JPH04118216A - 輸液容器の製造方法 - Google Patents

輸液容器の製造方法

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JPH04118216A
JPH04118216A JP2239555A JP23955590A JPH04118216A JP H04118216 A JPH04118216 A JP H04118216A JP 2239555 A JP2239555 A JP 2239555A JP 23955590 A JP23955590 A JP 23955590A JP H04118216 A JPH04118216 A JP H04118216A
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JP
Japan
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synthetic resin
parison
thermoplastic synthetic
present
thermocompression
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JP2239555A
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Inventor
Tetsushi Miyamoto
哲士 宮本
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Nissho Corp
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Nissho Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は輸液容器の製造方法に関するものである。更に
詳しくは複数の薬液を臨床で用いられる場合に適当とさ
れる一体化した容器(以下、マルチバッグという)の製
造方法に関するものである。
【従来の技術】
第3図は現行マルチバッグの説明図である。 一般にマルチバッグは周縁部4で袋状に仕上げられた上
下に継合する2個の液体収納部1.2にアミノ酸又は葡
萄糖などの薬液、すなわち、輸液が各々収納され、これ
を吊下部5を利用してスタンド(図示されてない)など
から患者に輸液を注入するために用いられるものである
。 このように使用されるマルチバッグは軟質熱可塑性合成
樹脂で作られている。そして上下にポート3と3′(i
体を容器に充填したり、容器から排出するとき用いられ
る口をポートという)を有し下方のポート3″だけから
液体収納部1の輸液も液体収納部2の輸液と共に患者に
注入できるように液体流通部6がもうけられである。 この液体流通部6は患者に薬液を注入するまでは流体が
連通してはならないので熱融着性フィルム7を挿入し、
その部分を熱圧着しておく方法が見受けられるようにな
った。その場合は、使用にあたり薬液の充填された液体
収納部1や2を手で押し熱融着性フィルム7を剥離させ
流体を連通させて使用するものである。
【発明が解決しようとする課題】
このようなマルチハングを作るには、フィルムを得るこ
と・バッグ用に裁断すること・製袋のための熱プレス及
び冷プレス・熱融着性フィルムの挿入・ボート投入・ポ
ート部溶着・仕上げのための最終的熱プレス及び冷プレ
ス・薬液充填・ボート部溶着という連綿たる工程を経る
ことになる。 本発明は製袋・薬液充填・ポート部溶着という簡単な工
程だけでマルチバッグを作ることが目的である。
【課題を解決するだめの手段及び作用】本発明は、軟質
の熱可塑性合成樹脂と該合成樹脂とは異なる第2の熱可
塑性合成樹脂とを共押出しして、内層の一部に第2の熱
可塑性合成樹脂が存在するようにパリソンを形成し2次
いで該パリソンをブロー成形してパリソンの軸方向に継
合部をはさんで2個の液体収納部を直列に形成するとと
もに、この2個の液体収納部のそれぞれにボートを突設
させ1前記継合部を流体が連通しないように熱圧着する
ことを特徴とする輸液容器の製造方法を要旨とする。 本発明を図面を用いて詳しく説明する。 第1図は本発明のパリソンの斜視回であり、第2図は本
発明製造方法の輸液容器の説明図である。 本発明において、パリソン本体11は主とじて軟質の熱
可塑性合成樹脂からなるが、この素材としては、100
°C以上の高温での加熱殺菌処理に耐えるもので医用に
現在使用されている軟質熱可ぜ性合成樹脂を指し、ポリ
塩化ビニル・ポリプロピレン・ポリエチレン・ポリプロ
ピレン−ポリエチレンの共重合物などをあげることがで
きる。 本発明において22個の液体収納部1及び2を作るのは
アミノ酸又は葡@糖などの薬液をおのおの別々に収納さ
せるためである。また、液体収納部1及び2の継合部1
3に対向して、おのおのにポート3と3“を突設させる
のは薬液を投入するためと臨床で使用するときに排出す
るために当然必要とするものである。 本発明において継合部13は82個の液体収納部1と2
に充填される2種の薬液がしρ床で使用されるまでは全
く混じり合わないように、第2図の点線で示す第2の熱
可塑性合成樹脂を介して流体が連通しないように熱圧着
されている。しかし、マルチバッグを臨床で使用する場
合、継合部13を連通させるために薬液が充填された液
体収納部1や2を手でおしつけ、第2の熱可塑性合成樹
脂を継合部13の内部で剥離させ1両薬液が混じり合っ
て使用される。このようにマルチバッグの2種の薬液が
臨床で使用されるまでは全く混じり合わないで、臨床で
使用する場合、継合部13が連通するための接着性は、
はどよいものでなければならない。 この適度の接着性は剥離方法で評価すれば30〜250
g/cI11の値が好ましい。 上記のようなマルチバッグを得るために1本発明におい
て、該パリソンから2個の液体収納部が上記第2の熱可
塑性合成樹脂の存在部分を継合部13としてパリソンの
軸方向に直列にブロー成形により作られ、継合部13を
流体が連通しないように熱圧着する。この熱圧着条件は
使用する樹脂により決められるが2例えば、軟質熱可塑
性合成樹脂をポリエチレンとし、第2の熱可塑性合成樹
脂をポリプロピレンとした場合、温度を180〜250
°C時間を3〜5秒の条件にするのが好ましい。 その第2の熱可塑性合成樹脂としては、医療用用途であ
ることを考慮してポリエチレン・ポリプロピレンのよう
なポリオレフィン系樹脂が好ましい。そして上記の適度
の接着性を得るために1本発明におけるパリソンの素材
は軟質の熱可塑性合成樹脂を主とし、それとは異種の第
2の熱可塑性合成樹脂とからなる複合素材にするのであ
る。 また、複合素材のパリソンにおいて第2の熱可塑性合成
樹脂12の投入量は継合部13を連通させたときの口の
大きさと関係し、少なくとも連通部の巾の分だけは必要
である。 本発明のように、複合素材のパリソンを共押出しで作る
のは周知の方法でよい。例えば、二つのエクストルーダ
を用い、軟質熱可塑性合成樹脂のパリソン本体の押出し
中に、第2の熱可イ性合成樹脂を連続して注入すると得
られる。 なお本発明のマルチバッグは2個の液体収納部を上下に
連ねたもので、これらの継合部13は臨床で使用される
までは熱融着されたままであるが。 この部分にクリップなどで熱融着部分の剥離を防止して
おくことも好ましいことである。 以上のように本発明で作られたマルチバッグは液体収納
部1と2に薬液が充填され、各ポート部の溶着がなされ
る。必要なれば継合部13にクランプを倉入りに付けて
使用までの側薬液間の連通を防止しておくこともある。
【発明の効果】
本発明によれば、マルチバッグの製造方法が製袋・薬液
充填・ボート部溶着だけの工程であるので、従来の製造
方法に比し簡単な工程だけでマルチバッグを作ることに
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパリソンの斜視図であり、第2図は本
発明の輸液容器の説明図である。 第3図は現行マルチバッグの説明図である。 1及び2−液体収納部、3と3゛−ポート 4周縁部、
5−吊下部、6−液体流通部、7−熱融着性フィルム、
11−パリソン本体、12−第2の熱可デ性合成樹脂、
13−継合部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軟質の熱可塑性合成樹脂と該合成樹脂とは異なる
    第2の熱可塑性合成樹脂とを共押出しして、内層の一部
    に第2の熱可塑性合成樹脂が存在するようにパリソンを
    形成し、次いで該パリソンをブロー成形してパリソンの
    軸方向に継合部をはさんで2個の液体収納部を直列に形
    成するとともに、この2個の液体収納部のそれぞれにポ
    ートを突設させ、前記継合部を流体が連通しないように
    熱圧着することを特徴とする輸液容器の製造方法。
JP2239555A 1990-09-10 1990-09-10 輸液容器の製造方法 Expired - Lifetime JPH0635144B2 (ja)

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JPH0635144B2 JPH0635144B2 (ja) 1994-05-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0699471A (ja) * 1992-09-01 1994-04-12 Toyo Seikan Kaisha Ltd 多層プラスチック製品並びにその製造方法及び多層共押出し装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0699471A (ja) * 1992-09-01 1994-04-12 Toyo Seikan Kaisha Ltd 多層プラスチック製品並びにその製造方法及び多層共押出し装置

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