JPH0411808Y2 - - Google Patents

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JPH0411808Y2
JPH0411808Y2 JP11404487U JP11404487U JPH0411808Y2 JP H0411808 Y2 JPH0411808 Y2 JP H0411808Y2 JP 11404487 U JP11404487 U JP 11404487U JP 11404487 U JP11404487 U JP 11404487U JP H0411808 Y2 JPH0411808 Y2 JP H0411808Y2
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JP
Japan
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ink
cap
cylinder
ink inlet
outer cap
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JP11404487U
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JPS6417765U (ja
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  • Ink Jet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は謄写輪転機のシリンダに設けられたイ
ンク注入口用のインクキヤツプ装置に関するもの
である。
(従来の技術) 謄写輪転機のシリンダ内にはインクが収納さ
れ、インク補充用のインク注入口はシリンダの外
周部、又は側部に設けるのが一般的である。そし
て従来インク注入口は、シリンダとは別体のネジ
式のキヤツプを被せて密閉するようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら従来のインクキヤツプは、シリン
ダと別体であるため、インク注入時に誤つて機器
の中に落として、取出すのに苦労したり、又、密
閉しようとする余り締め過ぎて、開けにくくなつ
たりしていた。更に印刷時にシリンダは回転する
ので、キヤツプが外キヤツプ1枚の場合、シリン
ダの反転によつてインク注入口にインクがたま
り、シリンダを停止してキヤツプを開けた時にこ
ぼれてインク注入口の周辺を汚し易かつた。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、その目的とする処は、シリンダから分離
して取り出す必要のない、又、インク注入口周辺
を汚すことのないインクキヤツプ装置を提供する
にある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案は、シリン
ダ3の外部に一端を軸支19aして回動自在にし
た外キヤツプ19を設け、この外キヤツプ19の
他端部19bをインク注入口13に係合させて塞
ぎ、この外キヤツプ19と同軸に一端を固定され
て外キヤツプと連動する内キヤツプ24をシリン
ダ3内に設け、この内キヤツプ24の他端部に回
動自在のボール28を設け、このボール28をイ
ンク注入口13の内側に押圧することによつてイ
ンク注入口3の内側を塞ぐようにしたものであ
る。
(作用) 上記手段によれば、インクキヤツプは、シリン
ダと一体であるため、インク注入口を開けた時誤
つて取り落すことがない。又、外キヤツプと内キ
ヤツプでインク注入口を密閉するようにしたの
で、インク補充のためにインク注入口を開けた時
も汚すことがない。
(実施例) 次に本考案の好適実施例を添付した図面に基づ
いて説明する。
第1図は謄写輪転機のシリンダ側部に取着した
インクキヤツプ装置の断面図、第2図は第1図の
矢視2方向から視た図、第3図は第1図の矢視3
方向から視た図、第4図は第3図の矢視4方向か
ら視た断面図、第5図は第2図の矢視5方向から
視た図である。
図で1は、回転軸2によつて回転する謄写輪転
機のシリンダ3の側部3aに取着されたインクキ
ヤツプ装置を示す。インクキヤツプ装置1は、4
つの側壁4…と略平板状の1つの天壁5とを連結
し一方が開口6された略枡状に形成し、4つの側
壁4…の開口6側の端部から外側にフランジ7…
を張出し形成したケース8がパツキン9を介して
シリンダ側部3aにボルト10…でシリンダ側部
3aに固着されている。又ケース8の開口部6と
対応するシリンダ側部3aにも開口部6と同形の
開口部11が形成されている。
ケース8の側壁4で、印刷を終りシリンダ3が
回転を停止した時に真上にあたるホームポジシヨ
ンの位置には、開口部12が形成され、この開口
部12に円筒状のインク注入口13が嵌着されて
いる。又、ケース8の天壁5で、インク注入口1
3を上方に臨む部分が一部円形に段下がり14に
形成され、この段下がり部14にこれ14よりも
小径の開口部15が形成され、この開口部15に
軸受16が嵌着されている。そしてこの軸受16
にOリング17を介して軸18が回動自在に挿通
され、軸18の先端18aはケース8の外に延出
されて外キヤツプ19が固着されている。
外キヤツプ19は、板状の基端部19aが軸先
端18aに固着され、先端部19bは基端部19
aよりも幅広に形成され、直角に折曲されてイン
ク注入口13に外側から係合してこれ13を塞
ぐ。又、外キヤツプの中間部19cには係止片2
0が立設され、ケース天壁5に一端を固定21さ
れたスプリング22の他端が係止されている。こ
れにより外キヤツプ19は、軸18を中心に第2
図の矢印の方向に回動させ、インク注入口13を
開口してインク補給等が終了した後、手を離せば
元通りインク注入口13に係合してこれ13を塞
ぐ。尚外キヤツプ中間部19cの先端部19dを
臨む位置には、つまみ23が設けられ、外キヤツ
プ19を操作し易いようにしてある。
軸18の基端部18bは軸受16を挿通してケ
ース8内に延出され、この基端部18bは断面が
略長方形に形成され、ここ18bに内キヤツプ4
の基杆25基端部25aに形成された長方形状の
孔部25bが嵌合され、軸基端部18bの先端を
ピン26で止めて基杆25を固定している。又、
基杆25は上方に延出され、その中間部には鍔2
5cが形成され、先端部25dは円柱状に形成さ
れている。この円柱状の先端部25dには、摺動
体27基部27aの長孔27bが摺動自在に嵌合
され、摺動体先部は2つの側片27c,27cで
基部27aよりも幅広の二又状に形成され、この
二又の両先端部には、一対の孔27d,27dが
形成されている。そしてこの一対の孔27d,2
7dとボール28の孔28aとにピン29が挿通
され、ピン29の先端をリング30で固定してい
る。尚、ピン29は軸19と並行となるように摺
動体を配設し、ボール28はピン29のまわりに
回転自在となる。又、基杆25の鍔25cと摺動
体27の基部27aとの間にスプリング31を配
設し、ボール28がインク注入口13を内側から
押圧して係合するようにしてある。更に、インク
注入口13内側の摺動体27の側片27cを臨む
位置に保持片32が突設され、スプリング22で
引張される外キヤツプ19及びその連動体として
の内キヤツプ24がインク注入口13との係合を
保つ位置に保持する。
こうして内キヤツプ24は、基杆25と摺動体
27とボール28とで構成され、インク補充のた
め外キヤツプ19を第2図の矢印の方向へ回動さ
せると、外キヤツプ19に連動して内キヤツプ2
4も同じ方向(第3図の矢印の方向)に動き、こ
の時動く力でボール28がスプリング31に抗し
て下方に押されるのでボール28とインク注入口
13内側との係合が外れ、インク注入口13が開
放される。従つて内キヤツプ24はインク注入口
13から外れた位置に回避されるので、インク注
入口からインクを注入しても内キヤツプ24をイ
ンクで汚すことがない。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、インクキ
ヤツプをシリンダと一体に形成したので、インク
補充時に誤つてキヤツプを取落すことがない。
又、インクキヤツプを外キヤツプと内キヤツプで
構成したので、シリンダを反転させた後でもイン
ク注入口にインクが入り込むことがなく、インク
の補充にインク注入口を開けた際周辺を汚すこと
がない。更に外キヤツプも内キヤツプもインク注
入口に係合させることでこれを塞ぐようにしたの
で、ネジ式のキヤツプのように締め過ぎて開けに
くくなつたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の好適実施例を示すもので、第1
図は謄写輪転機のシリンダ側部に取着したインク
キヤツプ装置の断面図、第2図は第1図の矢視2
方向から視た図、第3図は第1図の矢視3方向か
ら視た図、第4図は第3図の矢視4方向から視た
断面図、第5図は第2図の矢視5方向から視た図
である。 図面では1はインクキヤツプ装置、3は謄写輪
転機のシリンダ、13はインク注入口、19は外
キヤツプ、19aは外キヤツプの軸支部、19b
は外キヤツプの先端部、24は内キヤツプ、28
はボールである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 謄写輪転機のシリンダに設けられたインク注入
    口を密閉するインクキヤツプにおいて、 前記シリンダの外部に一端を軸支して回動自在
    にした板状の外キヤツプを設け、この外キヤツプ
    の他端部を前記インク注入口に係合させて塞ぎ、
    この外キヤツプと同軸に一端を固定されて外キヤ
    ツプと連動する内キヤツプをシリンダ内に設け、
    この内キヤツプの他端部に回動自在のボールを設
    け、このボールをインク注入口の内側に押圧する
    ことによつてインク注入口の内側を塞ぐようにし
    たことを特徴とするインクキヤツプ装置。
JP11404487U 1987-07-24 1987-07-24 Expired JPH0411808Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11404487U JPH0411808Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11404487U JPH0411808Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6417765U JPS6417765U (ja) 1989-01-30
JPH0411808Y2 true JPH0411808Y2 (ja) 1992-03-24

Family

ID=31354431

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JP11404487U Expired JPH0411808Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

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