JPH04118464U - 紡機における単錘駆動モータの接点装置 - Google Patents

紡機における単錘駆動モータの接点装置

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JPH04118464U
JPH04118464U JP1987791U JP1987791U JPH04118464U JP H04118464 U JPH04118464 U JP H04118464U JP 1987791 U JP1987791 U JP 1987791U JP 1987791 U JP1987791 U JP 1987791U JP H04118464 U JPH04118464 U JP H04118464U
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spindle
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spindle drive
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和夫 清木
将嘉 坪井
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株式会社豊田自動織機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、スピンドルの芯出しが接続状態で
できるとともに、トラブルの発生し易い接続ケーブルを
使用しない、紡機における単錘駆動モータの接続装置を
提供することにある。 【構成】この考案は、紡機における単錘駆動モータ1の
接続装置において、その下側に、複数の接点8,9を設
けた、一定形状の平面状凹部12または凸部11を形成
した単錘駆動モータ1と、前記接点と対応する複数の接
点9,8を設けた、前記一定形状の平面状凹部または凸
部と嵌合する平面状凸部11または凹部12を形成した
スピンドル・レール2とからなり、前記複数の接点の少
なくとも一方を弾性支持し、前記平面状凹部12の機台
に沿う方向の大きさと前記平面状凸部11の機台に沿う
方向の大きさとの差Sを、前記平板状接点8の機台に沿
う方向の大きさDより小さくすることによって、両接点
の接続状態においてスピンドルの芯出しができるように
し、かつ、芯出し後は、単錘モータ固定用ナット7の締
結力により、完全な接続を可能にしたことを特徴とする
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、精紡機、撚糸機などの紡機に適用される単錘駆動モータの接続装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、単錘駆動モータの電気的接続は、図5に示されるように、単錘駆動モー タ1の取り付けられたスピンドル・レール2の近傍に配置される給電・制御ライ ン・ダクト5内の給電・制御ライン6から、コネクタ4を介して接続ケーブル3 を利用して行われている。なお、7はスピンドル・モータ1の締付用ナットであ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の単錘駆動モータの電気的接続にあっては、給電・制御ラインから単錘駆 動モータまでがスピンドルの芯出しに対応できるように接続ケーブルとなってお り、機台全体では非常に多数の接続ケーブルがすだれ状に並んでいる。そして、 このような接続ケーブルには風綿が付着したり、機台の保全、清掃時にケーブル が切断するなど、トラブルの発生源となっている。
【0004】 この考案は、スピンドルの芯出しが電気的接続状態でできるとともに、前述の トラブルの発生源となる接続ケーブルを使用しない、紡機における単錘駆動モー タの接続装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、紡機における単錘駆動モータの接続 装置において、その下側に、複数の接点を設けた、一定形状の平面状凹部または 凸部を形成した単錘駆動モータと、前記接点と対応する複数の接点を設けた、前 記一定形状の平面状凹部または凸部と嵌合する平面状凸部または凹部を形成した スピンドル・レールとからなり、前記複数の接点の少なくとも一方を弾性支持し 、前記平面状凹部の機台に沿う方向の大きさと前記平面状凸部の機台に沿う方向 の大きさとの差を、前記接点の機台に沿う方向の大きさより小さくすることによ って、両接点の接続状態においてスピンドルの芯出しができるようにしたことを 特徴とするものである。
【0006】
【作用】
単錘駆動モータの下側に形成された平面状凹部の機台に沿う方向の大きさと、 スピンドル・レールに形成された平面状凸部の機台に沿う方向の大きさとの差が 、接点の機台に沿う方向の大きさより小さくしたので、平面状凹部をスピンドル ・レールの平面状凸部に嵌合することによって単錘駆動モータは接続状態となる 。そして、前記平面状凹部と平面状凸部の機台に沿う方向の大きさの差の範囲内 でスピンドルの芯出し(単錘駆動モータの位置調整)を行う場合には、その接続 状態を維持することができる。また、芯出し後は、単錘駆動モータ取付用ナット を締結することで、接点には、接点支持体の有する弾性力により適切な面圧がか かり、確実な電気的接続が得られる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に示された精紡機における単錘駆動モータの接続 装置について説明する。なお、図中、同一符号は同一部分を表している。
【0008】 図1において、単錘駆動のスピンドル・モータ1は、スピンドル・レール2に ナット7によって締着され、スピンドル・レール2に固着されている給電・制御 ライン・ダクト5内を走る、給電・制御ライン6(図2)と接点装置13を介し て電気的に接続されている。スピンドル・モータ1の下側には、その前角部を一 部切り欠いてつくったほぼ長方形の平面状凹部12が形成され、この平面状凹部 12が、給電・制御ライン・ダクトに一定の間隔(スピンドル間隔)で形成され たほぼ長方形の平面状凸部11に嵌合している。
【0009】 図2に示されるように、接点装置13を構成する平面状凸部11の各接点8は ダクト5内の給電・制御ライン6,6・・・と接続しており、同じく接点装置1 3を構成する平面状凹部11の各接点9は押圧スプリング10を有する弾性接点 として確実に接点間の接続を維持し、図示しないモータ1の給電部に接続してい る。
【0010】 図3に詳細に示されるように、ダクト5に設けられた平面状凸部11の機台に 沿う方向の大きさとモータ1に設けられた平面状凹部12の機台に沿う方向の大 きさとの差S(すなわち両者間の左右の間隙1/2S+1/2S)は、平板状接 点8の機台に沿う方向の大きさDより小さく、したがって、その平面状凹部12 でスピンドル・レール2に固着されたダクト5の平面状凸部11と嵌合した単錘 駆動モータ1は、平面状凸部11と平面状凹部12との差Sの範囲内で、すなわ ち両者間の間隙内で、接続状態でモータ1の位置調整、すなわちスピンドルの芯 出しが可能である。
【0011】 そして、芯出し後は、モータ1の取付用ナット7を締結することで、接点9に は、接点支持体であるスプリング10の弾性力により、適切な面圧がかかり、確 実な電気的接点が得られる。なお、図4に示されるように、弾性接点を構成する 平面状凹部12の各接点9,9・・・が半球状であって、一方、平面状凸部11 の各接点8,8・・・が平板状であり、両者の接触面積が少ないので、接続状態 でのモータ1の位置調整のための移動は円滑に行うことができる。
【0012】 なお、上記実施例では、ダクト5に設けられた平面状凸部11に平板状接点8 を配置し、モータ1に設けられた平面状凹部12に弾性接点である半球状接点9 を配置しているが、両者の配置を逆にしても同様の効果を奏するものである。ま た、ダクト5設けた接点とモータに設けた接点の両者を平板状接点として、少な くとも一方の接点を弾性支持してもよい。
【0013】 また、平面状凹部12をダクト5に形成し、平面状凸部11をモータ1に形成 しても同様の作用、効果を奏することは明らかである。
【0014】 さらに、ダクト5に形成される平面状凹部または凸部は、スピンドル・レール 2に直接その一部または全部を形成することもできる。
【0015】
【考案の効果】
この考案によれば、単錘駆動モータのスピンドル・レールへの取付において、 複数の接点を設けた平面状凹部と、それらの接点に対応する接点を設けた平面状 凸部との嵌合により単錘駆動モータの電気的接続を行うことができ、それにより その接続状態でスピンドルの芯出しを行うことができるので、単錘駆動モータの 取付が容易になるばかりでなく、接続ケーブルが存在しないので、接続ケーブル への風面の付着、機台の保全、清掃時における接続ケーブルの断線などのトラブ ルが生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す紡機における単錘駆動
モータの接続装置の一部断面とした側面図である。
【図2】図1の単錘駆動モータの接続装置の要部断面図
である。
【図3】図1の単錘駆動モータの接続装置の一部を透視
した平面図である。
【図4】図1の単錘駆動モータの要部拡大断面図であ
る。
【図5】従来の単錘駆動モータの一部断面とした斜視図
である。
【符号の説明】
1 単錘駆動モータ(スピンドル・モータ) 2 スピンドル・レール 3 接続ケーブル 4 コネクタ 5 給電・制御ライン・ダクト 6 給電・制御ライン 7 ナット 8 (平板状)接点 9 (半球状)接点 10 スプリング 11 平面状凸部 12 平面状凹部 13 接点装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その下側に、複数の接点を設けた、一定
    形状の平面状凹部または凸部を形成した単錘駆動モータ
    と、前記接点と対応する複数の接点を設けた、前記一定
    形状の平面状凹部または凸部と嵌合する平面状凸部また
    は凹部を形成したスピンドル・レールとからなり、前記
    複数の接点の少なくとも一方を弾性支持し、前記平面状
    凹部の機台に沿う方向の大きさと前記平面状凸部の機台
    に沿う方向の大きさとの差を、前記接点の機台に沿う方
    向の大きさより小さくすることによって、両接点の接続
    状態においてスピンドルの芯出しができるようにしたこ
    とを特徴とする紡機における単錘駆動モータの接点装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999047736A1 (fr) * 1998-03-16 1999-09-23 Motonobu Hattori Systeme de moteur a entrainement direct a arbre pour machines de filature
KR100490505B1 (ko) * 1998-08-24 2005-05-19 무라타 기카이 가부시키가이샤 단추 구동형 섬유 기계

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JPS6180926A (ja) * 1984-09-28 1986-04-24 Hitachi Ltd ル−プ式デ−タ伝送制御装置

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