JPH04118166U - 流体塗布装置 - Google Patents
流体塗布装置Info
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- JPH04118166U JPH04118166U JP1950491U JP1950491U JPH04118166U JP H04118166 U JPH04118166 U JP H04118166U JP 1950491 U JP1950491 U JP 1950491U JP 1950491 U JP1950491 U JP 1950491U JP H04118166 U JPH04118166 U JP H04118166U
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案の目的は、ワークとノズルとが互いに当
接した場合にも、相互の損傷を可及的に防止することの
できる流体塗布装置を提供することにある。 【構成】本考案に係る流体塗布装置では、装置本体(1
1)に供給された流体をノズル(16)を介してワーク
(F)に塗布する流体塗布装置において、上記装置本体
(11)から上記ノズル(16)に至る流体経路(1
4)中に、該ノズル(16)を上記装置本体(11)に
対して傾動自在に支持する緩衝材(15)を介在させて
いる。
接した場合にも、相互の損傷を可及的に防止することの
できる流体塗布装置を提供することにある。 【構成】本考案に係る流体塗布装置では、装置本体(1
1)に供給された流体をノズル(16)を介してワーク
(F)に塗布する流体塗布装置において、上記装置本体
(11)から上記ノズル(16)に至る流体経路(1
4)中に、該ノズル(16)を上記装置本体(11)に
対して傾動自在に支持する緩衝材(15)を介在させて
いる。
Description
【0001】
本考案は、ノズルを介してワークにシール材等の流体を塗布する流体塗布装置
の改良に関する。
【0002】
図5は、この種の流体塗布装置を適用したロボットを概念的に示したもので、
アーム1の先端にシーラガン2が配設されている。シーラガン2は、図4に示す
ように、ノズル本体3の先端にノズル4を備えており、タンク5(図5に示す)
内に貯留されたシール材(図示せず)をノズル4を介して噴射する。
【0003】
このロボットでは、基準台6に設置されたワークWに対するシール材の塗布位
置データが予め教示されており、この塗布位置データに基づいて上記アーム1お
よびシーラガン2が適宜方向に揺動され、上記ワークWの所定の位置にシール材
が順次噴射塗布される。
【0004】
ところで、上記のような流体塗布装置では、ワークWの成形誤差やワークWを
基準台6に設置した際の位置ずれ等により、上記塗布位置データに基づいて移動
するノズル4の先端がワークWに当接する場合がある。
【0005】
このような場合、ノズル4およびワークWの両者が変形する等の損傷を受け、
たとえば、アーム1に対するノズル4の位置ずれにより、継続してワークWにシ
ール材を塗布することができなくなる等の不具合を生じる虞れがある。
【0006】
本考案の目的は、上記実情に鑑みて、ワークとノズルとが互いに当接した場合
にも、相互の損傷を可及的に防止することのできる流体塗布装置を提供すること
にある。
【0007】
本考案に係る流体塗布装置では、装置本体に供給された流体をノズルを介して
ワークに塗布する流体塗布装置において、上記装置本体から上記ノズルに至る流
体経路中に、該ノズルを上記装置本体に対して傾動自在に支持する緩衝材を介在
させている。
【0008】
上記構成によれば、ワークとノズルとが当接した場合、緩衝材が変形すること
によってその衝撃力が吸収される。
【0009】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳細に説明する。
図1および図2は、本考案に係る流体塗布装置を概念的に示したものである。
ここで例示する流体塗布装置は、図3に示すように、自動二輪車用鋼板フレーム
(ワーク)Fにシール材(図示せず)を自動塗布するロボットRに適用されるも
ので、アーム10の先端部にシーラガン(装置本体)11を備えている。シーラ
ガン11は、図には明示していないが、供給口と排出口とを有しており、該供給
口にはパイプ12を介してシール材のタンク13に接続され、一方排出口にはノ
ズル本体(流体経路)14が接続されている。ノズル本体14は、図1に示すよ
うに、黄銅によって管状に成形され、その先端部が基端部に対して約45°屈曲
した「く」の字状を成しており、該先端部に緩衝材15を備えている。
【0010】
緩衝材15は、図2に示すように、ウレタン材によって円筒状に成形されてお
り、その先端部外周にテーパ面15aを有している。また、この緩衝材15には
、内周面の両端部にそれぞれネジ溝15b,15cが形成されており、その基端
部に上記ノズル本体14が螺合され、かつその先端部にノズル16が螺合されて
いる。ノズル16は、銅によって管状に形成されており、その端部外周面がウレ
タン材によって成形された薄膜カバー17により覆われている。
【0011】
上記のように構成されたロボットRでは、
基準台18に設置されたフレームFに対するシール材の塗布位置データが予め教
示されており、この塗布位置データに基づいて上記アーム10およびシーラガン
11が適宜方向に揺動され、上記ノズル16の先端がフレームFの所定の位置に
順次配置される。
【0012】
一方、ノズル16の先端が所定の位置に配置されると、上記シーラガン11が
作動され、タンク13に貯留されたシール材がパイプ12を介して該シーラガン
11へ供給される。シーラガン11へ供給されたシール材は、上記ノズル本体1
4および緩衝材15を介してノズル16へ供給され、該ノズル16の先端からフ
レームFの所定の位置に順次噴射塗布される。
【0013】
ところで、上記フレームFに成形誤差があった場合、あるいはフレームFを基
準第18に設置する際に位置ずれが生じた場合、上記塗布位置データによって移
動するノズル16の先端が該フレームFに当接する場合がある。
【0014】
このような場合、上記ロボットRにおいては、緩衝材15が適宜方向に変形す
ることによってその衝撃力が吸収されるため、上記ノズル16やフレームFが損
傷するようなことはない。また、ノズル16の外周面がカバー17によって覆わ
れているため、該ノズル16の先端がフレームFに接触したり、摺接したりした
場合にもフレームFに掻き傷等が付くことはない。
【0015】
したがって、上記ロボットRにおいては、ノズル16の先端を可及的にフレー
ムFに近接させることが可能となり、該フレームFにシール材を十分に塗布する
ことができる。
【0016】
また、ノズル16がフレームFに当接して変形した緩衝材15は、両者が離隔
した際に、自身の弾性復元力によって元の形状に復帰するため、その後も継続し
てフレームFの所定の位置にシール材を塗布することができる。
【0017】
なお、上記実施例では、自動二輪車用フレームFにシール材を自動塗布するロ
ボットRに適用した流体噴射装置を例示しているが、本考案ではこれに限定され
ず、その他のワークにその他の流体を噴射塗布するものにも適用することができ
る。この場合、必ずしもロボットに適用する必要はない。
【0018】
また、上記実施例では、ウレタンによって緩衝材15を成形しているが、本考
案ではその他の緩衝機能を有する軟質復元性部材によって成形してももちろんよ
い。さらに、ノズル16と緩衝材15および流体経路14と緩衝材15との間を
それぞれ螺合させるようにしているが、これらの間はその他の結合方法によって
互いに結合させても構わない。
【0019】
さらにまた、上記実施例では、ノズル16の外周面をウレタン製のカバー17
によって覆っているが、このカバーは必ずしも必要ではない。
【0020】
以上説明したように、本考案に係る流体塗布装置によれば、ワークとノズルと
が当接した場合、緩衝材が変形することによってその衝撃力が吸収されるため、
ワークやノズル、もしくは装置本体等の損傷が可及的に防止される。
【図1】図1は、本考案に係る流体塗布装置の流体塗布
部を概念的に示した斜視図である。
部を概念的に示した斜視図である。
【図2】図2は、本考案に係る流体塗布装置の流体塗布
部を概念的に示した断面側面図である。
部を概念的に示した断面側面図である。
【図3】図3は、本考案に係る流体塗布装置を適用した
流体塗布設備を概念的に示した斜視図である。
流体塗布設備を概念的に示した斜視図である。
【図4】図4は、従来の流体塗布装置の要部を概念的に
示した斜視図である。
示した斜視図である。
【図5】図5は、従来の流体塗布装置を適用した流体塗
布設備を概念的に示した斜視図である。
布設備を概念的に示した斜視図である。
11 装置本体
14 流体経路
15 緩衝材
16 ノズル
F ワーク
Claims (1)
- 【請求項1】 装置本体に供給された流体をノズルを介
してワークに塗布する流体塗布装置において、上記装置
本体から上記ノズルに至る流体経路中に、該ノズルを上
記装置本体に対して傾動自在に支持する緩衝材を介在さ
せたことを特徴とする流体塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1950491U JPH04118166U (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 流体塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1950491U JPH04118166U (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 流体塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118166U true JPH04118166U (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=31905774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1950491U Pending JPH04118166U (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 流体塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04118166U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003007408A1 (fr) * | 2001-07-11 | 2003-01-23 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Procede de revetement de separateur de pile a combustible avec un materiau d'etancheite |
CN100427220C (zh) * | 2001-07-11 | 2008-10-22 | 本田技研工业株式会社 | 用于在燃料电池用的隔板上涂覆密封剂的方法 |
WO2019216373A1 (ja) * | 2018-05-10 | 2019-11-14 | 本田技研工業株式会社 | 塗布ノズル及び塗布装置 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP1950491U patent/JPH04118166U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003007408A1 (fr) * | 2001-07-11 | 2003-01-23 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Procede de revetement de separateur de pile a combustible avec un materiau d'etancheite |
CN100427220C (zh) * | 2001-07-11 | 2008-10-22 | 本田技研工业株式会社 | 用于在燃料电池用的隔板上涂覆密封剂的方法 |
WO2019216373A1 (ja) * | 2018-05-10 | 2019-11-14 | 本田技研工業株式会社 | 塗布ノズル及び塗布装置 |
JPWO2019216373A1 (ja) * | 2018-05-10 | 2021-05-13 | 本田技研工業株式会社 | 塗布ノズル及び塗布装置 |
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