JPH04122646A - 賦型シートおよびそれを用いた熱硬化性樹脂化粧板の製造方法 - Google Patents
賦型シートおよびそれを用いた熱硬化性樹脂化粧板の製造方法Info
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- JPH04122646A JPH04122646A JP2244986A JP24498690A JPH04122646A JP H04122646 A JPH04122646 A JP H04122646A JP 2244986 A JP2244986 A JP 2244986A JP 24498690 A JP24498690 A JP 24498690A JP H04122646 A JPH04122646 A JP H04122646A
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C59/00—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
- B29C59/02—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by mechanical means, e.g. pressing
- B29C59/026—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by mechanical means, e.g. pressing of layered or coated substantially flat surfaces
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、家具、内装材等に幅広く使用される表面に凹
凸形状を有する化粧板の製造方法と、その化粧板の表面
に凹凸を付与するための賦型シートに関するものである
。
凸形状を有する化粧板の製造方法と、その化粧板の表面
に凹凸を付与するための賦型シートに関するものである
。
（従来の技術）
化粧板の表面に凹凸を形成する場合には、金属又は樹脂
から成る賦型板か、あるいは合成樹脂等から成る賦型シ
ートが用いられる６ 賦型版は、素材が高価であるために、メラミン化粧板等
の熱硬化性樹脂化粧板を製造する場合のように同時に多
数枚の賦型板を必要とする場合には不向きであり、重い
為に取扱いも不便である。
から成る賦型板か、あるいは合成樹脂等から成る賦型シ
ートが用いられる６ 賦型版は、素材が高価であるために、メラミン化粧板等
の熱硬化性樹脂化粧板を製造する場合のように同時に多
数枚の賦型板を必要とする場合には不向きであり、重い
為に取扱いも不便である。
又、高価である為に繰り返して使用することが多いが、
取扱い時に表面に傷を付けてしまうという問題もあった
。
取扱い時に表面に傷を付けてしまうという問題もあった
。
賦型シートの場合は使い捨てが出来るので賦型板のよう
な問題はないが、賦型板、賦型シート共にその表面の凹
凸は、彫刻法、エツチング法、サンドブラスト法、印刷
法等によって形成したものである為、意匠性の点では充
分とは言い切れず、天然物に近い凹凸形状を付与した化
粧板への要望が高かった。
な問題はないが、賦型板、賦型シート共にその表面の凹
凸は、彫刻法、エツチング法、サンドブラスト法、印刷
法等によって形成したものである為、意匠性の点では充
分とは言い切れず、天然物に近い凹凸形状を付与した化
粧板への要望が高かった。
（発明が解決しようとする課題）
本発明の目的は、以上のような従来技術の欠点を解消し
、通常の機械的なエンボスでは得られない天然感、自然
感に溢れた凹凸形状を有する化粧板とその製造に使用す
る賦型シートを提案するものである。
、通常の機械的なエンボスでは得られない天然感、自然
感に溢れた凹凸形状を有する化粧板とその製造に使用す
る賦型シートを提案するものである。
（課題を解決するための手段）
本発明の賦型シートは、硬質成分を含むソート材とその
表面に積層された合成樹脂層とから構成されており、更
に、該合成樹脂層の表面に凹凸が形成されている。
表面に積層された合成樹脂層とから構成されており、更
に、該合成樹脂層の表面に凹凸が形成されている。
硬質成分を含むシート材は、合成樹脂層との積層時や化
粧板製造時に加えられる圧力や熱によって破れたり伸縮
しないことが必要であり、重量が３０〜２１０ｇ／ｒｒ
ｆの上質紙、中質紙、クラフト紙、薄葉紙、和紙等の紙
や、不織布、より硬質な他の金属粒子を含む金属箔等が
使用でき、所定の圧力を加えることによって、紙中のバ
ルブ繊維や金属箔中の粒子が移動して、加圧されたのと
は反対側の表面を微細な凹凸状とするものが使用できる
。
粧板製造時に加えられる圧力や熱によって破れたり伸縮
しないことが必要であり、重量が３０〜２１０ｇ／ｒｒ
ｆの上質紙、中質紙、クラフト紙、薄葉紙、和紙等の紙
や、不織布、より硬質な他の金属粒子を含む金属箔等が
使用でき、所定の圧力を加えることによって、紙中のバ
ルブ繊維や金属箔中の粒子が移動して、加圧されたのと
は反対側の表面を微細な凹凸状とするものが使用できる
。
なお、金属箔を使用する場合は、加圧のみで加熱を必要
としない化粧板にも応用できる。
としない化粧板にも応用できる。
合成樹脂層としては、化粧板製造時に凹凸状を保持する
耐熱性があること、熱硬化性樹脂化粧板との剥離性に優
れていることが必要であり、ポリメチルペンテン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂等の熔融温度の比較的高いものが使用できる。
耐熱性があること、熱硬化性樹脂化粧板との剥離性に優
れていることが必要であり、ポリメチルペンテン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂等の熔融温度の比較的高いものが使用できる。
硬質成分を含むシート材と合成樹脂層との積層は、その
間に何も介在させないのが好ましく、硬質成分を含むシ
ート材の上に合成樹脂を押し出し成形するのが適してい
る。
間に何も介在させないのが好ましく、硬質成分を含むシ
ート材の上に合成樹脂を押し出し成形するのが適してい
る。
合成樹脂層の表面には凹凸が形成されている。
この凹凸は、彫刻法、エツチング法、サンドブラスト法
等によって表面に凹凸を形成したエンボスロールを使用
する公知の方法によって形成する。
等によって表面に凹凸を形成したエンボスロールを使用
する公知の方法によって形成する。
合成樹脂層の厚みは硬質成分の微細な凹凸をも転写する
ことから５０μ以下が望ましく、また合成樹脂層の表面
に形成した凹凸の深さは、硬質成分の凹凸の最大深さよ
り小さいことが望ましい。
ことから５０μ以下が望ましく、また合成樹脂層の表面
に形成した凹凸の深さは、硬質成分の凹凸の最大深さよ
り小さいことが望ましい。
このようにして本願の賦型シートが得られる。
次に化粧板素材の上にこの賦型シートを重ね、賦型シー
トの合成樹脂層を形成していない側の面が平滑面になる
ように加熱・加圧し、化粧板素材が硬化した後に賦型シ
ートを取り除くと、化粧板の表面には、合成樹脂層の表
面に形成されていた凹凸形状と、硬質成分を含むシート
材の表面に生じた微細な凹凸とが合成され、天然物のよ
うな外観を有する化粧板となる。
トの合成樹脂層を形成していない側の面が平滑面になる
ように加熱・加圧し、化粧板素材が硬化した後に賦型シ
ートを取り除くと、化粧板の表面には、合成樹脂層の表
面に形成されていた凹凸形状と、硬質成分を含むシート
材の表面に生じた微細な凹凸とが合成され、天然物のよ
うな外観を有する化粧板となる。
この方法によって製造される化粧板は、メラミン化粧板
やダップ化粧板のような加熱と加圧の両方が加えられる
もので、製造時に加えられる条件に合わせて賦型シート
の構成を選択する。
やダップ化粧板のような加熱と加圧の両方が加えられる
もので、製造時に加えられる条件に合わせて賦型シート
の構成を選択する。
（作用）
化粧板の製造時には賦型シートのシート材側から圧力が
かかり、しかもその表面が平滑になるように、例えば鏡
面板のようなものを当てて加圧するので、シート中の硬
質成分は加圧されたのとは反対側の表面に移動する。こ
の硬質成分の移動によって合成樹脂層との境には微細な
凹凸が形成され、この凹凸が合成樹脂層の表面に予め形
成されていた凹凸形状と合成され、人為的ではなく、天
然に存在する材料のような外観を１表現することができ
る。
かかり、しかもその表面が平滑になるように、例えば鏡
面板のようなものを当てて加圧するので、シート中の硬
質成分は加圧されたのとは反対側の表面に移動する。こ
の硬質成分の移動によって合成樹脂層との境には微細な
凹凸が形成され、この凹凸が合成樹脂層の表面に予め形
成されていた凹凸形状と合成され、人為的ではなく、天
然に存在する材料のような外観を１表現することができ
る。
（実施例）
重量５２，３ｇ／ｒｒｒの上質紙の表面に、ポリメチル
ペンテン樹脂を樹脂温度３３０°Ｃで押し出して厚さ２
０μの樹脂層を形成し、該樹脂層が硬化する前に、その
表面にサンドブラスト法によって深さ５μの凹凸を形成
した冷却ロールにて圧着することにより、賦型シートを
作製した。
ペンテン樹脂を樹脂温度３３０°Ｃで押し出して厚さ２
０μの樹脂層を形成し、該樹脂層が硬化する前に、その
表面にサンドブラスト法によって深さ５μの凹凸を形成
した冷却ロールにて圧着することにより、賦型シートを
作製した。
次に、熱盤の上に、耐熱性クツションシート、鏡面板、
バッカー紙、コアー紙、砂目柄模様を形成した重量１０
０ｇ／ｒｒｆのメラミン含浸紙、オーバーレイ紙を順に
重ね、その上に前記の賦型シートを重ね、更にその上に
鏡面板と耐熱性クツションシートを重ねた後に上部の熱
盤を接触させ、鏡面板の表面温度１４５℃、圧力８０ｋ
ｇ／ｃｄ、の条件で３０分間加熱加圧し、次いで、加圧
状態で冷水にて４０分間冷却した後、圧力を除いて、化
粧板を製造した。化粧板から賦型シートを取り除いたと
ころ、化粧板の表面には、サンドブラスト法によって形
成した凹凸と、上質紙の中の硬質なパルプ繊維の形状の
凹凸とが合成された天然物のような凹凸が形成されてい
た。
バッカー紙、コアー紙、砂目柄模様を形成した重量１０
０ｇ／ｒｒｆのメラミン含浸紙、オーバーレイ紙を順に
重ね、その上に前記の賦型シートを重ね、更にその上に
鏡面板と耐熱性クツションシートを重ねた後に上部の熱
盤を接触させ、鏡面板の表面温度１４５℃、圧力８０ｋ
ｇ／ｃｄ、の条件で３０分間加熱加圧し、次いで、加圧
状態で冷水にて４０分間冷却した後、圧力を除いて、化
粧板を製造した。化粧板から賦型シートを取り除いたと
ころ、化粧板の表面には、サンドブラスト法によって形
成した凹凸と、上質紙の中の硬質なパルプ繊維の形状の
凹凸とが合成された天然物のような凹凸が形成されてい
た。
（発明の効果）
本発明は以上のような構成からなるので、硬質成分を含
むシート材の中の硬質成分の素材の種類や含有量を調整
することによって、化粧板の表面に多彩な凹凸形状を付
与することができ、従来の賦型板等を使用する方法に比
較して意匠性の優れた化粧板が容易に成形でき、しかも
紙や樹脂を使用するので安価であり、取扱いも容易であ
る。
むシート材の中の硬質成分の素材の種類や含有量を調整
することによって、化粧板の表面に多彩な凹凸形状を付
与することができ、従来の賦型板等を使用する方法に比
較して意匠性の優れた化粧板が容易に成形でき、しかも
紙や樹脂を使用するので安価であり、取扱いも容易であ
る。
特 許 出 願 人
凸版印刷株式会社
代表者 鈴木和夫
Claims (2)
- （１）硬質成分を含むシート材とその表面に積層された
合成樹脂層とから構成され、該合成樹脂層の表面に凹凸
が形成されて成る賦型シート。 - （２）硬質成分を含むシート材とその表面に積層された
合成樹脂層とから構成され、該合成樹脂層の表面に凹凸
が形成されて成る賦型シートを化粧板素材の上に重ね、
賦型シートと化粧板素材とを、賦型シートの合成樹脂層
を形成していない側の面が平滑面になるように加熱加圧
し、その後で賦型シートを取り除くことを特徴とする化
粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2244986A JPH04122646A (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 賦型シートおよびそれを用いた熱硬化性樹脂化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2244986A JPH04122646A (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 賦型シートおよびそれを用いた熱硬化性樹脂化粧板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04122646A true JPH04122646A (ja) | 1992-04-23 |
Family
ID=17126886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2244986A Pending JPH04122646A (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 賦型シートおよびそれを用いた熱硬化性樹脂化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04122646A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008111645A1 (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-18 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 賦型シート、樹脂化粧板及びその製造方法 |
-
1990
- 1990-09-13 JP JP2244986A patent/JPH04122646A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008111645A1 (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-18 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 賦型シート、樹脂化粧板及びその製造方法 |
| US9259908B2 (en) | 2007-03-14 | 2016-02-16 | Dai Nippon Printing Co., Ltd | Shaping sheet, resin decorative plate and method for manufacturing the same |
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