JPH04121420U - 過給機付エンジンの排気消音装置 - Google Patents

過給機付エンジンの排気消音装置

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Publication number
JPH04121420U
JPH04121420U JP3515291U JP3515291U JPH04121420U JP H04121420 U JPH04121420 U JP H04121420U JP 3515291 U JP3515291 U JP 3515291U JP 3515291 U JP3515291 U JP 3515291U JP H04121420 U JPH04121420 U JP H04121420U
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JP
Japan
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muffler
exhaust
engine
supercharger
engine room
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Pending
Application number
JP3515291U
Other languages
English (en)
Inventor
辰実 川勝
Original Assignee
ヤンマーデイーゼル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマーデイーゼル株式会社 filed Critical ヤンマーデイーゼル株式会社
Priority to JP3515291U priority Critical patent/JPH04121420U/ja
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 過給機付エンジンにおいて、エンジンルーム
内に配置される過給機とマフラーを、エンジンの全高を
高くすることなく配置する。 〔構成〕 エンジン本体15側面の排気口側に連結され
る過給機17とその過給機17に連結される第1マフラ
ー20とを、そのエンジン本体15の前記の側面と平行
な方向であって、かつ、横方向に並べて配置して、これ
らをエンジンルーム23内に配置している。更に、第1
マフラー20の出口側に連結される第2マフラー24
を、そのエンジンルーム24よりも外側に配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主としてトラクタ等の作業機のエンジンルーム内に配置されるエ ンジンであって、その過給機と排気マフラーの配置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
過給機を持たないエンジンにおいては、充分な容積を備えた排気マフラーをエ ンジン本体の側面部に、そのエンジン本体とともにエンジンルーム内に配置して 、その排気マフラーの出口をエンジンルーム外に突出させている。図4は、トラ クタの例を示したものであり、機体前部側のボンネット1によって囲まれるエン ジンルーム内に充分な容積を備えた大型の排気マフラー2を配置し、その排気マ フラー2の出口側の排気連絡管3へ、ボンネット1外側の噴出口4を連結して排 気をエンジンルーム外に排出させるようにしている。このように、過給機を有し ないエンジンにおいては、排気マフラー2をそのエンジン本体5の側面部分に配 置して、エンジンルーム内に充分納めることができる。しかしながら、過給機を 備えたエンジンにおいては、その過給機がまずエンジン本体側面の排気マニホル ド等の排気出口に連結されるから、その過給機の排気出口側に連結される排気マ フラーは、それ以外のところに配置しなければならない。従来、このような過給 機付エンジンにおいては、排気マフラーを、エンジン本体側方の過給機よりも上 方に配置している(実公平2−19544号公報参照)。
【0003】 また、排気マフラーをサブマフラーとメインマフラーとに分割して、メインマ フラーをエンジンルームの外側に配置したものがある(実公昭55−53699 号公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように、過給機付エンジンにおいては、排気マフラーがエンジン本体の 排気口側方に配置される過給機よりも高い位置に配置されることから、エンジン の全高が高くなり、その結果、トラクタ等においてはその分だけボンネット位置 の高さを高くしなければならず、このために、トラクタ等の前方視界が悪くなる という欠点がある。他方、今まで通りボンネットの高さを低くして、排気マフラ ーを納めようとすれば、その排気マフラーの容積を小さくしなければならず、消 音効果が不充分となる欠点がある。なお、排気マフラーをメインマフラーとサブ マフラーに分割した上記従来の考案は過給機を持たないエンジンに付いてのもの であり、過給機と排気マフラーとの排気構造については記載されていない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案では、エンジン本体側面の排気口に連結 される過給機とその過給機の排気排出側に連結される第1マフラーとを、前記側 面と平行な横方向に並べて配置して、これら過給機と第1マフラーとをエンジン ルーム内に配置するとともに、前記第1マフラーの出口側に第2マフラーを連結 して、この第2マフラーをエンジンルーム外に配置したことを特徴とするもので ある。
【0006】
【作用】
上記のように、この考案では、エンジンルーム内に配置される排気マフラーと 過給機とを、その過給機が取付けられるエンジン本体側面と平行な横方向に並べ て配置するとともに、第2マフラーをエンジンルーム外に配置しているから、相 対的に小さくすることのできた第1マフラーと過給機とが、そのエンジン本体の 側面方向にコンパクトに収納され、エンジンの全高を低くして、従来通りトラク タ等のボンネットの高さを低くすることができる。
【0007】
【実施例】
この考案の実施例を示す図1及び図2において、11はシリンダブロック、1 2はそのシリンダブロック11の上部に取付けたシリンダヘッド、13はそのシ リンダヘッド12上部の弁腕室ケース、14は、シリンダヘッド12の側面に取 付けた排気マニホルドであって、これらによってこの考案のエンジン本体15を 構成している。排気マニホルド14の上方に突出する排気出口16に、過給機1 7の排気タービン部18が連通するようにして取付けられている。19は、過給 機17のコンプレッサー部である。20は、この考案の第1マフラーであって、 その入口側が、前記過給機17における排気タービン部18の排気排出側に連結 して取付けられるが、その過給機17の出口が、エンジン本体15の過給機17 側の側面と平行な方向、即ちトラクタで言えば機体前方である側方に向けて開口 されており、この第1マフラー20がその出口に直結されて、前記と同じエンジ ン本体15側面と平行な方向でかつ前方側方部に、過給機17と並べて配置され ている。この排気マフラー20は、無過給機式エンジンに取付けられる排気マフ ラーに対して容積を小さくした小型のものであって、このような小型の排気マフ ラー20と過給機17を、エンジン本体15の前方にも大きく突出することなく 、互いに並べてコンパクトに配置している。
【0008】 上記のようにして取付けられた第1マフラー20の前部側の排気連絡管21は 、その先端がL型に上方に屈曲するとともに、その出口に、垂直方向の第2マフ ラー24が連結され、この第2マフラー24が、ボンネット22によって囲まれ るエンジンルーム23の外側に配置されている。25は、第2マフラー21の出 口側に連結した排気延長管である。
【0009】 上記第2マフラー24は、前記図4で示した従来の噴出口を大型にすることな く有効利用することによって、排気マフラーとしての機能をもたせたものである 。図3にその具体的な構造を示してある。この第2マフラー24は、前記排気連 結管21に連結されるフランジ27を備えた入口管28と、その入口管28と向 かい合うようにして直線上に配置された出口管29、及びそれら入口管28と出 口管29とに跨がって、それらの入口管28及び出口管29を覆う二重管状の外 側ケース30とからなる。この外側ケース30内に開口する入口管28と出口管 29の端部には、それぞれ、その端部を塞ぐように蓋管31、31が挿入して取 付けられている。これらの蓋管31、31には、その外周に複数の連絡穴32が 形成され、これによって、それらの入口管28及び出口管29内と外側ケース3 0内の膨張室33とを連通させている。すなわち、入口管28を通って排出され た排気は、連絡穴32によって膨張室33内に流出して膨張し、更に、出口管2 9の連絡穴32よりその出口管29を通って延長管25側に排出される。二重管 状となった外ケース30の二重構造部分には、断熱を兼ねた吸音材34が充填さ れている。
【0010】
【考案の効果】
この考案によれば、従来過給機付エンジンにおいて過給機の上方部に配置され ていたマフラーを、第1マフラーと第2マフラーとに分割して、その一方の第1 マフラーをその過給機と並べて配置してエンジンルーム内に収納するようにして いるから、そのように過給機を有しない従来のエンジンと同様に、エンジンの全 高を低くしてエンジンルーム内に納めることができる。他方、そして、このよう にエンジンルーム内に配置される排気消音機を小型にしても、エンジンルーム外 に配置される第2マフラーと併せて排気消音機全体の容積を充分確保できるから 、消音効果を低減するといった不都合がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】排気マフラー及び過給機の配置構造を示すエン
ジン側面部分の要部正面図である。
【図2】図1の左方向から見た正面図である。
【図3】第2マフラーの全体縦断面図である。
【図4】過給機を持たないエンジンをボンネット内に配
置したトラクタの全体側面図である。
【符号の説明】
15 エンジン本体 17 過給機 20 第1マフラー 23 エンジンルーム 24 第2マフラー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン本体側面の排気口に連結される過給機とその過
    給機の排気排出側に連結される第1マフラーとを、前記
    側面と平行な横方向に並べて配置して、これら過給機と
    第1マフラーとをエンジンルーム内に配置するととも
    に、前記第1マフラーの出口側に第2マフラーを連結し
    て、この第2マフラーをエンジンルーム外に配置したこ
    とを特徴とする過給機付エンジンの排気消音装置
JP3515291U 1991-04-17 1991-04-17 過給機付エンジンの排気消音装置 Pending JPH04121420U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3515291U JPH04121420U (ja) 1991-04-17 1991-04-17 過給機付エンジンの排気消音装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3515291U JPH04121420U (ja) 1991-04-17 1991-04-17 過給機付エンジンの排気消音装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04121420U true JPH04121420U (ja) 1992-10-29

Family

ID=31917386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3515291U Pending JPH04121420U (ja) 1991-04-17 1991-04-17 過給機付エンジンの排気消音装置

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JP (1) JPH04121420U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341540B2 (ja) * 1972-03-21 1978-11-04
JPS5874820A (ja) * 1981-09-02 1983-05-06 デイ−ア・アンド・カンパニ− 自動車の排気装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341540B2 (ja) * 1972-03-21 1978-11-04
JPS5874820A (ja) * 1981-09-02 1983-05-06 デイ−ア・アンド・カンパニ− 自動車の排気装置

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