JPH0411566A - ステアリングホイールの継電装置 - Google Patents

ステアリングホイールの継電装置

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Publication number
JPH0411566A
JPH0411566A JP2114042A JP11404290A JPH0411566A JP H0411566 A JPH0411566 A JP H0411566A JP 2114042 A JP2114042 A JP 2114042A JP 11404290 A JP11404290 A JP 11404290A JP H0411566 A JPH0411566 A JP H0411566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring member
electric wire
case
tape
movable case
Prior art date
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Pending
Application number
JP2114042A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Kikuta
菊田 光宏
Suzuaki Hongou
本郷 鈴昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2114042A priority Critical patent/JPH0411566A/ja
Publication of JPH0411566A publication Critical patent/JPH0411566A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はステアリングホィールの継電装置に関するもの
である。
[従来の技術] 近年、自動車のエレクトロニクス化に伴い、ステアリン
グホイールのパッド部に複数個のスイッチが設けられる
ようになり、それらのスイッチと自動車ボディ側の電気
機器とを接続する信号線の継電装置がステアリングホイ
ールとコラム部との間に必要となった。
そこで、例えば実開昭64−2653号公報には、第8
,9図に示すようにコラム部側に固定される固定ケース
51と、ステアリングホイールと一体に回動ずべく、前
記固定ケース51に対し回動可能に装着される可動ケー
ス52とを備えた継電装置が開示されている。この継電
装置では、固定ケース51と可動ケース52との間に、
ステアリングシャフトを中心とする円環状の収容空間S
が形成されている。収容空間S内にはテープ状電線54
がうず巻き状に巻回されて収容され、その一端が固定ケ
ース51に、他端が可動ケース52にそれぞれ止着され
ている。そして、このテープ状電線54によってコラム
部とステアリングホイールのパッド部とが電気的に接続
されている。
前記可動ケース52の外周面52a及び固定ケース51
の内周面51aには複数枚の板ばね55がテープ状電線
54の巻回方向へ延びるように取付けられている。これ
らの板ばね55はテープ状電線54を半径方向外方又は
内方へ付勢して、同テープ状電線54が逆方向へ巻かれ
るのを防止するためのものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが前記従来技術では、複数枚の板ばね55でテー
プ状電線54を半径方向へ付勢する構成を採っているた
めに、細かな部品が多く生産管理の点で好ましくないば
かりか、製造時における組付は作業性が悪いという問題
がある。
本発明は上述したような事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は細かな部品の点数の減少及び組付は作業
性の向上を図ることができるステアリングホイールの継
電装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために本発明は、ステアリングホイ
ールとコラム部との間に配されて、同コラム部側に固定
される固定ケースと、前記ステアリングホイール側に固
定され、同ステアリングホイールの回動にともない前記
固定ケースに対し回動する可動ケースと、前記固定ケー
ス及び可動ケース間に形成される円環状の収容空間内に
巻回状態で収容され、一端が可動ケースに取付けられる
とともに他端が固定ケースに取付けられたテープ状電線
と、前記可動ケース又は固定ケースに装着され、前記テ
ープ状電線を半径方向へ付勢するための複数の弾性片を
有する1枚の板状ばね部材とを備えたステアリングホイ
ールの継電装置をその要旨とするものである。
「作用コ 前記構成を採用したことにより、ステアリングホイール
の回動操作にともない可動ケースがステアリングホイー
ルと一体的に回動される。この可動ケースにはうす巻き
状に巻回されたテープ状電線の一端が取付けられている
ので、この取付部分は可動ケースの回動によりさらに巻
付けられたり、緩められたりする。このとき、可動ケー
ス又は固定ケースには複数の弾性片を有するばね部材が
取付けられているので、同弾性片によってテープ状電線
が半径方向へ付勢され、テープ状電線が逆方向へ巻付け
られることが防止される。
また、本発明では複数の弾性片を有する1枚のばね部材
によってテープ状電線を付勢する構成としたので、細か
な複数枚の板ばねを用いて、1枚ずつ可動ケース又は固
定ケースに取付けなければならない従来技術に比較して
部品点数が少なく、またばね部材を簡単な作業で取付け
ることが可能となる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を第1〜7図に従っ
て説明する。
第2図はステアリングホィール1の中心部の断面図であ
り、車体に固定されたコラム部2からはステアリングシ
ャフト3が突出しており、その上端部にはステアリング
ホイール1のボス4が一体回動可能に装着されている。
また、このホス4はロアカバー5及びパッド部6によっ
て覆われている。前記パッド部6にはホーンを鳴らすた
めのホーンスイッチ部7や、自動車に搭載された各種機
器の名称等を発光表示する表示部8が組み込まれている
前記ホーンスイッチ部7及び表示部8と、コラム部2側
とを電気的に接続するために、ボス4の外周には第1図
に示す継電装置9が組み込まれている。継電装置9は、
前記コラム部2に回動不能に係止された固定ケースIO
と、前記ボス4にねじ11で締付は固定された可動ケー
ス12とを備え、両ケース10.12は連結部材13に
よって相対回動可能に連結されている。
固定ケースIOは円環状底板部14と、その外周縁から
上方へ突出する周壁部15とから構成されている。固定
ケース10の底板部14の下面には下部コネクタ16が
装着され、この下部コネクタ1Gから多数本のリード線
17が下方へ延出している。また、可動ケース12は円
環状上板部18と、その外周縁から下方へ突出し、かつ
前記固定ケース10の周壁部15を覆うフランジ部19
と、同上板部18の内周縁から下方へ突出するばね装着
部20とから構成されている。ばね装着部20には上部
コネクタ21が装着され、この上部コネクタ21から多
数本のリード線22が上方へ延出している。
第2図に示すように、固定ケースlOの底板部14と、
周壁部15と、可動ケース12の上板部18とばね装着
部20との間には、ステアリングシャフト3を中心とす
る円環状の収容空間Sが形成されている。この収容空間
S内には、長尺のテープ状電線23が前記ばね装着部2
0の外周にうず巻き状に巻回されて収容されている。テ
ープ状電線23の内端部は前記上部コネクタ21に、外
端部は下部コネクタ16にそれぞれ電気的に接続されて
いる。
ところで、第3図に示すように、本実施例では前記テー
プ状電線23を半径方向外方へ付勢するためのばね部材
24が、可動ケース12のばね装着部20に取付けられ
ている。すなわち、このばね部材24は第5図に示すよ
うに長尺板状をなし、一対の弾性片25を備えている。
各弾性片25は、ばね部材24に対し、その幅方向(第
5図上下方向)へ延びる第1の切欠き26と、その第1
切欠き26の内端から長さ方向(第5図左右方向)へ延
びる第2の切欠き27とをそれぞれ入れることにより形
成されたものである。そして、ばね部材24の両端部は
一側方へ直角に折曲形成され、各弾性片25の先端部は
他側方へ円弧状に折曲形成されている。
一方、前記ばね部材24が取付けられるばね装着部20
は、第1,3図に示すように略円環状をなす本体部28
と、その外周部に近接した状態で形成された一対の係止
片29と、同じく本体部28の外周部に近接した状態で
形成された一つの支持片30とから構成されている。そ
して、前記本体部2Bの外周面と各係止片29の内面と
の間、及び同本体部28の外周面と支持片30の内面と
の間には、前記ばね部材24が挿入可能な隙間g 1+
gz、g3が形成されている。
なお、前記同伴止片29及び支持片30は互いに等間隔
毎(120°毎)に配置され、それらの各外面は曲面状
に形成されている。また、同伴止片29の下部には、ば
ね装着部20の軸心方向へ向けて突起29aが設けられ
ている。
そして、第6図に示すように、ばね部材24がばね装着
部20の外周面に沿って円弧状に湾曲され、同ばね部材
24の両端部が同伴止片29と本体部28との隙間g+
、g2内に挿入されるとともに、同ばね部材24の中央
部分が支持片30と本体部28との隙間g3内に挿入さ
れている。
前記のように構成された本実施例では、ステアリングホ
イール1の回動操作にともない可動ケース12が一体的
に回動される。この可動ケース12のばね装着部20に
はテープ状電線23の内端部が接続されているので、こ
の内端部分は可動ケース12の回動によりさらに巻付け
られたり、緩められたりする。このとき、ばね装着部2
0には一対の弾性片25を有するばね部材24か取付け
られているので、両弾性片25によってテープ状電線2
3が半径方向外方へ付勢され、テープ状電線23が逆方
向へ巻付けられることが防止される。
また、本実施例では1枚のばね部材24によってテープ
状電線23を付勢する構成としたので、細かな複数本の
板ばね55を1本ずつ取付けてテープ状電線54を半径
方向へ付勢する構成を採っている従来技術に比較して部
品点数が少なくてすみ、生産管理の点で好ましく、さら
に組付は作業の点でも、その作業性を向上させることが
できる。
すなわち、本実施例では1枚のばね部材24を簡単な作
業でばね装着部20に確実に取付けることができる。1
枚のばね部材24をばね装着部20の外周面に沿わせて
円弧状に湾曲させ、同ばね部材24の両端部を同伴止片
29と本体部28との隙間g+、gz内に挿入させると
ともに、同ばね部材24の中央部分を支持片30と本体
部28との隙間g3内に挿入させる。このとき、ばね部
材24には平らな状態に戻ろうとする力が作用している
が、同ばね部材24の両端部分は対応する係止片29の
内面に当接し、中央部分は対応する支持片30の内面に
当接する。従って、ばね部材24の湾曲状態がこれらの
同伴止片29及び支持片30によって保持される。
また、このときには、ばね部材240両端部分が外方へ
直角に折曲されているので、同折曲部分が係止片29に
当接することにより、同ばね部材24が周方向への移動
不能に係止される。さらに、各係止片29の下端部には
突起29aが内方へ突出しているので、これらの突起2
9aによってばね部材24が下方への抜は落ち不能に係
止される。
なお、テープ状電線23を半径方向外方へ付勢する両弾
性片25の先端部は丸められているので、同先端部がテ
ープ状電線23を傷付けるおそれがない。
本発明は前記実施例の構成に限定されるものではなく、
例えばばね部材24における弾性片25の数を3片以上
にしたり、固定ケース10の中心部分にばね装着部20
を形成して、このばね装着部20にばね部材24を取付
けたり、さらには固定ケースIOの周壁部15にばね部
材24を取付けたりする等、発明の趣旨から逸脱しない
範囲で任意に変更してもよい。
[発明の効果コ 以上詳述したように本発明のステアリングホイールの継
電装置によれば、複数の弾性片を有する1枚の板状ばね
部材でテープ状電線を半径方向に付勢するようにしたの
で、細かな部品の数の減少と、ばね部材の組付は作業性
の向上を図ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本発明を具体化した一実施例を示し、第1
図は継電装置の分解斜視図、第2図はステアリングホイ
ールの部分断面図、第3図は可動ケース、ばね部材及び
テープ状電線を下方から見た状態を示す図、第4図は第
3図のIV−IV線断面図、第5図はばね部材の斜視図
、第6図はばね部材を可動ケースのばね装着部に取付け
た状態を下方から見た図、第7図はばね部材の端部を可
動ケースの係止片に係止した状態を示す部分拡大斜視図
であり、第8,9図は従来の継電装置を示し、第8図は
中央縦断面図、第9図は第8図のIX−IX線断面図で
ある。 ■・・・ステアリングホイール、2・・・コラム部、1
0・・・固定ケース、12・・・可動ケース、23・・
・テープ状電線、24・・・ばね部材、25・・・弾性
片、S・・・収容空間。 特許出願人   豊田合成株式会社 代理人 弁理士 恩田博宣(ほか1名)@3図 114図 12fm !9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ステアリングホィール(1)とコラム部(2)との
    間に配されて、同コラム部(2)側に固定される固定ケ
    ース(10)と、 前記ステアリングホィール(1)側に固定され、同ステ
    アリングホィール(1)の回動にともない前記固定ケー
    ス(10)に対し回動する可動ケース(12)と、 前記固定ケース(10)及び可動ケース(12)間に形
    成される円環状の収容空間(S)内に巻回状態で収容さ
    れ、一端が可動ケース(12)に取付けられるとともに
    他端が固定ケース(10)に取付けられたテープ状電線
    (23)と、 前記可動ケース(12)又は固定ケース(10)に装着
    され、前記テープ状電線(23)を半径方向へ付勢する
    ための複数の弾性片(25)を有する1枚の板状ばね部
    材(24)と を備えたことを特徴とするステアリングホィールの継電
    装置。
JP2114042A 1990-04-27 1990-04-27 ステアリングホイールの継電装置 Pending JPH0411566A (ja)

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JP2114042A JPH0411566A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 ステアリングホイールの継電装置

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JP2114042A JPH0411566A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 ステアリングホイールの継電装置

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Publication Number Publication Date
JPH0411566A true JPH0411566A (ja) 1992-01-16

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ID=14627576

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2114042A Pending JPH0411566A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 ステアリングホイールの継電装置

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JP (1) JPH0411566A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5721408A (en) * 1994-07-25 1998-02-24 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Electrical connector used with steering wheel of automobile

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5721408A (en) * 1994-07-25 1998-02-24 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Electrical connector used with steering wheel of automobile

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