JPH04119466U - フラツシユ定着装置 - Google Patents
フラツシユ定着装置Info
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- JPH04119466U JPH04119466U JP2209191U JP2209191U JPH04119466U JP H04119466 U JPH04119466 U JP H04119466U JP 2209191 U JP2209191 U JP 2209191U JP 2209191 U JP2209191 U JP 2209191U JP H04119466 U JPH04119466 U JP H04119466U
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録紙を安定して通過可能とするフラッシュ
定着装置を提供することにある。 【構成】 フラッシュ定着装置は、フラッシュランプ4
6を内蔵したハウジング42と、このハウジング42の
開口44を覆うガラス板54と、このガラス板54の縁
部をハウジング42に押し付けて、ガラス板54をハウ
ジング42に止める押え具56,58,62とを備えて
おり、この押え具56,58,62は、記録紙の搬送方
向下流側のガラス板54の端縁の記録紙通過許容領域内
を除いた領域に配置されている。
定着装置を提供することにある。 【構成】 フラッシュ定着装置は、フラッシュランプ4
6を内蔵したハウジング42と、このハウジング42の
開口44を覆うガラス板54と、このガラス板54の縁
部をハウジング42に押し付けて、ガラス板54をハウ
ジング42に止める押え具56,58,62とを備えて
おり、この押え具56,58,62は、記録紙の搬送方
向下流側のガラス板54の端縁の記録紙通過許容領域内
を除いた領域に配置されている。
Description
【0001】
この考案は、複写機や電子写真プリンタ、或いはファクシミリ等の電子印刷装
置に於いて、記録紙上に転写されたトナー像を定着させるためのフラッシュ定着
装置に関する。
【0002】
この種の電子印刷装置は、いわゆる電子写真法を使用して、記録紙上にトナー
像を形成するものとなっている。即ち、電子写真法によれば、先ず、感光ドラム
上に光導電現象を利用して静電潜像が形成され、そして、静電潜像はトナー現像
されて、感光ドラム上でトナー像(可視像)となる。この後、感光ドラム上のト
ナー像は、感光ドラムから記録紙上に転写され、そして、記録紙上のトナー像を
フラッシュ定着装置により定着させることで、記録紙への印刷が完了する。
【0003】
上述したフラッシュ定着装置は、例えば、実開平2−35159号公報及び実
開平2−35160号公報に開示されている。これら公知のフラッシュ定着装置
は、ハウジングと、このハウジングに形成された開口と、この開口を覆うガラス
板と、ハウジング内に設けられたフラッシュランプとを備え、このフラッシュラ
ンプからのフラッシュ光をガラス板を通じ、記録紙上のトナー像に照射して、こ
のトナー像の定着をなすものとなっている。
【0004】
ところで、公知のフラッシュ定着装置に於いて、ガラス板は、押え具を使用す
ることにより、その縁部がハウジングに押し付けらて止められている。例えば、
実開平2−35160号公報の定着装置の場合、押え具は、コ字形をなしたガラ
ス保持部材と押え部材とからなり、そして、ガラス保持部材は、記録紙の搬送方
向でみて、上流側に位置したガラス板の一端縁、並びに、この一端縁に連なるそ
の両側縁をハウジングに押し付けるものとなっており、一方、押え部材は、下流
側に位置するガラス板の他端縁をハウジングに押し付けるものとなっている。
【0005】
しかしながら、実開平2−35160号公報の定着装置の場合、ガラス板の他
端縁が押え部材により押し付けられていると、この押え部材は、ガラス板のガラ
ス面から突出したものとなる。このため、記録紙がフラッシュ定着装置を通過す
る際、その搬送方向でみた記録紙の先端縁が押え部材に引っ掛かり、記録紙の搬
送に関しての紙詰まり、いわゆるジャムが発生し易い。なお、このような記録紙
のジャムは、その記録紙が枚葉紙である場合、頻繁に発生することになる。
【0006】
このようなことから、実開平2−35159号公報の定着装置では、記録紙の
搬送方向でみて下流側に位置するガラス板の端縁部に予め段差を形成しておき、
そして、前述した押え部材は、ガラス板の段差の部位をハウジングに押し付ける
ものとなっている。従って、実開平2−35159号公報の定着装置にあっては
、ガラス板の段差に位置する押え部材の端縁がガラス板のガラス面から突出する
ことがなく、これにより、前述した記録紙のジャムを効果的に防止することがで
きる。
【0007】
しかしながら、前述したようにガラス板に段差を形成するには、成形型を使用
するか、又は、段差を加工成形することになるが、段差の形成には、非常にコト
スがかかって、実用的なものではない。
この考案は、上述した事情に基づいてなされたもので、その目的とするところ
は、簡単な構造で且つ記録紙のジャムを確実に防止することができるフラッシュ
定着装置を提供することにある。
【0008】
この考案のフラッシュ定着装置は、搬送される記録紙に対し対面させられる側
に、その記録紙の幅よりも広幅の開口を備えたハウジングと、このハウジング内
に設けたフラッシュランプと、上記開口を覆っているガラス板と、このガラス板
をそのガラス板の縁部において上記ハウジングに押し付けて止めている押え具と
を有しており、そして、この考案のフラッシュ定着装置では、その押え具が上記
ガラス板の、記録紙の搬送方向下流側の記録紙通過許容領域内には設けられない
ものとなっている。
【0009】
上述したフラッシュ定着装置によれば、記録紙が搬送されてフラッシュ定着装
置に達した後、記録紙はガラス板に対面しながら進み、そして、記録紙の先端縁
は、記録紙の搬送方向下流側のガラス板に規定された記録紙通過許容領域を通過
して搬送される。
【0010】
図1を参照すると、電子写真プリンタの全体が概略的に示されている。この電
子写真プリンタは、感光ドラム2を備えており、この感光ドラム2の外周面は、
感光面4として形成されている。感光ドラム2は、図示しない駆動源により、図
中矢印方向に一定の速度で回転可能となっている。
【0011】
感光ドラム2の直上には、感光面4の近傍に位置して、主帯電器6が配置され
ており、この主帯電器6は、その直下を感光ドラム2に於ける感光面4の一部が
通過するとき、その感光面4の部位を一様に帯電させる。
感光ドラム2に於ける感光面4の近傍には、主帯電器6に対し感光ドラム2の
回転回入側に位置して、露光装置8及び現像器10が順次配置されている。露光
装置8は、例えば、感光面4の幅方向に一列にして配置された多数の発光ダイオ
ードを含んでおり、これら発光ダイオードは、感光ドラム2即ち感光面4に向け
て光ビームを夫々出射可能となっている。従って、発光ドラム2を回転させなが
ら、その感光面4に発光ダイオードから選択的に光ビームを照射することにより
、感光面4に所定の静電潜像を形成することができる。この後、静電潜像は、現
像器10によりトナー現像され、これにより、感光面4上に可視化されたトナー
像を得ることができる。
【0012】
感光ドラム2の直下には、感光面4の近傍に位置して、転写器12が配置され
ており、この転写器12は、主帯電器6と同様な構造の帯電器からなっている。
なお、感光ドラム2の回転方向でみた場合、転写器12と主帯電器6との間で、
前述した露光装置8及び現像器10が挟まれている。
転写器12は、この転写器12と感光ドラム2との間を枚葉紙からなる記録紙
Sが通過する際、この記録紙S上に感光面4上のトナー像を転写可能となってい
る。
【0013】
記録紙Sは、その搬送装置14によって、感光ドラム2と転写器12との間を
通過するように搬送され、この実施例の場合、搬送装置14は、多数の記録紙S
を蓄えたトレー16を備え、このトレー16からは、フィードローラ18によっ
て、記録紙Sが1枚ずつ供給されるようになっている。トレー16から送出され
た記録紙Sは、上下に配置された一対のペーパガイド20を介して一対の搬送ロ
ーラ22に受け渡され、そして、これら第1搬送ローラ22により、感光ドラム
2と転写器12との間を通じ搬送される過程で、記録紙Sには、前述したように
してトナー像が転写されることになる。この後、トナー像が転写された記録紙S
は、一対の第2搬送ローラ24に受け渡されて、これら第2搬送ローラ24によ
り、フラッシュ定着装置26の直下を通過するように搬送される。なお、トレー
16からの記録紙Sの搬送経路Aは、図1中、1点鎖線で示されいる。
【0014】
更に、感光ドラム2に於ける感光面4の近傍には、感光ドラム2の回転方向で
みて、転写器12と主帯電器6との間の領域に、クリーニング装置28及び除電
ランプ30が順次配置されている。
クリーニング装置28は、感光ドラム2の感光面4側が開口したハウジング3
2と、このハウジング32内に回転可能に配置され、感光面4に接触するブラシ
ロール34と、このブラシロール34に接触する回転可能な回収ロール36と、
この回収ロール36に接触したドクターブレード38とからなっている。従って
、上述したクリーニング装置28によれば、ブラシロール34及び回収ロール3
6を図中矢印方向に回転させることにより、感光ドラム2の感光面4の部位が転
写器12を通過した後、この部位に残留しているトナーをブラシロール34に先
ず静電吸着させて、残留トナーを感光面4から除去することができる。この後、
ブラシロール34に吸着したトナーは、これらブラシロール34と回収ロール3
6との間の電位差により、ブラシロール34から回収ロール36に静電吸着され
、そして、ドクターブレード38により回収ロール36から掻き落とされる。
【0015】
前述した除電ランプ30は、クリーニング処理された感光ドラム2の感光面4
の帯電を除去するためのものである。
そして、前述した現像器10の直下には、感光ドラム2の幅方向に延びるトナ
ー受け40が配置されており、このトナー受け40は、吸引パイプを介して、吸
引源に接続されている。また、前述したクリーニング装置28のハウジング32
の上部もまた、吸引パイプを介して上記吸引源に接続されている。吸引源は、真
空ポンプ等の負圧源と、フィルタとからなり、従って、トナー受け40に溜まっ
たトナー及びクリーニング装置28に於けるハウジング32の開口部からこぼれ
落ちるトナーは、吸引パイプ内を通じて空気とともに回収され、そして、トナー
を含む空気は、フィルタによりろ過され、これにより、電子写真プリンタ内がト
ナーで汚染されるのを防止することができる。
【0016】
前述したフラッシュ定着装置26は、図2に示されているように、箱形形状を
なしたハウジング42を備えており、このハウジング42の下面、即ち、搬送さ
れる記録紙Sと対面する側の面には、その中央部に矩形の開口44が形成されて
いる。この開口44は、記録紙Sの搬送経路Aを横切る方向に延びて、記録紙S
の幅よりも広幅となっている。
【0017】
ハウジング42内には、キセノンランプからなるフラッシュランプ46が配置
されている。このフラッシュランプ46は、開口44に沿って、つまり、搬送経
路Aを搬送される記録紙Sを横切る方向に延び、その両端は、図示しない支持具
を介してハウジング42に支持されている。また、ハウジング42内には、フラ
ッシュランプ46を覆うようにして反射板48が配置されており、この反射板4
8もまた、図示しない取付具を介してハウジング42に取り付けられている。
【0018】
トナー像が転写されている記録紙Sがフラッシュ定着装置26、即ち、フラッ
シュランプ46の直下を通過するとき、このフラッシュランプ46からフラッシ
ュ光が放射されて、記録紙S上のトナー像に光エネルギが与えられる。ここで、
光エネルギはトナーに選択的に吸収されるから、記録紙S上のトナー像は、高速
にして定着される。
【0019】
前述したランプケーシング42に於ける開口44の周縁は、図2に示されてい
るように下方に向けて折り曲げた折曲部50として形成されている。この折曲部
50は、シリコーンゴムからなるスポンジ52により囲まれており、このスポン
ジ52は、折曲部50から下方に僅かに突出している。
そして、開口44は、この開口44よりも大きな矩形のガラス板54によって
覆われており、このガラス板54は、その周縁が押え具により、スポンジ52を
介しハウジンググ42の下面に押し付けられて、ハウジング42に止められてい
る。ガラス板54は、フラッシュランプ46の保護をなすとともに、このフラッ
シュランプ46がトナーやほこり等によって汚れるのを防止する機能を有してい
る。
【0020】
この実施例の場合、押え具は、図3を参照すればより明かなように、クロス押
え56と、一対の側縁押え58とからなっている。クロス押え56は、記録紙S
の搬送方向でみて上流側に位置するガラス板54の一端縁に沿って延び、その断
面は、ガラス板54の一端縁をスポンジ52との間で挟圧した状態で、ハウジン
グ42の下面に複数の取付ねじ60により、クロス押え56を固定可能とする形
状となっている。具体的には、クロス押え56は、図2から明かなように、上下
に離間した状態でガラス板54の一端縁に沿って延び且つ記録紙Sの搬送方向で
みて逆向きとなった一対の水平プレート部と、これら水平プレート部を一体にし
て繋ぐ垂直プレート部とからなっている。従って、一対の水平プレート部のうち
の一方がガラス板54の押えとして機能し、他方の水平プレート部がハウジング
42に対する取付部として機能する。
【0021】
一方、側縁押え58は、クロス押え56と同様な形状を有しているが、これら
側縁押え58は、記録紙Sの搬送方向でみて、ガラス板54の両側縁に沿って位
置付けられており、これにより、一対の側縁押え58は、ガラス板54の両側縁
をスポンジ52を介しハウジング42に押し付けて、取付ねじ60によりハウジ
ング42に固定されている。
【0022】
更に、この実施例の場合、記録紙Sの搬送方向でみて下流側に位置するガラス
板54の他端縁にも、その両端に位置して押え具としての一対の補助押え62が
配置されている。これら補助押え62の断面形状もまた、前述したクロス押え5
6及び側縁押え58と同様なものであり、一対の補助押え62は、ガラス板54
に於ける他端縁の両端をスポンジ52を介してハウジング42に押し付けて、取
付ねじ60によりハウジング42に固定されている。
【0023】
ここで、一対の補助押え62は、記録紙Sの幅寸法よりも十分に離間しており
、これら補助押え62間に、記録紙通過許容領域が規定されるものとなっている
。従って、ハウジング42の直下を記録紙Sが通過するとき、この記録紙Sの先
端縁はその記録紙通過許容領域内を進むことにより、記録紙Sは、補助押え62
と干渉することなく、これら補助押え62の間を余裕をもって通過することがで
きる。即ち、記録紙Sの搬送方向でみて下流側に位置するガラス板54の他端縁
でみて、この他端縁での記録紙通過許容領域内には、前述したクロス押え56、
側縁押え58及び補助押え62の何れの押えも配置されてはいない。
【0024】
更に、図2から明かなように、ハウジング42のクロス押え56側の端面には
、上流側ペーパガイド64が取り付けられており、この上流側ペーパガイド64
の下端部は、前述したクロス押え56の下縁に連なるように搬送経路Aに沿い且
つその下流側に向かって延びている。従って、上流側ペーパガイド64は、一対
の第2搬送ローラ24からランプケーシング42に向けて記録紙Sが送出される
とき、記録紙Sの先端縁は、上流側ペーパガイド64に案内されて、ランプケー
シング42に於ける透明ガラス54の直下に進み、これにより、その記録紙Sの
先端縁がクロス押え56に当接して引っ掛かるようなことはない。
【0025】
また、この実施例では、ハウジング42の補助押え62側にも、下流側ペーパ
ガイド66が設けられている。この下流側ペーパガイド66は、ランプケーシン
グ42の下面に取り付けられ、搬送経路Aに沿い且つその下流側に向かって延び
ている。従って、このような下流側ペーパガイド66が備えられていれば、記録
紙Sの先端縁がガラス板54の他端縁を通過した後、この先端縁は、下流側ペー
パガイド66により案内され、これにより、記録紙Sは、電子写真プリンタの排
出口(図示しない)に確実に導かれることになる。
【0026】
なお、図示されていないけれども、ハウジング42内には、冷却風が供給され
るようになっており、この冷却風により、フラッシュランプ46の過熱が防止さ
れようになっている。
上述した電子写真プリンタのフラッシュ定着装置によれば、ハウジング42の
ガラス板54は、その周縁がクロス押え56と、一対のずつの側縁押え58及び
補助押え62とにより、ハウジング42に押し付けて止められているから、記録
紙Sの搬送に伴い、記録紙Sがフラッシュ定着装置のガラス板54の直下を通過
するとき、記録紙Sの安定した搬送を確保することができる。即ち、クロス押え
56及び側縁押え58には、搬送される記録紙Sの先端縁と対向するような端縁
がないので、これらクロス押え56及び側縁押え58に記録紙Sの先端縁が引っ
掛かって、ジャムを発生するようなことはない。また、一対の補助押え62に関
しても、これら補助押え62は、記録紙Sの搬送方向下流側に位置するガラス板
54の他端縁での記録紙通過許容領域から外れて設けられているから、記録紙S
の先端縁が補助押え62に引っ掛かるようなこともない。
【0027】
この考案は、上述した一実施例に制約されるものではなく、種々の変形が可能
である。例えば、補助押え62は必ずしも必要なものではなく、これら補助押え
62は省略することができる。また、一対の側縁押え58のみで、ガラス板54
をスポンジ52にしっかりと押え付けることができるならば、クロス押え56も
また省略することができるし、クロス押え56の使用のみで足りる場合もある。
一方、クロス押え56と一対の補助押え62だけでも、ガラス板54を保持でき
るのであれば、側縁押え58を省略することができる。更に、クロス押え56及
び側縁押え58は共に、ガラス板54の一端縁及び側縁の全長に亘って延びてい
るが、これら一端縁及び側縁の一部を押え付けるものであってもよい。
【0028】
一実施例の電子写真プリンタでは、記録紙として枚葉紙を使用したが、連続紙
の場合であっても、この考案のフラッシュ定着装置が有する利点を享受すること
ができる。
【0029】
以上説明したように、この考案のフラッシュ定着装置によれば、ハウジングの
開口を覆うガラス板をハウジングに押し付けて止める押え具を、記録紙の搬送方
向でみて下流側に位置するガラス板の縁部の記録紙通過許容領域以外の領域に設
けるだけの簡単な構造で、搬送方向でみた記録紙の先端縁に対して、押え具の端
縁が対向するのを避けることができ、従って、記録紙がハウジングを通過する際
には、記録紙を安定して搬送させることができる等の効果を奏する。
【図1】電子写真プリンタを示した概略構成図である。
【図2】一実施例のフラッシュ定着装置を示した断面図
である。
である。
【図3】図2のフラッシュ定着装置の下面図である。
42 ハウジング
44 開口
46 フラッシュランプ
48 反射板
52 スポンジ
54 ガラス板
56 クロス押え
58 側縁押え
Claims (1)
- 【請求項1】 搬送される記録紙に対し対面させられる
側に、その記録紙の幅よりも広幅の開口を備えたハウジ
ングと、このハウジング内に設けたフラッシュランプ
と、上記開口を覆っているガラス板と、このガラス板を
そのガラス板の縁部において上記ハウジングに押し付け
て止めている押え具とを有し、かつ、上記押え具は、上
記ガラス板の、記録紙の搬送方向下流側の記録紙通過許
容領域内には設けられていないことを特徴とするフラッ
シュ定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2209191U JPH04119466U (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | フラツシユ定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2209191U JPH04119466U (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | フラツシユ定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119466U true JPH04119466U (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=31907675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2209191U Pending JPH04119466U (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | フラツシユ定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04119466U (ja) |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP2209191U patent/JPH04119466U/ja active Pending
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