JPH04118356A - 低騒音車両 - Google Patents

低騒音車両

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JPH04118356A
JPH04118356A JP23551690A JP23551690A JPH04118356A JP H04118356 A JPH04118356 A JP H04118356A JP 23551690 A JP23551690 A JP 23551690A JP 23551690 A JP23551690 A JP 23551690A JP H04118356 A JPH04118356 A JP H04118356A
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JP
Japan
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noise
underframe
low
hole
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP23551690A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Ohara
大原 守
Morishige Hattori
服部 守成
Takenao Okumoto
奥本 剛直
Katsuyuki Terada
寺田 勝之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04118356A publication Critical patent/JPH04118356A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、低騒音車両に係り、特に高速で走行するもの
に好適な低騒音車両に関するものである。
[従来の技術] 従来の車両低騒音化対策としては、発生音源機器の騒音
低減と音源廻りのしゃへいあるいは吸音材で囲む等の方
法が採用されている。その他、床下配線部分でのダクト
を吸音手段として利用する構造が知られている。
これらの構造として関連するものには例えば実公昭57
−7556号、実公昭58−9799号等が挙げられる
〔発明が解決しようとする課題〕
最近鉄道車両においては、走行速度向上の要求が高いが
、速度向上に伴って軌道への衝撃の増大、騒音の増大、
運転費の増大等の問題が発生する。これらの問題点を解
決するためには、車両構体を大幅に軽量化することと、
騒音源の音圧レベルを低下させ消音させるとともに車内
、車外への騒音を低減させることが必要である。
鉄系材料構体及び軽合金材料構体共に板厚及び骨部材を
薄肉化によって軽量化を図っているが、構体の強度・剛
性確保上または、軽合金では押出薄肉化の技術的限界が
あった。また、補強材を多数設置する必要がある。
また、従来床板として使用したアルミサンドイッチパネ
ルは、樹脂製接着剤を使用しているため、強度部材とし
ての信頼性確保の点で問題があった。さらに、骨部材と
の接合にボルト・ナツト(リベット等)で施工するため
、製作工数が増大するという問題があった。
一方、走行速度が速いということは、台車からの走行音
、モータ音、更にはこれらを制御する機器台が増大して
くる。これを消音し、車両室内または外部へ反射させな
いためには、十分な大きさの吸音材、車両側面のスカー
ト等が必要であるが、スペース上あるいは重量増大のし
点から問題があった。更に、車両側面から反射して、線
路側面に設けている防音壁又はトンネル壁がらの反射音
が車内側面から侵入して車両室内の騒音を高くする問題
がある。
本発明の第1目的は、剛性があり、かつ、軽量で走行中
の騒音を低く抑えることができる低騒音車両を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段1 上記目的を達成するために、車体を成す少な(とも台枠
の床を軽合金製の表材、芯材と結合部材をろう付した積
層ハニカム板によって構成し、この表材の一方の表材に
穴を設け、この穴に径と長さを特定した筒を装着したも
のである。
[作   用] 鉄道車両が高速で走行すると、レールと車輪の接触から
発生する走行音、台車の駆動用モータ音及び、電気機器
から発生するうなり音、電気品から発生する騒音がある
。これが、特に重量の重い車両になる程、機器自体の容
量も大きくすることになり更に大きな騒音となる。
本発明は、構体を軽合金製の積層形ハニカム板とするこ
とにより、剛性を落さず、重量低減が図れるので機器も
小型になり、騒音も低減できる。
また、走行音、モータ及び機器台は、筒を通り、ハニカ
ムの空洞がヘル、ムホルツ共鳴を起して、騒音の音圧を
吸収することにより、車外への騒音を少なくするととも
に、車内への騒音も低減出来る。
[実 施 例〕 以下、本発明の複数の実施例を第1図〜第7図によって
説明する。同図において、構体1は側構体2、台枠3、
屋根構体4、妻構体5から構成されている。台枠3は車
体中方向両端部に車体長手方向に設置している側梁6と
、車体巾方向に引通して設置された横梁7と、これらの
上に床板8が取付けられて構成されている。台枠3の下
には横梁7があり、この下に台車9が空気ばね10及び
センタービン等で連結されている。また、横梁7の下面
には、床下機器であるコンプレツサー、トランス、電気
品等(図示省略)が設置されている。構体1は線路11
の上を車輪12が転がるこことにより走行する。線路1
1の側面には、車両から発生する騒音を低減するために
、防音壁13が設置されている。床板8は第2図に示す
ように、表材14および15と該表材14.15の間に
配置される芯材16とからなる積層構造となっており、
該積層板を側梁6に溶接18によって接合されている。
前記表材14および15のうち、一方が構体1の外表面
を成している。また、芯材16は軽合金製ハニカム材が
用いられており、表材14.15および芯材16は、ろ
う付によって接合され剛性が高く、強度部材として使用
する。
さらに、表材15には芯材16で構成される中央部に穴
が設けられており、これに所定のサイクルを消音させる
大きさの筒17が取付けられる。鎖部17は第3図およ
び第4図に示すように表材15の穴から落下しない様に
、例えば先端がリテーナ構造となっており、表材15に
挿入した後該先端が開き落下しないようにしである。該
リテーナの大きさは、減音させようとするサイクルに合
せて、その径D、長さしを変えることができる。これは
、−船釣に次の式により表現できる。減音する勺イクル
fCは、 f c ” c二2xxfπフτff’(Hz)C、音
速(340m/s) S :筒17の断面積 ■ :空洞部の体積(表材14.15と芯材16で囲ま
れた部分) β′ :L(筒17の長さ)+0.8D (筒17の径
)で表示される。
1例として、V=12.6cm3.D=0.5cm、 
 L ” 0 、 5 cmとするとf C= 713
1−] zとなる。
車両の床下部から発生する騒音のサイクルは、通常50
0Hz =1000Hz間が、多い事から、この間を上
記の計算式に示す如く、小さな筒17を設置することで
@減出来る6 床下および線路11と車輪12間から発生した騒音は、
一部は床下から床板8を通って車内に入ってくるものと
、床板8で反射されて軌道19に至り、ここでさらに反
射され、これの繰返しとなる。もう1つは、車両の床下
から防音壁13やトンネル壁で反射され、車両側面に放
射される6前記床下の騒音は、床板8に設けた筒17と
空洞を通ることにより、音は減音される。減音された音
は、床8の表材14で遮音された低い音が車内に入る。
一方、前記の如く防音壁13やトンネル壁で反射され車
両側面2に入ってくる。ここにも第5図に示すように同
様なある大きさの筒17(外表面から出来るだけ出ない
様にする)が固着されているので前記床下の状況と同様
に減音され、車内側には低い音が入って(る、このよう
に側構体2で減音されるため、車両側面から反射されて
、防音壁13を超えて外に出て行く音は低減される。
次に、第6図に示す他の実施例は筒17を設けた積層板
を強度部材である床板8の上部の空調タクト等をかわし
た位置に床20を設ける。この床20上面には乗客の歩
行面をなす床材21が設置されている。該床20にも床
板8と異なる(径、長さ等)筒を設けることにより、低
減音の周波数範囲を広く取ることができる。例えば、床
板8側は高周波数、床20側は低周波数サイクルという
ように、分担して減音することができる。
なお、前記積層板は外側の表材15に筒17を設け、鎖
部17の径D8よび長さしを変更することにより、減音
周波数域を拡げるものとなっているが、該積層板の空洞
すなわち芯材16に形成された空気室内に多孔質の吸音
材を充填することによっても同様な効果を達成すること
ができる。また、該充填材としては樹脂製発泡材が考え
られる。
[発明の効果] 本発明によれば、騒音の低減が図れることにより、静か
な車両が得られ、かつ、外部に対しても騒音を低く出来
ることから、車両が高速になっても防音壁を高くするこ
とがない等の付随的な効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車両の一実施例を示す断面図、第
2図は第1図の床部構造を示す拡大断面図、第3図は第
2図のA−A部断面図、第4図は第2図および第3図の
筒の詳細構造を示す断面図、第5図は本発明による車両
の他の実施例を示す断面図、第6図は本発明による車両
のさらに別の実施例を示す断面図、第7図は第6図のB
−B部断面図である。 1−−−−−一構体、2−−−−−一側構体、−台枠、
4−−−−−一屋根構体。 5−−−−−一妻構体、8−−−−m−床板、14.1
5−−−−一表材、16−−−−−−芯材、17−−−
−−−筒 」 図 ] 閃 / 第 図 第 閃 第 図 乙 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、台枠、側構体、屋根構体及び妻構体を組合せ接合し
    て構成される低騒音車両において、少なくとも台枠の床
    にはハニカム材からなる積層板を設け、該積層板の外側
    表面板にハニカム材の空気室を外部と連通する筒を設け
    たことを特徴とする低騒音車両。 2、請求項1記載の低騒音車両において、前記筒は積層
    板の外側表面板に設けられた穴に嵌合して設置されるこ
    とを特徴とした低騒音車両。 3、請求項1記載の低騒音車両において、前記積層板は
    径および長さが異なる複数の筒を有していることを特徴
    とした低騒音車両。 4、請求項1記載の低騒音車両において、前記筒を設け
    た積層板を車体の側面にも使用したことを特徴とする低
    騒音車両。 5、請求項1記載の低騒音車両において、筒の径および
    長さの異なる積層板を2重床にしたことを特徴とする低
    騒音車両。 6、請求項1記載の低騒音車両において、前記積層材の
    ハニカム材の空気室内に多孔質吸音材を充填したことを
    特徴とする低騒音車両。
JP23551690A 1990-09-07 1990-09-07 低騒音車両 Pending JPH04118356A (ja)

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