JPH04118854U - 洗浄機の混合原液混入装置 - Google Patents

洗浄機の混合原液混入装置

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JPH04118854U
JPH04118854U JP3216491U JP3216491U JPH04118854U JP H04118854 U JPH04118854 U JP H04118854U JP 3216491 U JP3216491 U JP 3216491U JP 3216491 U JP3216491 U JP 3216491U JP H04118854 U JPH04118854 U JP H04118854U
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JP3216491U
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Inventor
修次 島田
Original Assignee
萬歳工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で簡易な構成で、微量な混合原液を適量
混入することができる洗浄機の混合原液混入装置を提供
する。 【構成】 水タンクと、混合源液タンクとを有し、該水
タンクに設けた流出口には途中にメインポンプを介装し
た洗浄水圧送管路を連結し、また、該流出口の水タンク
内側には篭状のストレーナを装着し、さらに、上記混合
源液タンクには途中に混合源液圧送ポンプを介装した混
合原液圧送管路を連結し、この混合原液圧送管路の下流
端を前記ストレーナ内に臨入してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両洗浄機等に使用され、洗剤等を洗浄液に混入する洗浄機の混合原 液混入装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両等の洗浄機には、普通の水と、洗剤等を混入した水とを切り換えて 噴射できるようになしたものが一般的で、この洗剤等の混合原液を水に混入する 混合原液混入装置が付設されている。
【0003】 そして、この洗浄機の混合原液混入装置は、「図2」に示されるごとく、水タ ンク1と、混合原液タンク2と、混合タンク3とを設け、この混合タンク3内に 水と洗剤等の混合原液とを所定の割合で注入して混合するようなしている。そし て、この混合タンク3は第二水位計4aで水位が一定レベルまで低下すると、先 ず混合原液圧送ポンプ5を一定時間作動させて所定量の混合原液を混合原液圧送 管路12を介して混合タンク3内に注入し、次いでまたは同時に、水を図示しな い注水口から第一水位計4bが水位が所定のレベルまで上昇するのを検出するま で注入するようになしてある。また、水タンク1の流出口6と、混合タンク3の 流出口7とには夫々バルブ8a,8bを介装した洗浄水圧送管路9a,9bが連 結され、この両洗浄水圧送管路9a,9bの下流側は合流してメインポンプ10 を途中に介装し下流端に洗浄ガン11を取りつけてなり、水タンク1と混合タン ク3との切り換えは上記一対のバルブ8a,8bを切り換えて行っている。
【0004】 しかし、上記「図2」従来例は、比較的大型な混合タンク3を必要とするため 占有スペースが広くなる欠点を有しているので、近時はこの混合タンク3を省略 した「図3」および「図4」に示されるごときものが提案されている。
【0005】 「図3」従来例は、メインポンプ10と水タンク1の流出口6との間の洗浄水 圧送管路9にエジェクタ13を介装し、混合原液タンク2から取り出した混合原 液管路12aは途中にバルブ8cを介装してその下流端をエジェクタ13に連結 してなる。そして、この「図3」従来例において混合原液の流出は、エジェクタ 13に発生する吸引力と、混合原液タンク2を高所に設置することによる落差力 によっている。
【0006】 「図4」従来例は、、上記「図3」従来例が混合原液タンク2内の混合原液の 液面の変動によって混合原液の流出量が変動することがあるので、混合原液管路 12aの途中にさらに混合原液圧送ポンプ5を介装したものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記「図4」従来例も、混合原液圧送ポンプ5にエジェクタ13の吸 引力が作用するため、この混合原液圧送ポンプ5に高い気密性を有したものを使 用しないと、混合原液の流量を該吸引力に抗して制御することが困難となる欠点 を有している。本来、この混合原液圧送ポンプ5は流量が少ないため、小型簡易 なプラジャーポンプ等で充分な供送力を得られるが、このようなプラジャーポン プを使用すれば吸引側と吐き出し側の両弁が該吸引力で開いて気密性を保てなく なり、小容量で気密性の高い特殊なポンプが要求されることになる。また、この 「図4」従来例ではエジェクタ13の吸引力に抗して流量が制御できる特殊な小 型ポンプを使用すればバルブ8cは省略可能であるが、現時点では混合原液圧送 ポンプ5を止めてもエジェクタ13の吸引力で混合原液の流出を完全に止めるこ とができないため、バルブ8cの併用を強いられている。
【0008】 そこで、本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、小型で簡易な構成で、微量 な混合原液を適量混入することができる洗浄機の混合原液混入装置を提供するこ とを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
先述実用新案登録請求の範囲を要旨とする本考案の構成は前述課題を解決する ために、水タンク1と、混合原液タンク2とを有し、該水タンク1に設けた流出 口6には途中にメインポンプ10を介装した洗浄水圧送管路9を連結し、また、 該流出口6の水タンク1内側には篭状のストレーナ14を装着し、さらに、上記 混合原液タンク2には途中に混合原液圧送ポンプ5を介装した混合原液圧送管路 12を連結し、この混合原液圧送管路12の下流端を前記ストレーナ14内に臨 入してなる技術的手段を講じたものである。
【0010】
【作用】
それ故、本考案洗浄機の混合原液混入装置は、混合原液を混入せずに水のみを 噴射する場合は、メインポンプ10を運転し、混合原液圧送ポンプ5の運転は止 める。すると水タンク1内の水はメインポンプ10により吸引され洗浄水圧送管 路9内に流出する。そして流出口6付近には流出流が発生するが、混合原液圧送 管路12の下流端は流出口6より多少離し、その口径を流出口6の口径に比較し て充分小さく設定しておけば、この流出流によって混合原液圧送管路12内に吸 引力が作用することはない。
【0011】 混合原液を水に混入する際はメインポンプ10と共に混合原液圧送ポンプ5を 運転する。すると、混合原液タンク2ないの混合原液は流出口6付近に流出し、 流出流にのって該流出口6から流出し、水タンク1内には拡散しない作用を呈す る。特に、混合原液圧送管路12の下流端はストレーナ14内に臨入してなるの で、このストレーナ14に流入する水は混合原液が該ストレーナ14内から水タ ンク1内に移動するのを防止し拡散範囲を最小限に限定する作用を呈する。
【0012】
【実施例】
次に、本考案の実施例を添付図面にしたがって説明する。 図中、1が水タンクで、この水タンク1は水位計4とこの水位計4によって開 閉される図示しない注水口とを有し、該水タンク1内の水位は所定に保たれるよ うになしてあるのは従来と同じである。
【0013】 また、2は混合原液タンクで、混合原液として通常は洗剤が注入される。なお 、混合原液としてワックスが使用されることもあるが、洗剤とワックスとの双方 を使用する場合は該混合原液タンク2を二つ用意する。
【0014】 そして、上記水タンク1に設けた流出口6には途中にメインポンプ10を介装 した洗浄水圧送管路9を連結し、また、該流出口6の水タンク1内側には篭状の ストレーナ14を装着してある。この洗浄水圧送管路9、メインポンプ10、ス トレーナ14は共に従来公知なものが使用され、洗浄水圧送管路9の下流端には 洗浄ガン11または図示しない洗浄ノズルが連結されるのも従来と同じである。 なお、ストレーナ14は通常は圧力損失を防ぐためその開口総断面積が流出口6 に比較して相当に大きいものを使用するが、本考案に使用するものは、メインポ ンプ10の吸引力にもよるが、比較的小型か開口率の少ないものを使用してスト レーナ14の開口総断面積を流出口6の開口断面積に対してあまり大きくなりす ぎないようなすと、混合原液がストレーナ14内より水タンク1内に流出しずら くなり望ましい。
【0015】 そして、上記混合原液タンク2には途中に混合原液圧送ポンプ5を介装した混 合原液圧送管路12を連結し、この混合原液圧送管路12の下流端を前記ストレ ーナ14内に臨入してなる。
【0016】 上記混合原液圧送ポンプ5は特に気密性の高いポンプは必要とせず、通常の小 型ポンプが使用できる。また、混合原液圧送管路12の下流端を前記ストレーナ 14内に臨入し、該ストレーナ14等によって脱落しないように保持する。なお 、混合原液タンク2を複数使用する場合は各混合原液タンク2より別個の混合原 液圧送管路12の下流端をこのストレーナ14内に臨入すればよい。
【0017】 なお、上記メインポンプ10と混合原液圧送ポンプ5とへの通電回路は、図示 はしていないが、メインポンプ10が運転されていないと(さらには、メインポ ンプ10が運転され一定時間後でないと)混合原液圧送ポンプ5への通電は不可 能となし、混合原液圧送ポンプ5が運転されているとメインポンプ10への通電 は遮断不可能となし、さらには、メインポンプ10への通電を遮断する操作を行 うと先ず混合原液圧送ポンプ5が運転されているか否かを検知して、混合原液圧 送ポンプ5が運転されていない場合はメインポンプ10への通電を即遮断するが 、混合原液圧送ポンプ5が運転されている場合は先に混合原液圧送ポンプ5への 通電を遮断して一定時間後にメインポンプ10への通電を遮断するようになすと 混合原液の満一の水タンク1内への混入を防止できる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は上記のごときであるので、「図2」従来例の混合タンク3が不要で小 型化でき、混合原液を混入するか否かは混合原液圧送ポンプ5への通電回路の開 閉のみでよいため非常に構成を簡易化できる洗浄機の混合原液混入装置を提供す ることができるものである。
【0019】 また、本考案は「図3」および「図4」従来例のようにエジェクタ13を使用 していないため、混合原液圧送ポンプ5に吸引力が作用することはなく、該混合 原液圧送ポンプ5に汎用されている通常の小型ポンプを使用しても混合原液の混 合率を正確に保つ洗浄機の混合原液混入装置を提供することができるものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案洗浄機の混合原液混入装置の一実施例を
示す縦断面図である。
【図2】従来例縦断面図である。
【図3】別の従来例縦断面図である。
【図4】さらに別の従来例縦断面図である。
【符号の説明】
1 水タンク 2 混合原液タンク 5 原液圧送ポンプ 6 流出口 9 洗浄水圧送管路 10 メインポンプ 12 混合原液圧送管路 14 ストレーナ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水タンクと、混合原液タンクとを有し、
    該水タンクに設けた流出口には途中にメインポンプを介
    装した洗浄水圧送管路を連結し、また、該流出口の水タ
    ンク内側には篭状のストレーナを装着し、さらに、上記
    混合原液タンクには途中に混合原液圧送ポンプを介装し
    た混合原液圧送管路を連結し、この混合原液圧送管路の
    下流端を前記ストレーナ内に臨入してなる洗浄機の混合
    原液混入装置。
JP3216491U 1991-04-10 1991-04-10 洗浄機の混合原液混入装置 Pending JPH04118854U (ja)

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