JPH0411564Y2 - - Google Patents

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JPH0411564Y2
JPH0411564Y2 JP10368688U JP10368688U JPH0411564Y2 JP H0411564 Y2 JPH0411564 Y2 JP H0411564Y2 JP 10368688 U JP10368688 U JP 10368688U JP 10368688 U JP10368688 U JP 10368688U JP H0411564 Y2 JPH0411564 Y2 JP H0411564Y2
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JP
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cushion
pressure
internal space
area
spiral shape
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JP10368688U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、内部空間に所望な流体を注入して用
いられるクツシヨンに関する。
なお、本明細書において流体とは空気等の気体
及び水等の流体の双方を含むものである。
[従来の技術] 従来、同心円状の多気室からなるクツシヨンは
あつたが、この種のスパイラル状のクツシヨンは
なかつた。
[考案が解決しようとする課題] しかし、従来の同心円状のクツシヨンである
と、例えばクツシヨン使用者がそのクツシヨンに
座つた際、座る位置によつては内外の気室に圧力
差が生じ安定感のないものであつたため、使用感
(座り心地)の良いものではなかつた。
また、例えば使用者が臀部の一部に筋肉痛を訴
えていた場合等、その筋肉痛の部分に接する部位
のみのクツシヨン圧を変えてその痛みをなるべく
感じないように使用したいものと欲するが、各気
室は一連の環状であつたため、内部空間に注入す
る流体量をその部位のみ少なくするということが
できず結果としてクツシヨン圧を変えることがで
きず使用勝手の向上が図れていなかつた。
本考案は、従来技術の有するこのように問題点
に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、スパイラル状にして、かつその内部空間の
適宜箇所を遮断してなるクツシヨンを提供し、圧
力を平均的に分散せしめると共に目的に応じてク
ツシヨン圧を変えて使用勝手の向上を図らしめる
ことである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案がなした技術
的手段は、スパイラル状にクツシヨン本体を形成
すると共にそのスパイラル状の隣接する部位を接
離状に設け、該クツシヨン本体の内部空間の適宜
箇所を遮断したことである。
[作用] 上記せる技術的手段により、そのクツシヨンに
使用者の荷重が掛かると、その遮断された各々の
内部空間内で圧力が全体に平均的に分散される。
また、臀部に筋肉痛等を訴えている人が使用す
る場合、その筋肉痛の部分に接する部位にあたる
内部空間のみの流体注入量を減少させると、その
部位のクツシヨン圧が下がる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
クツシヨン1は、塩化ビニル等の合成樹脂シー
トからなる平坦状シート2,2を、例えば受け台
上に二枚重ね合わせて載置し、上方から螺旋状の
金型で溶断し、その隣接する部位X……が接離状
のスパイラル状クツシヨン本体1′を形成すると
共に、その内部空間1aの適宜箇所に遮断部1b
を複数内設し、複数の内部空間1a……に分設し
てなる。クツシヨン本体1は、長尺矩形状の平坦
状シートを二枚重ねて縁部を溶着せしめると共に
所定間隔をおいて溶着し、その後スパイラル状に
巻回せしめたものでもよい。
そして、その夫々の内部空間1a……に所望な
流体、例えば空気等の気体または水等の液体をそ
れぞれの注入口3より注入し、所望な弾性力を有
するように膨張せしめる。
また、複数の内部空間1a……を設ける場合、
適宜箇所を溶着せしめてもよいものである。
次に、圧力の変化について説明すると、クツシ
ヨン使用者の荷重がクツシヨン1に掛るとその荷
重の掛つた部分(例えば、臀部、背中、肘部等の
接地部分)の流体は、その各々の内部空間1a内
を押圧力に比例して均一に左右に圧力が伝播する
と同時に、一定の反発力により荷重の掛つた部分
を支持する。
[考案の効果] 本考案は、上記せる如き構成を有するので下記
の効果を奏する。
そのクツシヨンに使用者の荷重が掛かると、そ
の遮断された各々の内部空間内で圧力が全体に平
均的に分散されることとなるので、安定性がよく
なると共に違和感が減少し、使用感(座り心地)
が大変良好になり、有用である。
また、臀部に筋肉痛等を訴えている人が使用す
る場合、その筋肉痛の部分に接する部位にあたる
内部空間のみの流体注入量を減少させれば、その
部位にあたる内部空間のみのクツシヨン圧が下が
るため、他の部位のクツシヨン圧に影響を与える
ことなく筋肉痛の部分の接する部位のクツシヨン
圧のみを変えられるのでそのクツシヨン圧による
痛感を減少でき使用勝手の向上が図れ大変便利で
ある。
さらに、スパイラル状でその隣接する部位を接
離状に形成したため、クツシヨン設置面が平坦で
ない場所であつてもその動きによつて順応するた
め扱い易くかつ実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案クツシヨンの斜視図、第2図は
第1図の−線断面図、第3図は内部空間の遮
断部近傍の拡大縦断面図、第4図は、使用状態を
示す縦断面図である。 尚、図中、1……クツシヨン、1′……クツシ
ヨン本体、1a……内部空間、1b……遮断部、
2……合成樹脂シート、X……隣接部位。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スパイラル状にクツシヨン本体を形成すると共
    にそのスパイラル状の隣接する部位を接離状に設
    け、該クツシヨン本体の内部空間の適宜箇所を遮
    断してなるクツシヨン。
JP10368688U 1988-08-04 1988-08-04 Expired JPH0411564Y2 (ja)

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JP10368688U JPH0411564Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04

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JP10368688U JPH0411564Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04

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JPH0226550U JPH0226550U (ja) 1990-02-21
JPH0411564Y2 true JPH0411564Y2 (ja) 1992-03-23

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011255151A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Futoshi Zttsu 腰掛け面や背凭れ面に軟質プラスチック・パイプ材の長尺圧力パイプ材を平行状やスパイラル状等に隙間なく層をなすよう敷きつめたリクライニング座椅子。

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Publication number Publication date
JPH0226550U (ja) 1990-02-21

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