JPH04119089U - 住宅用サツシ窓 - Google Patents

住宅用サツシ窓

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Publication number
JPH04119089U
JPH04119089U JP3188591U JP3188591U JPH04119089U JP H04119089 U JPH04119089 U JP H04119089U JP 3188591 U JP3188591 U JP 3188591U JP 3188591 U JP3188591 U JP 3188591U JP H04119089 U JPH04119089 U JP H04119089U
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JP
Japan
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window
frame
horizontal
blades
middle frame
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Pending
Application number
JP3188591U
Other languages
English (en)
Inventor
勲 速水
Original Assignee
ミサワホーム株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 充分な通風面積が得られるうえ、開閉操作が
容易になる住宅用サッシ窓を提供することにある。 【構成】 設置部分となる開口に嵌め込まれる外枠11を
有する住宅用サッシ窓10であり、その外枠11の内部に水
平な回動軸15を中心に傾斜可能な中枠14を設け、この中
枠14の内部に上下に配列された複数の羽板16を水平な軸
19を中心に回動可能に設ける。中枠14を所定角度θに傾
斜させてから、全羽板16を傾斜角度θから水平となるま
で回動させて窓10を全開にする。ここで、羽板16は水平
となるため水平方向に吹く風Wを遮るものがなくなり、
かつ、羽板16の回動操作のうち羽板16の全閉状態から所
定傾斜角度θまでの操作が省略可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は住宅用サッシ窓に関し、特にすべり出し式およびジャルージー式等の 窓の開閉構造の改良に係り、住宅に利用できる。
【0002】
【背景技術】
従来より、住宅の窓として、すべり出し式の窓やジャルージー式の窓が利用さ れている。 このうちすべり出し式の窓には、窓枠内に嵌め込まれた障子の上端が水平な軸 を中心に傾斜可能とされ、かつ、前記水平な軸が窓枠に設けた溝に沿って上下に スライド可能とされた構造を有するものがある。このような構造のすべり出し式 の窓は、障子の上端を下方に下げるとともに下端を窓枠から水平方向にすべり出 させることにより、障子自体を傾斜させて一動作で容易に開くようになっている 。
【0003】 一方、ジャルージー式の窓には、窓枠内に上下に配列された複数の羽板が設け られ、これらの羽板は水平な軸を中心に回動可能されるとともにリンク機構等で 相互に連結されている。このようなジャルージー式の窓は、窓枠に設けたハンド ル等を回転操作することにより、複数の羽板を連動させて回動させ、これらの羽 板を水平にして全開状態にすることで、充分な通風面積を得ることが可能になっ ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のすべり出し式の窓では、障子を全開状態にしても、障子 が窓の開口を塞ぐ位置にあるため、障子が水平方向に吹く風を遮り、充分な通風 面積を得ることができないという問題がある。
【0005】 一方、前述のジャルージー式窓には、全開状態および全閉状態の一方から他方 の状態にするにあたり、羽板は直接回動することができず、ハンドル等で操作す る必要があるうえ、このハンドル等の操作量が多いため、開閉操作が面倒である という問題がある。
【0006】 本考案の目的は、充分な通風面積が得られるうえ、開閉操作が容易な住宅用サ ッシ窓を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、設置部分となる開口に嵌め込まれる外枠を有し、この外枠の内部に 水平な軸を中心に傾斜可能な中枠を設け、この中枠の内部に上下に配列された複 数の羽板を水平な軸を中心に回動可能に設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】
このような本考案では、窓を全開状態にするにあたり、まず中枠を傾斜させて 各羽板を所定の角度に傾斜させ、次いで各羽板を所定傾斜角度から水平となるま で回動させて窓を全開にする。また、これらの手順を逆に行うことで全閉状態に することができる。
【0009】 ここで、羽板は水平となるため水平方向に吹く風を遮るものがなくなり、充分 な通風面積が得られるようになる。また、中枠は容易な操作で傾斜可能であり、 中枠を傾斜させれば羽板は所定の傾斜角度から水平になるまで回動させればよく 、鉛直状態から所定傾斜角度までの羽板の操作が省略され、羽板の操作量が減っ て開閉操作が簡略化され、これらにより前記目的が達成される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1ないし図3には、住宅用サッシ窓10が示されており、住宅の外壁等の設置 部分に形成される開口に嵌め込まれる外枠11を有している。
【0011】 外枠11は、四角形状の枠体であり、外枠11の内側の両側面には、上端から下方 へ所定寸法L1の溝12が形成されている。溝12の下方には支持アーム13が設置され 、この支持アーム13の基端は回転自在に軸支され、先端が屋外側(図中左側)に 展開可能となっている。
【0012】 外枠11の内部には中枠14が備えられ、中枠14の上端両端には回動軸15がそれぞ れ設けられている。各回動軸15は軸方向が水平にされるとともに、外枠11の溝12 に嵌め込まれている。この中枠14の両側の中間部分は、外枠11に設置された支持 アーム13の先端に連結され、支持アーム13の先端は中枠14に対して回転可能とな っている。
【0013】 ここで、中枠14はその上端が溝12に沿ってスライド可能、かつ、全体が回動軸 15を中心として傾斜可能とされている。中枠14の上端を溝12の下端まで移動させ るとともに下端を屋外側にすべり出させて中枠14を傾斜させることにより、中枠 14は所定の傾斜角度θまで傾斜して全開状態となり、全開状態となった中枠14は 支持アーム13で所定の傾斜角度θを保持するようになっている。このような中枠 14の開閉機構は、いわゆるすべり出し式の窓に設置される障子と同様のものとな っている。
【0014】 中枠14の内部には、上下に配列された複数の羽板16が設けられている。これら の羽板16は矩形状に形成されたガラス板17の屋外側の表面に熱線反射フィルム17 A が貼り付けられたものである。ガラス板17の両端には挟持部材18が設置され、 各挟持部材18には水平な軸19が設けられている。各軸19は中枠14に回転可能に支 持され、これにより、各羽板16は軸19を中心に回動可能となっている。
【0015】 中枠14内の各羽板16は、いわゆるジャルージー式の窓に設置される羽板と同様 なリンク機構等で相互に連結されており、中枠14の回動軸15付近に設けたハンド ル20を回転操作することにより連動して回動し、全羽板16を回動させて水平状態 にすることで全開状態となり、この全開状態から全羽板16を反対方向に回動させ て各々の端縁部分を相互に接触させることで全閉状態となるように構成されてい る(図3参照)。
【0016】 このような本実施例では、中枠14の上端を溝12の下端に移動させるとともに、 下端を屋外側にすべり出させ、中枠14を所定角度θに傾斜させて全開状態にした 後、ハンドル20を回転操作して全羽板16を水平にして窓10を全開状態とする。
【0017】 ここで、全羽板16は水平になるため、図3に示すように水平に吹く風Wを遮る ものがなくなる。また、中枠14を所定角度θに傾斜させる操作は、通常のすべり 出し式の窓と同様に簡単な一動作で済み、かつ、中枠14の傾斜により全羽板16は 既に所定角度θまで傾斜されるので、全羽板16をこの角度θから水平状態まで回 動させれば窓10は全開状態となる。このため、窓10を開けるにあたり、全羽板16 の操作量のうち全閉状態から所定角度θまでの操作が中枠14を開ける一動作に置 換され、窓10の開閉操作が簡略化される。
【0018】 前述のような本実施例によれば、次のような効果がある。 すなわち、住宅用サッシ窓10の全開状態では、全羽板16が水平となるようにし 、水平に吹く風Wを遮るものがなくなるようにしたので、住宅用サッシ窓10は充 分な通風面積を得ることができる。
【0019】 また、窓10を開けるにあたり、全羽板16の操作量のうち全閉状態から所定角度 θまでの操作を、一動作で済む容易な中枠14の開放動作に置換し、窓10の開閉操 作を簡略化したので、窓10の開閉操作を容易にできる。
【0020】 さらに、中枠14の回動軸15付近に羽板16を回動させるためのハンドル20を設け 、中枠14の傾斜角度によらずハンドル20で羽板16の操作を行えるようにしたので 、中枠14を全開状態にしても、全羽板16の回動角度を変えて窓10の通風量を調整 できる。
【0021】 また、羽板16に設けたガラス板17の屋外側の表面に熱線反射フィルム17A を貼 り付けたので、窓10の全開状態において上方から差し込む直射日光に含まれる熱 線IRの多くを遮ることができる(図3参照)。従って、夏場に窓10を開けること により、充分な通風Wを得ることができるうえ熱線IRの多くを遮断でき、室内温 度の上昇を未然に防止でき、快適な室内環境を提供できる。
【0022】 なお、本考案は前述の実施例に限定されるものではなく、次に示すような変形 などをも含むものである。 すなわち、中枠は前記実施例の中枠14のようにすべり出し式に開くものに限ら ず、例えば、外枠に固定された軸よって回動のみが可能に支持されるものでもよ く、要するに、中枠は外枠の内部に水平な軸を中心に傾斜可能に設置されていれ ばよい。
【0023】 また、羽板を操作するためのハンドルは、前記実施例のハンドル20のように中 枠14の回動軸15の付近、すなわち、中枠14の回動の中心側に設置されるものに限 らず、例えば、中枠14の回動の周縁側に設置されるものでもよく、その位置は実 施にあたり適宜設定すればよい。ここで、前記実施例のようにすれば、中枠14の 傾斜角度によらずハンドル20で羽板16の操作ができるという効果が得られる。
【0024】 さらに、羽板16のガラス板17は、熱線反射フィルム17A が貼り付けられたもの に限らず、ガラス板自体が熱線を反射するものでもよい。
【0025】
【考案の効果】
前述のように本考案によれば、充分な通風面積を得ることができるうえ、開閉 操作を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体を示す斜視図である。
【図2】同実施例の図1と異なる状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図2におけるIII −III 線断面図である。
【符号の説明】
10 住宅用サッシ窓 11 外枠 14 中枠 15 中枠の傾斜中心である水平な軸としての回動軸 16 羽板 19 羽板の回動中心である水平な軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】設置部分となる開口に嵌め込まれる外枠を
    有し、この外枠の内部に水平な軸を中心に傾斜可能な中
    枠が設けられ、この中枠の内部に上下に配列された複数
    の羽板が水平な軸を中心に回動可能に設けられたことを
    特徴とする住宅用サッシ窓。
JP3188591U 1991-04-08 1991-04-08 住宅用サツシ窓 Pending JPH04119089U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3188591U JPH04119089U (ja) 1991-04-08 1991-04-08 住宅用サツシ窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3188591U JPH04119089U (ja) 1991-04-08 1991-04-08 住宅用サツシ窓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04119089U true JPH04119089U (ja) 1992-10-23

Family

ID=31915031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3188591U Pending JPH04119089U (ja) 1991-04-08 1991-04-08 住宅用サツシ窓

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JP (1) JPH04119089U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56113257A (en) * 1980-02-12 1981-09-07 Torataro Kadota Fermented milk made from soybean milk
JPS6334060U (ja) * 1986-08-25 1988-03-04

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56113257A (en) * 1980-02-12 1981-09-07 Torataro Kadota Fermented milk made from soybean milk
JPS6334060U (ja) * 1986-08-25 1988-03-04

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960924