JPH04121915U - オーバーヘツドコンベヤの搬送物保護構造 - Google Patents

オーバーヘツドコンベヤの搬送物保護構造

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Publication number
JPH04121915U
JPH04121915U JP3161491U JP3161491U JPH04121915U JP H04121915 U JPH04121915 U JP H04121915U JP 3161491 U JP3161491 U JP 3161491U JP 3161491 U JP3161491 U JP 3161491U JP H04121915 U JPH04121915 U JP H04121915U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overhead conveyor
chain
protection structure
hanging body
conveyed object
Prior art date
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Pending
Application number
JP3161491U
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English (en)
Inventor
巧 上山
敏幸 平沼
孝次 京尾
有利 岩間
茂勝 滝野
幸宣 浜田
勇 発智
道幸 向井
Original Assignee
株式会社椿本チエイン
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社椿本チエイン filed Critical 株式会社椿本チエイン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 オーバーヘッドコンベヤによって搬送される
搬送物の保護構造を提供すること。 【構成】 保護構造は、オーバーヘッドコンベヤの走行
路の両側に具えられた吊下体47と、その吊下体に吊り
下げられた断面U字状の樹脂成形板31からなり、搬送
物を取り囲むような形状で保護する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オーバーヘッドコンベヤによって搬送される搬送物の保護構造に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送物を高所で搬送するオーバーヘッドコンベヤの搬送チェーン20は 、例えば、図6、図7に示すように、高所に敷設された無端状のレール(走行路 )Rをチェーン10が循環移動して刷版(搬送物)Sを搬送するようになってい る。 そして、チェーン10とレールRの往路側は、安全ネット11によって囲まれ ている。
【0003】 この安全ネット11は、チェーン10の下方の安全確保のために設けられたも のであり、断面コ字状をしている。この安全ネット11は、レールRの両側に具 えられたネット吊下体12,12と、ネット吊下体12に取付具13によって設 けられた側面ネット14,14と、側面ネット14に接続金具15によって接続 された底部ネット16とで構成されている。 側面ネット14と底部ネット16は、金網が使用されるため補強金具17によ って補強されている。 側面ネット14と、底部ネット16の内側には、チェーン10から落下するこ とのある油を受け止めるビニールシート18を張る場合もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような安全ネット11は、側面ネット14と底部ネット16を 接続した構造であるため、組立に手間を要するという問題点を有している。 又、安全ネット11の内側にビニールシート18を張った場合、部分的に皺が 生じることがあり、搬送チェーンの周囲の美観を損ねるという問題点を有してい る。 さらに、ビニールシート18は、屋内に吹き込んだ屋外の風によって煽られ、 移動してくる搬送物に引っ掛かる恐れがあるという問題点も有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、高所を循環移動して搬送物を搬送するオーバーヘッドコンベヤの走 行路の両側に具えられた吊下体と、該吊下体に吊り下げられた断面U字状の樹脂 成形板からなるオーバーヘッドコンベヤの搬送物保護構造により、前記の課題を 解決したものである。
【0006】
【作用】
樹脂成形板は、従来の側面ネットと、底部ネットとを一体にしたような形状に なっている。 断面U字状の樹脂成形板は、オーバーヘッドコンベヤの両側に具えられた吊下 体の下端に取付けられ、吊下体とともに搬送物を取り囲んで保護する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 先ず、保護構造30が取付けられるオーバーヘッドコンベヤ40について説明 する。 オーバーヘッドコンベヤ40は、高所に設けられており、チェーン41が無端 状のレール(走行路)Rを循環移動して刷版(搬送物)Sを搬送する搬送装置を 構成している。 チェーン41(図5参照)は、レールRを走行するローラ42,42と、刷版 Sを吊り下げる傾動フック43とを有している。 傾動フック43は、ピン44を中心にして図5中矢印Aと反対方向へ弾性体( 図示省略)によって常時付勢されている。 傾動フック43は、ローラ45を有しており、このローラ45がチェーン41 の走行中にローラ45よりやや低い位置に設けられた水平板(図示省略)に接触 して押し下げられたとき、図5中矢印A方向に傾動し、それまで保持していた刷 版Sを放すようになっている。
【0008】 保護構造30は、吊下体47と断面U字状の樹脂成形板31から構成され、全 体的に樋状をしている。なお、図2に示すように、樹脂成形板31は端部同士を 順次継ぎ足すように配置される。 樹脂成形板31の上縁311は断面コ字状になっており、簡単に交換できるよ うに水平杆46に填め込み装着されるようになっている。水平杆46は、レール Rの両側に具えられた吊下体47の下端同士をレールRに沿って接続する角筒状 の長尺パイプである。 樹脂成形板31は塩化ビニール製の透明板である。このように樹脂成形板31 が透明であると、下からチェーン41の走行状態や、刷版Sの搬送状態を目視点 検を行い易くなるとともに、オーバーヘッドコンベヤ40周囲の美観を損ねるよ うなことがなくなる。 なお、実用新案登録請求の範囲における「断面U字状」は、「断面コ字状」の 場合も含むことは勿論である。
【0009】
【考案の効果】
本考案の保護構造は、次の効果を奏する。 従来別々であった側面ネットと底部ネットとに相当する部分が一枚の断面U 字状の板になっているので、構造を簡素化することができるとともに、取付け作 業を容易に行なうことができる。 オーバーヘッドコンベヤ周囲の美観を損なうことがない。 オーバーヘッドコンベヤから落下することのある油を受け止めることができ る。 屋外の風によって煽られるようなことがなくなり、移動してくる搬送物に引 っ掛かる恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の保護構造を、図2中1−1矢視方向か
ら見た図である。
【図2】本考案の保護構造を具えたオーバーヘッドコン
ベヤの概略正面図である。
【図3】吊下体への樹脂成形板の取付け部分の詳細図で
ある。
【図4】図3を右側から見た図である。
【図5】図1においてチェーン付近の拡大図である。
【図6】従来の保護構造を具えたオーバーヘッドコンベ
ヤを図7中6−6矢視方向から見た図である。
【図7】従来の保護構造を具えたオーバーヘッドコンベ
ヤの正面図である。
【符号の説明】
R レール(走行路) S 刷版(搬送物) 30 保護構造 31 樹脂成形板 40 オーバーヘッドコンベヤ 41 チェーン 47 吊下体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岩間 有利 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)考案者 滝野 茂勝 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)考案者 浜田 幸宣 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)考案者 発智 勇 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)考案者 向井 道幸 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高所を循環移動して搬送物を搬送するオ
    ーバーヘッドコンベヤの走行路の両側に具えられた吊下
    体と、該吊下体に吊り下げられた断面U字状の樹脂成形
    板からなることを特徴とする、オーバーヘッドコンベヤ
    の搬送物保護構造。
JP3161491U 1991-04-09 1991-04-09 オーバーヘツドコンベヤの搬送物保護構造 Pending JPH04121915U (ja)

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JP3161491U JPH04121915U (ja) 1991-04-09 1991-04-09 オーバーヘツドコンベヤの搬送物保護構造

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JPH04121915U true JPH04121915U (ja) 1992-10-30

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ID=31914828

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS598910B2 (ja) * 1979-07-18 1984-02-28 松下電器産業株式会社 半導体記憶装置
JPS609814B2 (ja) * 1974-11-18 1985-03-13 アルザ コーポレーシヨン ピル出口通路の形成方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609814B2 (ja) * 1974-11-18 1985-03-13 アルザ コーポレーシヨン ピル出口通路の形成方法
JPS598910B2 (ja) * 1979-07-18 1984-02-28 松下電器産業株式会社 半導体記憶装置

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