JPH04121432U - 過給機の給油装置 - Google Patents

過給機の給油装置

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JPH04121432U
JPH04121432U JP5681291U JP5681291U JPH04121432U JP H04121432 U JPH04121432 U JP H04121432U JP 5681291 U JP5681291 U JP 5681291U JP 5681291 U JP5681291 U JP 5681291U JP H04121432 U JPH04121432 U JP H04121432U
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JP
Japan
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supercharger
oil
oil supply
engine
rotation speed
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Withdrawn
Application number
JP5681291U
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English (en)
Inventor
賢一 海老澤
秀雄 黒木
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 エンジンに搭載された過給機の停止時に、同
過給機の軸受部に対するオイル供給を遮断することによ
って、オイルの劣化を防止すると共に、オイルの外部流
出を防止する。 【構成】 エンジン10から過給機16の軸受部にオイ
ルを供給する給油通路26内に常開の切換弁28を介装
すると共に、過給機には、その回転数を検知する回転数
センサ30を設ける。故障その他の理由により過給機が
停止したときは、回転数センサの信号によりコントロー
ラ32が作動して切換弁を閉動させ、上記給油通路を閉
塞して過給機軸受部へのオイル供給を遮断する。この結
果、オイルの劣化及び外部流出が防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エンジンの吸気を圧縮して同エンジンの吸気管に供給する過給機の 給油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トラック等の車両用エンジンに広く採用されている過給機は、エンジンの排気 ガスによって駆動される排気ガスタービンと、同排気ガスタービンによって駆動 されエンジンの吸気を圧縮して同エンジンの吸気管に供給するコンプレッサとか ら構成されている。上記排気ガスタービンのロータとコンプレッサのホイールと は通常共通のロータ軸の両端部に装架され、同ロータ軸はその中央部分を軸受に よって支持されている。 従来、上記過給機の軸受部には、エンジンのオイルポンプから潤滑用のオイル が供給され、エンジンが回転している限り、過給機の運転及び停止には関係なく 、過給機の軸受部にオイルが供給されるように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、従来の過給機では、その運転及び停止とは無関係に、エンジ ンが運転している限り同エンジンから過給機の軸受部にオイルが供給されるので 、オイルの劣化が促進されるという問題がある。また特に、過給機の万一の故障 等により同過給機が停止しているのにオイルが供給されると、オイルが外部に流 出してしまう不具合がある。 本考案は、上記従来の過給機給油装置の欠点を解消し、オイルの早期劣化を防 止すると共に、万一の過給機破損に際して、オイルの外部への流出を防止するこ とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、創案されたもので、エンジンの吸気を 圧縮して同エンジンの吸気管に供給する過給機と、同過給機の軸受部に上記エン ジンから潤滑用オイルを供給する給油通路と、同給油通路内に介装された切換弁 と、上記過給機の回転数を検知する回転数センサと、同回転数センサにより上記 過給機の停止が検知されたとき上記切換弁を閉止させて過給機軸受部への給油を 遮断するコントローラとを具備してなることを特徴とする過給機の給油装置を提 案するものである。
【0005】
【作用】
本考案によれば、エンジンから過給機の軸受部にオイルを供給する給油通路内 に切換弁が介装され、過給機の停止時には、回転数センサの信号を受けたコント ローラによって上記切換弁が閉止されるので、過給機停止時に無用なオイルの供 給が遮断されることとなり、オイルの劣化及び外部流出が防止される。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を添付図面について具体的に説明する。 図中、符号10はトラック用のエンジンを概念的に示し、12は同エンジンの 排気管、14は同エンジンの吸気管である。 16は上記排気管12から供給されるエンジンの排気ガスを作動媒体として作 動する排気ガスターヒン18と、同排気ガスタービン18によって駆動され吸気 を圧縮して上記吸気管14に供給するコンプレッサ20とからなるターボ過給機 である。上記排気ガスタービン18のタービンロータとコンプレッサ20のホイ ールとは、共通のロータ軸の両端部に装着され、同ロータ軸はベアリングハウジ ング22内の軸受部によって回転自在に支持されている。 上記ベアリングハウジング22内の軸受部には、エンジン10のオイルポンプ 24から吐出されたオイルの一部が給油通路26を介して供給され、同給油通路 26内には常開の電磁式切換弁28が介装されている。上記ターボ過給機16に は、そのロータ軸の回転数を検知する回転数センサ30が設けられ、同センサ3 0の出力信号はコントローラ32に供給される。同コントローラ32は、回転数 センサ30の出力信号を受容して、ターボ過給機16の回転数が実質的に零即ち 同過給機が実質的に停止したときに上記切換弁28を閉止させるように作動する 。
【0007】 上記構成によれば、エンジン10の運転中は、その排気ガスによってターボ過 給機16の排気ガスタービン18が駆動され、同排気ガスタービン18によりコ ンプレッサ20が駆動されてエンジン10の吸気が圧縮され吸気管14に供給さ れる。一方、エンジン10のクランク軸と連動して駆動されるオイルポンプ24 から吐出されたオイルの一部が給油管26に供給され、常開の切換弁28を通っ てターボ過給機16のベアリングハウジング22内に収容されている軸受部に供 給される。上記ターボ過給機16が正常に作動している限り、回転数センサ30 の出力信号を受けたコントローラ32の作動によって上記切換弁28は通常の開 位置に保持されている。 万一の故障その他の理由でターボ過給機16が停止すると、回転数センサ30 の出力信号を受けたコントローラ32の作動により、切換弁28が閉位置に切換 えられるので、給油通路26が閉塞されて、軸受部22へのオイルの供給が遮断 される。従って、停止しているターボ過給機16に対して無駄なオイルの供給が 行なわれず、オイル劣化が防止される。また、停止したターボ過給機16の破損 が著しい場合でも、オイルが外部に流出するようなことがないので安全である。
【0008】 なお、図示の実施例では、切換弁28として電磁弁が例示されているが、圧縮 空気作動の弁、或いは油圧作動の弁等を適宜採用することができる。
【0009】 叙上のように、本考案に係る過給機の給油装置は、エンジンの吸気を圧縮して 同エンジンの吸気管に供給する過給機と、同過給機の軸受部に上記エンジンから 潤滑用オイルを供給する給油通路と、同給油通路内に介装された切換弁と、上記 過給機の回転数を検知する回転数センサと、同回転数センサにより上記過給機の 停止が検知されたとき上記切換弁を閉止させて過給機軸受部への給油を遮断する コントローラとを具備してなることを特徴とし、過給機の停止時にその軸受部へ のオイルの供給が遮断されるので、オイルの劣化や外部への流出を防止し得る利 点があり、実用上有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概略構成図である。1
0 エンジン 16 ターボ過給機 26 給油通路 28 切換弁 30 回転数センサ 32 コントローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気を圧縮して同エンジンの
    吸気管に供給する過給機と、同過給機の軸受部に上記エ
    ンジンから潤滑用オイルを供給する給油通路と、同給油
    通路内に介装された切換弁と、上記過給機の回転数を検
    知する回転数センサと、同回転数センサにより上記過給
    機の停止が検知されたとき上記切換弁を閉止させて過給
    機軸受部への給油を遮断するコントローラとを具備して
    なることを特徴とする過給機の給油装置
JP5681291U 1991-04-19 1991-04-19 過給機の給油装置 Withdrawn JPH04121432U (ja)

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JP5681291U JPH04121432U (ja) 1991-04-19 1991-04-19 過給機の給油装置

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JP5681291U JPH04121432U (ja) 1991-04-19 1991-04-19 過給機の給油装置

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JPH04121432U true JPH04121432U (ja) 1992-10-29

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ID=31929890

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

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