009】
前記第2のプログラム可能手段が、前記信号受信手段を有する1つまたは複数の機器が接続されている幹線電源の電力コンセントに差し込むことができ、それによって、前記信号生成手段によって生成された信号が、前記電源を介して送信され、前記1つまたは複数の機器の前記機器のマイクロプロセッサを設定およびリセットすることができることが好ましい。
【0010】
第1および第2のプログラム可能手段のプログラミングは、当技術分野で知られている、または本出願のため特別に開発された適切な安全暗号化によって保護され得る。
【0011】
したがって、より詳細には、上記防止装置は、コンピュータ、テレビジョン、ビデオカセットデッキ、ハイファイ、ファクシミリ、マイクロ波オーブンなどのような、組み込みマイクロプロセッサを含むポータブルな電気および電子機器を保護するための2部分電子システムを備える。システムの一方の部分は、機器のマイクロプロセッサ回路と一体化された電子的にプログラム可能な制御装置から成る受信機であり、前記機器が盗まれそうになっている場合のように、幹線電源が切られると、前記機器を動作不能にするものであって、必要なら前記機器内部に可聴警報を備えている。そして、機器が物理的に動かされ、かつオプションの警報が含まれている場合、前記機器と関連した動きセンサによって、可聴警報が音を出す。前記機器内のマイクロプロセッサは、機器の幹線電源が再び接続されたとき、「盗難機器」のような警報メッセージを繰り返し表示するか、または発するようにプログラムされ得る。
【0012】
システムの第2の部分は、小さなポータブルでプログラム可能な安全の保護されたプログラム/リセット装置、すなわち「トランスデューサ」から成る。該トランスデューサは、前記幹線電源に差し込まれ、前記機器の所有者または許可された使用者に使用され、予めプログラムされた電子識別指令コードを前記幹線配線を介して1つまたは複数の機器に送信し、下記の機能の1つまたは複数を達成する。
・ 前記幹線電源の前記機器へのその後の切断によって、前記機器が動作不能になるように、さらに、与えられている場合は可聴警報を備えるように、受信機を動作可能状態にプログラムする。
・ 幹線電源の許可されたまたは偶然の切断の後で受信機をリセットし、前記機器を動作可能にして、与えられている場合には可聴警報を解除する。
・ 与えられている場合には警報を起動することなしに、所有者が前記機器を幹線電源から切り離し、動かすことができるように、可聴警報を動作不能にする。
・ 無許可の使用を阻止し、かつ、前記機器が動作不能にされた後で、該機器を動作可能状態に回復するために、前記幹線電源から前記機器を切り離すことなく前記機器を動作不能にする。
・ 前記受信機をDe−プログラムして、前記機器をプログラムされていない状態に戻す。
【0013】
上記定義のように、トランスデューサは自動リセット機能を有し、それによって、トランスデューサが幹線電源に差し込まれたままのとき、幹線電源の中断の後で幹線電源が復帰した直後に、トランスデューサは自動的にリセット信号を1つまたは複数の機器に送信する。
【0014】
(好ましい実施の形態の説明)
まず図1および図2を参照すると、本発明の実施の形態に係る防止システムは、幹線電源に接続するように構成された分離したトランスデューサ1、および保護されるべき機器のマイクロプロセッサに接続され、さらに幹線電源にも接続された受信機2を含む。
【0015】
トランスデューサ1は、次のものを含む。
(a)マイクロプロセッサ:該マイクロプロセッサの主な機能は、以下の通りである。
【0016】
・キーパッドから受信された入力をコード化すること、
・所有者のアクセスコード(以下、PINコードと記す)を保護された不揮発性メモリに格納すること、
・ソフトウェアのアルゴリズムを用いてPINコードを暗号化すること、
・入力された各PINコードを、メモリに格納されたPINコードと比較し、正しい場合は許可し、正しくない場合は拒絶すること、
・機器の受信機に送信するための、暗号化PINコードを含むコード化されたトーンバースト制御信号を生成すること、
・位相同期回路から受信された情報に基づいて、前記トーンバースト制御信号をAC幹線波形と同期させること、
・AC電力の入っていない間に、前記トランスデューサおよび/または機器が動かされていない場合、停電の後でAC電力が回復したとき、機器の受信機に送信するための自動リセット信号を生成すること、
・AC電力の入っていない間に、前記トランスデューサが動かされている場合、またはAC電力が入っている間の所定時間の間に、前記トランスデューサが動かされている場合、自動リセットの送信を禁止すること、
・正しくないPINコードが3つ連続して入力された後で、所定の時間の間キーパッド入力を無視すること(試行錯誤で、所有者のPINコードを見つけようとする試みを阻止すること)、
・正しくない、または無効なPINコードが入力されたとき、可聴警報信号を発すること、
・キーパッドの任意のキーが押されたときに、可聴告知を発すること。
(b)キーパッド:PINコードおよびシステムを制御する特定の機能命令を入力するために、所有者/許可された使用者によって使用される。
(c)送信機:マイクロプロセッサで生成されたコード化されたトーンバースト制御信号を増幅し、AC電力線上で、それを1つまたはそれ以上の機器の受信機に送信する。
(d)135kHz共振回路:送信機の出力をAC線に結合し、135kHz周波数帯域外の信号および雑音を減衰させるために、ラインビジーリスニング回路用入力フィルタとして作用する。
(e)位相同期回路:ACサイクルの最も有利な点で送信が行われることを保証するために、コード化されたトーンバースト制御信号をAC電力周波数波形と同期させる。
(f)ラインビジーリスニング回路:135kHzの送信周波数でAC線を監視し、別のトランスデューサからの送信が進行中であるか、または線上にランダム雑音のある場合、リセット信号の自動送信を禁止する。
(g)動きセンサ:トランスデューサの移動を検出する。移動が起こり、かつAC電力が入っていない場合、または、所定時間の間、移動が起こり、かつAC電力が入っている場合、これを「トランスデューサが盗まれている」と解釈し、自動リセット送信機能が禁止される。この機能は、所有者がキーパッドを介してPINコードを再入力するまで、禁止されたままである。
(h)ブザー:キーパッドの任意のキーが押されたときのキープレス告知、および正しくないPINコードの可聴告知などを行う。
(i)バッテリ:AC電力が入っていないときに、マイクロプロセッサに電力を供給し、上記(g)で述べたように、動きセンサが自動リセット送信機能を禁止するのを可能にする。
(j)バッテリ充電器およびバッテリ管理回路:バッテリ充電器は、AC電力が利用可能であるときバッテリを充電状態に維持する。バッテリ管理回路は、バッテリ電圧が予め設定された値まで低下したとき(例えば、トランスデューサが長期間、幹線電力から切り離されている場合)、マイクロプロセッサからバッテリを切り離して、マイクロプロセッサの適正な停止を保証する。ある型のマイクロプロセッサは、搭載されたバッテリ管理回路を有し、この場合、図示の外部回路は必要でない。
【0017】
受信機2は、次のものを含む。
(a)135kHz共振回路:トランスデューサからの135kHzトーンバースト信号を受け入れ、この周波数の両側における信号および雑音を減衰させる。
(b)閾値検出器:予め設定されたレベルよりも小さい振幅の信号を除く。
(c)雑音ろ過ローパスフィルタ:雑音スパイクを除く。
(d)位相同期回路:送信が実際に行われているAC電力周波数サイクルの領域内でだけマイクロプロセッサが「リスン(listen)」することができるようにする。
可聴警報用のオプションの構成要素および回路、
(e)バッテリ:機器のマイクロプロセッサおよびブザーに電力を供給する。
(f)動きセンサ:AC電力が入っていない間に機器が動かされた場合、可聴警報を起動する。
(g)ブザー駆動装置:マイクロプロセッサが警報を起動したとき、ブザーにバッテリ電力を供給する。
(h)ブザー:警報状態を示す可聴信号を供給する。
(i)バッテリ充電器およびバッテリ管理回路:バッテリ充電器は、AC電力が利用可能であるときバッテリを充電状態に維持する。バッテリ管理回路は、バッテリ電圧が予め設定された値まで低下した場合、マイクロプロセッサからバッテリを切り離して、マイクロプロセッサの適切な停止を保証する。ある型のマイクロプロセッサは、搭載されたバッテリ管理回路を有し,この場合、図示の外部回路は必要でない。
【0018】
分離したトランスデューサを使用する主な理由は、経済的な理由である。オプションの可聴警報用構成要素および回路を除いた、基本的な機器の受信機は、約1米国ドルより少ないコストの増加で機器に付け加えることができるので、受信機を搭載する製造業者にとって経済的な不利益は無視できるほどに少ない。追加の構成要素は完全に内部にあるので、機器にキーパッドが付け加えられる場合にそうであるかもしれないように、外部のハウジングを修正するために工具による細工は必要でない。2部分システムの重要な特徴は、幹線停電を検出し、幹線電力が回復したときに、全ての機器を自動的にリセットすることができることである。これが無ければ、所有者による手操作のリセットが必要になるかもしれない。安全について妥協することなく自動リセットを実現するためには、停電(悪意のない事件)と盗難事件を区別する能力が必要になる。盗難事件は、常に、機器の移動および幹線電力の切断を含むので、幹線電力の入っていない間の移動を検出する手段が必要である。このことは、動きセンサとバッテリの使用を必要とし、この両方は比較的高価である。キーパッドとともにコスト高の原因となる構成要素および関連した構成要素を、複数の機器に信号を送ることもできる分離した装置、すなわちトランスデューサ内に配置するのが、より経済的である。また、分離した装置であるトランスデューサは、関連した機器の価格感受性に影響されない実際的に価格を上げて別個に販売することができるので、これには販売上の利点もある。
【0019】
図4に「受信機」の好ましい回路を示す。この回路は、信号検出回路1およびオプションの可聴警報回路2を含み、これらの回路は「機器」に取り付けられている。「所有者」によって起動された信号は、幹線電源のAC電力周波数電圧に重畳されたパルスバーストコード化された無線周波数サイン波の搬送波を介して、「トランスデューサ」(図3)から送信される。この幹線電源には、「トランスデューサ」と「機器」の両方が接続されている。サイン波搬送波の周波数および振幅は、国際電子技術委員会標準(International Electrotechnical Commision Standard)61000−3−8に定義されるような、幹線電源配線上の信号送信に許された値に従っている。図示の回路は、135kHzの搬送波周波数および0.6V RMSの振幅で動作するように設計されている。搬送波周波数トーンバーストは、搬送波周波数に同調された、コンデンサC1とインダクタT1で形成された共振回路によって検出される。さらに、50Hzまたは60Hzの幹線電源周波数は、共振回路で激しく減衰される。ダイオードD1、D2、D3、およびD4で形成されたブリッジ整流器は、幹線電源配線から伝えられる電圧スパイクの全てがコンデンサC3に吸収されることを保証して、高周波過渡事象からの保護を提供する。搬送波周波数信号は、インダクタT1の感知補助巻線によって抽出され増幅される。信号が存在するとき、搬送波のサイン波は、IC1Aおよび抵抗器R5とコンデンサC2との遅延立上がり時間RC結合によって形成される比較器の出力で、アクティブLOW(ロー)状態に変換される。5から20の135kHzサイン波サイクルの後にHIGH(ハイ)状態が再確立されるように、時定数が選ばれる。不感帯雑音の抑制は、抵抗器R1およびR4で形成された電圧分割器によって設定された0.5Vのオフセットバイアス電圧で達成される。全体的な「受信機」回路の効果は、幹線電源配線上において、135kHzサイン波トーンバーストを検出した時にLOW出力を、135kHzサイン波トーンバーストの無い時にHIGH出力を供給することである。
【0020】
オプションの可聴警報回路2は、「機器」の幹線電源の切れていることを検出した後で「機器」が動かされたときに、可聴警報を起動する。これらの機能は全て、「機器」のマイクロプロセッサによって監視され、かつ制御される。幹線電源が切れており、かつ動き検出器SW1が活動化された場合、可聴警報はQ1を介してBZ1によって発せられる。動き検出器SW1は、Farnell732−795装置のような、移動活動化スイッチであり、そのコンタクトは、移動が起こったとき、状態を変える。バッテリB1は、「機器」のマイクロプロセッサ内の内部バッテリ充電器回路か(使用可能であれば)、または「バッテリ充電器回路」とラベルの付いたボックス中の外部回路かのいずれかで充電される。
【0021】
図3に「トランスデューサ」の好ましい回路を示す。この回路は「受信機」と同一の回路を含み、この回路は幹線電源線に「リスン」し、この線が低雑音であるとき、すなわち、他の信号が存在しないときにだけ、信号送信を許容することができる。これは、C1、C2およびT1を介して135kHzの送信周波数で幹線を感知することで行われる。T1の感知巻線は、IC6Aと関連した回路に入力し、先に説明したように、別のソースからの135kHzトーンバーストが存在する場合は、LOW出力を生成するように動作する。受信機回路からのこの出力は、マイクロプロセッサに接続され、このマイクロプロセッサは、線が低雑音でなければ、送信を止める。135kHzの送信信号は、マイクロプロセッサIC3から直接に得られ、Q2、C9、およびR5で緩衝される。発信器の出力方形波は、幹線電力線に0.6Vサイン波を出力するようにC1、C2およびT1の共振回路を駆動するQ1およびQ5によって緩衝される。マイクロプロセッサIC3は、XTAL1、C11,およびC10で定められる20MHzのクロック周波数を有する。「トランスデューサ」の移動は、動き検出スイッチSW1を介して検出され、マイクロプロセッサに入力される。幹線電源の存在および位相は、電力変圧器T2を介してR9、R10、D8およびD14により検出される。バッテリ電圧は、IC2により5Vに下げて調整される。ブザーBZ1および発光ダイオードD11はマイクロプロセッサからQ4によって駆動され、キーパッドKP1のプレスボタン列のスイッチ用にキープレス告知を与える。5V電源線をつくるためのバッテリ/幹線電源の有効性は、比較器IC6B、R20、R23、C7、D10、R24、およびR11で形成されたLOW電圧検出器で監視され、活発に切り換えられる。5V線の活発な切換えは、Q6、Q7、R21、およびR22による。R13、R14、D5、およびD6で定められる回路は、たとえバッテリが完全に放電しても、すなわち0Vになっても、マイクロプロセッサ回路への5Vが依然として存在することを保証するようになっている。さらに、この回路は、内部バッテリの充電を支援する。マイクロプロセッサ電源リセットの監視は、IC5、C5およびR6を介してなされる。不揮発性メモリはIC4で提供される。
【0022】
次に、図5Aから5Gを参照して、機器のソフトウェアが機能する方法を以下に説明する。
【0023】
幹線電力およびバッテリが適用されるとき(ステップ1)、安全システムがプログラムされているか否かを決定するために検査が行われる(ステップ2)。システムがプログラムされていない場合、マイクロプロセッサは機器正常動作ルーチンを実行する(ステップ3)。この状態で、機器は、全ての点で正常に動作するが、安全システムは非活動状態にあるので、機器は盗難または無許可の使用に対して保護されていない。新しく購入されたとき、またはDE−プログラム処理の後、機器はこの状態にある。
【0024】
次に、「最初の電源投入」フラグの状態が確認される(ステップ4)。このフラグ状態が1に等しい場合、フラグは0にリセットされ(ステップ5)、「プログラムするか?」警報信号が起動される(ステップ6)。ここで、「プログラムするか?」警報信号は、新しい機器への幹線電力およびバッテリ電力の最初の適用、或いは、DE−プログラム処理の後での幹線電力およびバッテリ電力の最初の適用に際し起動されるが、電力のその後の適用に際しては起動されない。「プログラムするか?」警報信号は、安全システムが非活動状態であることを所有者に警告するために供給され、その機器を盗難または無許可の使用から保護することを所有者が望む場合、プログラムされる必要がある。「プログラムするか?」警報信号は、そのときまでに安全システムがプログラムされていない場合、1時間後にタイムアウトする(ステップ17および18)。
【0025】
プログラムされていない状態のとき、機器はいつでも「プログラム準備完了」信号に応答する(ステップ7)。「プログラム準備完了」信号は、所有者/許可された使用者がプログラムされていない機器を、安全システムが活動化するようにトランスデューサから「プログラム」信号を受け入れる状態に、置く手段である。この信号を生成する適切な手段は、機器製造者によって供給されなければならない。これは、ソフトウェアによる解決策(例えば、定められたシーケンスで機器をオンおよびオフにスイッチングする)か、またはハードウェアによる解決策(例えば、機器のプッシュボタンスイッチ)かのいずれかである。「プログラム準備完了」信号は、トランスデューサによって送信されないことに留意すべきである。「プログラム準備完了」信号が起動されるとき(ステップ7)、「プログラム準備完了」警報信号が生成される(ステップ8)。マイクロプロセッサはその後、「プログラム準備完了」信号の起動から経過した時間の監視を始め、20秒より短い時間が経過した場合(ステップ9)、「受信」位相同期ルーチンが実行される(ステップ10)。このルーチンを図5Gに示し、後に詳細に説明する。このルーチンの目的は、マイクロプロセッサが、AC幹線電圧波形の各サイクルの適切な部分でだけ信号を「リスン」することを保証することである。プログラム信号が受信されると、この信号に含まれたPINコードは、マイクロプロセッサの保護されたメモリに格納される(ステップ12)。プログラム信号がオプションの機器IDを含んでいる場合(ステップ13)、それもまた、マイクロプロセッサの保護されたメモリに格納される。機器IDは、使用されると、単一トランスデューサで多数の機器が制御される場合、この機器IDによって、ロック、ロック解除、警報ロック、DE−プログラムのような機能が特定の機器に向けられるように、機器は、個々にアドレス指定されるようになる。次に、「プログラム済み」フラグは、安全システムがプログラムされていることを示す1に設定され(ステップ15)、「プログラムするか」および「プログラム準備完了」警報信号は沈黙する(ステップ16)。機器の正常動作ルーチンは前のように動作し続けるが、安全システムプログラムは今や作動しており、マイクロプロセッサは、幹線電力の状態を監視し、トランスデューサからの機能信号を待つ状態に入る(ステップ36、37、および38)。
【0026】
「プログラム準備完了」信号の受信から20秒より長い時間が経過し(ステップ9)、かつプログラム信号が受信されていない場合、「プログラム準備完了」警報信号は沈黙する(ステップ19)。マイクロプロセッサは、別の「プログラム準備完了」信号が受信されているか否かを検査し(ステップ7)、さらに「プログラムするか」警報信号が起動されてからの経過時間を監視する(ステップ17)状態に戻る。安全システムが「プログラム準備完了」信号の受信の後で「プログラム準備完了」モードの状態に入る時間を20秒に制限する理由は、システムが直ぐ近傍の別のトランデューサで偶然にプログラムされる可能性を最小限にするためである。「プログラムするか」警報信号が起動されてから1時間より長い時間が経過した場合、この信号は沈黙する(ステップ17および18)。幹線電力を適用するときに安全システムがプログラムされている場合(ステップ2の「はい」の応答)、マイクロプロセッサは安全ルーチンを実行する(ステップ20)。この状態で、機器は、安全ルーチンがどのように設計されているかに基づき、動作不能となるか、または異常に動作するかのいずれかとなる。電力が適用され、かつ安全システムがプログラムされているとき、幹線電力監視連続ルーチン(ステップ66)もまた、連続して実行される。このルーチンについては、図5Fに示し、後に説明する。
【0027】
「移動検出」フラグが、幹線電力の入っていない間に機器が動かされたことを示す1に設定された場合(ステップ21)、音声/視覚の盗難警報が起動され、可聴警報は沈黙する(ステップ22)。音声/視覚盗難警報は、そのような警報を発生するように適切に装備された機器に適用することができ、例えば、機器のオーディオシステムを通して再生される予め記録された言葉によるメッセージ、および/または画面に表示される文面のメッセージで構成することができる。
【0028】
次に、マイクロプロセッサは、機器の幹線電力の状態を監視し(ステップ23)、トランスデューサからのリセット信号を待つ(ステップ25)状態に入る。マイクロプロセッサは、「受信」位相同期ルーチン(ステップ24)で決定されるような、AC電圧波形の各サイクル中の特定の時間の間、AC線上で信号を「リスン」する。正しいPINコードを含むリセット信号が受信されたとき(ステップ25)、「警報ロック」フラグおよび「移動検出」フラグは共に0にリセットされ、さらに音声/視覚盗難警報は停止される(ステップ26)。
【0029】
機器が正常動作に回復(すなわち、「リセット」)される前に、機器がロックされている、すなわち「ロック済み」フラグ=1か否かを決定するために、検査が行われる(ステップ27)。幹線電力が切れる前に機器がロックされていた場合、機器はロックされた状態のままであるに相違ないので、この検査は必要である。機器がロックされていない場合、機器の正常動作ルーチンが実行され(ステップ35)、その後で機器は正常に動作する。機器がロックされている場合、マイクロプロセッサは、機器の幹線電力の状態を監視し、トランスデューサからのロック解除信号を待つ状態に入る(ステップ28、29、および30)。
【0030】
正しいPINコードを含んだロック解除信号が受信されると(ステップ30)、ロック解除信号が機器IDを含んでいるか否かを決定するために、検査が実行される(ステップ31)。この信号が機器IDを含んでいない場合、機器はロック解除され、すなわち、「ロック済み」フラグが0にリセットされ(ステップ34)、機器の正常動作ルーチンが実行される(ステップ35)。この信号が機器IDを含んでいる場合、機器がIDでプログラムされているか否かを決定するために検査が行われ(ステップ32)、そうであれば、ロック解除信号に含まれたIDは機器IDと一致するか否かを決定するために検査が行われる(ステップ33)。一致していれば、機器はロック解除され(ステップ34)、機器の正常動作ルーチンが実行される(ステップ35)。機器がIDでプログラムされていない場合(ステップ32)、または、受信されたIDが機器IDと一致しない場合(ステップ33)、マイクロプロセッサは、機器の幹線電力の状態を監視し、トランスデューサからのロック解除信号を待つ状態に再び戻る(ステップ28、29、および30)。
【0031】
マイクロプロセッサがリセット信号を待っているとき(ステップ25の「いいえ」の応答)、または、ロック解除信号を待っているとき(ステップ30の「いいえ」の応答)、または、機能信号および幹線電力の停電を待っているとき、或いは機器から切断されているとき(ステップ23、ステップ28、またはステップ36の「はい」の応答)、マイクロプロセッサは、移動監視および可聴警報起動のシーケンスに入る(ステップ61、62、63、64、および65)。このシーケンスについては、後に説明する。
【0032】
正常動作ルーチンが実行されているとき(ステップ35)、マイクロプロセッサは機器の幹線電力の存在を絶えず監視し(ステップ36)、トランスデューサからの利用可能などのような機能信号に対しても、そのような信号が正しいPINコードを含んでいる限りで、応答することができるようになっている(ステップ37および38)。
【0033】
機能信号がリセットであるとき(ステップ39)、バッテリ電力可聴警報が、警報ロック機能の動作によって以前にロックされている場合(すなわち、動作不能)(ステップ55参照)、「警報ロック」フラグは、バッテリ電力可聴警報をその正常状態に戻す0に設定される(ステップ40)。
【0034】
機能信号がロックのとき(ステップ41)、ロック信号が機器IDを含んでいるか否かを決定するために、検査が実行される(ステップ42)。ロック信号が機器IDを含んでいないとき(ステップ42)、機器は動作不能状態にロックされ、「ロック済み」フラグが1に設定される(ステップ45)。ロック信号が機器IDを含んでいるとき(ステップ42)、機器がIDでプログラムされているか否かを決定するために検査が行われ(ステップ43)、そうであれば、ロック信号に含まれた機器IDがプログラムされた機器IDと一致するか否かを決定するために検査が行われる(ステップ44)。機器がIDでプログラムされ(ステップ43)、かつロック信号に含まれた機器IDがプログラムされた機器IDと一致する(ステップ44)場合、機器は動作不能状態にロックされ、「ロック済み」フラグは1に設定される(ステップ45)。機器がIDでプログラムされていないか(ステップ43)、またはロック信号に含まれた機器IDがプログラムされた機器IDと一致しない(ステップ44)場合、機器のマイクロプロセッサは、ロック信号を無視し、幹線電力を検査し、トランデューサからの機能信号を待つ状態に戻る(ステップ36、37、および38)。
【0035】
機能信号がロック解除であるとき(ステップ46)、ロック解除信号が機器IDを含んでいるか否かを決定するために検査が行われる(ステップ47)。ロック解除信号が機器IDを含んでいないとき(ステップ47)、機器はロック解除され、「ロック済み」フラグは0に設定される(ステップ50)。ロック解除信号が機器IDを含んでいるとき(ステップ47)、機器がIDでプログラムされているか否かを決定するために検査が行われ(ステップ48)、そうであれば、ロック解除信号に含まれた機器IDがプログラムされた機器IDと一致するか否かを決定するために検査が行われる(ステップ49)。機器がIDでプログラムされており(ステップ48)、かつロック解除信号に含まれた機器IDがプログラムされた機器IDと一致する場合(ステップ49)、機器はロック解除され、「ロック済み」フラグは0に設定される(ステップ50)。機器がIDでプログラムされていないか(ステップ48)、またはロック解除信号に含まれた機器IDがプログラムされた機器IDと一致しない(ステップ49)場合、機器マイクロプロセッサは、ロック解除信号を無視し、幹線電力を検査し、トランデューサからの機能信号を待つ状態に戻る(ステップ36、37、および38)。
【0036】
機能信号が警報ロックであるとき(ステップ51)、警報ロック信号が機器IDを含んでいるか否かを決定するために検査が行われる(ステップ52)。警報ロック信号が機器IDを含んでいないとき(ステップ52)、可聴警報はロックされ(すなわち、幹線電力が切られた後で機器が動かされた場合、警報は動作しない)、「警報ロック」フラグは1に設定される(ステップ55)。警報ロック信号が機器IDを含んでいるとき(ステップ52)、機器がIDでプログラムされているか否かを決定するために検査が行われ(ステップ53)、そうであれば、警報ロック信号に含まれた機器IDがプログラムされた機器IDと一致するか否かを決定するために検査が行われる(ステップ54)。機器がIDでプログラムされており(ステップ53)、かつ警報ロック信号に含まれた機器IDがプログラムされた機器IDと一致する場合(ステップ54)、可聴警報はロックされ、「警報ロック」フラグは1に設定される(ステップ55)。機器がIDでプログラムされていない(ステップ53)、または警報ロック信号に含まれた機器IDがプログラムされた機器IDと一致しない(ステップ54)場合、機器のマイクロプロセッサは、警報ロック信号を無視し、幹線電力を検査し、トランデューサからの機能信号を待つ状態に戻る(ステップ36、37、および38)。
【0037】
機能信号がDE−プログラムであるとき(ステップ56)、DE−プログラム信号が機器IDを含んでいるか否かを決定するために検査が行われる(ステップ57)。DE−プログラム信号が機器IDを含んでいないとき(ステップ57)、PINコードはメモリから消去され、「プログラム済み」フラグは0に設定され、「警報ロック」フラグは0に設定され、「ロック済み」フラグは0に設定され、そして「最初の電源投入」フラグは1に設定される(ステップ60)。「プログラムするか?」警報信号が起動され(ステップ6)、マイクロプロセッサは「プログラム準備完了」信号の受信を検査する(ステップ7)。したがって、安全システムはプログラムされていない状態となり、機器は正常に動作する。
【0038】
DE−プログラム信号が機器IDを含んでいるとき(ステップ57)、機器がIDでプログラムされているか否かを決定するために検査が行われ(ステップ58)、そうであれば、DE−プログラム信号に含まれた機器IDがプログラムされた機器IDと一致するか否かを決定するために検査が行われる(ステップ59)。機器がIDでプログラムされており(ステップ58)、かつDE−プログラム信号に含まれた機器IDがプログラムされた機器IDと一致する場合(ステップ59)、PINコードおよび機器IDはメモリから消去され、「プログラム済み」フラグは0に設定され、「警報ロック」フラグは0に設定され、「ロック済み」フラグは0に設定され、そして「最初の電源投入」フラグは1に設定される(ステップ60)。「プログラムするか?」警報信号が起動され(ステップ6)、さらに、マイクロプロセッサは「プログラム準備完了」信号の受信を検査する(ステップ7)。したがって、安全システムはプログラムされていない状態となり、機器は正常に動作する。
【0039】
機器がIDでプログラムされていない(ステップ58)、或いはDE−プログラム信号に含まれた機器IDがプログラムされた機器IDと一致しない(ステップ59)場合、機器のマイクロプロセッサは、DE−プログラム信号を無視し、幹線停電フラグの状態を検査し、トランデューサからの機能信号を待つ状態に戻る(ステップ36、37、および38)。
【0040】
幹線停電フラグの状態が0から、機器の幹線電力が切れていることを示す1に変化すると(ステップ23、28、または36)、機器の移動が検出されたか否かを決定するために検査が開始される(ステップ61)。幹線電力のない間、マイクロプロセッサはバッテリで給電され、このバッテリは移動で活動化された可聴警報にも給電する。幹線停電フラグの状態は、図5Fに示した幹線電力監視連続ルーチンで決定される。機器の移動は、機器に取り付けられた移動検出スイッチの状態の変化によって検出される。移動が検出された場合(ステップ61)、「移動検出」フラグは1に設定され(ステップ62)、可聴警報がロックされているか否か決定するために検査が実行される(ステップ63)。この警報がロックされていない場合、可聴警報は起動される。
【0041】
可聴警報は、起動後1分間、または図5Aのステップ22における幹線電力の復帰後に可聴警報が沈黙するまで音を出す。可聴警報起動の直後に、幹線停電フラグの状態が再び検査される(ステップ65)。幹線停電フラグが依然として、幹線電力が復帰していないことを示す1に設定されている場合、移動検出器は再度検査される。移動が検出された場合、可聴警報は再起動され(ステップ64)、幹線電力が復帰するまで、上記サイクルが繰り返される(ステップ65の「いいえ」の応答)。このように、可聴警報は移動が検出される度に1分間音を出し、移動が連続的であるか、または1分よりも短い間隔で起こる場合、連続的に音を出す。このサイクル中に移動が検出されない場合(ステップ61の「いいえ」の応答)、可聴警報は起動または再起動されない。可聴警報がロックされている場合(ステップ63の「はい」の応答)、可聴警報の起動は起こり得ない。幹線停電フラグの状態が1から幹線電力が復帰したことを示す0に変化すると(ステップ65)、安全システムはプログラムされた状態にある(ステップ2の「はい」の応答)ので、マイクロプロセッサは安全ルーチンを実行する(ステップ20)。
【0042】
幹線電力監視連続ルーチン(図5F)
幹線電力およびバッテリ電力が適用され(ステップ1)、かつ安全システムがプログラムされている(ステップ2の「はい」の応答)とき、幹線電力監視連続ルーチンが実行される(ステップ66)。電力適用時には、カウントタイマおよびパルスカウンタは0に設定され、幹線停電フラグは0に設定される(ステップ67)。マイクロプロセッサは、ACサイクル当たり1パルスの割合で、50Hzまたは60HzのAC幹線電圧波形から得られる位相同期パルスの連続列を受信する。パルスが検出されると(ステップ68)、5mSの最小パルス長について検査され(ステップ69)、5mSよりも長い場合は、パルスカウンタを1だけ増加してパルスをカウントする(ステップ70)。パルス長が5mSよりも短い場合、パルスはカウントされないで、マイクロプロセッサは次のパルスを待つ(ステップ68)。
【0043】
パルスが数えられるとき(ステップ70)、またはパルスが受信されない場合(ステップ68の「いいえ」の応答)、カウントサイクル開始からの経過時間が検査され(ステップ71)、プログラムされたカウント時間500mSよりも短い場合、マイクロプロセッサは次のパルスを探し、カウントサイクルは続く。
【0044】
カウント時間がプログラムされたカウント時間500mSに等しいかそれよりも長いとき(ステップ71)、パルスカウンタが読み取られる(ステップ72)。パルスの数が、プログラムされた時間間隔500mS内に20パルスという予期される最小数より多いかそれに等しい場合、幹線電力は存在しているものと考えられる。そして、カウントタイマおよびパルスカウンタは共に0に設定され(ステップ75)、「幹線停電」フラグは0に設定され(ステップ76)、次のカウントサイクルが始まる(ステップ68)。
【0045】
パルス数がプログラムされた時間間隔500mS(ステップ71)に予期される最小数20パルス(ステップ72)より少ない場合、幹線電力は停電したと考えられる。そして、カウントタイマおよびパルスカウンタは共に0にリセットされ(ステップ73)、「幹線停電」フラグは1に設定され(ステップ74)、次のカウントサイクルが始まる(ステップ68)。したがって、任意の特定時間における「幹線停電」フラグの状態は、機器の幹線電力の状態を示す。0のフラグ状態は、幹線電力が存在していることを示し、一方、1のフラグ状態は幹線電力が存在しないことを示す。
【0046】
「受信」位相同期ルーチン(図5G)
マイクロプロセッサが、トランスデューサからの信号を待っている、または受信している状態であるとき、マイクロプロセッサは、各AC幹線電圧サイクルの一部の間、電圧波形に同期して、AC線を「リスン」する。この機能は、図5Gに示す「受信」位相同期ルーチンで制御される。
【0047】
マイクロプロセッサは、50Hzまたは60HzのAC幹線電圧波形から得られる位相同期パルスの連続列を、ACサイクル当たり1パルスの割合で受信する。これらのパルスは、上述した幹線電力監視連続ルーチン(図5F)下でのように、機器でAC幹線電力の状態を監視するのに使用されるものと同じである。
【0048】
マイクロプロセッサは、各パルスの立下り区間におけるHIGH−LOW遷移を検出し(ステップ77)、8mSのタイミングシーケンスを開始する(ステップ78および79)。8mSが経過すると、8mSタイマはリセットされ(ステップ80)、6mSタイマが始動される(ステップ81)。6mSタイマが動作している間に、AC線上で受信された任意のデータは、マイクロプロセッサに入力され、格納される(ステップ82)。6mSが経過したとき、この6mSタイマはリセットされ(ステップ84)、マイクロプロセッサは、データが(もし有れば)完全な信号を含むか否かを検査する(メインプログラムのステップ11、25、30、または38)。したがって、データはパルス立下り区間以降の8mSから14mSの間に受信されるだけである。
【0049】
完全な信号が受信されなかった場合、マイクロプロセッサはメインプログラムに戻り(ステップ9、23、28、または36)、「受信」位相同期ルーチンが再び実行される。トランスデューサにより送信された機能信号は、1AC幹線電圧サイクルよりも多くにわたっているので、完全な信号が受信されるまで、このプロセスは繰り返される。
【0050】
次に、図6A〜6Fを参照して、トランスデューサのソフトウェアが機能する方法を説明する。
【0051】
幹線電力およびバッテリ電力が適用されると(ステップ1)、PINコードがメモリに格納されていない場合(ステップ2)、マイクロプロセッサは、PINコードがキーパッドから手操作で入力されるのを待つ(ステップ4)。PINコードがメモリに格納され、かつ送信禁止フラグが1に設定されていない場合(ステップ3)、自動リセットルーチンが活動化され(ステップ5)、リセット信号がAC線を介して送信される。(自動リセットルーチンについては図6Eに示されており、後述する。)送信禁止フラグの状態は、幹線電圧監視および移動検出連続ルーチンによって決定され(ステップ6)、幹線電力の入っていない間にトランスデューサの何らかの物理的移動が検出された場合、または幹線電力が存在している所定の時間の間に物理的移動が検出された場合、1に設定される。バッテリによってマイクロプロセッサに電力が供給されるので、幹線電力の入っていない間でも、移動の監視が可能となる。(幹線電圧監視および移動検出連続ルーチンについては、図6Dに示されており、後述する。)
幹線電力の入っていない間に移動が起こらなかった場合、送信禁止フラグは0に設定されたままであり、幹線電力が復帰したとき、自動リセットルーチンが活動化され、幹線電力が切れることで動作不能になっているであろう機器をリセットする。幹線電力の入っていない間にトランスデューサの移動が検出された場合、送信禁止フラグは1に設定されるので、幹線電力が復帰したとき、自動リセットルーチンは活動化されない。幹線電力が存在している間に所定時間にわたるトランスデューサの移動が検出された場合、送信禁止フラグは同じく1に設定されるので、幹線と並列接続したAC電力の携帯用電源にトランスデューサを接続した後で、トランスデューサを盗もうとすると、自動リセット信号のその後の送信が止められるようになる。送信禁止フラグは、正しいPINコードがキーパッドから手操作で入力された後でのみ0に設定される(ステップ28)。これらの特徴は、盗まれたトランスデューサが、そのトランスデューサと同じPINコードを持つ盗まれた機器を、その自動リセットルーチンを活動化させるよう「オフ」および「オン」を切り替えることにより、リセットするために使用されるのを防止するように設計されている。
PINコードがキーパッドから入力され、かつ最初の数字入力から30秒以内に入力ボタンがプレスされないとき(ステップ7)、「タイムアウト」警報信号が生成され(ステップ8)、マイクロプロセッサはキーパッドからの別の入力を待つ。したがって、未完成のPINコード入力は取り消される。入力されたPINコードが4個から8個の間の数字を含まない場合(ステップ9)、「誤りPIN」警報信号が発せられ(ステップ10)、マイクロプロセッサは別のキーパッド入力を待つ。次のPINコード入力が許される数の数字を含み、かつPINコードがすでにメモリに格納されていない場合(ステップ11)、「PIN確認」警報信号が生成され(ステップ12)、所有者に数字を確認するために再度PINコードを入力するように促す。そして、マイクロプロセッサは、キーパッドからの確認入力を待つ(ステップ13)。確認入力が受信されたとき、「PIN確認」警報信号は沈黙する(ステップ14)。第2のPINコード入力は第1の入力から30秒以内に行われなければならず(ステップ15)、受け入れられるためには第1の入力と一致しなければならない(ステップ16)。30秒の時間制限内に受信されない場合、「タイムアウト」警報信号が生成され(ステップ8)、不一致が生じると、「誤りPIN」警報信号が生成される(ステップ17)。いずれの場合も、PINコードを入力し、次に確認するという過程が繰り返されなければならない。
【0052】
PINコードが適正に確認されたとき、マイクロプロセッサはキーパッドからのプログラム入力を待つが(ステップ18)、このプログラムは、受け入れられるために、第2のPINコードの入力から30秒以内に受信されなければならない(ステップ19)。許容時間制限内にプログラム入力が行われたとき、PINコードは暗号化アルゴリズムを用いて暗号化され、マイクロプロセッサ内の保護されたメモリに格納される(ステップ20)。暗号化は、トランスデューサからの送信を記録し解析することによってPINコードが発見されるのを防止するために使用される。
【0053】
所有者がオプションの識別番号(ID)で機器をプログラムしたいと思う場合、このIDはプログラム入力から5秒以内に入力されなければならない(ステップ21)。5秒の時間制限内にIDが入力されない場合、機器IDなしでプログラム命令が送信される(ステップ22)。5秒の時間制限内にIDが入力されると、プログラム命令は機器IDと共に送信される(ステップ23)。送信が完了したとき、マイクロプロセッサはキーパッドからの別のPINコード入力を待つ(ステップ4)。機器IDの目的は、望ましくは2以上の機器が同じトランスデューサで制御されるときに、(リセット以外の)機能命令を特定の機器に向けるのを可能にすることである。
【0054】
PINコードがメモリに格納されているとき(ステップ11)、キーパッドからのその後の全てのPINコード入力は、格納されたPINコードと一致するか否かを調べるために検査される(ステップ24)。一致しない場合は、「誤りPIN」カウンタが1つだけ増加される(ステップ25)。「誤りPIN」の総数が3に等しくない場合(ステップ26)、「誤りPIN」警報信号が生成され(ステップ10)、マイクロプロセッサはキーパッドからの別のPINコード入力を待つ(ステップ4)。「誤りPIN」の総数が3個の正しくないPINコードが連続して入力されたことを示す3に等しい場合(ステップ26)、マイクロプロセッサは1時間の間その後のどのようなキーパッド入力をも無視する(ステップ27)。この特徴は、PINコードの試行錯誤による発見、すなわち、正しいPINコードが見いだされるまで非常に多数の試用PINコードを入力することを阻止するために提供される。
【0055】
PINコード入力が格納されたPINコードと一致するとき(ステップ24)、「誤りPIN」カウンタは0にリセットされ(ステップ28)、「送信禁止」フラグは0にリセットされ(ステップ28)、マイクロプロセッサはキーパッドからの機能命令入力を待つ(ステップ28)。機能命令入力は、受け入れられるために、PINコード入力から30秒以内に受信されなければならず(ステップ29)、そうでなければ、「タイムアウト」警報信号が生成され(ステップ30)、マイクロプロセッサはキーパッドからの別のPINコード入力を待つ(ステップ4)。
【0056】
PINコード入力から30秒以内に機能命令が受信されたとき(ステップ29)、マイクロプロセッサは、特定の機能命令入力を識別し、対応する機能命令をコード化信号として、AC電力線を介して送信し始める。
【0057】
入力された機能命令がリセットの場合(ステップ31)、リセット命令が送信される(ステップ32)。リセット命令の目的は、幹線電源の切断または停電の後で幹線電力が回復されたとき、所有者が機器を正常動作状態に戻すのを可能にすることである。
【0058】
機能命令がプログラムである場合(ステップ33)、オプションの機器IDがプログラム命令から5秒以内に入力されたか否かを決定するために検査が行われる(ステップ34)。このIDが5秒の時間制限内に入力された場合、このIDを含むプログラム命令は送信されるが(ステップ35)、このIDが5秒の時間制限内に入力されない場合、プログラム命令は機器IDなしで送信される(ステップ36)。プログラム命令の目的は、所有者が、PINコードで、また望ましくは機器IDで機器をプログラムし、それによって安全システムを活動化させるのを可能にすることである。
【0059】
機能命令がロックの場合(ステップ37)、オプションの機器IDがロック命令から5秒以内に入力されたか否かを決定するために検査が行われる(ステップ38)。このIDが5秒の時間制限内に入力された場合、このIDを含むロック命令が送信されるが(ステップ39)、IDが5秒の時間制限内に入力されない場合、ロック命令は機器IDなしで送信される(ステップ40)。ロック命令の目的は、所有者が、機器の無許可の使用を防止するために、機器を動作不能状態にロックするのを可能にすることである。
【0060】
機能命令がロック解除の場合(ステップ41)、オプションの機器IDがロック解除命令から5秒以内に入力されたか否かを決定するために検査が行われる(ステップ42)。このIDが5秒の時間制限内に入力された場合、このIDを含むロック解除命令が送信されるが(ステップ43)、このIDが5秒の時間制限内に入力されない場合、ロック解除命令は機器IDなしで送信される(ステップ44)。ロック解除命令の目的は、「ロックされた」機器を正常動作状態に回復することである。
【0061】
機能命令が警報ロックの場合(ステップ45)、オプションの機器IDが警報ロック命令から5秒以内に入力されたか否かを決定するために検査が行われる(ステップ46)。このIDが5秒の時間制限内に入力された場合、このIDを含む警報ロック命令が送信されるが(ステップ47)、このIDが5秒の時間制限内に入力されない場合、警報ロック命令は機器IDなしで送信される(ステップ48)。警報ロック命令の目的は、所有者が、「オフ」状態にある機器の可聴警報をロックするのを可能にすることであり、その結果、機器は、可聴警報を起動することなしに、幹線電源から切り離され、動かされ得る。
【0062】
機能命令がDE−プログラムの場合(ステップ49)、DE−プログラムボタンが5秒間押し下げ続けられたか否かを決定するために検査が行われる(ステップ50)。このボタンが5秒間押し下げ続けられない場合、命令は無視され、マイクロプロセッサはキーパッドからの別のPINコード入力を待つ(ステップ4)。この特徴は、不意にDE−プログラムされてしまう危険を低くするために設けられている。DE−プログラムボタンが5秒間押し下げ続けられた場合、DE−プログラムボタンの開放から5秒以内にオプションの機器IDが入力されたか否かを決定するために、さらなる検査が行われる(ステップ51)。機器IDが5秒の時間制限内に入力された場合、機器IDを含むDE−プログラム命令が送信される(ステップ52)。このIDが5秒の時間制限内に入力されない場合、DE−プログラム命令は機器IDなしで送信される(ステップ53)。機器IDのないDE−プログラム命令の送信後、PINコードがマイクロプロセッサ内のメモリから消去される(ステップ54)。機器IDのあるDE−プログラム命令が送信されたとき、PINコードは消去されない。これは、1つの機器がDE−プログラムされただけであり、そのPINコードは他の機器を制御するために依然として必要だからである。DE−プログラム命令の目的は、所有者が、1つまたは複数の機器からPINコードおよび機器ID(適用可能な場合)を消去し、それによって、安全システムを非活動化させるのを可能にすることである。PINコードを変えるときには、DE−プログラム命令の後に新しいPINコードを含むプログラム命令が続く。
【0063】
幹線電圧監視および移動検出連続ルーチン(図6D参照)
幹線電力およびバッテリ電力の適用後すぐに(ステップ1)、送信禁止フラグは1に設定され、幹線停電フラグは0に設定され、カウントタイマは0に設定され、パルスカウンタは0に設定され、移動タイマは0に設定され、そして移動カウンタは0に設定される(ステップ55)。マイクロプロセッサは、50Hzまたは60HzのAC幹線電圧波形から得られた位相同期パルスの連続列を、ACサイクル当たり1パルスの割合で受信する。パルスが検出されたとき(ステップ56)、パルスは最小パルス長5mSが検査され(ステップ57)、5mSより長い場合は、パルスカウンタを1だけ増加して、パルスがカウントされる(ステップ58)。パルス長が5mSより短い場合、パルスはカウントされず、マイクロプロセッサは次のパルスを探す(ステップ56)。
【0064】
パルスがカウントされるとき(ステップ58)、またはパルスが受信されない場合(ステップ56の「いいえ」の応答)、カウントサイクル開始からの経過時間が検査され(ステップ59)、プログラムされたカウント時間500mSより短い場合、マイクロプロセッサは次のパルスを探し、カウントサイクルは継続する。
【0065】
カウント時間がプログラムされたカウント時間500mSに等しいかそれより長いとき(ステップ59)、パルスカウンタが読み取られる(ステップ60)。パルスの数が、プログラムされた時間間隔500mS内に予期される数20パルスより多いか等しい場合、幹線電力は存在しているものと考えられる。次に、幹線停電フラグの状態が検査され、(幹線無しから幹線有りへの遷移が起こったことを示す)1に等しい場合、幹線停電フラグは0にリセットされ、カウントタイマおよびパルスカウンタは共に0にリセットされる(ステップ67)。そして、マイクロプロセッサはメインプログラムに戻る。図6Aを参照されたい。
【0066】
パルス数がプログラムされた時間間隔500mS内に予期される数20パルスよりも少ない場合(ステップ60)、幹線電力は停電しているものと考えられる。そのとき、幹線停電フラグは1に設定され、カウントタイマは0にリセットされ、パルスカウンタは0にリセットされる(ステップ61)。次に、移動が起こったか否かを決定するために、移動検出器出力が検査される(ステップ62)。移動が検出された場合、「送信禁止」フラグは1に設定され(ステップ63)、移動タイマの状態が検査される(ステップ64)。移動タイマが動作していない場合、次のカウントサイクルが始まる(ステップ56)。移動タイマが動作している場合、移動タイマは停止され、0にリセットされ、そして、移動カウンタも0にリセットされ(ステップ65)、次のカウントサイクルが始まる(ステップ56)。
【0067】
幹線停電フラグが1に等しくなく(ステップ66)、かつ送信禁止フラグが1に等しくない(ステップ79)場合、カウントタイマおよびパルスカウンタは共に0に設定され(ステップ68)、移動検出器の出力が検査される(ステップ69)。移動が検出された場合(ステップ69の「はい」の応答)、移動カウンタは1だけ増加され(ステップ70)、次いで移動タイマの状態が検査される(ステップ71)。このタイマが動作している場合、経過時間が検査される(ステップ73)。このタイマが動作していない場合、このタイマが始動され(ステップ72)、そして経過時間も検査される(ステップ73)。経過時間が20秒以上の場合(ステップ73の「はい」の応答)、移動カウンタが検査される(ステップ74)。移動数が10以上の場合、送信禁止フラグは1に設定され(ステップ75)、移動タイマは停止されて0にリセットされ、次いで移動カウンタは0にリセットされ(ステップ76)、監視サイクルが継続する。移動数が10以上でない場合(ステップ74)、移動タイマは停止されて0にリセットされ、次いで移動カウンタも0にリセットされ(ステップ76)、監視サイクルが継続する。移動が検出されず(ステップ69の「いいえ」の応答)、かつ移動タイマが動作していない(ステップ77の「いいえ」の応答)場合、監視サイクルは継続する。移動タイマが動作し(ステップ77の「はい」の応答)、かつ経過時間が20秒以上の(ステップ78の「はい」の応答)場合、移動タイマは停止されて0にリセットされ、移動カウンタも0にリセットされ(ステップ76)、そして監視サイクルは継続する。経過時間が20秒以上でない場合(ステップ78の「いいえ」の応答)、監視サイクルは継続する。したがって、移動は20秒の期間内で監視され、幹線電力が存在している間、20秒の期間内に10よりも多い移動事象が検出された場合、自動リセット機能は禁止される。この特徴は、許可された位置からトランスデューサを取り外す前に、幹線電源と並列接続でトランスデューサにAC電力の携帯用電源を接続することによって、自動リセット禁止機能を無効にすることを防止するために設けられている。
【0068】
送信禁止フラグが1に設定されると(ステップ79の「はい」の応答)、ステップ68から78で示す移動監視シーケンスは省略されるが、幹線電圧監視サイクルは継続する。これは、移動によって送信禁止フラグがすでに1に設定されているとき、トランスデューサの移動を監視する必要がないからである。送信禁止フラグは、幹線電力が入っているときに、正しいPINコードを手操作で入力することによってのみ、0にリセットされ得る(図6A、ステップ28を参照されたい)。
【0069】
自動リセットルーチン(図6E参照)
自動リセットルーチンは、「送信禁止」フラグが1に設定されていない場合(ステップ3)、幹線電力の適用後すぐに活動化される(ステップ1)。このルーチンの目的は、幹線電力が停電の後で復帰したとき、機器を自動的にリセットすることである。「送信禁止」フラグは、幹線電力の入っていない間にトランスデューサの移動が起こった場合、1に設定される。したがって、トランスデューサが泥棒によって取り外された場合、そのトランスデューサは、別の場所で、盗まれた機器に差し込んでオンにすることによって、リセットするように使用することはできない。「ラインリスニング」回路は、AC線上に雑音または干渉信号があるか否かを示す信号をマイクロプロセッサに供給する。この信号は、以下で説明するように、線に雑音がある場合、マイクロプロセッサがリセット命令を送る前に低雑音の期間を待つことを保証するのに使用される。
【0070】
自動リセットルーチンに入ると、サイクルカウンタおよび自動リセットカウンタは0に設定される(ステップ80)。「ラインリスニング」回路の出力は検査され(ステップ81)、線が500mSの期間の間、低雑音である場合、リセット命令が送信される(ステップ82)。そして、自動リセットカウンタが1だけ増加され(ステップ83)、カウンタが読み取られる(ステップ84)。この数が4に等しくない場合、この線が再度検査され(ステップ81)、低雑音であれば、別のリセット命令が送信され(ステップ82)、そして、このサイクルは繰り返される。この線が低雑音のままである間、自動リセット数が4に等しくなるまで、このサイクルは繰り返される(ステップ84)。この後で、自動リセットカウンタは0にリセットされ(ステップ85)、マイクロプロセッサはキーパッドからのPINコード入力を待つ(ステップ4)。
【0071】
「ラインリスニング」回路の出力が、線は低雑音でないことを示すとき(ステップ81の「いいえ」の応答)、マイクロプロセッサは1s〜5sのランダムな時間間隔の間待ち(ステップ86)、サイクルカウンタを1だけ増加する(ステップ87)。その後、サイクルカウンタが読み取られ(ステップ88)、サイクル数が20に等しくなければ、マイクロプロセッサは再度「ラインリスニング」回路の出力を検査する。線が低雑音でない場合、低雑音期間が検出されて、「送信ループ」が入力されるまで(ステップ81から85)、またはサイクル数が20に等しくなる(ステップ88)まで、このサイクルは繰り返される。サイクル数が20に等しい場合、サイクルカウンタは0にリセットされ(ステップ89)、「ラインビジー」信号が生成され(ステップ90)、そしてマイクロプロセッサはキーパッドからのPINコード入力を待つ(ステップ4)。
【0072】
送信位相同期ルーチン(図6F参照)
送信位相同期ルーチンは、機能命令の送信中に活動化される(すなわち、ステップ22、23、32、35、36、39、40、43、44、47、48、52、および53)。このルーチンは、出力パルス列中の各パルスがAC幹線電圧波形と同期されることを保証し、その結果、各ACサイクル中の適切な点で送信が行われるようになる。送信はACサイクル当たり1パルスの割合で行われる。
【0073】
マイクロプロセッサは、50Hzまたは60HzのAC幹線電圧波形から得られた位相同期パルスの連続した列を、ACサイクル当たり1パルスの割合で受信する。これらのパルスは、上述した幹線電圧監視および移動検出連続ルーチン下でのように、トランスデューサのAC幹線電力の状態を監視するのに使用されるものと同じである。
【0074】
マイクロプロセッサは、各パルスの立下り区間時におけるHIGH−LOW遷移を検出し(ステップ91)、4mSのタイミングシーケンスを開始する(ステップ92および93)。4mSが経過すると、4mSタイマはリセットされ(ステップ94)、12mSタイマが始動される(ステップ95)。12mSタイマが動作している間に、出力パルスを含む135kHz信号が送信される(ステップ96)。12mSが経過すると、12mSタイマはリセットされ、135kHz信号は止められる(ステップ98)。したがって、各データパルスは、パルス立下り区間以降の4mSから16mSの間に送信される。このルーチンは、機能命令が完了するまで、各データパルスごとに繰り返される。
【0075】
上記の機能を実現するソフトウェアには、適切な安全のための暗号化が組み込まれていることが好ましい。
【0076】
これは、下記のことによって達成される。
1.マイクロプロセッサ環境に適し、コード化された送信の解読によるPINコードの発見が実質上不可能となるのに十分な高度さを備えた暗号化技術を実施すること。
2.マイクロプロセッサ環境に適し、許可された命令の送信記録によってシステムにアクセスすることを防止することができ、そして、「ローリングコード」および他のコード化システムを無効にすることなく、受信機をループから取り外し、また再導入することが可能となることを保証する、単一の「トランスデューサ」によって駆動される複数の受信機を含むことができるローリングコードおよび他の技術を活用すること。
3.マイクロプロセッサの不揮発性メモリに格納されたデータの許可された尋問を可能にしつつも、許可されない外部からの問合わせを阻止する技術を活用すること。
4.万一ソフトウェアが漏れた場合、ソフトウェアのセキュリティ部分を変更する技術を実施すること。
【図面の簡単な説明】
【図1】本防止システムの第2のプログラム可能手段(トランスデューサ)の機能的ブロック図である。
【図2】本防止システムの第1の手段(受信機)の機能的ブロック図である。
【図3】本防止システムの第2のプログラム可能手段の回路図である。
【図4】本防止システムの第1の手段の回路図である。
【図5A】本防止システムの第1の手段の1つの好ましいプログラミングおよび動作シーケンスを説明するフローチャートである。
【図5B】本防止システムの第1の手段の1つの好ましいプログラミングおよび動作シーケンスを説明するフローチャートである。
【図5C】本防止システムの第1の手段の1つの好ましいプログラミングおよび動作シーケンスを説明するフローチャートである。
【図5D】本防止システムの第1の手段の1つの好ましいプログラミングおよび動作シーケンスを説明するフローチャートである。
【図5E】本防止システムの第1の手段の1つの好ましいプログラミングおよび動作シーケンスを説明するフローチャートである。
【図5F】本防止システムの第1の手段の1つの好ましいプログラミングおよび動作シーケンスを説明するフローチャートである。
【図5G】本防止システムの第1の手段の1つの好ましいプログラミングおよび動作シーケンスを説明するフローチャートである。
【図6A】本防止システムの第2の手段の1つの好ましいプログラミングおよび動作シーケンスを説明するフローチャートである。
【図6B】本防止システムの第2の手段の1つの好ましいプログラミングおよび動作シーケンスを説明するフローチャートである。
【図6C】本防止システムの第2の手段の1つの好ましいプログラミングおよび動作シーケンスを説明するフローチャートである。
【図6D】本防止システムの第2の手段の1つの好ましいプログラミングおよび動作シーケンスを説明するフローチャートである。
【図6E】本防止システムの第2の手段の1つの好ましいプログラミングおよび動作シーケンスを説明するフローチャートである。
【図6F】本防止システムの第2の手段の1つの好ましいプログラミングおよび動作シーケンスを説明するフローチャートである。

Claims (10)

  1. 動作制御マイクロプロセッサを有する電気機器または同様な機器の盗難防止装置であって、前記マイクロプロセッサに接続され、電源に接続されるように適合された信号受信手段と、前記機器のマイクロプロセッサが前記機器を動作不能にすることができるようにする第1のプログラム済み手段と、前記機器から分離され、前記受信手段に送信するための、設定およびリセット信号を生成し、前記機器への電力が切られるときに、前記第1のプログラム済み手段に前記機器を動作不能にすることを可能にさせるように動作するマイクロプロセッサ制御信号生成手段を含む第2のプログラム可能手段とを含み、該第2のプログラム可能手段が自動リセットルーチンを含むようにプログラムされており、該自動リセットルーチンが、機器への電力の回復で活動化されてリセット信号を前記機器のマイクロプロセッサに送り、該マイクロプロセッサを動作状態にリセットし、それによって、万一の停電事象の場合に自動リセットが行われるものである盗難防止装置。
  2. 前記機器の移動を検出するための、前記信号受信手段と関連した動き感知手段をさらに含む請求項1記載の装置。
  3. 前記動き感知手段が、前記機器のマイクロプロセッサによって制御される警報回路と関連し、前記機器の盗難の場合のように、前記機器への電力が切られ、かつ前記機器が動かされる場合には、前記警報回路を活動化する請求項2記載の装置。
  4. 前記第2のプログラム可能手段が、前記機器への電源が切られている間に前記第2のプログラム可能手段が動かされる場合、または移動が所定の時間の間起こり、かつAC電力が選ばれている場合に、前記信号生成手段を動作不能にするように動作可能な動き感知手段を含む請求項1、2または3のいずれかの項に記載の装置。
  5. 前記第2のプログラム可能手段が、前記信号受信手段を有する1つまたは複数の機器が接続されている幹線電源の電力コンセントに接続するように適合されており、それによって、前記信号生成手段によって生成された信号が、前記電源を介して送信され、前記1つまたは複数の機器の前記機器のマイクロプロセッサを設定およびリセットする請求項1、2または3のいずれかの項に記載の装置。
  6. 前記プログラム済み手段および/またはプログラム可能手段が、適切な暗号化装置または手段によって保護されている請求項1、2または3のいずれかの項に記載の装置。
  7. 前記プログラム可能手段が、実質的に図面の図5Aから5Gおよび図6Aから6Fを参照して以下で述べるようにプログラムされている請求項1、2または3のいずれかの項に記載の装置。
  8. 前記設定/リセット信号が、前記機器への電源プラグを介して送られる請求項1〜7のいずれかの項に記載の装置。
  9. 前記第2のプログラム可能手段が、必要なときに使用者が前記機器のマイクロプロセッサをリセットすることを可能にする安全コード入力手段をさらに含む請求項1〜8のいずれかの項に記載の装置。
  10. 実質的に添付の図面を参照して以下で述べるようにして機器の盗難を防止する装置。
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