JPH04117721U - 熱硬化性樹脂の反応射出成形装置 - Google Patents

熱硬化性樹脂の反応射出成形装置

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JPH04117721U
JPH04117721U JP3042891U JP3042891U JPH04117721U JP H04117721 U JPH04117721 U JP H04117721U JP 3042891 U JP3042891 U JP 3042891U JP 3042891 U JP3042891 U JP 3042891U JP H04117721 U JPH04117721 U JP H04117721U
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JP
Japan
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injection
injection port
resin material
mold
gate member
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Pending
Application number
JP3042891U
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English (en)
Inventor
晴夫 森田
Original Assignee
株式会社イノアツクコーポレーシヨン
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 混合機の注入ヘッドを早期に成形型から取り
外すことのできる反応射出成形装置を提供する。 【構成】 成形型11のゲート部材20に加熱機構25
を設けて、樹脂材料注入時にゲート部材20の注入口2
1周辺を加熱して前記注入口21内の樹脂材料を硬化さ
せることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は熱硬化性樹脂の反応射出成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
熱硬化性樹脂、例えばポリウレタン樹脂の射出成形装置の一例として、図3に 示したような装置が使用されている。 この装置によれば、成形品キャビティ32を有する成形型31に、該キャビテ ィ32に連通するゲート38を有するゲート部材34が取り付けられ、成形時に は型外の混合機35が前進し、その注入ヘッド36からポリウレタン樹脂材料が キャビティ32内に高圧で注入され硬化される。
【0003】 しかしながら、このような装置にあっては、前記成形機35の注入ヘッド36 を注入口33に圧接することによって成形型31を閉型しているので、前記注入 ヘッド36は反応終了まで取り外すことができなかった。
【0004】 そのため、一台の混合機で多数の成形型に注入する場合には、樹脂材料の硬化 反応に要する時間が製品のサイクルタイムに大きく影響しておりその短縮は困難 であった。
【0005】 したがって、生産性を上げるためには混合機の台数を増やさねばならず、コス ト高にもなっていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記した問題点に鑑み提案されたものであって、混合機の注入ヘッ ドを早期に成形型から取り外すことのできるようにすることによって、成形のサ イクルタイムを大幅に短縮することのできるようにした熱硬化性樹脂の反応射出 成形装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、成形品キャビティを有する成形型のゲート部材の注入 口に注入ヘッドを圧接して前記キャビティ内に反応性樹脂材料を注入して成形す る装置において、前記ゲート部材に加熱機構を設けて、樹脂材料注入時に前記注 入口周辺を加熱して前記注入口内の樹脂材料を硬化させるようにしたことを特徴 とする熱硬化性樹脂の反応射出成形装置に係る。
【0008】
【実施例】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案装置の一例を示す注入時の要部断面図、図2は成形状態を示す 要部断面図である。
【0009】 図1に示されるように、この考案の反応射出成形装置10は、成形品キャビテ ィ12を有する成形型11とポリウレタン樹脂などの反応性の熱硬化性樹脂材料 18を前記キャビティ12内に注入する混合機15とからなり、該混合機15の 注入ヘッド16を成形型11のゲート部材20の注入口21に圧接して、前記キ ャビティ12内に樹脂材料18を注入して成形するようしてなるものである。
【0010】 ゲート部材20にはその注入口21から成形型11の成形品キャビティ12に 連通するゲート22が設けられているとともに、前記注入口21の周辺に加熱機 構25が形成されている。
【0011】 加熱機構25は、成形時に注入口21内の樹脂材料をキャビティ12内の樹脂 材料より先に硬化させるためのもので、この実施例では前記ゲート部材20に透 孔27が設けられていて、該透孔27内を蒸気または温水、あるいはニクロム線 などが挿通されて注入口21周辺を加熱する。
【0012】 なお、この加熱機構25によって生成する熱を効果的に作用させるために、前 記ゲート部材20と成形型11との間、およびゲート部材20と注入ヘッド16 との間にフッ素樹脂等からなる断熱材を挟着または貼着することが好ましい。
【0013】 また、この加熱装置25は注入口21またはゲート22において最も断面積の 小さい部分に設けられることが効率的であることはいうまでもない。
【0014】 この加熱温度は注入される樹脂材料の種類や成形温度によって適宜決定するこ とができ、この実施例では、50℃〜80℃に加熱されている。
【0015】 この考案装置による成形品の製造方法を図1および図2によって説明する。 ゲート部材20の注入口21に、混合機15が前進してその注入ヘッド16が 前記注入口21に圧接される。
【0016】 次いで、ポリウレタン樹脂などの反応性樹脂材料18が前記注入口21よりゲ ート22を通って前記キャビティ12内に所定量導入される。
【0017】 この時、前記加熱機構25によって前記注入口21周辺を加熱し、もって前記 注入口21内の樹脂材料19を成形品キャビティ12内の樹脂材料18に先立っ て硬化させ、これによって前記成形型11を閉鎖する。
【0018】 したがって、図2に示されるように、キャビティ12内の樹脂が硬化する前に 成形機15の注入ヘッド16を注入口21より取り外すことができる。
【0019】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の反応射出成形装置によれば、成形型の 注入口部分の樹脂材料を加熱機構によってキャビティ内の樹脂材料より先に硬化 させるので、キャビティ内の樹脂が反応を終了する前に混合機を型より取り外す ことができる。 そのため、混合機一台あたりの成形に要する時間が短くなり、製品のサイクル タイムを短縮し、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案装置の一例を示す注入時の要部断面図
である。
【図2】成形状態を示す要部断面図である。
【図3】従来の射出成形装置の要部断面図である。
【符号の説明】
10 反応射出成形装置 11 成形型 12 キャビティ 15 混合機 16 注入ヘッド 18 反応性熱硬化性樹脂 20 ゲート部材 21 注入口 22 ゲート 25 加熱機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 101:10

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形品キャビティを有する成形型のゲー
    ト部材の注入口に注入ヘッドを圧接して前記キャビティ
    内に反応性樹脂材料を注入して成形する装置において、
    前記ゲート部材に加熱機構を設けて、樹脂材料注入時に
    前記注入口周辺を加熱して前記注入口内の樹脂材料を硬
    化させるようにしたことを特徴とする熱硬化性樹脂の反
    応射出成形装置。
JP3042891U 1991-04-03 1991-04-03 熱硬化性樹脂の反応射出成形装置 Pending JPH04117721U (ja)

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JP3042891U JPH04117721U (ja) 1991-04-03 1991-04-03 熱硬化性樹脂の反応射出成形装置

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JPH04117721U true JPH04117721U (ja) 1992-10-21

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ID=31914034

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JP3042891U Pending JPH04117721U (ja) 1991-04-03 1991-04-03 熱硬化性樹脂の反応射出成形装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006021328A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Furukawa Electric Co Ltd:The 樹脂成形体の製造装置及び樹脂成形体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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