JPH04116509U - 壁パネルのジヨイント金具 - Google Patents

壁パネルのジヨイント金具

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JPH04116509U
JPH04116509U JP1994991U JP1994991U JPH04116509U JP H04116509 U JPH04116509 U JP H04116509U JP 1994991 U JP1994991 U JP 1994991U JP 1994991 U JP1994991 U JP 1994991U JP H04116509 U JPH04116509 U JP H04116509U
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JP
Japan
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joint
fitting
end piece
wall panel
metal fitting
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Application number
JP1994991U
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English (en)
Inventor
琢洋 谷川
順也 金子
克巳 岩井
Original Assignee
株式会社イナツクス
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 壁パネル同志の連結を行なう場合、ジョイン
ト金具が壁パネルの板面にかぶさらないようにする。 【構成】 金具本体の直交2側面からジョイントフラッ
パ14,16を立設する。このジョイントフラッパ1
4,16は、基端片と、金具本体の同一の周回方向に湾
曲する先端片とを備えている。ジョイントフラッパ1
4,16を壁パネル26,28の凹条30,32に嵌合
させ、ビス34を打つ。 【効果】 ジョイントフラッパ14,16が壁パネル2
6,28の表面に表れず、平坦な仕上り面を得ることが
できる。ジョイント金具10を上下半転させることによ
り、所望の側からビス34を打つことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は壁パネルの側辺同志の間に介在されて両パネルの結合に用いられる金 具に関する。
【0002】
【従来の技術】
壁パネルの側辺同志を結合する金具として、H形断面形状のレール状金具が従 来より用いられている。第13図の如く、この金具にあっては、2個のコ字状の 凹部2,3にそれぞれ壁パネル4,5の側辺を嵌合させる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この金具1にあっては、金具1のフランジ部6,7の厚み分だけ該 フランジ部6,7がパネル1,2の表面から浮き出たものとなってしまうため、 パネル4,5表面にタイルなどの仕上材を装着する際の支障となってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の壁パネルのジョイント金具は、直交する2側面を有する角筒状の金 具本体と、該金具本体の該2側面からそれぞれ突設され、該ジョイント本体の長 手方向に延在する板状のジョイントフラッパとを備えた壁パネルのジョイント金 具であって、各ジョイントフラッパは、金具本体の前記側面から起立する基端片 と、該基端片の先端側から折曲または湾曲された先端片と、を備えてなり、各先 端片は、基端片の先端から、前記角筒状金具本体の同一の周回方向へ曲げられて いることを特徴とするものである。
【0005】 請求項2の壁パネルのジョイント金具は、長尺平板状の金具本体と、該金具本 体の両面からそれぞれ突設され、該金具本体の長手方向に延在する板状のジョイ ントフラッパとを備えた壁パネルのジョイント金具であって、各ジョイントフラ ッパは、金具本体から起立する基端片と、該基端片の先端側から折曲又は湾曲さ れた先端片とを備えてなり、各先端片は、基端片の先端から前記長尺平板状の金 具本体の同一の短手幅方向へ曲げられていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案の請求項1,2の壁パネルのジョイント金具は、ジョイントフラッパを 壁パネルの側端面の凹条に嵌合させることにより、隣接配置される壁パネル同志 の結合に供される。
【0007】 本考案のジョイント金具は、ジョイントフラッパを凹条に嵌合させ、必要に応 じビス止めするだけで壁パネルに固着される。従って、壁パネル同志の結合後に は、ジョイント金具は壁パネルの全く露出しない。
【0008】 請求項1のジョイント金具は、出隅や入隅部における壁パネルの結合に用いら れる。この場合、ジョイント金具を上下に半転させることにより、ジョイントフ ラッパの基端片を室内側及び室外側のいずれにも向けることができ、ビスを室内 、室外のいずれか所望の側から打つことができる。
【0009】 請求項2のジョイント金具は、面一状に隣接配置された壁パネル同志の結合に 用いられる。この場合、ジョイント金具を180°回転させることにより、ジョ イントフラッパの基端片を室内側及び室外側のいずれにも向けることができ、ビ スを室内、室外のいずれか所望の側から打つことができる。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照して実施例について説明する。第1図は本考案の実施例に係 る壁パネルのジョイント金具10を示す斜視図、第2図は同断面図、第3図はそ の使用例を示す断面図、第4図は上下半転した場合のジョイント金具の断面図、 第5図は第4図の状態における使用例を示す断面図である。
【0011】 このジョイント金具10は、四角筒状の金具本体12と、該金具本体12の直 交する2側面からそれぞれ突設され、金具本体12の長手方向に延在する板状の ジョイントフラッパ14,16とを備えている。各ジョイントフラッパ14,1 6は、金具本体の側面から垂直に起立する基端片18,20と、各基端片18, 20の先端側から湾曲された先端片22,24とを備えている。各先端片22, 24は、各基端片18,20の先端から四角筒状金具本体10の同一の周回方向 (第2図では反時計方向、第4図では時計方向)へ曲げられている。
【0012】 このジョイント金具10は、各ジョイントフラッパ14,16が、壁パネル2 6,28の側端面に形成された凹条30,32に嵌合されることにより、壁パネ ル26,28の連結に使用される。第3,5図の如く、ジョイントフラッパ14 ,16には、壁パネル26,28の表側または裏側からビス34がねじ込まれ、 これによりジョイント金具10が壁パネル26,28に固定される。
【0013】 第3,5図に示す如く、ジョイント金具10を上下半転することにより、ビス 34を第3,5図の一方のサイド100側から打つことも、また反対のサイド2 00側から打つこともできる。従って、出隅や入隅の部分における壁パネルの結 合を行なう場合、ビス34を室内側及び室外側のいずれ側からも打つことができ る。なお、図から明らかな通り、このジョイント金具10を用いると、前記した 第13図の如く壁パネルの縁部にジョイント金具が被さることがなく、タイル張 り等を行なう場合の支障になることがない。
【0014】 第6図は、第2,4図に示したジョイント金具10の作用効果を説明するため の比較例として図示されたものである。第6図に示すジョイント金具11におい ては、四角筒状の金具本体12の直交2側面にジョイントフラッパ14,16が 設けられているが、各ジョイントフラッパ14,16の先端片22,24は、ジ ョイント金具10の軸心回りに反対方向となっている。このような第6図のジョ イント金具11にあっては、上下を半転させても同一断面形状のものとなってし まい、ビスを打つ方向が限られてしまう。第6図の矢印A,Bはそれぞれビスを 打つことができる方向を示している。
【0015】 上記実施例では金具本体12は四角筒状となっているが、本考案では第7図に 示す如くその他の断面形状(第7図では三角形状)の金具本体を採用してもよい 。第7図に示すジョイント金具40は、三角筒状の金具本体42と、この金具本 体42の直交2側面にジョイントフラッパ44,46が突設されている。このジ ョイントフラッパ44,46は、前記側面から垂直な基端片48,50と、各基 端片48,50の先端側から折り返された先端片52,54を備えている。本実 施例では、この先端片52,54に突起状の折曲部56,58が設けられており 、壁パネル60の側端面の凹条62に形成された凹陥部64に該折曲部56が係 合可能とされている。
【0016】 このジョイント金具40にあっても、ジョイントフラッパ44,46を壁パネ ルの凹条62に嵌合させることにより、出隅あるいは入隅部分における壁パネル 同志の連結を行なうことができる。そして、ジョイント金具40を上下半転させ ることにより、所望の方向からビスを打つことができる。
【0017】 第8図は本考案の更に別の実施例に係るジョイント金具70を示す長手方向と 直交方向の断面図である。このジョイント金具70は、平板状の金具本体72と 、この金具本体72の両面から突出するジョイントフラッパ74,76を備えて いる。各ジョイントフラッパ74,76は、金具本体72と垂直な基端片78, 80と、各基端片78,80の先端側から折曲または湾曲(本実施例では湾曲) された先端片82,84とを備えている。
【0018】 このジョイント金具70は、第9図に示す如く、面一状に立設された壁パネル 26,28同志の連結に使用される。即ち、ジョイントフラッパ74,76を壁 パネル26,28の凹条30,32に嵌合させ、ビス34を打つのである。この 場合、先端片82,84は金具本体72の幅方向の同一方向に延出されているか ら、ビス34を壁パネル26,28に対し、同一のサイドから打つことができる 。
【0019】 また、第10,11図に示す如く、ジョイント金具70を180°回転させる と、第8,9図に示した場合と反対サイドからビス34を打つことができる。
【0020】 上記実施例では先端片82,84が基端片78,80から湾曲されているが、 本考案では第12図に示す如く先端片86,88が基端片90,92から折曲さ れたものであってもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上の通り、本考案の請求項1,2のジョイント金具は、ジョイントフラッパ を壁パネルの側端面の凹条に嵌合させることにより、隣接配置される壁パネル同 志の結合を行なうことができる。このジョイント金具によると、壁パネルの板面 に金具が露出せず、平坦な仕上り面をうることができる。
【0022】 特に、請求項1のジョイント金具によると、出隅や入隅部における壁パネルの 結合を行なうことができる。この場合、ジョイント金具を上下に半転させること により、ジョイントフラッパの基端片を室内側及び室外側のいずれにも向けるこ とができ、ビスを室内側及び室外側のいずれか所望の側から打つことができ、施 工が容易である。
【0023】 請求項2のジョイント金具によれば、面一状に隣接配置された壁パネル同志を 結合する場合、ジョイント金具を180°回転させることにより、ジョイントフ ラッパの基端片を壁パネルの板面のいずれのサイドにも位置させることができ、 ビスを所望のサイドから打つことができる。従って、請求項2のジョイント金具 を用いて壁パネルを連結する場合にも、その施工作業が極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るジョイント金具10の使
用状態を示す斜視図である。
【図2】ジョイント金具10の水平断面図である。
【図3】ジョイント金具10を用いた施工構造を示す水
平断面図である。
【図4】ジョイント金具10を上下半転させた状態にお
ける水平断面図である。
【図5】第4図の姿勢におけるジョイント金具10の使
用例を示す水平断面図である。
【図6】比較例を示すジョイント金具11の水平断面図
である。
【図7】実施例に係るジョイント金具40の使用状態を
示す水平断面図である。
【図8】実施例に係るジョイント金具70の水平断面図
である。
【図9】第8図の状態における壁パネル連結構造を示す
水平断面図である。
【図10】180°回転させた状態におけるジョイント
金具70の水平断面図である。
【図11】第10図の状態におけるジョイント金具を用
いた壁パネル連結構造を示す水平断面図である。
【図12】更に、別の実施例に係るジョイント金具を示
す水平断面図である。
【図13】従来例を示す水平断面図である。
【符号の説明】
10 ジョイント金具 12 金具本体 14,16 ジョイントフラッパ 18,20 基端片 22,24 先端片 26,28 壁パネル 40 ジョイント金具 42 金具本体 44,46 ジョイントフラッパ 48,50 基端片 52,54 先端片 70 ジョイント金具 72 金具本体 74,76 ジョイントフラッパ 78,80 基端片 82,84 先端片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交する2側面を有する角筒状の金具本
    体と、該金具本体の該2側面からそれぞれ突設され、該
    ジョイント本体の長手方向に延在する板状のジョイント
    フラッパとを備えた壁パネルのジョイント金具であっ
    て、各ジョイントフラッパは、金具本体の前記側面から
    起立する基端片と、該基端片の先端側から折曲または湾
    曲された先端片と、を備えてなり、各先端片は、基端片
    の先端から、前記角筒状金具本体の同一の周回方向へ曲
    げられていることを特徴とする壁パネルのジョイント金
    具。
  2. 【請求項2】 長尺平板状の金具本体と、該金具本体の
    両面からそれぞれ突設され、該金具本体の長手方向に延
    在する板状のジョイントフラッパとを備えた壁パネルの
    ジョイント金具であって、各ジョイントフラッパは、金
    具本体から起立する基端片と、該基端片の先端側から折
    曲又は湾曲された先端片とを備えてなり、各先端片は、
    基端片の先端から前記長尺平板状の金具本体の同一の短
    手幅方向へ曲げられていることを特徴とする壁パネルの
    ジョイント金具。
JP1994991U 1991-03-29 1991-03-29 壁パネルのジヨイント金具 Pending JPH04116509U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016069914A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 小松ウオール工業株式会社 間仕切り装置におけるパネルの接合構造と、それを使用する間仕切り装置

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JP2016069914A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 小松ウオール工業株式会社 間仕切り装置におけるパネルの接合構造と、それを使用する間仕切り装置

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