JPH04121624U - 液晶表示押釦スイツチ - Google Patents
液晶表示押釦スイツチInfo
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- JPH04121624U JPH04121624U JP2559691U JP2559691U JPH04121624U JP H04121624 U JPH04121624 U JP H04121624U JP 2559691 U JP2559691 U JP 2559691U JP 2559691 U JP2559691 U JP 2559691U JP H04121624 U JPH04121624 U JP H04121624U
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- display
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Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶表示に加え、色調の濃淡正逆による表示
を行い、スペースを低減すると共に、表示を明確にし
て、誤認による事故を防止する。 【構成】 操作釦の上面に液晶板を配設したスイッチに
おいて、液晶板上に文字、記号等の情報の液晶表示部4
を設け、液晶表示に加え、色調の濃淡正逆による表示を
行うようにしたものである。また、前記液晶板の情報を
色調の濃淡の正逆繰り返し反転作用によるフラッシング
表示を行う。
を行い、スペースを低減すると共に、表示を明確にし
て、誤認による事故を防止する。 【構成】 操作釦の上面に液晶板を配設したスイッチに
おいて、液晶板上に文字、記号等の情報の液晶表示部4
を設け、液晶表示に加え、色調の濃淡正逆による表示を
行うようにしたものである。また、前記液晶板の情報を
色調の濃淡の正逆繰り返し反転作用によるフラッシング
表示を行う。
Description
【0001】
本考案は、操作釦の上面に液晶板を配設した液晶表示押釦スイッチに関する。
【0002】
従来、この種の液晶表示押釦スイッチとしては、押釦スイッチの操作釦の上面
に液晶板による表示部を設け、そこに線で構成した文字、記号等の情報表示を行
うものであった。また、この液晶板の周囲に発光体を配設した照光部を設けるよ
うにしていた。
【0003】
しかしながら、このように構成された液晶表示押釦スイッチにおいては、点滅
を行う場合、その表示が消えるため表示の誤認をしてしまう欠点があった。
また、液晶板の周囲に発光体を配設するため、その分スペースを取り、スイッ
チ全体が大きくなってしまう欠点があった。
【0004】
更に、液晶板の表示を周囲に配設した発光体により視覚に訴えることになるが
、液晶板の表示部と発光体の照光部が離れているため、解り難く、誤認してしま
う欠点があった。
本考案は、上記問題点を除去し、スペースを低減すると共に、表示を明確にし
て、誤認による事故を防止することができる液晶表示押釦スイッチを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
本考案は、上記目的を達成するために、操作釦の上面に液晶板を配設したスイ
ッチにおいて、前記液晶板上に文字、記号等の情報の液晶表示部を設け、該液晶
表示に加え、色調の濃淡正逆による表示を行うようにしたものである。
また、前記液晶板の情報を色調の濃淡の正逆繰り返し反転作用によるフラッシ
ング表示を行うようにしたものである。
【0006】
本考案によれば、上記したように、操作釦の上面に液晶板を配設したスイッチ
において、前記液晶板上に文字、記号等の情報の液晶表示部を設け、該液晶表示
に加え、色調の濃淡正逆による表示を行なう。また、液晶板の文字、記号等の情
報を濃淡の正逆繰り返し反転作用によるフラッシング表示を行う。従って、表示
がより明確となり、誤認による事故を防止することができる。
【0007】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。
に説明する。
図1は本考案の実施例を示す液晶表示押釦スイッチの斜視図、図2は本考案の
液晶表示押釦スイッチの操作釦の液晶面における表示状態を示す平面図、図3は
本考案の液晶表示押釦スイッチを併設した平面図である。
【0008】
これらの図において、1はスイッチ本体、2はそのスイッチ本体の底面から突
設されるスイッチ端子、3は操作釦である。4はその操作釦3の上部に設けられ
る液晶表示部であり、操作釦3の上面に透光性部材からなり、記号、文字、図形
等を表示する表示部を設け、この裏面に液晶板を配設する。そして、その下方に
接触機構部(図示なし)を配備したスイッチ本体1が設けられ、液晶表示押釦ス
イッチを構成する。
【0009】
液晶表示部には、例えば、図2(a)に示すように、文字Aを線5で表示し、
文字Aが外側の部分4に比べて濃くなるようにしたり、図2(b)に示すように
、文字Aを白抜き6とし、外側の部分4′に比べて薄くなるようにすることがで
きる。
また、各種の表示が可能になるように、液晶表示押釦スイッチを併設する。即
ち、図3(a)に示すように、文字Aを線5で表示したり、図3(b)に示すよ
うに、文字Aを白抜き6としたり、図3(c)に示すように、文字Aを線5で表
したものをフラッシング(点滅)7させたり、図3(d)に示すように、文字A
を白抜き6としたものをフラッシング8させたり、図3(e)に示すように、図
3(a)と図3(b)の交互反転表示を行わせることができる。
【0010】
このように、従来、図3(a)と図3(b)の表示であったものが、5通りの
機能表示を行なわせることができる。更に、バックライトを多色にすることによ
り、その組合せで2倍以上の機能表示を行うことができる。
上記したように、文字の部分を外側の部分に比して濃くしたり、逆に文字の部
分を淡くして、外側の部分が濃くなるように表示することができる。その場合、
文字の部分には必ずしも線を入れるのではなく、外側に対して相対的に濃くした
り、逆に淡くなるような色調にすればよい。その制御は、実装されるICチップ
(図5参照)によって自在に行われる。
【0011】
以下、本考案の液晶表示押釦スイッチの具体的構造を示す一例について図を参
照しながら説明する。
第4図は本考案の液晶表示押釦スイッチの一例を示す要部断面図、第5図はそ
の液晶表示押釦スイッチの分解斜視図、第6図はその液晶表示押釦スイッチのホ
ルダの平面図である。
【0012】
これらの図において、10はスイッチ本体であり、該スイッチ本体10の中央
部には作動軸11が装着される。左側には凹所12が形成され、その下方に端子
15付きコネクタ14が設けられ、そのコネクタ14にはフレキシブルプリント
配線板20の一端部の回路パターン21が接続される。作動軸11の上端にはプ
ランジャ16が位置し、その両端に突起17が形成されている。そのプランジャ
16の上部にはフレキシブルプリント配線板20が取り付けられる。そのフレキ
シブルプリント配線板20は作動軸11が貫通する貫通孔22とプリント基板2
5が取り付けられる取付孔23及びその一端部には回路パターン21が設けられ
る。プリント基板25にはICチップ26が実装される。そのプリント基板25
上にホルダ30が設けられる。このホルダ30上には2対の多色の発光体31,
32と33,34が配設される。
【0013】
また、両側に対向して突出部35,36が形成され、それらの内側に長孔37
,38が形成される。この長孔37,38にはプリント基板25の回路パターン
に接続されるコネクタ41,42が装着されて液晶板43へ電圧を印加する。こ
れらのコネクタ41,42の内側には拡散板40が配置される。上記した組立体
を覆うように操作釦44が設けられ、その操作釦44の中央部には透光性部材か
らなる表示部45が形成される。
【0014】
上記したように、操作釦44の表示部45の裏面には液晶板43が配設される
。その液晶板43の下面の前後端近傍に接して、プリント基板25と回路パター
ン間を接続するコネクタ41,42がホルダの前後に長孔37,38を設けて配
設され、この前後に配設した両コネクタ41,42間には、拡散板40がホルダ
30の所定の空所に収納され、その周辺にそれぞれ対向して多色に発光する発光
体31〜34が配備される。この実施例においては、二対の多色の発光体31,
32、33,34を配設している。
【0015】
また、ホルダ30の下方にはプリント基板25が設けられ、このプリント基板
25の上面にICチップ26が搭載される。
更に、フレキシブルプリント配線板20は、固着用の取付孔23とプランジャ
16の下方に突出する作動軸11を遊嵌するための貫通孔22を有し、その回路
パターンはプリント基板25の回路パターンへと接続される。
【0016】
また、プランジャ16も、操作釦44の空間内に弾性嵌合され、このようにし
て、操作釦44内に液晶板43からプランジャ16までを収納する。
そして、スイッチ本体10は、その一側にコネクタ14を収納する凹所12を
有し、接点を駆動する作動軸11を収納している。プランジャ16の下方に突出
した軸18と作動軸11とは、操作力伝達可能に連結されている。
【0017】
このように、構成された液晶板43上に文字、記号等の情報の液晶表示部を設
け、該液晶表示に加え、前記したように、ICチップ26による制御により、液
晶表示部の色調の濃淡正逆による表示を行う。
また、液晶板43の情報を濃淡の正逆繰り返し反転作用によるフラッシング表
示を行うようにする。
【0018】
図7は本考案の液晶表示押釦スイッチの操作釦の高さと、従来の液晶表示押釦
スイッチの操作釦の高さを比較するための側面図であり、図7(a)は本考案の
操作釦の側面図、図7(b)は従来の操作釦の側面図である。
本考案の液晶表示押釦スイッチの操作釦の表示においては、バックライトを使
用しなくても多くの機能表示を行うことができるので、従来のバックライトを配
設した操作釦51に比べ、本考案の操作釦50の高さをH−H′だけ低くするこ
とができる。
【0019】
また、図8は本考案の液晶表示押釦スイッチの操作釦の大きさと、従来の液晶
表示押釦スイッチの操作釦の大きさを比較するための側面図であり、図8(a)
は本考案の液晶表示押釦スイッチの操作釦の平面図、図8(b)は従来の液晶表
示押釦スイッチの操作釦上面に発光体を配設した操作釦の平面図、図8(c)は
従来の操作釦の周囲に発光体を配設した液晶表示押釦スイッチの平面図である。
【0020】
これらの図において、本考案の液晶表示押釦スイッチの操作釦60の幅X′は
、従来の液晶表示押釦スイッチの操作釦上面に発光体を配設した操作釦61の幅
X、及び従来の操作釦の周囲に発光体を配設した液晶表示押釦スイッチ62の幅
Xと比較すると、その幅をX−X′だけ小さくすることができ、結局、大幅なス
ペースの低減を図ることができる。
【0021】
また、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づい
て種々の変形が可能であり、これらを本考案の範囲から排除するものではない。
【0022】
以上、詳細に説明したように、本考案によれば、以下のような効果を奏するこ
とができる。
(1)従来のワープロやパソコン等の文字、記号の単なる点滅フラッシングと
異なり、本考案のものは、色調の濃淡を正逆反転させることによるフラッシング
方法であるため、点滅の都度見えなくなることがないため、文字や記号の表示が
見易く、従って文字、記号の読解を誤ることがない。
【0023】
(2)液晶板の表示文字、記号等が従来の如く濃く表示されるだけでなく、文
字、記号等を構成する線が抜き取られた如き表示を行い、しかもその正逆反転可
能にしたため、複数個併設した場合でも一見して表示の差別化を行なうことがで
きる。従って、別途の機能表示を行うために、あらためて別個の色調による発光
体によるバックライトを省略することができる。また、バックライトを用いなく
てもよいので、発光体のスペースを省略することができ、小形で、しかも安価に
製作することができる。
【0024】
(3)液晶板の表示文字、記号等が、従来のように濃く表示されるだけでなく
、文字、記号等を構成する線が抜き取られた如き表示を行い、しかもその正逆反
転が可能になるようにしたので、操作釦面における機能表示を増加することがで
きる。また、液晶面だけでの機能表示が不足のため、操作釦の液晶板の外周に発
光体を複数個配設して補っていたが、本考案によれば、大半はそれを必要としな
いので、それだけ操作釦を小形に製作することができる。
【0025】
(4)本考案の構造に従来のバックライトと操作釦に配設した発光体との組合
せにより、更に多くの機能表示を行うことができるので、従来以上にその用途を
拡大することができる。
【図1】本考案の実施例を示す液晶表示押釦スイッチの
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本考案の液晶表示押釦スイッチの操作釦の液晶
面における表示状態を示す平面図である。
面における表示状態を示す平面図である。
【図3】本考案の液晶表示押釦スイッチを併設した平面
図である。
図である。
【図4】本考案の液晶表示押釦スイッチの一例を示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図5】本考案の液晶表示押釦スイッチの一例を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図6】本考案の液晶表示押釦スイッチのホルダの一例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図7】本考案の液晶表示押釦スイッチの操作釦の高さ
と従来の液晶表示押釦スイッチの操作釦の高さを比較す
るための側面図である。
と従来の液晶表示押釦スイッチの操作釦の高さを比較す
るための側面図である。
【図8】本考案の液晶表示押釦スイッチの操作釦の大き
さと従来の液晶表示押釦スイッチの操作釦の大きさを比
較するための側面図である。
さと従来の液晶表示押釦スイッチの操作釦の大きさを比
較するための側面図である。
1,10 スイッチ本体
2 スイッチ端子
3,44,50,60 操作釦
4 液晶表示部
20 フレキシブルプリント配線板
25 プリント基板
26 ICチップ
30 ホルダ
31,32,33,34 発光体
40 拡散板
Claims (2)
- 【請求項1】 操作釦の上面に液晶板を配設したスイッ
チにおいて、前記液晶板上に文字、記号等の情報の液晶
表示部を設け、該液晶表示に加え、色調の濃淡正逆によ
る表示を行うことを特徴とする液晶表示押釦スイッチ。 - 【請求項2】 前記液晶板の情報を濃淡の正逆繰り返し
反転作用によるフラッシング表示を行うことを特徴とす
る請求項1記載の液晶表示押釦スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991025596U JPH0722012Y2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 液晶表示押釦スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991025596U JPH0722012Y2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 液晶表示押釦スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04121624U true JPH04121624U (ja) | 1992-10-30 |
JPH0722012Y2 JPH0722012Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31910290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991025596U Expired - Lifetime JPH0722012Y2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 液晶表示押釦スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722012Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0747181A (ja) * | 1993-08-05 | 1995-02-21 | Brother Ind Ltd | 刺繍データ表示装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58137916A (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-16 | 松下電工株式会社 | 表示付スイツチ |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP1991025596U patent/JPH0722012Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58137916A (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-16 | 松下電工株式会社 | 表示付スイツチ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0747181A (ja) * | 1993-08-05 | 1995-02-21 | Brother Ind Ltd | 刺繍データ表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0722012Y2 (ja) | 1995-05-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19951114 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |