JPH04122287U - ゴム履帯用アイドラクツシヨン装置 - Google Patents

ゴム履帯用アイドラクツシヨン装置

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JPH04122287U
JPH04122287U JP3435091U JP3435091U JPH04122287U JP H04122287 U JPH04122287 U JP H04122287U JP 3435091 U JP3435091 U JP 3435091U JP 3435091 U JP3435091 U JP 3435091U JP H04122287 U JPH04122287 U JP H04122287U
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JP
Japan
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rubber
idler
track
slider
rod
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Application number
JP3435091U
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English (en)
Inventor
章夫 大田
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ゴム履帯を使用した建設機械の、走行装置に
おけるアイドラに張力を与えるばねの占めるスペースを
小さくする。 【構成】 ゴム履帯1を使用し、そのゴム履帯に張力を
与えるアイドラ2を、トラックフレーム9に摺動可能に
取付けた摺動子3aにピン2aで枢着させ、その摺動子
はロッド3の一端固着させ、ロッドの他端に皿ばね5を
用いてそのロッド、摺動子を介してアイドラを押すこと
とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設車両の走行装置に係り、詳しくはゴム履帯用のアイドラクッシ ョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3、図4、及び図5は履帯式建設車両のうち比較的小型のものに用いられて いる走行装置の従来の技術の説明図である。 図4において、51はゴム履帯で ゴムを主材料としたシュウ51aを複数個連結したものである。このゴム履帯を アイドラ52、転輪60、起動輪(図示せず)などの周囲に環状に巻き付け、起 動輪を回転させることによってゴム履帯51が移動し、従って車両が前後進でき る構造のもので、通常この走行装置が一対で建設車両の走行装置を形成している 。
【0003】 59はトラックフレームとよばれるもので、アイドラ52はピン52aに枢着 されており、ピン52aはロッド53の一端に固着されたU形をした摺動子53 aに嵌着されている。摺動子53aはトラックフレーム59の一部に設けられた ガイド59aに沿って摺動可能に取付けられている。またロッド53の他端には コイルばね55がばね座54及び56に挟まれて嵌着されている。57はスペー サ、58はブラケットである。
【0004】 ゴム履帯51には走行中、アイドラ52や転輪60などから外れるのを防ぐた め、コイルばね55を用いて張力を与えている。スペーサ7は履帯51がゴムを 用いたゴム履帯の場合、ばねのストロークを減らすために挿入したもので、履帯 が鉄製の場合には使用しないものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述のコイルばねは、履帯が鉄製の場合は履帯自体の伸びがないため、履帯に かかる負荷に応じて或程度の伸び縮みのストロークが必要であった。しかし履帯 にゴムを用いたゴム履帯では、履帯自身がある程度伸び縮みできるため、上述し たようにスペーサ57を入れてコイルばね55のストロークを殺して使用してい る。
【0006】 しかし、ゴム履帯の場合僅かな伸び縮みのストロークのために、大きなコイル ばねを用い且つそのストロークを殺すためにスペーサを入れていることはもった いないという問題点があった。本考案はもっと簡素な構造にして、上述の問題点 を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
少ないストロークで或程度の大きさの張力を与えるためには、コイルばねの代 わりに皿ばねを用いるこっとがスペースを少なくするために有効である。そこで 本考案では、ゴム履帯に与える張力をコイルばねの代わりに皿ばねを用いること としたものである。
【0008】
【実施例】
図1及び図2は本考案の1実施例の説明図である。図2は建設車両などに用い られている履帯式の走行装置の一部の側面図である。 図2において、1はゴム履帯でゴムを主体としたシュウ1aを複数個連結して 環状とし、アイドラ2、転輪10、起動輪(図示せず)などの周囲にエンドレス に巻き付け、起動輪を回転させることによりゴム履帯1が移動し、従って車両が 前後進できる。
【0009】 9はトラックフレームで、アイドラ2はピン2aに枢着されており、ピン2a はロッド3の一端に固着されたU形の摺動子3aに嵌着されている。摺動子3a はトラックフレーム9の一部に設けられたガイド9aに沿って摺動可能に取付け られている。またロッド3の他端には皿ばね5が1枚または複数枚、ばね座4及 び6に挟まれて嵌着されている。7は調整用のシム、8はブラケットで、ブラケ ット8の周囲はトラックフレーム9に固着されていてロッド3から皿ばねを介し てくる力を受けるものである。
【0010】 本走行装置を備えた車両が地面11を走行すると、ゴム履帯1は図示していな い起動輪による駆動力で伸びたり、あるいは走行抵抗によって縮んだりする。ゴ ム履帯1は鉄製の履帯と異なりそれ自体伸び縮みするので、その限度を越えたと き皿ばねが作用して履帯はずれを防ぐものである。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、上述したようにして成るので、従来の技術と異なり、大きな容積を 占めていた通常のコイルばねに代わって、皿ばねが極く少ないスペースでゴム履 帯の挙動に対応でき、その実用的価値は極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴム履帯用アイドラクッション装置の上面図
【図2】ゴム履帯用アイドラクッション装置の側面図
【図3】従来の技術によるゴム履帯用アイドラクッショ
ン装置の上面図
【図4】従来の技術によるゴム履帯用アイドラクッショ
ン装置の側面図
【図5】従来の技術によるゴム履帯用アイドラクッショ
ン装置の前面図
【符号の説明】
1 ゴム履帯 1a シュウ 2 アイドラ 2a ピン 3 ロッド 3a 摺動子 4 ばね座 5 皿ばね 6 ばね座 7 シム 8 ブラケット 9 トラックフレーム 10 転輪 11 地面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム履帯と、該ゴム履帯に張力をあたえる
    アイドラと、該アイドラを摺動可能に支える摺動子と、
    該摺動子にばねによる張力を伝達するロッドと、該摺動
    子及び転輪などを支えるトラックフレームからなるアイ
    ドラクッション装置において、ばねには皿ばねを用いた
    ことを特徴とするゴム履帯用アイドラクッション装置の
    構造。
JP3435091U 1991-04-16 1991-04-16 ゴム履帯用アイドラクツシヨン装置 Pending JPH04122287U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012062046A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Joseph Voegele Ag 軌道装設装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012062046A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Joseph Voegele Ag 軌道装設装置
JP2014040112A (ja) * 2010-09-14 2014-03-06 Joseph Voegele Ag 軌道装設装置

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