JPH04121882A

JPH04121882A - 磁気ディスク装置

Info

Publication number: JPH04121882A
Application number: JP24197690A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Kurihara; 敦栗原
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Computer Engineering Corp
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Computer Engineering Corp
Priority date: 1990-09-12
Filing date: 1990-09-12
Publication date: 1992-04-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明は、磁気ディスク装置に関する。

（従来の技術）従来から、磁気ディスク装置においては、非動作時の衝
撃対策として、オートロック機構を具備したものが多い
。

第３図にこのようなオートロック機構を具備した従来の
磁気ディスク装置の一例を示す。

同図において１は、回転自在に設けられた磁気ディスク
（メディア）である。この磁気ディスク１の内側部１ａ
はＣ８Ｓエリアであり、このｃｓＳエリア１ａの外側に
データエリア１ｂが形成されている。

また、２は磁気ディスク１から情報を読み取るための磁
気ヘッドであり、スライダ３と、このスライダ３を支持
するフレキジャ４とから構成されている。この磁気ヘッ
ド２は、キャリッジ５、モータ（ＶＣＭ）６等から構成
される駆動機構７に接続されており、磁気ディスク１の
径方向に移動自在に構成されている。

さらに、この磁気ディスク装置には、爪８、口ッキング
クロウ９、スプリング１０、ソレノイド１１等から構成
されるオートロック機構１２か計けられている。そして
、動作状態がら非動作状態に移行する際、すなわち電源
ＯＦＦ時に、磁気ヘッド２が磁気ディスク１の内側部に
移動されると爪８とロッキングクロウ９とが係合し、磁
気ヘッド２の磁気ディスク１径方向への移動が拘束され
て、非動作時に磁気ヘッド２が磁気ディスク１の内側部
に固定され、データ破壊を防止するよう構成されている
。

なお、電源ＯＮ時には、ソレノイド１１が作動し、スプ
リング１０の作用によって、爪８とロッキングクロウ９
との係合が解除されて、磁気ヘッド２が移動可能な状態
とされる。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記第３図に示した従来の磁気ディスク
装置においては、非動作時にスライダ３の垂直方向に大
きな衝撃（フレキジャ４によるバネ荷重より大きな衝撃
）か加わると、スライダ３が一瞬磁気ディスク１から離
れ、再び磁気ディスク１に接触するように動き、磁気デ
ィスク１のＣ８Ｓエリア１ａに傷を付けることがあり、
Ｃ８Ｓ時にヘットクラッシュが生じる可能性かあった。

また、電１ＯＮ１０ＦＦ時に必すＣ８Ｓが行われるため
、磁気ディスク１の内側部にＣ８Ｓエリア１ａを設ける
必要があり、データエリア１ｂが狭くなるという問題も
あった。

また、このような問題を避けるため、大形の磁気ディス
ク装置では、ロータリソレノイド等を使用したヘッドオ
フロード機構を設け、非動作時に磁気ヘッド２を磁気デ
ィスク１面から離間させて、磁気ヘッド２と磁気ディス
ク１との接触による傷の発生を防止するよう構成された
ものもある。

しかしながら、このようなヘッドオフロード機構は、ロ
ータリソレノイド等を使用しているため、機構が大きく
なり、また制御を行うための電気回路も必要となる。こ
のため、小形の磁気ディスク装置への組み込みが困難で
あり、製造コストも高くなるという問題があった。

本発明は、かかる従来の事情に対処してなされたもので
、従来に較べて信頼性の向上を図ることができるととも
に、小形化、低コスト化、大容量化を図ることのできる
磁気ディスク装置を提供しようとするものである。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）すなわち本発明は、磁気ディスクから情報を読み取るた
めの磁気ヘッドと、この磁気ヘッドを前記磁気ディスク
の径方向に移動させる駆動機構とを具備し、動作状態か
ら非動作状態に移行する際に前記磁気ヘッドを前記磁気
ディスクの内側部に移動させるよう構成された磁気ディ
スク装置において、非動作時に、前記磁気ヘッドを前記
磁気ディスクの内側部に固定するオートロック機構と、
前記磁気ヘッドの前記磁気ディスクの内側部への移動に
ともなう回転力を利用し、該磁気ヘッドを前記磁気ディ
スク面から離間させるヘッドオフロード機構とを設けた
ことを特徴とする。

（作　用）本発明の磁気ディスク装置では、非動作時に、磁気ヘッ
ドを磁気ディスクの内側部に固定するオートロック機構
と、動作状態から非動作状態に移行する際（電源ＯＦＦ
時）の磁気ヘッドの磁気ディスク内側部への移動にとも
なって（すなわちリトラクト時の回転力を利用して）、
磁気ヘッドを磁気ディスク面から離間させるヘッドオフ
ロード機構とが設けられている。

したがって、ロータリソレノイド等の駆動機構や、制御
を行うための電気回路を必要とすることなく、非動作時
に磁気ヘッドを磁気ディスク面から離間させることがで
き、また、ｃｓｓエリアを不要とすることができる。

ニーのため、従来に較べて信頼性の向上を図ることがで
きるとともに、小形化、低コスト化、大容量化を図るこ
とができる。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図および第２図は、本発明の一実施例の磁気ディス
ク装置を示すもので、第３図に示した従来の磁気ディス
ク装置と同一部分には、同一符号が付しである。

この実施例の磁気ディスク装置には、爪８、ロッキング
クロウ９、スプリング１０、ソレノイド１１等から構成
されるオートロック機構１２が設けられており、動作状
態から非動作状態に移行する際、すなわち電源ＯＦＦ時
に、磁気ヘッド２が磁気ディスク１の内側部に移動され
ると、爪８とロッキングクロウ９とが係合し、磁気ヘッ
ド２の磁気ディスク１径方向への移動が拘束されて、非
動作時に磁気ヘッド２が磁気ディスク１の内側部に固定
され、データ破壊を防止するよう構成されている。

また、この実施例の磁気ディスク装置には、上記電源Ｏ
ＦＦ時の磁気ヘッド２の磁気ディスク内側部への移動に
ともなって（すなわちリトラクト時の回転力を利用して
）、磁気ヘッド２を磁気ディスク面から離間させるヘッ
ドオフロード機構２０が設けられている。

第２図にも示すようにこのヘッドオフロード機構２０に
は、磁気ディスク１の両側へ、フレキジャ４を離間させ
る如く作用するＬ字状のヘッドサポート２１が２本設け
られている。これらのヘッドサポート２１は、それぞれ
シャフト２２に支持されており、その端部には、これら
のヘッドサポート２１を弾性的に接続する如くスプリン
グ２３が設けられている。

また、上記シャフト２２は、それぞれ離間および近接す
る方向に移動自在に構成されており、これらのシャフト
２２に隣接して、ハードストッパ２４が設けられている
。このハードストッパ２４は、オートロック機構１２の
爪８を係止してキャリッジ５の回転を制限するものであ
る。

上記構成のこの実施例の磁気ディスク装置では、電源Ｏ
ＦＦとされると、キャリッジ５は、図示しないリトラク
トスプリングやコンデンサ等によるリトラクト機構によ
り、磁気ディスク１の最内周側までシークする。この時
、キャリッジ５とともに爪８がハードストッパ２４の位
置まで回転し、第２図ａ（動作時）に示す状態から、第
２図ｂ（非動作時）に示す状態となる。すなわち、爪８
が２本のシャフト２２の間に挿入され、これらのシャフ
ト２２およびこれらのシャフト２２に接続されたヘッド
サポート２１が離間するように移動し、これにより、磁
気ヘッド２が磁気ディスク面から離間するように移動す
る。

また、これとともに、オートロック機構１２のソレノイ
ド１１がＯＦＦとされることにより、ロッキングクロウ
９がロック位置にセットされ、爪８とロッキングクロウ
９とが係合し、磁気ヘッド２が磁気ディスク１の内側部
に固定される。

また、電源ＯＮ時は、モータが定常回転となると、ソレ
ノイド１１がＯＮとされてオートロック機構１２が解除
される。次に、モータ（ＶＣＭ）６により、キャリッジ
５が最外周ヘファーストシークするが、このシークによ
り、爪８は、ヘッドオフロード機構２０のシャフト２２
の間から外れ、スプリング２３の作用により、シャフト
２２、ヘッドサポート２１および磁気ヘッド２が定常位
置に戻る。

すなわち、本実施例の磁気ディスク装置では、リトラク
ト時のキャリッジ５の回転運動を利用してオーフロート
機構２０を動作させ、磁気ディスク面からスライダ３を
離間させるので、オフロード機構用のロータリソレノイ
ド等の駆動機構や、制御を行うための電気回路等が不要
であり、低コスト化および小形化することができる。

また、リトラクト中（モータ回転中）にオフロードさせ
るため、スライダ３が磁気ディスク１に接触することが
ない。これによりＣ８Ｓか不要となる。したがって、Ｃ
８Ｓによるヘッドクラッシュを防止することができ、ま
た、Ｃ６Ｓエリアが不要となることでデータエリアを広
く取ることができる。

さらに、非動作時に磁気ヘッド２をオフロードしている
ので、振動や衝撃により磁気ディスク１に傷を付けるこ
とがなく、非動作時の振動や衝撃に対する耐性を向上さ
せ、信頼性の向上を図ることができる。

［発明の効果］以上説明したように、本発明の磁気ディスク装置によれ
ば、従来に較べて信頼性の向上を図ることかできるとと
もに、小形化、低コスト化、大容量化を図ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の磁気ディスク装置の構成を
示す図、第２図は一実施例の磁気ディスク装置の動作を
説明するための図、第３図は従来の磁気ディスク装置の
構成を示す図である。１・・・・・・・・・磁気ディスク２・・・・・・・・・磁気ヘッド７・・・・・・・・・駆動機構１２・・・・・・オートロック機構２０・・・・・・オフロード機構出願人　　　　　株式会社　東芝出願人　　　　　東芝コンピュータエンジニアリング株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）磁気ディスクから情報を読み取るための磁気ヘッ
ドと、この磁気ヘッドを前記磁気ディスクの径方向に移
動させる駆動機構とを具備し、動作状態から非動作状態
に移行する際に前記磁気ヘッドを前記磁気ディスクの内
側部に移動させるよう構成された磁気ディスク装置にお
いて、非動作時に、前記磁気ヘッドを前記磁気ディスクの内側
部に固定するオートロック機構と、前記磁気ヘッドの前
記磁気ディスクの内側部への移動にともなう回転力を利
用し、該磁気ヘッドを前記磁気ディスク面から離間させ
るヘッドオフロード機構とを設けたことを特徴とする磁
気ディスク装置。