JPH04117978A - 遊技盤用釘修正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業−１−の利用分野〕 本発明はパチンコ機の遊技盤に打込まれている釘を折曲
げ修正する遊技盤用釘修正装置に関するものである。

〔従来の技術］ パチンコ機における遊技盤に打ち込まれた多数の釘の位
置および曲り状況等は周知のとおりパチンコ球の入賞フ
ドに大きく影響する。このため遊技盤の個々の釘を金槌
で打印いて釘の曲り具合を調整し入賞率を調節するよう
にしている。しかしその調整作業は従来では棒の先にパ
チンコ球を付けたゲージを釘間球通路に通してその間隔
の広狭を感覚的に知り金槌による微妙な叩き具合で変え
るというものであったので１１練を要し手間もかかり、
また不正確でもあった。このためその改善が以前から望
まれていた。

そして本出願人はずでにこの種の遊技盤用釘修正装置に
関し特願平１−５３５８　］号、特願平１６４１７２号
、特願平２−１．０５９５６号等の特許出願をしている
。その遊技盤用釘修正装置の概略は遊技盤面上を縦横（
ＸＹ方向移動）に動くようにマニプレータにビデオカメ
ラおよび円筒状の釘ホルダを設けてなるもので、該ビデ
オカメラにより釘のずれ量とずれ方向を測定し、修正の
必要がある場合にマニプレータのＸＹ方向移動により釘
ホルダをその釘の正面に持って来て該釘ホルダを下降（
Ｚ方向移動）させてその釘の頭部を該釘ホルダ内に嵌合
さゼた後、該釘ホルダを所要修正方向に所要量移動さ−
Ｕて該ｉ［゛ホルダを折曲（１に正するものであった。

〔従来技術の課題〕

しかし上記（１ｒ正装置のよう０こ釘の頭部を釘ホルダ
により保持しマニプレータのＸＹ方向移動により該釘を
折曲げるように構成し７たものでは、例えば第９図に示
したように遊技盤面一に乙こ復故本の釘ａ、ｂが隙間な
く打込まれているような所では、釘ホルダＣ乙こ例えば
釘すを保持させるの乙こ隨の釘ａが邪魔になり、或いは
ｆ＋：４　ｌＥ力方向さらζこ隣の釘が付置していると
釘ホルダＣが移動時にそのりＴ６ご衝突するごとがある
ので、折曲を必要としない隣の釘まで無用に折曲げてし
まうおそれがあった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の遊技盤用釘修正装置は上記課題を解決しようと
するもので、マニプレータの作動により遊技盤面一１−
を縦横に移動するヘラ）と、該ヘッドに遊技盤面と平行
な面内で回転動するように設けられた切欠筒状の釘ホル
ダとよりなり、該釘ホルダの内側面を遊技盤面ｌ−に植
］Ｉ’Ｊさ：／また釘の頭部に圧着さ一已て折曲げ得る
ようにしたことを特徴とするものである。

〔実施例〕

次に図面と共に本発明の一実施例を説明する。

第１図に本発明の遊技盤用釘修正装置の全体を示し、図
「１月ＯＯは主制御装置、２００は該主制御装置の指令
により作動するマニプレータ、３００ハ該主制御装置１
００４こ継いだパーソナルコンピュータ、４００は該主
制御装置１００に数値化画像データを供給する画像処理
装置である。マニプレータ２００は第２図にも示したよ
うに水平配置された基板２０１のに面にリニヤガイＦ’
２０２を固設し、サーボモータにより該リニヤガイド２
０２に沿っ一ζ動くように該リニヤガイド２０２と直交
するりニヤガイド２０３を設け、該リニヤガイド２０３
１にはサーボモータにより該リニヤガイド２０３に沿っ
て動くようにヘッド２０４を設けてなり、該ヘッド２０
４には取付片を介してＣ，ＣＤビデオカメラ２０５をそ
の対物レンス２０６が下向となるように取付け、該対物
レンズ２０６の周囲には第３図に示したように同心状に
リングライｌ−２０７を取付けている。５００は該マニ
プレータ２００の基板２０１　上にクランプ５０１によ
って定位置に不動に固定した遊技盤で、該遊技盤５００
るこばすでに多数の釘５０２が打たれており、前記対物
レンズ２０６はこの釘５０２の球面状の頭部５０３に相
対し第３図に示したようにリングライト２０７から該頭
部５０３に向けて放射された光がｇＢｃＤビデオカメラ
２０５に撮像され、その映像信号が画像処理装置４００
に入力すると共にモニターテレビ２０８に映し出される
ようになっている。この第１図の画像中白い円形の部分
２０９は黒く見える釘の頭部５０３にリングライト２０
７の光が反射して映されたもので、その円の重心を画像
処理装置４００の数値化処理により求めることにより、
頭部５０３の中心位置をｉＥ確に計測することができ、
その測定結果は主制御装置１００に数値化画像データと
して入力される。そして画像処理装置４００は頭部５０
３のＸ方向とＹ方向のずれ量を数値化し記憶する。

しかして、２１０はヘラＶ２Ｏ４ｔこ設けた釘調整貝で
、該汀羽整具２１０は、第４図に示したように、ヘッド
２０４に竪にミニシリンダ２１１を固設し該ミニシリン
ダ２１１の作動により上下動する作動軸２１２にさらに
サーボモータ２１３を設け、該ザーボモタ２１３の回転
軸の先端に釘ホルダ２１４を設けてなる。該釘ホルダ２
１４は第５図にも示したように切欠筒状でその内側面が
釘の頭部外周に沿う円弧状に形成されている。サーボモ
ータ２１３を作動させることにより該釘ホルダ２１４は
遊技盤５００面と平行な面内で回転動し得る。

なお、パーソナルコンピュータ３００は遊技盤５００に
打たれた多数の釘の位置データおよび各釘の修正要否デ
ータを主制御装Ｗ１００にティーチングする。

次に第６図〜第８図のフローチャートに従い本発明の詳
細な説明する。

第６図にこの遊技盤用自動釘調整機のメインルチンを示
す。同図において、ステップ１．２にて初期設定とマニ
プレータ２００のヘッド２０４の原点への移動がなされ
、ステップ３にて一時停止するので、ここで修正を要す
る遊技盤５００を基板２０Ｉ上に入れ替えクランプ５０
１　にて固定する。ステップ４の釘状況検出行程は、第
７図のサブルーチンるこ示したように、先ずステップ１
０にてマニプレータ２００を作動さセＣＣＤヒテオカノ
ラ２０５を遊技盤５００の１番釘−トに移動さ−Ｕる。

そしてステップＩＩにて画像処理装置４００に釘位置検
出開始を指令し、ＣＣＤビデオカメラ２０５にて得られ
た画像信号をステップ１２にて処理する間乙こＣＣＤビ
デオカメラ２０５は時間節約のため次の釘に移動させ待
機させる。ステップ１３では画像処理に失敗が無かった
かどうかを判断し、失敗であった場合にｉ、、ｌ検出を
３回まで再試行しなおも失敗であったときにはステップ
１５にてリターンする。画像処理が成功し２だ場合、そ
の釘について良否判定の要否およびずれ量が許容範囲内
かどうかの判定をステップ１６１７にて夫々行い、良否
判定不要のときおよびずれが許容範囲内のときは、ステ
ップ１８にてＸ、　Ｙ方向共に「良」と記憶し、ステッ
プ２６にて遊技盤５００Ｊ−の全部の釘につい−Ｃ検出
が終了したかどうかを判定し終了していない場合はステ
；ノブ１１に戻る。

ずれが許容範囲外のときはステップ１９．２２にてＸ方
向不良かＹ方向不良かを夫々判別し、ステップ２１、２
４にて夫々Ｘ方向の曲げ増し量およびＹ方向の曲げ増し
量を算出し記ｔａする。この曲げ増し量とは、釘の頭部
を前記釘ホルダ２１４により保持して正しい位置まで移
動さゼたとき（曲げたとき）釘ホルダ２１４を離すと弾
性によりその釘が元の方向に戻るのでその戻り量をも考
慮して釘ホルダ２［４を正しい位置よりも余計に移動さ
せるべき量のことをいう。この場合、Ｘ方向、Ｙ方向共
に２１１程度を曲げ増し量とする。そしてステップ２１
．２４にてすでに検出されているＸ方向ずれ量とＹ方向
ずれ量を記１．ａする。こうして遊技盤５００上の全針
にいて検出が終るまで繰り返し、ステップ５にて検出が
全て成功したかどうかを判定し、成功しなかったときは
ステップ６にて停止し、釘の打忘れ、頭部の欠は等のあ
る遊技盤はここではねのける。

そして検出成功の場合、さらにステップ７にて調整不良
の釘、すなわちずれ量が許容範囲外である釘があるかな
いかを判定し、許容範囲外の釘があるときはステップ８
にて釘修正を行う。この釘修正行程はずれ量が５１容範
囲外で修正を要する不良釘について釘修正具２１０を作
動させることにより行なわれる。即ち、マニプレータ２
００の作動によりヘッド２０４を遊技盤５００而り縦横
に移動させ釘ホルダ２＋４を不良釘の真」−に停止させ
ると共に、勺−ボモーク２１３を作動させ、釘ホルダ２
１４をその内側面が所要曲げ方向に向くように回転動さ
せる。そしてミニシリンダ２１１を作動さゼ該釘ホルダ
２１４を下降さゼ該釘ホルダ２＋４の内側面を釘の頭部
外周に当接させる。そして該釘ホルダ２］４をステップ
２５にて記憶されたずれ量にステップ２１゜２４にて記
憶された曲げ増し量を加えた修正動量だけｘｙ方向移動
することにより該不良釘を曲げ修正する。そして全部の
不良釘についてこのような一応の修正を行なう。その後
、ステップ９にてその修正状況検出が行われる。この修
正状況検出行程は第８図に示したように、ステップ３２
〜３９にて再び画像処理によりずれ量を検出して許容範
囲内か外かを判定し許容範囲内であるときはステップ５
２にて処理を次の釘に移し、許容範囲外のときはさらに
ステップ４１．４６にてＸ方向不良かＹ方向不良かを判
別する。そしてＸ方向不良の場合でもＹ方向不良の場合
でも前記ステップ８における修正動量が過剰であったの
か或いは不足していたのかをステップ４３．４８で夫々
Ｘ、Ｙ方向毎に判別し、不足していた場合はステップ４
４．４９で曲げ増し量を凍らして記憶し、過剰であった
場合はステップ４５、５０にて曲げ増し量を増やして記
憶する。例えばステップ２１．２４における曲げ増し量
が２鶴であってこの曲げ増し量が不足していた場合には
、釘の弾力性が強いために戻りが大きいと判断されるの
で、新らたな曲げ増し量を２，５龍とし、その反対に曲
げ増し量が過剰のため釘が修正されすぎたときは、新ら
たな曲げ増し量を前より少ない１．５１ｍとする。こう
して新曲げ増し量を算出しステップ５１にて記憶すると
共に、ステップ５２にてその新ずれ量を記憶する。これ
を修正した全針について実行することでステップ９の修
正状況検出行程を終える。そしてステップ５，７を経て
ステップ８の釘修正行程にて新ずれ量が許容範囲外であ
る不良釘について釘修正具２１０を再び新ずれ量に新曲
げ増し量を加えた新修正動量だけ動かして該不良釘を曲
げ修正する。こうすることで再修正が効率的に行われる
ようにする。そして再度ステップ９の修正状況検出行程
を経る。こうして修正を要する釘について完全に調整が
終るまでステップ５〜９を繰り返し調整不良釘がなくな
ればステップ２３にリターンして停止する。

〔発明の効果〕

このように本発明の遊技盤用釘修正装置は、切欠筒状の
釘ホルダを使用すると共に、該釘ホルダを遊技盤面と平
行な面内で回転動させることにより該釘ホルダの内側面
を釘の頭部に圧着させられるようにしたものであるから
、従来の円筒状のホルダのように隣に近接している釘ま
で無用に折曲げてしまうおそれか少なく所期の調整作業
をすることを可能にする有益な効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る遊技盤用釘修正装置の一実雄側を示
したもので、第１図は全体のブロック図、第２図はマニ
プレータの平面図、第３図はビデオカメラの側面図、第
４図は釘修正具の側面図、第５図は第４図のＸ−Ｘ線矢
視図、第６図〜第８図はフローチャート、第９図は従来
の釘ホルダの作動を示した縦断面図である。 １００・・・主制御装置、２００・・・マニプレータ、
２０４・・・ヘッド、２０５・・・ビデオカメラ、２１
０・・・釘修正具、２＋１・・・ミニシリンダ、２１３
・・・ザーボモータ、２１４・・・釘ホルダ、３００・
・・パーソナルコンピュータ、４００・・・画像処理装
置、５００・・・遊技盤、５０２・・・釘、５０３・・
・頭部。 特　許　出　願　人　株式会社　へイタツク代理人　弁
理士伊　　胚　　　　毅 ６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マニプレータの作動により遊技盤面上を縦横に移動する
   ヘッドと、該ヘッドに遊技盤面と平行な面内で回転動す
   るように設けられた切欠筒状の釘ホルダとよりなり、該
   釘ホルダの内側面を遊技盤面上に植立された釘の頭部に
   圧着させて折曲げ得るようにしたことを特徴とする遊技
   盤用釘修正装置。