JPH04118625U - 車両用メータ - Google Patents

車両用メータ

Info

Publication number
JPH04118625U
JPH04118625U JP2157091U JP2157091U JPH04118625U JP H04118625 U JPH04118625 U JP H04118625U JP 2157091 U JP2157091 U JP 2157091U JP 2157091 U JP2157091 U JP 2157091U JP H04118625 U JPH04118625 U JP H04118625U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument unit
case body
plate
engaging
dial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2157091U
Other languages
English (en)
Inventor
裕之 鈴木
Original Assignee
矢崎総業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 矢崎総業株式会社 filed Critical 矢崎総業株式会社
Priority to JP2157091U priority Critical patent/JPH04118625U/ja
Publication of JPH04118625U publication Critical patent/JPH04118625U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ケース本体への計器ユニットの位置決め固定時
に、見返し板のひずみの発生を確実に防止することので
きる車両用メータを提供するものである。 【構成】ケース本体1の内面に、計器ユニット2の文字
板4に形成された係合孔14に挿入される係合片15を
拡開自在に形成し、計器ユニットの前面に装着される見
返し板11の後面に、上記係合片の内側に係合してこの
係合片を拡開動作させて上記計器ユニットを位置決め固
定する係合突起17を形成したことをその特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用メータに係り、特に計器ユニットと見返し板とを所定間隙を有 するように一時固定した後、計器ユニットを固定する構造の車両用メータに関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両メータにおいて、計器ユニットを間接照明するため、この計器 ユニットと計器ユニットの前面側に装着される見返し板とを所定間隙を有するよ うに一時的に位置決め固定した後、上記計器ユニットをねじ等によりケース本体 に固定することが行なわれている。
【0003】 図4乃至図6はこのような従来の車両用メータを示したもので、前面が開放さ れた箱型のケース本体1が設けられており、このケース本体1の内側には、速度 計やエンジン回転計等の所定の計器ユニット2及び各種警告灯等のインジケータ 3がそれぞれ収納されている。この計器ユニット2の前面側には、所定の目盛り 等が形成された文字板4が取り付けられており、この文字板4の前面側には、速 度等の所定の計測量に基づいて上記計器ユニット2により回転駆動される指針5 が配設されている。
【0004】 また、上記ケース本体1の上記計器ユニット2の後面に対応する位置には、上 記計器ユニット2の後面に突出形成された図示しない位置決め突起が係合される 位置決め用ボス6が突出形成されており、上記計器ユニット2の位置決め突起を 上記位置決め用ボス6の内側に係合させた状態で、上記ケース本体1の後面を貫 通するねじ7により上記位置決め突起部分を締め付けることにより上記計器ユニ ット2をケース本体1に固定するようになされている。
【0005】 また、上記ケース本体1の上記文字板4の外周部分に対応する位置には、上記 文字板4の後面に当接するケース側固定用ボス8が一体に突出形成されており、 さらに、上記ケース本体1の上記インジケータ3の上縁部分に対応する位置には 、インジケータ3を固定するための支持板9が一体に突出形成されている。さら に、上記ケース本体1の内部には、上記各計器ユニット2の文字板4部分を間接 照明するための図示しない光源が配設されており、上記ケース本体1の支持板9 の下方には、上記インジケータ3を後方から透過照明するための電球10が取り 付けられている。
【0006】 また、上記ケース本体1の前面側には、上記計器ユニット2の文字板4部分及 び上記インジケータ3の表示部分以外の部分を被覆する見返し板11が配設され ており、上記見返し板11の後面であって上記ケース本体1の上記ケース側固定 用ボス8に対応する位置には、上記ケース側固定用ボス8と共に計器ユニット2 の文字板4を挟持固定する見返し側固定用ボス12が一体に突出形成されている 。さらに、上記見返し板11の前面側には、ケース本体1の前面を被覆する表ガ ラス13が装着されている。
【0007】 上記従来の車両用メータにおいては、上記ケース本体1の前面側から、所定の 計器ユニット2及びインジケータ3を組込んだ後、見返し板11及び表ガラス1 3を順次組み付け、上記ケース本体1のケース側固定用ボス8及び見返し板11 の見返し側固定用ボス12により上記計器ユニット2の文字板4を挟持すること により、上記計器ユニット2を一時的に固定する。すなわち、上記計器ユニット 2の文字板4を間接照明する関係上、上記文字板4と見返し板11との間に一定 の間隙が形成されているため、上記計器ユニット2が移動してしまうことのない ようにするためである。 そして、この状態で、上記ケース本体1の位置決め用ボス6部分を貫通するね じ7により上記計器ユニット2を締め付け固定するようになっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の車両用メータにおいては、上記ケース本体1の前面側から 計器ユニット2等を組み込んだ後、上記ケース本体1のケース側固定用ボス8及 び見返し板11の見返し側固定用ボス12により上記計器ユニット2の文字板4 を挟持することにより、上記計器ユニット2を一時的に固定するようにしている ので、各固定用ボスの寸法精度の誤差、特に、各固定用ボスの寸法の+誤差が生 じると、上記見返し板11が前方に押圧されることになり、見返し板11のひず みが発生してしまうという不都合がある。これにより、上記各固定用ボスが計器 ユニット2及びインジケータ3との間に形成されているので、上記見返し板11 のひずみにより、上記計器ユニット2を間接照明するための光がインジケータ3 側に漏れてしまい、インジケータ3が非点灯状態であっても、インジケータ3が 点灯しているとの誤認を生じてしまうおそれがあるという不都合を有している。
【0009】 本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、計器ユニットの位置決め固定時 に、見返し板のひずみの発生を確実に防止することのできる車両用メータを提供 することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案に係る車両用メータは、ケース本体の内部に所 定の文字板を有する計器ユニット及びインジケータ等を収納し、この計器ユニッ トの前面側にこの計器ユニットに対して一定の間隙を有するように見返し板を装 着して上記計器ユニットを一時的に位置決め固定した状態で、上記計器ユニット を固定してなる車両用メータにおいて、上記ケース本体の内面に、上記計器ユニ ットの文字板に形成された係合孔に挿入される係合片を拡開自在に形成し、上記 見返し板の後面に、上記係合片の内側に係合してこの係合片を拡開動作させて上 記計器ユニットを位置決め固定する係合突起を形成したことをその特徴とするも のである。
【0011】
【作用】
本考案によれば、ケース本体の係合片により計器ユニットを適正に保持するこ とができるので、計器ユニットの脱落を防止して計器ユニットを適正に固定する ことができ、また、計器ユニットの文字板を係合片の係合爪により保持し、上記 見返し板を上記係合突起を係合片に係合させることにより保持するようにしてお り、上記見返し板を上記文字板の前面に当接させて位置決めするものではないの で、上記係合片の寸法精度に誤差が生じて文字板の位置に誤差が生じた場合でも 、見返し板のひずみの発生を確実に防止することができるものである。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図3を参照して説明する。 図1乃至図3は本考案に係る車両用メータの一実施例を示したもので、前面が 開放された箱型のケース本体1の内側には、速度計やエンジン回転計等の所定の 計器ユニット2等が収納されており、この計器ユニット2の前面側には、所定の 目盛り等が形成された文字板4及び所定の計測量に基づいて上記計器ユニット2 により回転駆動される指針(図示せず)がそれぞれ取り付けられている。さらに 、上記文字板4の外周部分には、係合孔14が穿設されており、上記ケース本体 1の上記文字板4の係合孔14部分に対応する位置には、ケース側固定用ボス8 が一体に突出形成されている。本実施例においては、上記ケース側固定用ボス8 の先端部には、前方に開口すると共に上記文字板4の係合孔14に挿入される断 面形状円弧状を有する一対の係合片15が拡開動作自在に形成されており、この 係合片15の先端部外側には、それぞれ係合爪16が形成されている。
【0013】 また、上記ケース本体1の前面側には、上記計器ユニット2の文字板4部分等 以外の部分を被覆する見返し板11が配設されており、上記見返し板11の後面 であって上記ケース本体1の上記ケース側固定用ボス8の係合片15の内側に対 応する位置には、先端が小径とされたテーパ状を有する係合突起17が一体に形 成されている。 その他の部分は上記図4乃至図6に示したものと同様であるので、その説明を 省略する。
【0014】 次に、本実施例の作用について説明する。 本実施例においては、上記ケース本体1の前面側から、所定の計器ユニット2 等をその文字板4の係合孔14にケース本体1のケース側固定用ボス8の係合片 15を嵌挿させるように組み込み、その後、見返し板11をその係合突起17が ケース側固定用ボス8の係合片15の内側に係合されるように装着する。これに より、上記見返し板11の係合突起17により、上記ケース側固定用ボス8の係 合片15が外側に拡開されて上記文字板4の係合孔14の内周に密着されると共 に、上記係合片15の係合爪16が文字板4の係合孔14の前面側縁に係合され 、これにより、上記計器ユニット2を所定の位置に一時固定すると共に、上記見 返し板11を上記計器ユニット2に対して所定間隙を有するように固定するよう になっている。
【0015】 このとき、上記計器ユニット2の文字板4を係合片15の係合爪16により保 持し、上記見返し板11を上記係合突起17を係合片15に係合させることによ り保持するようにしており、上記見返し板11を上記文字板4の前面に当接させ て位置決めするものではないので、上記係合片15の寸法精度に誤差が生じて文 字板4の位置に誤差が生じた場合でも、見返し板11のひずみが発生してしまう ことがない。 そして、この状態で、上記ケース本体1を貫通するねじにより上記計器ユニッ ト2を締め付けることにより、上記計器ユニット2をケース本体1の内部に固定 するようになっている。
【0016】 従って、本実施例においては、係合片15の係合爪16により計器ユニット2 を適正に保持することができるので、計器ユニット2の脱落を防止して計器ユニ ット2を適正に固定することができる。また、上記計器ユニット2の文字板4を 係合片15の係合爪16により保持し、上記見返し板11を上記係合突起17を 係合片15に係合させることによりひずみの発生を防止して確実に保持すること ができるようにしているので、上記見返し板11のひずみにより間接照明するた めの光がインジケータ側に漏れてしまうことを確実に防止することができ、イン ジケータを誤って視認してしまうことがなく、適正な表示を行なうことができる 。 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更 することができるものである。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように本考案に係る車両用メータは、係合片により計器ユニットを 適正に保持することができるので、計器ユニットの脱落を防止して計器ユニット を適正に固定することができる。また、見返し板のひずみの発生を防止して確実 に保持することができるようにしているので、見返し板のひずみによる光の漏れ を確実に防止することができ、インジケータを誤って視認してしまうことがなく 、適正な表示を行なうことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す係合片部分の拡大断面
図である。
【図2】図2(a),(b),(c)はそれぞれ図1の
係合片の正面図、側面図及び縦断面図である。
【図3】図3(a),(b)はそれぞれ図1の見返し板
の係合突起部分の断面図及び後面図である。
【図4】従来の車両用メータを示す概略縦断面図であ
る。
【図5】図4の正面図である。
【図6】図5の横断面図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 計器ユニット 4 文字板 8 ケース側固定用ボス 11 見返し板 14 係合孔 15 係合片 16 係合爪 17 係合突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体の内部に所定の文字板を有す
    る計器ユニット及びインジケータ等を収納し、この計器
    ユニットの前面側にこの計器ユニットに対して一定の間
    隙を有するように見返し板を装着して上記計器ユニット
    を一時的に位置決め固定した状態で、上記計器ユニット
    を固定してなる車両用メータにおいて、上記ケース本体
    の内面に、上記計器ユニットの文字板に形成された係合
    孔に挿入される係合片を拡開自在に形成し、上記見返し
    板の後面に、上記係合片の内側に係合してこの係合片を
    拡開動作させて上記計器ユニットを位置決め固定する係
    合突起を形成したことを特徴とする車両用メータ。
JP2157091U 1991-04-04 1991-04-04 車両用メータ Withdrawn JPH04118625U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2157091U JPH04118625U (ja) 1991-04-04 1991-04-04 車両用メータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2157091U JPH04118625U (ja) 1991-04-04 1991-04-04 車両用メータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04118625U true JPH04118625U (ja) 1992-10-23

Family

ID=31907307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2157091U Withdrawn JPH04118625U (ja) 1991-04-04 1991-04-04 車両用メータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04118625U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999034172A1 (fr) * 1997-12-26 1999-07-08 Nippon Seiki Co., Ltd. Appareil

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999034172A1 (fr) * 1997-12-26 1999-07-08 Nippon Seiki Co., Ltd. Appareil
JP3290185B2 (ja) * 1997-12-26 2002-06-10 日本精機株式会社 計器装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2008001605A1 (fr) Instrument indicateur
US4939934A (en) Combination instrument
US5029051A (en) Headlamp for motor vehicles
CA2353742C (en) Slim profile indicating instruments
JPH04118625U (ja) 車両用メータ
JP2008058222A (ja) 指示計器
JPS5519668A (en) Meter for vehicle
US1750601A (en) Instrument panel
JP3106457B2 (ja) 車両用計器
JPH0353134Y2 (ja)
JPH06317435A (ja) 計器の文字板取付構造
JP3476981B2 (ja) 計器用表示装置の指針構造
JP3346476B2 (ja) 表示装置
JPS6011515Y2 (ja) 指針表示装置
JP2506707Y2 (ja) 計器装置
JPH079292Y2 (ja) 照明器具におけるグローブの取付け構造
JPH0731448Y2 (ja) 自動車用ヘッドランプ
JP3638728B2 (ja) 偏平ライトガイド盤
JPH0225192Y2 (ja)
JPH08159818A (ja) 板体固定構造
JP2548857Y2 (ja) 計器の漏光防止構造
JP2959386B2 (ja) 計器照明装置
JP2953495B2 (ja) 指示計器
JPH0123190Y2 (ja)
JP2004028744A (ja) 計器用バイザー

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950713