JPH04117186A - 高精度移動ステージ装置 - Google Patents
高精度移動ステージ装置Info
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- JPH04117186A JPH04117186A JP2238033A JP23803390A JPH04117186A JP H04117186 A JPH04117186 A JP H04117186A JP 2238033 A JP2238033 A JP 2238033A JP 23803390 A JP23803390 A JP 23803390A JP H04117186 A JPH04117186 A JP H04117186A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 5
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000035559 beat frequency Effects 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
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Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、高精度移動ステージ装置に関し、更に詳細に
は、圧電素子の持つ非直線性をソフトウェアで補正する
ことにより、位置決め終了時に振動することなく、しか
も高精度な位置決めのできる高精度移動ステージ装置に
関する。
は、圧電素子の持つ非直線性をソフトウェアで補正する
ことにより、位置決め終了時に振動することなく、しか
も高精度な位置決めのできる高精度移動ステージ装置に
関する。
[従来の技術]
従来、高精度移動ステージ装置としては、特開昭58−
5008号公報に示されているような装置があった。こ
の高精度移動ステージ装置によれば、モータ、減速歯車
、軸受、送りねじ、案内等によるステージ駆動機構と、
ステージとの連結部に圧電効果を利用した微動変位素子
が設けられている。この微動変位素子は、一般のオープ
ンループによる制御では、広範囲にわたる直線性を得る
ことができず、そのため、次の如くフィードバック制御
により移動位置の制御がなされる。まず、検出部によっ
てステージの軸方向の変化や送出ムラが検出され、それ
ぞれの目標値と比較された差値が電気的入力として素子
に与えられ、ステージの動作が補正制御される。
5008号公報に示されているような装置があった。こ
の高精度移動ステージ装置によれば、モータ、減速歯車
、軸受、送りねじ、案内等によるステージ駆動機構と、
ステージとの連結部に圧電効果を利用した微動変位素子
が設けられている。この微動変位素子は、一般のオープ
ンループによる制御では、広範囲にわたる直線性を得る
ことができず、そのため、次の如くフィードバック制御
により移動位置の制御がなされる。まず、検出部によっ
てステージの軸方向の変化や送出ムラが検出され、それ
ぞれの目標値と比較された差値が電気的入力として素子
に与えられ、ステージの動作が補正制御される。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、前述のようなステージの軸方向の移動量
の情報を絶えずフィードバックさせ、常時その誤差を零
とすべく駆動電圧を与える方法では次の欠点がある。即
ち、所望の位置にステージが移動した後も、絶えず上記
フィードバック制御が行なわれる。このとき、空気振動
等の外界の振動が付与されると、その誤差を補うべく圧
電素子の電圧を変化させるため、結果として、オーバー
シュートを繰り返し振動する。この振動の継続時間はオ
ーブンループに比べはるかに長く続く。従って、例えば
数オングストロームの分解能で測定することができる粗
さ測定装置等に従来の方法を用いた場合には、微量の振
動が測定誤差として現れ、正しい測定が行なわれないと
いう問題があった。
の情報を絶えずフィードバックさせ、常時その誤差を零
とすべく駆動電圧を与える方法では次の欠点がある。即
ち、所望の位置にステージが移動した後も、絶えず上記
フィードバック制御が行なわれる。このとき、空気振動
等の外界の振動が付与されると、その誤差を補うべく圧
電素子の電圧を変化させるため、結果として、オーバー
シュートを繰り返し振動する。この振動の継続時間はオ
ーブンループに比べはるかに長く続く。従って、例えば
数オングストロームの分解能で測定することができる粗
さ測定装置等に従来の方法を用いた場合には、微量の振
動が測定誤差として現れ、正しい測定が行なわれないと
いう問題があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、振動を起こすことなく、しかも直線性のある
を高精度な位置決めを行なうことができる高精度移動ス
テージ装置を提供することにある。
のであり、振動を起こすことなく、しかも直線性のある
を高精度な位置決めを行なうことができる高精度移動ス
テージ装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
この目的を達成するために、本発明の高精度移動ステー
ジ装置は、圧電素子を利用したステージ駆動機構と、予
め作成された電圧データテーブルと、所定の位置に前記
ステージを移動させるために必要な電圧を電圧データテ
ーブルに基づき圧電素子に印加した状態で、そのときの
前記ステージの微小変位量を測定する変位測定手段と、
測定された前記ステージの移動量と目標移動量との演算
から電圧データテーブルを補正する補正手段とを有する
ことを特徴とする。
ジ装置は、圧電素子を利用したステージ駆動機構と、予
め作成された電圧データテーブルと、所定の位置に前記
ステージを移動させるために必要な電圧を電圧データテ
ーブルに基づき圧電素子に印加した状態で、そのときの
前記ステージの微小変位量を測定する変位測定手段と、
測定された前記ステージの移動量と目標移動量との演算
から電圧データテーブルを補正する補正手段とを有する
ことを特徴とする。
前記変位測定手段として、前記ステージへ向けて光を照
射して前記ステージからの反射光を受光し、形成される
計測ビート信号と、基準ビート信号周波数または位相の
ずれに基づき測定する光干渉式のものを用いることが好
ましい。
射して前記ステージからの反射光を受光し、形成される
計測ビート信号と、基準ビート信号周波数または位相の
ずれに基づき測定する光干渉式のものを用いることが好
ましい。
[作用]
上記の構成を有する本発明によれば、予め記憶された電
圧データテーブルを読み取り、圧電素子に電圧を印加す
る。ステージは圧電素子の圧電効果により移動する。こ
の時のステージの移動量を変位測定手段を用いて測定す
る。次に、補正手段を用いて、ステージの移動量と目標
移動量との演算から電圧データテーブルを補正する。こ
れらの操作によって、高精度な位置決めのできる高精度
移動ステージ装置の電圧データテーブルが新たに作成さ
れる。
圧データテーブルを読み取り、圧電素子に電圧を印加す
る。ステージは圧電素子の圧電効果により移動する。こ
の時のステージの移動量を変位測定手段を用いて測定す
る。次に、補正手段を用いて、ステージの移動量と目標
移動量との演算から電圧データテーブルを補正する。こ
れらの操作によって、高精度な位置決めのできる高精度
移動ステージ装置の電圧データテーブルが新たに作成さ
れる。
[実施例]
以下、本発明の高精度移動ステージ装置の実施例につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
第1図は本装置の全体構成を示す図である。土台1の上
にはステージ2が図中の左右方向に移動可能に取り付け
られている。この上台1の右端には突部1aが設けられ
、この突部1aとステージ2の右端の間には、左右方向
に圧縮伸長可能な圧電素子3が取り付けられている。ま
た、土台1のステージ2の左端には、突部1bが設けら
れ、この突部1bとステージ2の左端との間には圧縮状
態のコイルバネ11が設けられている。ステージ2の左
端面、すなわち、測定面2aは鏡面処理が施されている
。
にはステージ2が図中の左右方向に移動可能に取り付け
られている。この上台1の右端には突部1aが設けられ
、この突部1aとステージ2の右端の間には、左右方向
に圧縮伸長可能な圧電素子3が取り付けられている。ま
た、土台1のステージ2の左端には、突部1bが設けら
れ、この突部1bとステージ2の左端との間には圧縮状
態のコイルバネ11が設けられている。ステージ2の左
端面、すなわち、測定面2aは鏡面処理が施されている
。
電子制御装置6は、CPU7、ROM8、RAM9など
から構成されたいわゆるマイクロコンピュータであって
、電圧データテーブルを補正する補正手段を含んでいる
。CPU7は、ROM8またはRAM9の記憶機能を利
用しつつ、予めROM8に記憶されたプログラムに従っ
て入力信号を処理し、ステージ駆動回路5に出力信号を
出力する。ステージ駆動回路5内では、CPU7で処理
されたデジタル信号がD/A変換器(不図示)によりア
ナログ電圧に変換され、その電圧が圧電素子3に印加さ
れる。
から構成されたいわゆるマイクロコンピュータであって
、電圧データテーブルを補正する補正手段を含んでいる
。CPU7は、ROM8またはRAM9の記憶機能を利
用しつつ、予めROM8に記憶されたプログラムに従っ
て入力信号を処理し、ステージ駆動回路5に出力信号を
出力する。ステージ駆動回路5内では、CPU7で処理
されたデジタル信号がD/A変換器(不図示)によりア
ナログ電圧に変換され、その電圧が圧電素子3に印加さ
れる。
光波干渉式変位計4は、測定面2aを照射する光源(不
図示)と、その面からの反射光を受光するフォトセンサ
(不図示)と、その反射光を受光し形成される計測ビー
ト信号と基準ビート信号との周波数および位相のずれを
検出する検出回路10とを備えている。
図示)と、その面からの反射光を受光するフォトセンサ
(不図示)と、その反射光を受光し形成される計測ビー
ト信号と基準ビート信号との周波数および位相のずれを
検出する検出回路10とを備えている。
本実施例では、上記光波干渉式変位計4として、数オン
グストロームの分解能で測定面2aの変位を検出するこ
とのできるもの、例えば、特願昭63−31152号の
願書に添付された明細書及び図面に記載のものを採用し
ている。上記検出回路10では、反射光の周波数および
位相のずれ量を計数し、変位情報として電子制御装置6
から読み取れるようになっている。
グストロームの分解能で測定面2aの変位を検出するこ
とのできるもの、例えば、特願昭63−31152号の
願書に添付された明細書及び図面に記載のものを採用し
ている。上記検出回路10では、反射光の周波数および
位相のずれ量を計数し、変位情報として電子制御装置6
から読み取れるようになっている。
第2図で検出回路1oの構成を説明する。図において、
計測ビート信号DS1および基準ビート信号BSIは、
増幅機能および波形整形機能を有する波形整形器66お
よび68により矩形のパルス波形に整えられた後、第1
カウンタ70および第2カウンタ72へ供給されてそれ
ぞれ計数される。すなわち、第1カウンタ70では計測
ビート周波数fhdを備えた計測ビート信号DSLが計
数されるとともに、第2カウンタ72では基準ビート周
波数fhbを備えた基準ビート信号BS1が計数される
。
計測ビート信号DS1および基準ビート信号BSIは、
増幅機能および波形整形機能を有する波形整形器66お
よび68により矩形のパルス波形に整えられた後、第1
カウンタ70および第2カウンタ72へ供給されてそれ
ぞれ計数される。すなわち、第1カウンタ70では計測
ビート周波数fhdを備えた計測ビート信号DSLが計
数されるとともに、第2カウンタ72では基準ビート周
波数fhbを備えた基準ビート信号BS1が計数される
。
第1カウンタ70の計数値Cdおよび第2カウンタ72
の計数値cbは、所定の計数期間が終了すると同時に第
1ラツチ74および第2ラツチ76において一時記憶さ
れるとともに、符号反転回路78において正負が反転さ
せられた第2ラツチ76の記憶内容と第1ラツチ74の
記憶内容とが加算器80において加算される。すなわち
、第1ラツチ74の記憶内容から第2ラツチ76の記憶
内容が引算され、その引算の結果(Cd−Cb)が第3
ラツチ82に一時記憶される。この記憶内容(Cd−C
b)は、計測ビート周波数fhdと基準ビート周波数f
hbとの差であり、ステージ2の単位時間当りの移動量
を表わしている。ここで、使用しているレーザ波長をλ
とすると、ステージ2の移動量は次の(1)式で算出さ
れる。
の計数値cbは、所定の計数期間が終了すると同時に第
1ラツチ74および第2ラツチ76において一時記憶さ
れるとともに、符号反転回路78において正負が反転さ
せられた第2ラツチ76の記憶内容と第1ラツチ74の
記憶内容とが加算器80において加算される。すなわち
、第1ラツチ74の記憶内容から第2ラツチ76の記憶
内容が引算され、その引算の結果(Cd−Cb)が第3
ラツチ82に一時記憶される。この記憶内容(Cd−C
b)は、計測ビート周波数fhdと基準ビート周波数f
hbとの差であり、ステージ2の単位時間当りの移動量
を表わしている。ここで、使用しているレーザ波長をλ
とすると、ステージ2の移動量は次の(1)式で算出さ
れる。
(λ/2)X (Cd−Cb) ・・・ (1)次
に、第3図に従い本実施例の動作を説明する。
に、第3図に従い本実施例の動作を説明する。
まず、ステップ81(31と略記、以下同様)で、電圧
データテーブル番号iを1に初期化し、この状態を原点
とする。S2では、電圧データテーブルV [i]の値
を読み取り、そのデジタル信号をステージ駆動回路5に
出力する。ステージ駆動回路5では、その信号に対応す
るアナログ電圧を圧電素子3に印加し、圧電素子3はそ
の結果、圧電効果により変位する。そして、その変位量
はステージ2に伝わりその結果、ステージ2は原点から
L [i]だけ移動する。S3では、CPU7はこの移
動後に光波干渉式変位計4内の第3ラツチ82の内容を
読み取り、RAM9に記憶する。S4では、iに1を加
える。S5においては、iが2Nより大きいかを比較し
て、大きい場合はS6に進行し、大きくない場合はS2
に戻る。つまり、電圧データテーブルV [i]に応じ
たステージ2の移動量L [i]の測定を2N回繰り返
す。ここで、81〜S5で測定された結果を第4図(b
)に示す。なお、第4図(a)はV [i]の初期状態
を示す図で、V [i]は次の(2)式および(3)式
で与えられるものである。
データテーブル番号iを1に初期化し、この状態を原点
とする。S2では、電圧データテーブルV [i]の値
を読み取り、そのデジタル信号をステージ駆動回路5に
出力する。ステージ駆動回路5では、その信号に対応す
るアナログ電圧を圧電素子3に印加し、圧電素子3はそ
の結果、圧電効果により変位する。そして、その変位量
はステージ2に伝わりその結果、ステージ2は原点から
L [i]だけ移動する。S3では、CPU7はこの移
動後に光波干渉式変位計4内の第3ラツチ82の内容を
読み取り、RAM9に記憶する。S4では、iに1を加
える。S5においては、iが2Nより大きいかを比較し
て、大きい場合はS6に進行し、大きくない場合はS2
に戻る。つまり、電圧データテーブルV [i]に応じ
たステージ2の移動量L [i]の測定を2N回繰り返
す。ここで、81〜S5で測定された結果を第4図(b
)に示す。なお、第4図(a)はV [i]の初期状態
を示す図で、V [i]は次の(2)式および(3)式
で与えられるものである。
1≦に≦Nのとき
V [i] =iXΔV ・・・ (2)
N+1≦に≦2Nのとき [i] = (2N−i)XJV ・・・ (3
)第4図(a)と第4図(b)から明かなように、iに
対してV [i]の値は一定量で変化しているが、L
[i]の値は一定量で変化していない。これは、圧電素
子の持つ特性によるものである。
N+1≦に≦2Nのとき [i] = (2N−i)XJV ・・・ (3
)第4図(a)と第4図(b)から明かなように、iに
対してV [i]の値は一定量で変化しているが、L
[i]の値は一定量で変化していない。これは、圧電素
子の持つ特性によるものである。
S6に進行すると、電圧データテーブル番号iを1に初
期化する。ここで、第5図は第4図(a)と第4図(b
)とをV [N] =L [Nコとなるように重ね合わ
せた図である。以下、87〜S15まで第5図を参照し
ながら説明する。S7で、(i/N)xL [N] ”
L [k] ・・・ (4)(4)式を満たすよう
なkの値を(1≦に≦N)の範囲において求める。そし
て、S8で、V [i] =V [i] + (k−i
)XJV・・ (5) (5)式のように電圧データテーブルV [i]を補正
する。S9では、iに1を加える。SIOにおいては、
iがNより太きいがを比較して、大きい場合はSllに
進行し、大きくない場合はS7に戻る。Sllに進行す
ると、iをN+1に初期化する。続いてS12で、 ((2N−i)/N)xL [N] =L [k]・・
・ (6) (6)式を満たすようなkの値を(N+1≦に≦2N)
の範囲において求める。そして、S13で、V[i コ
=V[i コ − (k−i) XAV・・・ (
7) (7)式のように電圧データテーブルV [i]を補正
する。S14では、iに1を加える。S15においては
、iが2Nより大きいかを比較して、大きい場合は補正
値作成処理を終了する。一方、815において、iが2
Nより大きくない場合はS12に戻る。
期化する。ここで、第5図は第4図(a)と第4図(b
)とをV [N] =L [Nコとなるように重ね合わ
せた図である。以下、87〜S15まで第5図を参照し
ながら説明する。S7で、(i/N)xL [N] ”
L [k] ・・・ (4)(4)式を満たすよう
なkの値を(1≦に≦N)の範囲において求める。そし
て、S8で、V [i] =V [i] + (k−i
)XJV・・ (5) (5)式のように電圧データテーブルV [i]を補正
する。S9では、iに1を加える。SIOにおいては、
iがNより太きいがを比較して、大きい場合はSllに
進行し、大きくない場合はS7に戻る。Sllに進行す
ると、iをN+1に初期化する。続いてS12で、 ((2N−i)/N)xL [N] =L [k]・・
・ (6) (6)式を満たすようなkの値を(N+1≦に≦2N)
の範囲において求める。そして、S13で、V[i コ
=V[i コ − (k−i) XAV・・・ (
7) (7)式のように電圧データテーブルV [i]を補正
する。S14では、iに1を加える。S15においては
、iが2Nより大きいかを比較して、大きい場合は補正
値作成処理を終了する。一方、815において、iが2
Nより大きくない場合はS12に戻る。
最後に、86〜S15で補正された電圧データテーブル
V [i]の結果を第6図(a)に示す。
V [i]の結果を第6図(a)に示す。
そして、この補正された電圧データテーブルを用いて位
置制御した結果を第6図(b)に示す。これにより、新
たに作成された電圧データテーブルV [i]を出力す
ることによって、電圧データテーブル番号iに対して直
線性のあるステージの移動量L [i]が得られること
がわかる。
置制御した結果を第6図(b)に示す。これにより、新
たに作成された電圧データテーブルV [i]を出力す
ることによって、電圧データテーブル番号iに対して直
線性のあるステージの移動量L [i]が得られること
がわかる。
このようにして補正された電圧データテーブルV [i
]は不図示の外部記憶装置あるいは不揮発性RAMに記
憶される。
]は不図示の外部記憶装置あるいは不揮発性RAMに記
憶される。
また、外的振動や負荷等の測定条件が異なる場合は、前
記81〜S15の操作を行い電圧データテーブルを補正
する。これにより、測定結果が前記測定条件の変化に影
響されることがなくなる。
記81〜S15の操作を行い電圧データテーブルを補正
する。これにより、測定結果が前記測定条件の変化に影
響されることがなくなる。
尚、本実施例は、その主旨を逸脱しない範囲内において
種々の変更が可能である。例えば、圧電素子3、ステー
ジ2、および変位計4よりなるユニットを互いに直交す
る位置に3つ配置すると、3次元高精度移動ステージ装
置が得られる。また、前記3次元高精度移動ステージ装
置においてステージの上方に別の変位計を設けることに
より、3次元高精度位置決め機能を有する粗さ測定装置
が得られる。更に上記の高精度移動ステージ装置自身を
他の高変位の移動ステージ装置上に固定することにより
高変位且つ高精度の移動ステージ装置を構成することも
可能である。
種々の変更が可能である。例えば、圧電素子3、ステー
ジ2、および変位計4よりなるユニットを互いに直交す
る位置に3つ配置すると、3次元高精度移動ステージ装
置が得られる。また、前記3次元高精度移動ステージ装
置においてステージの上方に別の変位計を設けることに
より、3次元高精度位置決め機能を有する粗さ測定装置
が得られる。更に上記の高精度移動ステージ装置自身を
他の高変位の移動ステージ装置上に固定することにより
高変位且つ高精度の移動ステージ装置を構成することも
可能である。
[発明の効果]
以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、補正された電圧データテーブルを用いて位置決めを行
う装置なので、従来装置のような位置決め終了時にステ
ージが振動することがなく、かつ、フィードバックする
ための特別な回路を必要としないので構成が簡単で、コ
ストも低減できる。
、補正された電圧データテーブルを用いて位置決めを行
う装置なので、従来装置のような位置決め終了時にステ
ージが振動することがなく、かつ、フィードバックする
ための特別な回路を必要としないので構成が簡単で、コ
ストも低減できる。
第1図から第6図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は、本実施例のシステムの構成を示す
説明図であり、第2図は、検出回路の構成を示すブロッ
ク図であり、第3図は、本装置の電圧データテーブルの
補正手順を説明するためのフローチャートを表わす図で
あり、第4図は、補正前の電圧データテーブル番号に対
する電圧量を示す図と電圧データテーブル番号に対する
ステージの移動量を示す図であり、第5図は、補正方法
を説明する図であり、第6図は、補正後の電圧データテ
ーブル番号に対する電圧量を示す図と電圧データテーブ
ル番号に対するステージの移動量を示す図である。 図中、2はステージ、3は圧電素子、4は光波干渉式変
位計(変位測定手段)、5はステージ駆動回路、6は電
子制御装置(補正手段)である。
すもので、第1図は、本実施例のシステムの構成を示す
説明図であり、第2図は、検出回路の構成を示すブロッ
ク図であり、第3図は、本装置の電圧データテーブルの
補正手順を説明するためのフローチャートを表わす図で
あり、第4図は、補正前の電圧データテーブル番号に対
する電圧量を示す図と電圧データテーブル番号に対する
ステージの移動量を示す図であり、第5図は、補正方法
を説明する図であり、第6図は、補正後の電圧データテ
ーブル番号に対する電圧量を示す図と電圧データテーブ
ル番号に対するステージの移動量を示す図である。 図中、2はステージ、3は圧電素子、4は光波干渉式変
位計(変位測定手段)、5はステージ駆動回路、6は電
子制御装置(補正手段)である。
Claims (1)
- 1.圧電素子を利用したステージ駆動機構と、予め作成
された電圧データテーブルと、 所定の位置に前記ステージを移動させるために必要な電
圧を電圧データテーブルに基づき圧電素子に印加した状
態で、そのときの前記ステージの微小変位量を測定する
変位測定手段と、 測定された前記ステージの移動量と目標移動量との演算
から電圧データテーブルを補正する補正手段と を有することを特徴とする高精度移動ステージ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2238033A JPH04117186A (ja) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | 高精度移動ステージ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2238033A JPH04117186A (ja) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | 高精度移動ステージ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04117186A true JPH04117186A (ja) | 1992-04-17 |
Family
ID=17024175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2238033A Pending JPH04117186A (ja) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | 高精度移動ステージ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04117186A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6046525A (en) * | 1996-03-28 | 2000-04-04 | Nec Corporation | Piezo-electric actuator control method and device and variable wavelength filter using the piezo-electric actuator device |
JP2005218158A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-08-11 | Seiko Instruments Inc | 圧電アクチュエータおよびそれを用いた制御システム |
JP2006087182A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Yaskawa Electric Corp | 高分子アクチュエータ装置およびその駆動方法 |
-
1990
- 1990-09-06 JP JP2238033A patent/JPH04117186A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6046525A (en) * | 1996-03-28 | 2000-04-04 | Nec Corporation | Piezo-electric actuator control method and device and variable wavelength filter using the piezo-electric actuator device |
JP2005218158A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-08-11 | Seiko Instruments Inc | 圧電アクチュエータおよびそれを用いた制御システム |
JP2006087182A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Yaskawa Electric Corp | 高分子アクチュエータ装置およびその駆動方法 |
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