JPH04118629A - 表示素子 - Google Patents

表示素子

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JPH04118629A
JPH04118629A JP2237038A JP23703890A JPH04118629A JP H04118629 A JPH04118629 A JP H04118629A JP 2237038 A JP2237038 A JP 2237038A JP 23703890 A JP23703890 A JP 23703890A JP H04118629 A JPH04118629 A JP H04118629A
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JP
Japan
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liquid crystal
display
polarizer
display layer
light
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JP2237038A
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Inventor
Kazuo Yoshinaga
和夫 吉永
Koichi Sato
公一 佐藤
Gakuo Eguchi
江口 岳夫
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高分子液晶化合物を用いた表示素子に関し、
特に−枚の偏光子と円偏光スプリッターを有する透過型
表示素子に関するものである。
[従来の技術] 従来の液晶素子としては、例えばエム・シャツ) (M
、5chadt)とダブりニー・ヘルフリッヒ(LHe
lfrich)著“アプライド・フィジックス・レター
ズ(“Applied Physics Letter
s”)第18巻、第4号(1971年2月15日発行)
第127頁〜128頁の“ボルテージ・デイペンダント
・オプティカル・アクティビイティー・オブ・ア・ツィ
ステッド・ネマチック・リキッド・クリスタル”(Vo
ltage Dependent 0ptical A
ctivity of aTwisted Nemat
ic 1iquid Crystal”)に示されたツ
ィステッド・ネマチック(twisted nemat
tc)液晶を用いたものが知られている。このTN液晶
は画素密度を高くしたマトリクス電極構造を用いた時分
割駆動の時、クロストークを発生する問題点があるため
、画素数が制限されていた。
また、電界応答が遅く視野角特性が悪いためにデイスプ
レィとしての用途は限定されていた。また、各画素に薄
膜トランジスタを形成する工程が極めて煩雑な上、大面
積の表示素子を作成することが難しい問題点がある。
この様な従来型の液晶素子の欠点を改善するものとして
、双安定性を有する液晶素子の使用が、クラーク(C1
ark)およびラガウェル(Lagerwall)によ
り提案されている(特開昭56−107216号公報、
米国特許第4367924号明細書等)。双安定性を有
する液晶としては、一般にカイラルスメクティックC相
(Sm”C)またはH相(Sm”H)を有する強誘電性
液晶が用いられる。
この強誘電性液晶(FLC)は、自発分極を有するため
に非常に速い応答速度を有する上に、メモリー性のある
双安定状態を発現させることができる。さらに、視野角
特性もすぐれていることから、大容量、大面積のデイス
プレィ用材料として適していると考えられる。しかし、
実際に液晶セルを形成する場合、広い面積にわたってモ
ノドメイン化することは困難であり、大画面の表示素子
を1作るには技術上の問題があった。
このような問題に対して、界面エネルギーを利用し、エ
ピタキシー的手法により強誘電性スメクチック液晶のモ
ノドメインを作成することが報告されている。(米国特
許第4561726号明細書)しかしながら、このよう
にして得られたモノドメインは本質的に安定でなく、圧
力や熱刺激により容易にマルチドメイン化するために大
面積化は困難である。
一方、素子化が容易で大面積表示に適したものとして高
分子液晶素子が提案されている。電場によって駆動する
ものとしては、米国特許第4239435号等が知られ
ている。
又、熱によって、代表的には、レーザー光によってアド
レスするものとして英国特許第2146787号が知ら
れており、サーマルヘッド等でアドレスするものとして
特開昭62−14114号公報等がある。
これらの高分子液晶素子を用いるものは大面積で高精細
な表示に適するものであるが、応答速度が遅いため動画
や書き換えを高速で行う用途には適していない欠点があ
った。
以上の欠点を解消するために種々の検討がなされている
。その1つとして、エヌ ニー プラーテ等「ポリマー
 ブレタン」旦、299頁、  (1984年)  [
N、A、Plate etal、 Polymer B
ulletin、 12゜299 (1984)]には
、強誘電性高分子液晶が報告されている。この強誘電性
高分子液晶は成膜等の素子化が容易で大面積表示に適し
ており、従来の高分子液晶に比較して大幅に応答速度が
向上するもので実用化が期待されている。
その中で、強誘電性高分子液晶において電界複屈折効果
を用いた、偏光板を2枚用いるものも提案されている。
(特開昭63−153520号公報)また、屈折率変化
による多重反射効果を用いたものも提案されている。(
特開昭63−271228号公報) [発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例では、偏光板が2枚以上必要
であり、透過光量が大きく減少する欠点があった。
また、高分、子液晶の駆動電圧は高いために、膜厚を低
減することにより電界強度を太き(し、応答速度を向上
する必要があるが、電界複屈折モードを用いても、その
リターデーションが1/2波長より小さ(なるとコント
ラストが低減する欠点があった。
本発明は、この様な従来技術の欠点を改善するためにな
されたものであり、透過型表示素子において、偏光子を
1枚用いるだけでよく、かつ光が偏光子を一度しか通過
しないことにより、透過光量が十分で、良好なコントラ
ストが得られ、応答速度が改善された表示素子を提供す
ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 即ち、本発明は、偏光子と円偏光スプリッターの間に一
軸配向している高分子液晶化合物を含有する表示層を有
することを特徴とする表示素子である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の表示素子は、偏光子と円偏光スプリッターの間
に一軸配向している高分子液晶化合物を含有する表示層
を有し、特に該表示層のリターデーションが可視光に対
してん(m上1/4)(mはOを含む整数、m=oのと
き+174のみを、λは可視光波長を示す。)であるこ
とにより、偏光子が1枚でよく、かつ−度しか通過しな
いことで透過光量が十分で、かつ表示層膜厚を低減する
ことが出来、それによってコントラストが低下しないよ
うにしたものである。
第1図(a)、(b)は本発明の表示素子の一例を示し
、第1図(a)は本発明の表示素子の平面図、第1図(
b)はそのAA’線断面図である。
同第1図において、本発明の高分子液晶化合物を用いた
表示素子は、ガラス板又はプラスチック板などからなる
一対の基板1.1’(少な(とも一方の基板が複屈折を
有する)をスペーサ4で所定の間隔に保持し、この一対
の基板1,1′をシーリングするために接着剤6で接着
したセル構造を有しており、さらに基板1′の上には複
数の透明電極2′からなる電極群(例えば、マトリクス
電極構造のうちの走査電圧印加用電極群)が、例えば帯
状パターンなどの所定パターンで形成されている。また
、基板lの上には前述の透明電極2′と交差させた複数
の透明電極2からなる電極群(例えば、マトリクス電極
構造のうちの信号電圧印加用電極群)が形成されている
この様な透明電極2′、2を設けた基板1′。
1には、例えば、−酸化珪素、二酸化珪素、酸化アルミ
ニウム、ジルコニア、フッ化マグネシウム、酸化セリウ
ム、フッ化セリウム、シリコン窒化物、シリコン炭化物
、ホウ素窒化物などの無機絶縁物質やポリビニルアルコ
ール、ポリイミド。
ポリアミドイミド、ポリエステルイミド、ポリパラキシ
レリン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリビニル
アセタール、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリスチレ
ン、セルロース樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂やアク
リル樹脂などの有機絶縁物質を用いて被膜形成した配向
制御膜5゜5′を設けることができる。
この配向制御膜5.5′は、前述の如き無機絶縁物質又
は有機絶縁物質を被膜形成した後に、その表面をビロー
ド、布や紙で一方向に摺擦(ラビング)することによっ
て得られる。
本発明の別の好ましい具体例では、SiOやSiO□な
どの無機絶縁物質を基板1.1′の上に斜め蒸着法によ
って被膜形成することによって配向制御膜5,5′を得
ることができる。
また、別の具体例ではガラス又はプラスチックからなる
基板1,1′の表面あるいは基板1゜1′の上に前述し
た無機絶縁物質や有機絶縁物質を被膜形成した後に、該
被膜の表面を斜方エツチング法によりエツチングするこ
とにより、その表面に配向制御効果を付与することがで
きる。
前述の配向制御膜5,5′は、同時に絶縁膜としても機
能させることが好ましく、このためにこの配向制御膜の
膜厚は一般に100人〜1μm、好ましくは500人〜
5000人の範囲に設定することができる。この絶縁層
は高分子液晶化合物を含有する表示層3に微量に含有さ
れる不純物等のために生ずる電流の発生を防止できる利
点をも有しており、従って動作を繰り返し行っても液晶
化合物を劣化させることがない。
また、本発明の表示素子では、基板1もしくは基板1′
の高分子液晶化合物を含有する表示層3に接する面の片
側だけに配向制御膜を設けてもよい。
本発明においては、表示層に用いられる高分子液晶化合
物は高い複屈折率(Δn)を有しており、従来の延伸高
分子等でλ/4のリターデーションを得るために必要な
厚みと比較して、1/lO〜1/1000の厚みで十分
な利点がある。また、ガラス転移点や粘性効果を用いる
ことにより、配向状態もしくは複屈折率を変化させ、か
つ固定することが可能である。
本発明において用いられる高分子液晶化合物の複屈折率
は通常0.O1〜2.0、好ましくは0.05〜1.0
が望ましく、0.01未満では必要なリターデーション
を得るために必要な表示層の膜厚が大きくなり過ぎて表
示層の製造上困難な問題があり、表示速度も低下する。
また2、0を越えると最低次のリターデーションを与え
る表示層の膜厚が小さ(なり過ぎるために、均一に作成
することが困難となり良好な光学的特性が得られない。
表示層の膜厚は通常0.05〜l O)zm、好ましく
は0.1〜8pmが望ましい。また、表示層は基板上に
デイピング法、バーコード法、スピンコード法等により
容易に形成することができる。
また、上記の表示層の膜厚はリターデーション(Δnd
)(八〇は複屈折率、dは膜厚(pm)を示す。)がλ
(m±l/4)(mは0を含む整数、m=oのとき+1
74のみを、先は可視光波長(pm)を示す。)となる
ように上記の範囲において適宜選択されて作成される。
可視光波長えは表示光波長であり、可視光範囲の400
〜700 nmで上記条件を満しておればよい。また、
mは0を含む整数であるが、通常0〜3、好ましくは0
〜1が望ましい。m=oのとき+l/4で用いられる。
m>1のときには、本発明の表示素子は表示色選択性が
強くなり、可視光範囲全域での表示が困難となる。なお
、可視光波長400nm〜700 r+mで各表示画素
毎に表示波長を補正するか、もしくは単色表示を行なう
のであれば上記範囲に制限する必要はない。
より好ましくは、m=oであり、膜厚を薄くすることで
高速応答が可能となる上に可視光波長域全体で良好なコ
ントラストが得られる。
このような表示層の膜厚は、従来の液晶や複屈折材料で
は精度よ(作成することは出来なかったが、本発明の表
示素子においては、高分子液晶化合物を表示層として用
いることで可能となった。
次に、第2図に本発明の表示素子における入射直線偏光
、高分子液晶化合物を含有する表示層の配向軸、出射円
偏光9円偏光スプリッターの相対位置を示す。
本発明においては、偏光子の偏光面と表示層の配向軸と
のなす角度は35゜〜55°が好ましい。
35゜〜55°の範囲以外では、入射直線偏光が完全な
円偏光とはならず、もれ光が生じるためにコントラスト
が低下して好ましくない。より好ましくは45°で用い
られる。
第2図において、偏光子7の偏光面と表示層3の配向軸
のなす角度θで直線偏光を表示層3へ入射すると、その
複屈折率によって楕円偏光となり、リターデーションが
λ(m±l/4)のとき円偏光となる。円偏光の向きは
入射直線偏光と表示層の配向軸の相対位置によって決ま
る。配向軸が90°変化することにより、円偏光の向き
は逆転する。
次に、円偏光スプリッター8に入射される円偏光9は円
偏光スプリッターのねじれの向きと同じであれば反射さ
れ、逆であれば透過することとなり、コントラストが得
られる。
θが0°もしくは90°、すなわち入射直線偏光が高分
子液晶化合物の表示層の配向軸と平行もしくは直交して
おれば、入射直線偏光は円偏光となることなく、その偏
光方向を保ったまま出射する。もしくは、表示層が入射
直線偏光に対して複屈折率を示さない状態であれば同様
に入射光はそのまま出射される。
上記の効果によって、偏光子1枚で良好なコントラスト
を得ることができる。また、偏光子を1度しか透過しな
いために極めて透過光量が大きく、視認コントラストが
良好である。
また、本発明の表示素子において、表示層を通過した直
線偏光は、そのまま直線偏光もしくは円偏光として出射
する。表示層の配向軸が入射直線偏光に対して+45″
もしくは一45°となるように応答すれば、出射光は右
円偏光もしくは左円偏光となる。そのとき右もしくは左
円偏光スプリッターを配置すれば、どちらかの円偏光の
みを透過して良好なコントラストが得られる。
用いられる円偏光スプリッターとしては、174波長板
と偏光子を組み合わせたものか、もしくはコレステリッ
クらせん構造の選択散乱を用いることが出来る。
このような、コレステリックらせん構造を用いた円偏光
子スプリッターの例としては、特開昭56−13950
6号公報に記載されているような、コレステリック液晶
を重合性モノマーに溶解し、らせんピッチを調節したの
ち重合固定したものが知られている。その他にも、グル
ダミン酸γ−ペンジルーグルダミン酸γ−アルキル共重
合体のようなサーモトロピック高分子液晶のらせんピッ
チの温度変化を利用したものも用いられる。(特開昭6
2−116629号公報) このような円偏光スプリッターを可視光域で用いるため
には、らせんピッチの異なったものを組み合わせること
が好ましい。
以上の表示素子は、円偏光を表示層に入射し、偏光子に
よってコントラストを得ることも可能である。このとき
偏光子の偏光面により、ネガ表示もポジ表示も可能であ
る。
本発明において、表示層の表示部および非表示部は次に
示す状態、 ■等方相 ■ネマチック相垂直配向 ■ネマチック相水手配向 ■スメクチック相垂直配向 ■スメクチック相水手配向 ■カイラルスメクチック相乗直配向 ■カイラルスメクチック相水平配向 から選択し、それらに合わせて電界、磁場もしくはレー
ザー照射等による加−熱によって表示もしくは非表示状
態を形成する。前記、外部基や加熱は単独であっても組
み合わせて用いてもよ(、各々の配向軸方向や複屈折率
の異なる状態を選択する。
また、高分子液晶化合物のガラス転移点、粘性効果、表
面安定化効果等を用いることによってメモリー性のある
表示を行なうことも可能である。
本発明の表示素子の表示層に用いることが可能な高分子
液晶化合物としては次のようなものがある。
(下記式(11〜(13)中、p=は5〜1000. 
 l≦n、<15である。) (下記式(14)〜(17)中、 p=5〜1000゜ pコ+px: 5〜1000 q=l 〜16゜ q+=1〜16゜ q2= 1〜16 である。
→(:H,−C→「 (式中、 R=−CH,。
−Hまたは−CJ を示す。
瑠 →CHa−C++□5− 0−(CH,1Q−oベト[相]’)−0CI((式中
、 R=−CH,。
−Hまたは CI! を示す。
(下記式(工8)〜(37)中、 車は光学活性炭素原子 を示し、 n=5〜1000である。
(a+、=2〜10) (m、=2〜10) (m、=2〜15) (m、=2〜15) CH8 (m2=2〜15) p →CH2−C→「 (m、=2〜15) (m2=2〜15) (x+y=1゜ q=1〜10 p2=1〜15) (R=−CH3゜ −Hまたは−CI! =1〜10) CH。
(p4 =1〜15) (ms=o〜5) 前記高分子液晶化合物は単独で用いることも、2種以上
を混合もしくは共重合して使用することも可能である。
また、屈折率の制御を行なうために、記憶安定性をそこ
なわない範囲で低分子液晶と混合して使用することも好
ましい。
更に、本発明の表示素子における表示層に用いられる高
分子液晶化合物としては、強誘電性高分子液晶が応答速
度が速く、相安定性およびメモノー性に優れている点か
ら好ましい。
本発明において用いることのできる強誘電性高分子液晶
としては、カイラルスメクチック相を有していることが
好ましい。さらに好ましくはSmC”相、 SmH”相
、 SmI@相、 SmJ@相、 SmG”相を有して
いるものである。
また、強誘電性高分子液晶としては、主鎖型側鎖型、主
鎖−側鎖型の構造を有しいるものが用いられ、主鎖型強
誘電性高分子液晶としては、ポリエステル系、ポリエー
テル系、ポリアゾメチン系、ポリチオエステル系、ポリ
チオエーテル系ポリシロキサン系、ポリアミド系、ポリ
イミド系等を用いることができる。側鎖型強誘電性高分
子液晶としては、ポリメタクリル系、ポリアクリル系、
ポリクロロアクリル系、ポリエーテル系等を用いること
ができる。
前記、主鎖型、側鎖型、主鎖−側鎖型強誘電性高分子液
晶化合物は単独で用いてもよ(、またはそれらの同種あ
るいは異種の型の高分子液晶化合物の2種以上を混合し
ても、もしくは共重合したものを用いてもよい。
本発明で用いられる強誘電性高分子液晶はSmA相を有
しないものが特に好ましく用いられる。
N°相もしくはIso、相からSmC”相へ相転移する
ものは、そのチルト角が45″″程度と大きいことから
、2θ(チルト角の2倍:電界スウィッチングで配向軸
が回転する角度)は90°程度となり、配向軸を入射直
線偏光と45@とすることで右円偏光と左円偏光をスウ
ィッチングにより選択出来る。
しかも、高速で応答するために好適である。
次に、本発明において用いることができる強誘電性高分
子液晶のい(つかの具体例を下記に示すが、 これらに限定されるものではない。
+CH2−CH+ m≧5゜ n=4〜18 −(−CH2−CH+ k= 1〜2゜ k=1〜2゜ n=4〜18゜ m≧5 +CH、−CH+ k= 1〜2.  k=1〜2゜ j=0またはl。
n=4〜18゜ m≧5 +CH2−CH+T− J=0または1゜ m≧ 5 −(−CI(2−CHh− ff=1〜2  k= 1〜2□ j=0または1゜ n=4〜18 m≧ 5 +C)1!−CH)、− fl=1〜2.  k=1〜2゜ j=0または1゜ n=4〜1g。
m≧ 5 x=0.1 〜1.0 m=4〜12. n=3 また、ブレンド等によって強誘電性を発現することが可
能な光学活性高分子液晶も用いることができる。
具体的には下記のようなものが挙げられる。
(x+y=1゜ m2=2〜15) (x+y=1 m2=2〜15) (X + 3’ = 1 、 mx= 2〜15)(m
、=1〜5) (x+y=1) (qs=1〜l05 x+y=1) 本発明においては、前記強誘電性高分子液晶を単独もし
くは組み合わせることによって用いることができる。
本発明においは、強誘電性高分子液晶層に強誘電性高分
子液晶と低分子液晶を含有する液晶組成物を用いること
ができるが、低分子液晶としては、好ましくは強誘電性
液晶が用いられるが、また強誘電性高分子液晶の特性を
損わない範囲であれば強誘電性液晶でなくてもよい。強
誘電性高分子液晶と低分子液晶の混合物中の低分子液晶
の含有量は40重量%以下であり、40重量%を越える
と膜強度や成膜性が損われるために好まくない。さらに
好しまくは20重量%以下である。
次に、具体的に用いられる低分子液晶の構造を以下に示
すが、これに限定されるものではない。
(2−メチルブチル) エステル オキシビフェニル 4−カルボキシレート 4−へキシルオキシフェニル−4−(2″−メチルブチ
ル)ビフェニル−4′−カルボキシレートブチル) ビフェニル−4′−カルボキシレート 4−へキシルオキシフェニル−4−(2″−メチルブチ
ル)ビフェニル−4′−カルボキシレート4−(2″−
メチルブチル)フェニル−4−(4″−メチルヘキシル
)ビフェニル−4′−カルボキシレート\ 74.3℃ 5ffiC″〈− ’81.0℃ mA CI−9) a=6゜ b=12 (I−101 a=8゜ b=10 fI−11) ネ占占自−−−一一一一−−り bm+、;−−−ブ 
bfflA  −−り 琴ナカ千日ノンカイラルスメク
チックを八す の (1−12+ 4′ n−ノニルオキシ−4−ビフェニリル シアノベンゾエート 等方相→ネマチック→スメクチックC (■ 4−n−ヘプチルフェニル−4−(4’−ニトロベンゾ
イルオキシ)ベンゾエート (DB、NO,>等方相→
ネマチック→スメクチックA (I−141 4−n−才クチルフェニル−4−(4’−ニトロベンゾ
イルオキシ)ベンゾニー1−  (D811NO,)等
方相→ネマチック→スメクチックA+スメクチックC(
工 4−n−デシルフェニル ルオキシ)ベンゾエート 4−(4’ (DB、oNo、) ニトロベンシイ 等方相→ネマチック→スメクチックA→スメクチックC
(I−16) トランス−4−(4″−オクチルオキシベンゾイルオキ
シ)−4′−シアノスチルベン(T8)等方相→ネマチ
ック→スメクチックA →スメクチックA2 →ネマチック 4−n−ペンチルフェニル−4−(4′−シアノベンゾ
イルオキシ)ベンゾエート(DB、CN)等方相→ネマ
チック→スメクチックA CI−18) 4−n−ノニルオキシフェニル−4−(4’−二トロペ
ンゾイルオキシ)ベンゾエート (DB9ONO□)等
方相→ネマチックラスメクチックA+スメクチックC(
■ 2−(4′−n−ペンチルフェニル)−5−ペンチルオ
キシフェニル)ピリミジン (4″−n− 等方相→スメクチックA→スメクチックC→スメクチッ
クF→スメクチックG (I−20) C,H,、O((ン恒旨N 4−シアノ−4′−n−オクチルオキシビフェニル(8
0CB) 等方相→ネマチック→スメクチックA (I エチル−4 アゾベンゾエート 等方相→スメクチックA (I n−CaLso 1sH+3−n 4−n−へキシル−4’−n−ヘキシルオキシビフェニ
ル 等方相→スメクチックB+スメクチックE(I−23) 4−n−へキシルオキシフェニル−4′−〇−オクチル
オキシビフェニルー4−カルボキシレート等方相→ネマ
チック→スメクチックA+スメクチックC→スメクチッ
クB (I−24) ジ−n−オクチル−4 シレート 4′−ターフエニルジカルホキ 等方相→スメクチックA→スメクチックC(I−25) n−へキシル−4’−n−ペンチルオキシビフェニル−
4−カルボキシレート(6508C)等方相→スメクチ
ックA→スメクチックB→スメクチックE (I−26) 4−n−へキシル−4′−n−デシルオキシビフェニル
−4−カルボキシレート 等方相→スメクチックA→スメクチックC(I−27) U 4−n−へブチルオキシフェニル−4−n−デシルオキ
シベンゾエート 等吉相→スメクチックA→スメクチックC前記高分子液
晶化合物及びその組成物は配向膜を用いた配向法のみで
なく、下記のような配向法によっても良好な配向が得ら
れる。分子配列を確実に行うものとしては、一軸延伸、
二軸延伸、インフレーション延伸等の延伸法やシェアリ
ングによる再配列が好ましい。単独ではフィルム性がな
く延伸が困難なものはフィルムにサンドイッチすること
で共延伸し、望ましい配向を得ることができる。
次に、基板として用いることができるポリマーフィルム
には、下記に示すようなものが挙げられるが、これらに
限定されるものではない。
すなわち、低密度ポリエチレンフィルム、高密度ポリエ
チレンフィルム(三井東圧化学 ハイブロン等)、ポリ
プロピレンフィルム(東し トレファン等)、ポリエス
テルフィルム(デュポンマイラー等)、ポリビニルアル
コールフィルム(日本合成化学工業 ハイセロン等)、
ポリアミドフィルム(東洋合成フィルム レイファン等
)ポリカーボネートフィルム(奇人 ティジンパンライ
ト等)、ポリイミドフィルム(デュポンKAPTON等
)、ポリ塩化ビニルフィルム(三菱樹脂ヒシレックス等
)、ポリ四ふっ化エチレンフィルム(三井)四ロケミカ
ル テフロン等)、ポリアクリルフィルム(住友ベーク
ライト スミライト)、ポリスチレンフィルム(旭ダウ
 スタイロシート)、ポリ塩化ビニリデンフィルム(旭
ダウサランフィルム)、セルロースフィルム、ポリフッ
化ビニルフィルム(デュポン テトラ−)等が挙げられ
る。
本発明において、偏光子としては偏光フィルム、偏光ビ
ームスプリッタ−等を用いることができる。
本発明の表示素子において、加熱による効果を用いて表
示を行なう場合は、サーマルヘッドやレーザー光を用い
ることが出来る。
レーザー光としては、He −NeガスレーザーAr”
ガスレーザー+N2ガスレーザー等のガスレーザーや、
ルビーレーザー、ガラスレーザーYAGレーザー等の固
体レーザーや、半導体レーザー等を用いることが望まし
い。また、 600nm〜1600nmの波長範囲の半
導体レーザーが好ましく用いられる。特に好ましくは6
00〜900’ nmの波長範囲の半導体レーザーが用
いられる。また、これらのレーザー光の第2高調波、第
3高調波を用いれば短波長化が可能となる。
レーザー光を用いる場合は、光吸収層を別途設けるが、
もしくは表示層中に分散・溶解して用いられる。表示面
に光吸収層もしくは光吸収剤の影響が8る場合は、可視
光域に吸収のないものが望ましい。
高分子液晶層へ添加するレーザー光吸収化合物の例とし
ては、アゾ系化合物、ビスアゾ系化合物、トリスアゾ系
化合物、アンスラキノン系化合物、ナフトキノン系化合
物、フタロシアニン系化合物、ナフタロシアニン系化合
物、テトラベンゾポルフィリン系化合物、アミニウム塩
系化合物、ジイモニウム塩系化合物、金属キレート系化
合物等がある。
前記のレーザー光吸収化合物のうち半導体レーザー用化
合物は近赤外域に吸収をもち、安定な光吸収色素として
有用であり、かつ高分子液晶化合物に対して相溶性もし
くは分散性がよい。また、中には二色性を有するものも
あり、これら二色性を有する化合物を高分子液晶中に混
合すれば、熱的に安定なホスト−ゲスト型のメモリー及
び表示媒体を得ることもできる。
また高分子液晶化合物中には上記の化合物が二種類以上
含有されていてもよい。
また、上記化合物と他の近赤外吸収色素や2色性色素を
組み合せてもよい。好適に組み合せられる近赤外吸収色
素の代表的な例としては、シアニン、メロシアニン、フ
タロシアニン、テトラヒドロコリン、ジオキサジン、ア
ントラキノン、トリフエツジチアジン、キサンチン、ト
リフェニルメタン、ピリリウム、クロコニウム、アズレ
ンおよびトリフェニルアミン等の色素が挙げられる。
なお、高分子液晶化合物に対する上記化合物の添加量は
重量%で、0.1〜20%程度、好ましくは、0.5〜
lO%がよい。本発明で用いる高分子液晶化合物は高分
子サーモトロピック液晶であり、中間相であるネマチッ
クやスメクチックやカイラルスメクチックやコレステリ
ックの相を利用する。
[実施例コ 以下、実施例を示し本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1 (1)高分子液晶 下記構造式(I)に示される単量体1gを乾燥トルエン
中に溶解し、3 moρ%のAIBNを加え凍結脱気後
、60℃で24hr反応させた。メタノール中で再沈殿
をく り返し、 高分子液晶化合物0.51 gを得 た。
CH=CH2 ■ 相転移温度 (”C) (Smlは不明なスメクチック相もしくは結晶相を示す
) この高分子液晶化合物をクロロホルムへ溶解し、 20wt%の溶液とした。
次に、 ITOを1000人の厚さに蒸着したガラス基
板へポリイミド配向膜(日産化学工業■製、高純度ポリ
イミドワニス サンエバー100 )を焼成して形成し
、ラビング法によって一軸配向性を与えた。該ITO付
きガラス基板へ上記の高分子液晶化合物の溶液をスピン
ナー塗布し、乾燥後0.7pmの膜厚とした。上記IT
O付きガラス基板と同様に処理をしたガラス基板を圧着
し、シェアリングによって配向させた。
上下基板間へ140℃で+50Vの電圧を印加すること
により一軸配向を得た。このもののリターデーションは
偏光顕微鏡でベレックコンペンセーター(可視光波長λ
= 500〜600 nm)を用いて測定したところ 
135nmであった。
(2)円偏光スプリッター 厚さ50pmのPVAフィルム上にポリ(γ−ベンジル
ーし一グルタメートーγ−ドデシルーし一グルタメート
)(ドデシル基含有率50 mo47%)を塗布し、厚
みを20Hとしたものを延伸配向し、モノドメイン化し
た。
二のフィルムをそれぞれ120℃、130℃、140℃
で5hr熱処理したところ、選択散乱波長がそれぞれ4
10nm、  520nm、  630nmとなった。
これを積層し円偏光スプリッターとした。
(3)表示素子 前述の高分子液晶基板の配向軸と偏光板のなす角度を4
5″ とし、さらに前記円偏光スプリッターを設置し、
キセノンランプ照射を偏光板側から行った。
高分子液晶基板と円偏光スプリッターのないときの透過
光量を100%として透過光量を測定した。高分子液晶
基板に135℃で+50vの電圧を印加したときの透過
光量は、76%であった。
次に、−50vの電圧を印加したところ、10%の透過
光量であり、良好なコントラストと高い透過率が得られ
た。
このときの応答速度は500psと高速であった。
実施例2 下記構造式(II)で示される高分子液晶化合物をシク
ロヘキサノンに溶解して20wt%溶液とした。
−(−CH−CH2← 下記構造式 で表わされるIR吸収色素を高 cro、。
(I[I) この高分子液晶化合物の溶液を実施例1で用いたラビン
グポリイミド配向膜付き ITOガラス基板 へ、3000rpmでスピナー塗布し、乾燥後の厚みを
0.8gmとした。 105℃で3hr熱処理すること
により良好な一軸配向を得た。そのリターデーションを
偏光顕微鏡を用いてベレックコンベンセンター(可視光
波長λ=500〜goo nm)により測定したところ
 140nmであった。
この素子に830nm、 50mW半導体レーザーを約
10pmに集光し走査することによって表示部を作成し
た。
偏光板と上記表示層の配向軸を45°としてさらに実施
例1で用いた円偏光スプリッターを用いて、実施例1と
同様にキセノンランプの透過率を測定したところ、非表
示部で5%、表示部で45%と良好なコントラストと透
過光量が得られた。
比較例1 実施例2において、円偏光スプリッターのかわりに入射
偏光板と直交した偏光板を設置したところ、非表示部で
18%、表示部で2%の透過率であった。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、偏光子と円偏光
スプリッターの間に一軸配向している高分子液晶化合物
を含有する表示層を有し、特に該表示層のリターデーシ
ョンが可視光に対してλ(m±l/4)とすることによ
って、偏光子が1枚でよく、かつ該偏光子を一度しか通
過しないために透過光量が多(、良好なコントラストを
得ることが出来る効果が得られた。
また、表示層の膜厚を薄(することが可能となり、高速
応答が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) 、 (b)は本発明の表示素子の一例を
示し、第1図(a)は本発明の表示素子の平面図、第1
図(b)はそのAA’線断面図および第2図は本発明の
表示素子における入射直線偏光と、表示層の配向軸と、
円偏光スプリッターの相対関係を示す説明図である。 1.1′・・・基板 2.2′・・・透明電極 3・・・表示層 4・・・スペーサ 5.5′・・・配向制御膜 6・・・接着剤 7・・・偏光子 8・・・円偏光スプリッター 9・・・円偏光 lO・・・偏光方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)偏光子と円偏光スプリッターの間に一軸配向して
    いる高分子液晶化合物を含有する表示層を有することを
    特徴とする表示素子。
  2. (2)前記一軸配向している高分子液晶化合物を含有す
    る表示層のリターデーションが可視光に対してλ(m±
    1/4)(mは0を含む整数、m=0のとき+1/4の
    みを、λは可視光波長を示す。)である請求項1記載の
    表示素子。
  3. (3)前記偏光子と表示層の配向軸のなす角度が35゜
    〜55゜である請求項1記載の表示素子。
  4. (4)前記高分子液晶化合物が強誘電性高分子液晶であ
    る請求項1記載の表示素子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7623201B2 (en) 1998-10-28 2009-11-24 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Liquid-crystal display
JP2016517178A (ja) * 2013-03-22 2016-06-09 ラムダ ガード テクノロジーズ リミテッド メタマテリアルでできた要素を備える光ダイオード

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7623201B2 (en) 1998-10-28 2009-11-24 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Liquid-crystal display
US7932971B2 (en) 1998-10-28 2011-04-26 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Liquid-crystal display
JP2016517178A (ja) * 2013-03-22 2016-06-09 ラムダ ガード テクノロジーズ リミテッド メタマテリアルでできた要素を備える光ダイオード

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