JPH0411837A - レテンテート蒸発工程からなる低脂チーズの製造方法 - Google Patents

レテンテート蒸発工程からなる低脂チーズの製造方法

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JPH0411837A
JPH0411837A JP2409012A JP40901290A JPH0411837A JP H0411837 A JPH0411837 A JP H0411837A JP 2409012 A JP2409012 A JP 2409012A JP 40901290 A JP40901290 A JP 40901290A JP H0411837 A JPH0411837 A JP H0411837A
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retentate
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milk
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fermentation
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Gary W Trecker
ゲーリー・ダブリュー・トレッカー
Susan P Monckton
スーザン・ピー・モンクトン
Brent K Pope
ブレント・ケー・ポーペ
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    • A23C19/028Making cheese curd without substantial whey separation from coagulated milk
    • A23C19/0285Making cheese curd without substantial whey separation from coagulated milk by dialysis or ultrafiltration

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00013
【産業上の利用分野] 本発明は一般に低脂ミルクからのカードおよびチーズの
製造に関し、特に蒸発したスキムミルクレテンテートか
らのチーズの製造方法に関する。 [0002] 【従来の技術】 例えば、限外濾過および透析濾過のような膜プロセス、
塩、ラクトースおよび水の除去によるレテンテートの調
製を介したミルクからのチーズ製造は種々な特特開平4
−nga; (4) 許および参考文献に記載されている。レテンテートから
のチーズの製造のために提案された非常に多くの方法お
よび処理を検討すると、ミルクの物理化学が複雑であり
、蛋白質、脂肪、塩および、ミルクの他の成分の間の相
互作用がレテンテートの形成によって大きく変化するこ
とが明らかになる。また、ある種のミルクから製造され
たレテンテートを処理するために提案された方法および
処置が、他の種類のミルクの場合に予想通りに有用であ
るとは限らず、レテンテートの製造に他の方法が用いら
れることも明らかである。例えば、米国特許第4.82
0.530号および米国特許出願第649.838号(
1984年9月11日出願)(両方ともモラン(Mor
an)等による)はレテンテートの発酵時に生ずる凝固
を阻止することが望ましいことを開示している。 [0003] シュリーバーフーズ(Schrieber Foods
)のPCT出願第WO32101806号は発酵レテン
テートからの水分の蒸発を可能にする方法を開示してい
る。この方法は次の4工程: (1)ミルクの選択的濃
縮によってレテンテートを形成する工程; (2)発酵
中は液相に維持するために、例えば塩化ナトリウムのよ
うな塩を添加してレテンテートのイオン強度を高める工
程; (3)レテンテートを発酵させる工程:および(
4)発酵レテンテートから水分を除去して、ミルク中に
最初に存在するカゼインおよびホエーの実質的に全てを
含むチーズまたはチーズベースを製造する工程からなる
。このPCT出願はまた、実質的に蒸発前に、例えば乳
酸生成菌と同時にレテンテートに加えられるレンネット
(rennet)を使用することも開示している。 [0004] クールター(coulte齢等の[モレキュラーシーブ
処理ミルクからのチーズ製造(chese Manuf
acture from Mo1ecular 5ie
ved Milk) Jと題する特許(1976年10
月26日発行) 米国特許証第3,988,481号は
、標準化ミルクをモレキュラーシーブで処理してミルク
からラクトースと水溶性無機物を実質的に分離除去し、
ミルクを実質的に無糖にする工程と、カード形成剤を添
加してカードを製造する工程とを含むプロセスによって
脱ラクトースおよび脱水したミルクからチーズを製造す
る方法を示している。生成したカードが実質的に離液を
生ずることなく、通常の処理を行ってチーズを製造し、
好ましい形状に成形する。 [0005] スラブの「チーズ製造方法(Method for t
he Manufacture of Cheeses
) Jと題する1975年8月12日登録の米国特許第
3.899.596号は限外濾過によってミルクを処理
してミルクの蛋白質成分の少なくとも一部を有する生成
物を得て、この液状生成物に適当な酵素を接種した後に
レンネット処理して、レンネット処理液体のバッチを垂
直室(vertical chamber)に入れて、
そこで凝固させることからなるチーズ製造方法を開示す
る。凝塊をスラブにカットして最終製品チーズを得る。 [0006] マウボイス(Maubois)等の[限外濾過ミルクか
らのチーズ製造(Manufactureof Che
ese from Ultrafiltered Mi
lk) Jと題する米国特許第3,914,435号は
ミルクの限外濾過を含む方法によって熱処理ミルクから
通常のホエーを排出することなく、通常のホエー排出方
法によって得られるチーズ生成物と本質的に同じ組成を
有する濃縮物を製造することによって得られたチーズを
開示している。この方法は、レンネットによる凝固を困
難にすることなく、限外濾過後のミルクを熱処理するこ
とを可能にする。このような困難はミルクを高温に加熱
する場合にしばしば生ずる。 [0007] ヴアーゲル(Wargel )等の「チーズ風味製品の
製造プロセスと製品(Processand Prod
ucts from the Manufacture
 of Cheese−flavored Proce
ss) J■閧■■ 1981年6月13日登録米国特許第4,244,97
1号は限外濾過したミルクからチーズとプロセスチーズ
を製造する方法を開示している。 [0008] ルピン(Rubin)等の「チーズベース製造方法(P
rocess for PreparingChees
e base) Jと題する1983年8月30日登録
の米国特許第4,401,679号は限外濾過、透析濾
過および蒸発の併用によってミルクを濃縮することによ
るチーズベースの製造方法を開示している。この方法で
は限外濾過を経たレテンテートに蒸発前に酸培養物を接
種し、蒸発後のバッキングして酸性化を完了するまでに
進行する。 [0009] さらに、乱流条件下でのレテンテートからの水分蒸発に
よって、低水分状態を形成することによるチーズベース
材料も開示されている。このような方法はエルンストロ
ーム(Ernstrom )等の「加工用チーズベース
:限外濾過による全乳からの高収率製品(cheese
 base for Processing:A Hi
gh−yield Product fromWhol
e Milk by Ultrafiltration
”) jと題する論文[ジャーナル オブ デアリー 
サイエンス(the Journal of Dc中2
5cience) 63巻、223−234頁(198
0)]に述べられている。この論文は通常pHのまたは
pH5,7に酸性化した全乳を限外濾過することによっ
て最初のミルク重量の約40%に濃縮し、さらにラクト
ース対緩衝液容量(buffer capacitいの
好ましい比が確立されるまで一定量において透析濾過す
ることから成るプロセスを開示している。次に、レテン
テートを最初のミルク重量の20%までに限外濾過によ
ってさらに濃縮する。次にレテンテートにチーズスター
ター(cheese 5tarter)を接種し、イン
キュベートして残りのラクトースを完全に発酵させ、p
H制御はプロセスの透析工程からのラクトースのレベル
を制御することによって実施する。生成物をスウエプト
ーサーフエイスバキュームーパン(swept−sur
face−vaccum−pan )蒸発器またはルワ
(Luwa)蒸発器によってさらに濃縮する。この論文
では、レテンテートが発酵時にカード化すなわち凝固す
る場合にはこのような生成物は連続流蒸発器で容易に処
理することができないので、バッチ式蒸発器の使用が必
要であることが指摘されている。 [0010] 凝固を阻止するために、発酵時に塩を加えることが数年
前から知られている。 (レライト(Le La1t) 11−12月号、19
74/No、5301540を参照のこと)さらに、オ
ーストラリア特許出願に開示されているように、レテン
テート中の塩は蒸発を容易にすることが公知である。こ
の発明は、PCT第WO32101306号(1982
年6月10日発行)下の公開出願の対象である。 [0011] この先行技術は特に、高固体分ミルク系へのレンネット
または他の凝固酵素の添加が迅速な凝固を生じ、凝固が
生じた後は蒸発が非常に不充分になることが知られてい
るので、これは避けるべき状態であることを教えている
。他方では、凝固酵素の存在は、特に高固体分チーズで
は、カッパーチーズの分析(cleavage)によっ
てパラ−カッパーチーズを通常存在させるために望まし
い。ミルクの酵素凝固の動力学はアルフレッド カール
ソン(Alfred Carlson)によって、[ミ
ルクの酵素凝固の動力学(The Kinetics 
of Enzymatic Coagulation 
of Milk) Jと題する、ライスコンシン大学で
1982年に発表された論文に開示されている[001
2] レンネットによるチーズの通常の製造では、レンネット
の作用によって形成されるマイクロペプチドがホエー中
で失われて、その結果収量が低下し、栄養のある乳蛋白
質物質が低下する。従って、マイクロペプチドの損失を
伴うホエー除去を避けながら、レンネット作用を利用す
ることが好ましい。 [0013] 蒸発を高乱流によって実施する、すなわちチーズベース
材料を蒸発後の実質的な加工によって回収することから
成る、先行技術の蒸発による高固体分チーズベース材料
の製造方法は、高固体分チーズベース材料の不安定化お
よび種々の公知のチーズとは異なるボディ(body)
とテキスチャー(texture)を生ずることになる
。この不安定化は例えばチューダーチーズのような約6
0〜62%より高い総固体分チーズに特に認められるが
、55%程度の低固体分においても存在する。従って、
レテンテートを60%より高い総固体分に蒸発させるこ
とによって得られた今までのチーズベース材料は公知の
高固体分チーズの典型的なボディおよびテキスチャー特
性を与えていない。 [0014] さらに、蒸発中のまたは蒸発後の処理中の高乱流の使用
はカードに類似した製品を与えていない。蒸発技術によ
るレテンテートからの先行技術のチーズ製造方法はカー
ド様製品の製造方法を開示していない。 [0015] 先行技術はミルクレテンテートからのチーズおよびチー
ズベース材料の製造に関して多くの種々な工程を教えて
いる。ミルクレテンテートの蒸発は既に公知の方法であ
るが、生成物はカード特性を有さす、またチーズのボデ
ィとテキスチャーを有する製品に転化しない。先行技術
の多くは高水分チーズおよび軟チーズの製造に関し、レ
テンテートの蒸発によるレテンテートからの高固体分チ
ーズの製造を目的としていない。高固体分すなわち55
%より大きい総固体分での乱流によって生ずる困難性は
、生成物が安定化し、脂肪を浸出することおよび総固体
分60%より高い高固体分生成物が特徴的なチーズボデ
ィとテキスチャーを有かないことである。水分が充分に
高いならば、脂肪浸出は避けられるが、軟チーズのボデ
ィとテキスチャーが得られることになる。 [0016] スキムミルクすなわち脂肪1.0%未満のミルクの使用
は、レテンテートに処理した後に、スウェブトーサーフ
ェース蒸発器中では、このような蒸発器中にはローター
が結合しているため、公知の技術では45%より高い固
体分にまで効果的に蒸発されていない。従って、公知の
技術はスキムミルクチーズすなわち脂肪16%未満のチ
ーズの有効な製造手段を与えていない。このような低脂
肪チーズは、消費者の健康食品代用品(alterna
tive)願望のために、プロセスチーズの製造のため
に特に好ましく、限外濾過および蒸発方法によるそれら
の製造は非常に有利である。 [0017] 従って、ミルクからのレテンテートの蒸発によるチーズ
ベース材料およびチーズの製造に関する先行技術の多く
の教えにも拘わらず、膜力法によるレテンテートを用い
るスキムミルクからのチーズの効果的な製造方法は存在
しなかった。 [0018]
【発明が解決しようとする課題】
低脂ミルクまたはスキムミルクから蒸発によって50%
より高い固体分を有するカードおよび/またはチーズを
製造することが、本発明の第1目的である。 [0019] 本発明の他の目的は、低脂ミルクから安定でかつ油浸量
せず、低脂ミルクレテンテートをスウェプトーサーフェ
ース蒸発器での蒸発によって処理することによって製造
されるチーズを提供することである。 [00201 本発明のさらに他の目的は、パラ−カッパーカゼインを
実質的に形成したが、連続スウェプトーサーフェース蒸
発および装置を用いたプロセスに用いられることのでき
る低脂ミルクからチーズを形成することである。 [0021] 本発明のさらに他の目的および利点は以下の説明から明
らかになると思われる[0022]
【課題を解決するための手段】
本発明は、次の工程: (a)ミルクの脂肪レベルを約1%未満に調節する工程
:(b)前記ミルクに膜処理を施してレテンテート(r
etentate )を形成し、前記レテンテートを発
酵タンクに入れる工程;(c)培養物を生成する乳酸と
凝固酵素とを前記レテンテートに加える工程;(d)凝
塊が形成しないように前記レテンテートを十分に運動さ
せながら、前記レテンテートを発酵させる工程;および
(e)乱流条件下で前記発酵レテンテートを蒸発させて
、スキムミルクチーズをつくる工程 から成るスキムミルクからチーズを製造する方法をその
内容とする。 [0023] 本発明の方法では、カードおよび/またはチーズをスキ
ムミルクから製造し、ミルクの脂肪レベルを約1.0%
未満に調節して、乾量基準で50%より高い固体分と約
15%の脂肪を有するカードおよび/またはチーズを形
成する。低脂ミルクに対して限外濾過処理を行って、レ
テンテートを形成する。乳酸産生菌と凝固酵素とをレテ
ンテートに加える。凝塊の形成を阻止するために、レテ
ンテートを充分に運動させる。発酵後に、レテンテート
を乱流条件下で蒸発させて、少なくとも約50%固体分
を有するスキムミルクチーズを形成する。 [0024] 本発明では、新鮮な全乳によって本発明の方法を開始す
ることが好ましい。ミルクを通常の遠心分離方法によっ
て標準化して、好ましい低脂肪レベルを形成する。脂肪
レベルが約1%未満であることが一般に好ましく、約0
.6〜約0.8%であることが特に好ましい。ここで用
いる%は全て、外に断りのないかぎり、重量によるもの
である。蛋白質/脂肪比は約4.3〜約5.2であるこ
とが特に好ましい。標準化ミルクを次に例えば161゜
Fの温度への16秒間加熱のような通常の低温殺菌条件
によって低温殺菌する。 [0025] 低脂肪ミルクを次に公知の限外濾過方法または同等の方
法によって処理して、水分約74〜約82%;灰分約1
.2〜約1.8分;および脂肪約2.2〜約3.5%を
有するレテンテートを形成する。 [0026] 上記レテンテートを得るためには、例えば透析を併用す
るま°たはしない限外濾過のような種々な方法が技術上
公知である。このようなレテンテートの分離のための営
利的装置は市販されており、入手可能であり、現在チー
ズ産業に用いられている。このような装置の操作はこの
技術分野の熟練の範囲内であると考えられる。本発明の
実施では、ミルクを限外濾過と透析濾過の併用によって
処理して、レテンテートの成分を好ましいレベルにする
ことが望ましい。 [0027] レテンテートの総固体分は処理中にレテンテートをゲル
化させるほど高くてはならず、スキムミルクから製造し
たレテンテートの総固体含量は約18〜約22%である
ことが判明している。 [0028] 次に、レテンテートを発酵タンクに入れ、例えばアメリ
カンタイプその他のチーズの製造に通常用いられる、市
販されているような、通常のチーズ培養菌またはスター
ターと混合する。このような培養菌またはスターターの
例は乳速鎖球菌(Stre tococcus 1ac
tis) 、ストレプトコッカス クレモリス(Str
e tococcuscremoris)  ラクトバ
チルス ブルガリス(Lactobacillus b
ul aricus)  乳酸杆菌(Lactobac
illus 1actis)およびその他の周知の微生
物である。アメリカンタイプチーズなる用語はチューダ
ーチーズを含む意味である。レテンテートに、例えばレ
テンテート中の脂肪および蛋白質を加水分解するある種
のリパーゼおよびプロテアーゼのような、最終生成物の
風味を強化する酵素を加えることもできる。これらの酵
素は系の粘性を減じ、プロセス中のゲル化の回避に役立
つ。これらの酵素はチーズ産業で公知であり、それらの
添加もチーズ製造ですでに開示されている。 [0029] レテンテートに、チーズ製造に一般に用いられ、広く市
販されている酵素も添加する。チーズ製造において最も
良く知られた凝固酵素はヴイール レンネット(vea
l rennet)であろう。しかし、他の多くの乳凝
固酵素も、例えばムコルメヘイ(Mucor Mehe
ii)のように、チーズ産業で公知である。これらの酵
素はミルク中のカッパカゼインに対する作用によってカ
ッパカゼインをチーズ中のパラカッパカゼインに転化さ
せることが知られている。これらの周知の乳凝固酵素の
同等物も、乳凝固酵素と同様にカッパカゼインを転化さ
せるものであるかぎり、使用可能である。通常のチーズ
製造では、凝固酵素がミルクを凝固させて凝塊を形成し
、バット(Vat)中でミルクの設定に一致して実質的
に全てのパラカッパカゼインが形成される。乳凝固酵素
はマクロペプチドも形成するが、これは通常のチーズ製
造ではホエーと共に除去される。ミルク固体分が増大す
ると、迅速に凝固が生じ、パラカッパカゼインが形成さ
れることを先行技術は教えている。 [00301 乳凝固酵素はレテンテートが静止状態に維持される場合
に凝塊を形成させるために充分であるようなレベルで、
レテンテートに加えられる。乳凝固酵素はさらに加工す
る前にカッパカゼインの実質的に全てをパラカッパカゼ
インに転化させるために充分なレベルで加えられる。好
ましい方法は例えば51%総固体分と算出される最終チ
ーズ中の0.01%シングルストレンゲスレンネット(
single strength rennet)と等
価の酵素を用いて、充分な量の乳凝固酵素を形成する。 ミックスをパラカッパカゼインへの実質的な転化、例え
ば好ましくは90%より大きい転化が行われるために充
分な時間維持する。 [0031] カッパカゼインをパラカッパカゼインに適当に転化させ
るために、凝塊を形成させるほどのレベルで凝固酵素を
加えなければならないが、凝塊形成を阻止することが、
本発明の重要な態様(aspect)である。これに関
連して、レテンテートを発酵工程中に完全に運動させて
凝塊形成を防止するならば、レテンテートが発酵工程中
凝塊を形成せずに液体状態に維持されることが判明した
。これに関連して激しい撹拌のみでは凝塊形成を阻止し
ない。例えば撹拌シャフトに沿った「デッドスポット(
dead spo七)」、支持バー バッフルプレート
後方のような多くの部分が局部的な凝塊形成を生じやす
い。凝固除去のために適当な2方法が提案されている。 [0032] 第1アプローチでは、発酵タンク底部分から発酵タンク
のレテンテートの上部までのレテンテートの連続再循環
と共に速続撹拌を利用する。速続撹拌は約15〜約17
 r pmの速度で作動するウォーカーケラトル(Wa
lker kettle)の回転バーによって与えられ
る。発酵タンク内のレテンテート/ガロンにつき1分間
に約0.01〜約1ガロンの再循環速度が凝塊形成の阻
止に適している。 [0033] 発酵中の凝塊形成を回避するための第2の好ましい方法
では、発酵タンク内にレテンテートの第1および第2運
動手段を設ける。第1運動手段は市販のウォーカーケラ
トルによって形成される。第1撹拌手段はシャフト上に
取り付けた回転バーであり、ケラトルの底部において好
ましくは約10〜約3 Or pmの速度で回転する。 バーはケラトルの底部の輪郭に適合する形状である。第
2撹拌手段はヘリカルスクリュー型撹拌機であり、これ
は第1撹拌手段のシャフトに近い、これと実質的に平行
な位置において発酵タンク内に実質的に垂直に配置され
る。ヘリカルスクリュー撹拌機は約20〜約150rp
mの速度で作動することが好ましい。第1/第2撹拌手
段の組合せは発酵中の凝塊形成の阻止に非常に効果的で
ある。 [0034] レテンテートの発酵と撹拌は、レテンテート中の酸がp
Hを約4.8〜約5.4の範囲に低下させるまで、続け
られる。pHはレテンテート中のラクトースレベルを調
節することによって制御される。他の方法を挙げると、
チーズ培養物(cheese culture)はラク
トースを乳酸に転化させ、それによって酸を増加させ、
pHを低下させるのに役立つ。再び、発酵を凝塊形成が
阻止されるように制御することが重要である。 [0035] 本発明による凝固酵素添加と撹拌の併用は粒状カードを
形成する。このような粒状カードは約3〜約22ミクロ
ンの粒度を有する。この粒状カードの形成によって、蒸
発に用いられるスウエプトサーフェース蒸発器は非常に
大きな効率を得ロータの結合は避けられる。粒状カード
の使用についてのこの発見は、高固体分低脂チーズ製品
の製造へのスウェプトサーフェース蒸発器使用の今まで
に経験された問題を解決する。 [0036] 約75゜Fより高い発酵温度において、沈降蛋白質であ
るチーズ粒子の有意な量の沈降が生ずる。約68゜F〜
約72゜Fの範囲内の発酵温度の使用は蛋白質の沈降と
チーズ粒子形成とを著しく最小にする。この発酵期間の
最後にレテンテートは液体状態であり、凝塊は形成され
ない。次に、レテンテートを高効率でスウエプトサーフ
ェース蒸発させて、本発明に゛よる低脂チーズを形成す
ることができる。 [0037] 蒸発を高乱流条件で実施して、水分を完全に除去するこ
とができる。これは例えばターバーフィルム(Turb
a Film)蒸発器またはルヮ蒸発器のような市販の
蒸発器を用いて実施することが好ましい。蒸発を実施し
て固体公約50〜約58重量%を有する蒸発生成物を得
る。 [0038] 蒸発中に、発酵レテンテートの温度が約85゜Fを超え
ないことが望ましい。 蒸発レテンテートを約75゜F〜約85゜Fの温度、最
も好ましくは約80’F未満の温度の蒸発器から取出す
。蒸発直後に、本発明の生成物は適当な容器への低脂チ
ーズのパッケージを可能にするほど充分に流動性である
。 [0039] 特定の理論に結びつけるのを望むわけではないが、発酵
中の乳凝固酵素の撹拌がカッパカゼインの酵素分解(パ
ラカッパカゼインへの転化>90%)を生ずると考えら
れる。発酵工程中の定常撹拌がゲル組織形成を阻止する
ための駆動力を与え、レテンテート内のほぼ完全な離液
(syneres i s )を生ずると考えられる。 カゼインは密な粒子(22ミクロンまで)に凝集し、レ
テンテートの脂肪/水分指向に懸濁する。 [0040] 蒸発工程後に、蒸発生成物は外見上軟らかく、滑らかで
、脂肪安定性げatstable)であるテキスチャー
を有するチーズを形成する。 [0041] 三次元カゼイン組織の形成を阻止するために、蒸発中に
可能な高固体分が得られ、水分相は閉じ込められずに蒸
発されると考えられる。 [0042] 本発明の低脂スキムミルクチーズ製品は例えば低脂チー
ズスライスのような、低脂プロセスチーズの製品に非常
に適する。これに関連して、本発明のチーズ製品はそれ
自体で低脂チーズスライスの製造に用いることができる
かまたは約25〜約75重量%のナチュラルチーズ(例
えばアメリカンタイプチーズまたはスイスチーズ)と混
合して、非常に満足すべきプロセスチーズ製品を形成す
ることができる。 [0043]
【実施例】
下記実施例は本発明の種々な態様を説明するものである
が、特許請求の範囲に定義される本発明の範囲を限定す
るものではない。 [0044] (実施例1) 新鮮な全乳を脂肪0.70%および蛋白質3.12%に
よって蛋白質/脂肪比4.46に標準化し、次に161
゜Fにおいて16秒間高高温時間(HTST)殺菌した
。 [0045] トルーオリバー(Dorr−01iver)限外濾過系
をバッチ処理モードで用いて、ラクトース1.0%、総
置体21.5%すなわち5倍濃度を有するレテンテート
を得た。透析濾過はレテンテートを水0.77部と水0
.67部(総固体分約24%のレテンテート52ガロン
に対して水40ガロンと35ガロン)で洗浄することに
よって2工程で実施しな。次にレテンテートを165゜
Fにおいて16秒間高高温時間殺菌し、次に68〜70
’Fの温度に冷却した。次にレテンテートを第1回転バ
ーのシャフトに並行に第2ヘリカルスクリュー型撹拌機
を取り付けたウォーカーケラトルに取り出した。第1ミ
キサーを始動させ、15.75 r pmの速度で操作
し、第2ヘリカルミキサーを始動させ、150rpmの
速度で操作した。22%塩溶液を加えて、57%総固体
分に蒸発させた時に最終生成物中に1゜2%算出塩含量
を得た。 [0046] デス(Dys)乳酸スターター(lactic 5ta
rter)をレテンテート1ポンドにつき0.24m1
の割合で加えた。ニューマルザイム(New Marz
yme)凝固剤C酵素(1〜10溶液)を57%総固体
分スキムミルクレンテート中に0.011%算出酵素レ
ベルを生ずるような割合で加えた。 [0047] 発酵は72゜Fの温度において第1および第2ミキサー
を用いてレテンテートを完全に撹拌しながら、−晩進行
させた総発酵時間は16時間であった。発酵後に、実質
的に100%のカッパカゼインがパラカッパカゼインに
転化した。発酵期間の最終にカード粒子は約3〜約22
ミクロンの粒度であった。 [0048] 次に発酵レテンテートをターバフィルム蒸発器中で総置
体レベル57%に蒸発させた、この蒸発器はローター速
度270rpm、蒸発温度(イン/アウト)150/1
40’F、蒸気圧18mmおよび生成物取り出し温度8
0’Fで操作した。 [0049] 蒸発器から出る生成物は滑らかな、非油性外観を有し、
あまりに濃厚ではなくまたは粘着性ではなかった。冷却
した場合に本発明の伝相スキムミルクチーズ生成物はチ
ルロールでのスライス化プロセスチーズの製造に用いら
れる通常のスキムチーズの100%および50%置換品
として有利に使用された。チーズスライスのチルロール
製造は50%置換品によって良好な機械加工を示し、1
00%置換レベルでは若干のスライス破損を生じたにす
ぎなかった。オルガルブチツク(organolept
ic)評価は、本発明によって生成したスキムミルクチ
ーズが通常のスキムチーズによる対照スライスに匹敵す
ることを示した。 [0050] (実施例2) 新鮮な全乳を蛋白質/脂肪比5.0に標準化した。スク
ム化後にミルク−〇−スキャン(Milk−0−3ca
n)  [ホス(Foss)赤外蛋白質/脂肪分析器]
で検査して正確さを確認した。(調節が必要である場合
には、クリームまたは脱脂ミルクの添加が必要である)
。ミルクを161゜Fにおいて16秒間殺菌した。 [0051] アブコール(Abcor)スパイラル巻き6ステージ限
外濾過系を用いて、ミルクを連続濃縮した。最初の4ス
テージを用いて濃縮し、最後の2ステージは透析濾過に
用いた。最終ステージの水分は最終レテンテートに0.
9・%ラクトースを生ずるように調節した。レテンテー
トを総固体21.5%に濃縮し、次に161゜Fにおい
て16秒間殺菌した。殺菌後にレテンテートを70’F
に冷却し、レテンテート75001bを1000ガロン
ウオーカーケツトル型発酵タンクに供給した。 [0052] 発酵タンクのスクラップサーフエース撹拌機(scra
ped 5urface agitation)を18
 r pmにセットした。ポンプをタンクの底部出口に
接続し、発酵中レテンテートを再循環させた。流量を8
gal/分にセットして、レテンテート中に乱流を生じ
させて「デッドスポット」を除去し、凝塊形成を阻止し
た。 [0053] 塩を水と混合して、22%プライン溶液を形成した。こ
のプラインを加えて、チーズ中51%固体分を基準にし
て最終チーズ中1.4%塩を含むチーズを形成ンがp−
に−カゼインに転化した。 [0054] [0055]

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の工程: (a)ミルクの脂肪レベルを約1%未満に調節する工程
    ;(b)前記ミルクに膜処理を施してレテンテート(r
    etentate)を形成し、前記レテンテートを発酵
    タンクに入れる工程; (c)培養物を生成する乳酸と凝固酵素とを前記レテン
    テートに加える工程;(d)凝塊が形成しないように前
    記レテンテートを十分に運動させながら、前記レテンテ
    ートを発酵させる工程;および (e)乱流条件下で前記発酵レテンテートを蒸発させて
    、スキムミルクチーズをつくる工程 から成るスキムミルクからチーズを製造する方法。
  2. 【請求項2】 工程(d)での運動が、約3〜約22ミクロンの範囲内
    の平均粒度を有するカード粒子を形成するのに充分であ
    る請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 工程(d)での運動が、メカニカルミキサーによりレテ
    ンテートを撹拌し、同時にレテンテートを発酵タンクの
    底部からレテンテートの上部に再循環させることによっ
    て行われる請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 発酵タンク内での再循環速度が、レテンテート1ガロン
    につき1分間に約0.01〜約10ガロンである請求項
    3記載の方法。
  5. 【請求項5】 工程(d)での運動が、第1回転バーミキサーと第2ヘ
    リカルスクリューミキサーとを組合せて使用することに
    よって行われる請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 第1ミキサーを約10〜約30rpmの速度で操作し、
    第2ミキサーを約20〜約150rpmの速度で操作す
    ることからなる請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 発酵を約75゜F(約24℃)未満の温度で行う請求項
    1記載の方法。
  8. 【請求項8】 発酵中のレテンテートを約68゜F(20℃)から約7
    2゜F(約22℃)に維持する請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 レテンテートの蒸発が、約50〜約58重量%の固体分
    を含む蒸発レテンテート(evaporatedret
    entate)を形成するのに充分である請求項1記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 発酵レテンテートの温度が蒸発工程中に約85゜F(約
    29℃)を超えない請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 蒸発レテンテートが蒸発器から約75゜F(約24℃)
    から約85゜F(約29℃)で放出される請求項1記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の方法によって製造されたスキムミルクチ
    ーズ約25〜約75重量%とナチュラルチーズ約75〜
    約25重量%とからなるプロセスチーズ。
  13. 【請求項13】 請求項1記載のスキムミルクチーズから製造されるプロ
    セスチーズ。
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DK0435573T3 (da) 1993-05-03
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