JPH04116006U - 油圧シリンダ装置 - Google Patents

油圧シリンダ装置

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JPH04116006U
JPH04116006U JP2009591U JP2009591U JPH04116006U JP H04116006 U JPH04116006 U JP H04116006U JP 2009591 U JP2009591 U JP 2009591U JP 2009591 U JP2009591 U JP 2009591U JP H04116006 U JPH04116006 U JP H04116006U
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JP
Japan
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hydraulic
piston
hydraulic cylinder
vane motor
compressed air
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Pending
Application number
JP2009591U
Other languages
English (en)
Inventor
正晴 安部
Original Assignee
日産デイーゼル工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は油圧シリンダ装置に関し、油圧シリ
ンダの使用範囲を拡大することを目的とする。 【構成】 ピストンに連結されたピストンロッドの先端
部に治具固定部が形成され、シリンダ室に隣接して油圧
ポンプが設けられ、この油圧ポンプの回転軸が減速機を
介してベーンモータに連結され、ベーンモータを圧縮空
気によって回転されるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、油圧シリンダ装置に係り、特に、ピストン駆動機構を内蔵した油圧 シリンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧シリンダを作動させるに際しては、電動モータ、油圧ポンプ、油圧 タンク等で構成された油圧ユニットが用いられている。即ち、油圧ユニットから の圧力をホースを介して油圧シリンダへ送給して油圧シリンダを駆動する構成が 採用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、油圧シリンダと油圧ユニットが別体となっていたのでは、油圧 シリンダと油圧ユニットを硬いホースを介して連結しなければならず、油圧シリ ンダを簡便に使用できない場合がある。又、玉軸受の内輪、外輪の圧入等プレス の使用できない箇所ではハンマーを用いて圧入しなければならず、油圧シリンダ を効率良く使用することができないので、作業性が低下したり、騒音が発生した りするという不具合がある。
【0004】 尚、失行技術として、例えば、エナパック油圧機器カタログ( '89.7)「 東洋油圧機械株式会社発行」に示すものがある。 本考案の目的は、油圧シリンダの使用範囲を拡大することができる油圧シリン ダ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ピストンロッドの先端部に治具固定部が形成され、ピストンロッド に連結されたピストンを往復動自在に収納するシリンダ室に隣接して、油圧によ りピストンを往復動する油圧ポンプが設けられ、油圧ポンプの回転軸が遊星ギヤ 減速機を介して、圧縮空気により回転するベーンモータの回転軸に連結され、こ のベーンモータがハウジング内に回転自在に収納され、このハウジングに圧縮空 気吸入口と排出口が形成されるとともに吸入口からの圧縮空気を排出口へ導く空 気通路が形成されたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
前記した手段によれば、油圧ポンプには、ピストン駆動機構として油圧ポンプ ,遊星ギヤ減速機,ベーンモータを内蔵し、ピストン駆動機構によってシリンダ 室内のピストンを駆動するようにしたため、油圧シリンダと駆動源を一体化する ことができ、油圧シリンダの使用範囲を拡大することができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1において、油圧シリンダ装置10は油圧シリンダ12,油圧ポンプ14, 遊星ギヤ減速機16,ベーンモータ18を備えて構成されており、各部が一体的 に結合されている。油圧シリンダ12はシリンダ室20を形成するハウジング2 2を備えており、シリンダ室20内にはピストン24が往復動自在に挿入されて いる。ピストン24にはピストンロッド26が連結されており、このピストンロ ッド26の先端には治具固定部としてねじ溝28が形成されている。又、シリン ダ室20はオイル通路30,32を介して油圧ポンプ14の油圧室に連通してい る。この油圧ポンプ14は、シリンダ室20に隣接してハウジング22内に回転 可能に収納されており、回転軸34が減速機16に連結されている。減速機16 は遊星歯車36,リングギヤ38を備えており、シャフト40がベーンモータ1 8の回転軸に連結されている。ベーンモータ18はハウジング22内に回転自在 に挿入されており、ベーンモータ18には圧縮空気吸入口42から圧縮空気が導 入され、排出口44,サイレンサ46を介して圧縮空気が排出されるようになっ ている。なお、吸入口42とベーンモータ18を結ぶ空気通路48の途中にはエ アスイッチ50が設けられている。
【0008】 上記構成において、吸入口42に工場等で用いられる圧縮空気を導入すると、 ベーンモータ18が10,000〜20,000rpmで回転する。ベーンモー タ18の回転力は減速機16に伝達され、ベーンモータ18の回転速度が減速さ れる。そして、減速機16の回転力が油圧ポンプ14に伝達され、油圧ポンプ1 4が1,500rpm程度で回転する。油圧ポンプ14が回転すると、圧縮され たオイルがオイル通路30を介してシリンダ室20内に導入され、ピストン24 が矢印×方向に移動する。なお、オイル通路32側からシリンダ室20側にオイ ルを圧送すれば、ピストン24は矢印Y方向に移動することになる。
【0009】 上記構成による油圧シリンダ装置10をトランスミッションのベアリング圧入 に用いる場合には、図2に示されるように、トランスミッション52のベアリン グ54に筒状の治具56を当て、トランスミッション52のシャフト58に治具 60を固定する。そして、治具60をピストンロッド26先端のねじ溝28にね じ込み、ピストンロッド26と治具60とを連結する。この状態で吸入口42か らエアを導入し、ピストン24を矢印×方向に移動すると、ベアリング54がト ランスミッション52の凹部62内に圧入される。
【0010】 なお、油圧シリンダ装置10はベアリング54の圧入の他に他の部品のかしめ 等にも使用することができる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、シリンダ装置にピストン駆動機構を内蔵してピ ストンを駆動するようにしたため、油圧シリンダの使用範囲を拡大することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】油圧シリンダ装置をトランスミッションのベア
リング圧入に適応したときの使用例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 油圧シリンダ装置 12 油圧シリンダ 14 油圧ポンプ 16 遊星ギヤ減速機 18 ベーンモータ 20 シリンダ室 24 ピストン 26 ピストンロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンロッドの先端部に治具固定部が
    形成され、ピストンロッドに連結されたピストンを往復
    動自在に収納するシリンダ室に隣接して、油圧によりピ
    ストンを往復動する油圧ポンプが設けられ、油圧ポンプ
    の回転軸が遊星ギヤ減速機を介して、圧縮空気により回
    転するベーンモータの回転軸に連結され、このベーンモ
    ータがハウジング内に回転自在に収納され、このハウジ
    ングに圧縮空気吸入口と排出口が形成されるとともに吸
    入口からの圧縮空気を排出口へ導く空気通路が形成され
    たことを特徴とする油圧シリンダ装置。
JP2009591U 1991-03-29 1991-03-29 油圧シリンダ装置 Pending JPH04116006U (ja)

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ID=31906231

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006226423A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Howa Mach Ltd 回転シリンダ装置
CN103890395A (zh) * 2012-01-30 2014-06-25 李从熙 精巧型混合执行机构

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