JPH04115530U - 帯鋸盤 - Google Patents

帯鋸盤

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JPH04115530U
JPH04115530U JP1947991U JP1947991U JPH04115530U JP H04115530 U JPH04115530 U JP H04115530U JP 1947991 U JP1947991 U JP 1947991U JP 1947991 U JP1947991 U JP 1947991U JP H04115530 U JPH04115530 U JP H04115530U
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JP
Japan
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saw blade
band saw
wheel
driven wheel
endless
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Pending
Application number
JP1947991U
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English (en)
Inventor
智 美馬
Original Assignee
株式会社アマダ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンドレス状の帯鋸刃25に張力を与えると
きに、帯鋸刃における従動ホイール23に掛回した掛回
部分及び従動ホイール21に掛回した掛回部分を作業者
が手でもって保持する必要がなくなる帯鋸盤を提供する
ことを目的とする。 【構成】 ワークWに対して切断加工を行う帯鋸盤1に
おいて、鋸刃ハウジング7にエンドレス状の帯鋸刃25
を掛回するための駆動ホイール21、従動ホイール23
を回転自在に設け、かつ上記エンドレス状の帯鋸刃25
に張力を与えるために、従動ホイール23を駆動ホイー
ル21に対して相対的に接近離反自在に設け、上記ホイ
ール21,23に帯鋸刃25を掛回したときに、帯鋸刃
25におけるホイールに掛回した掛回部分の背部を保持
する背部保持部材41,43を設けてなることを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば横型帯鋸盤のごとき帯鋸盤に係り、更に詳細には、エンドレ ス状の帯鋸刃を張力をもたせた状態で駆動、従動ホイールに容易に取付けること ができる帯鋸盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
帯鋸盤は、鋸刃ハウジングと、この鋸刃ハウジングに回転自在に設けた駆動ホ イール、従動ホイールと、この駆動ホイールと従動ホイールに掛回したエンドレ ス状の帯鋸刃とを備えている。そして、上記従動ホイールは油圧シリンダを介し て駆動ホイールに接近離反する方向へ移動自在である。
【0003】 したがって、エンドレス状の帯鋸刃を駆動ホイール、従動ホイールに掛回する 場合には、従動ホイールを駆動ホイールに接近させた後に、エンドレス状の帯鋸 刃を例えば駆動ホイールに掛回させる。次に、帯鋸刃における駆動ホイールに掛 回した掛回部分を、板ばね等の適宜手段を介して保持した状態のもとで、帯鋸刃 を従動ホイールに掛回する。そして、帯鋸刃における従動ホイールに掛回する掛 回部分を、作業者が手で保持し、上記掛回部分を従動ホイールの掛回部に押しつ けながら、油圧シリンダを介して従動ホイールを駆動ホイールに離反する方向へ 移動させる。これによって、駆動、従動ホイールに掛回したエンドレス状の帯鋸 刃に所定の張力を与えていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述のごとき従来の帯鋸盤においては、エンドレス状の帯鋸刃に張力を与える ときに、帯鋸刃における従動オイールに掛回する部分を作業者が手でもって保持 し、上記掛回部分と従動ホイールの掛回部に押しつけなければならず、作業が厄 介であるという問題があった。
【0005】 そこで、本考案は上記の問題点を解決することができる帯鋸盤を提供すること を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述のごとき従来の問題点を解決するために、本考案において、ワークに対し て切断加工を行う帯鋸盤において、鋸刃ハウジングにエンドレス状の帯鋸刃を掛 回するための駆動ホイール、従動ホイールを回転自在に設け、かつ上記エンドレ ス状の帯鋸刃に張力を与えるために、従動ホイールを駆動ホイールに対して相対 的に接近離反自在に設け、上記ホイールに帯鋸刃を掛回したときに、帯鋸刃にお けるホイールに掛回した掛回部分の背部を保持する背部保持部材を設けてなるこ とを特徴とする。
【0007】
【作用】
前記の構成において、まず駆動ホイールと従動ホイールを接近させた後に、エ ンドレス状の帯鋸刃を駆動ホイール(或いは従動ホイール)に掛回し、帯鋸刃に おける駆動ホイールに掛回した掛回部分の背部を、背部保持部材により保持する 。ここで、掛回部分は、ホイールに必ずしも接触している必要はないものである 。次に、エンドレス状の帯鋸刃を従動ホイール(或いは駆動ホイール)に掛回し 、帯鋸刃における従動ホイールに掛回した掛回部分の背部を背部保持部材により 保持する。そして、従動ホイールを駆動ホイールに対して相対的に離反させるこ とにとより、エンドレス状の帯鋸刃に張力を与える。このとき、作業者は帯鋸刃 を手でもって保持することがないものである。
【0008】
【実施例】
以下、実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】 図5を参照するに、帯鋸盤の例として横型帯鋸盤1は、箱状のベース3にヒン ジシャフト5を介して昇降自在な鋸刃ハウジング7を備えてある。上記鋸刃ハウ ジング7を昇降させるために、ベース3の適宜位置には、昇降シリンダ9が設け てあり、この昇降シリンダ9から上方向へ突出自在のピストンロッド11は、鋸 刃ハウジング7の一部を構成するとビーム部材13に連結してある。
【0010】 上記ベース3の適宜位置には、ワークWを支持するためのワークテーブル15 が設けてあり、このワークテーブル15に支持されたワークWを挟持固定するた めに、ワークテーブル15には固定バイスジョー17と可動バイスジョー19が 設けてある。上記可動バイスジョー19はバイス用シリンダ(図示省略)を適宜 に操作することにより、左右方向(図5において左右方向)へ移動して、ワーク Wを挟持固定することができるものである。
【0011】 上記鋸刃ハウジング7には、回転自在な駆動ホイール21、従動ホイール23 が設けてあり、上記駆動ホイール21は駆動モータ(図示省略)に連動連結して ある。そして駆動、従動ホイール21,23にはエンドレス状の帯鋸刃25が掛 回してある。なお、走行中の帯鋸刃25が駆動、従動ホイール21,23から離 脱しないようにするために、駆動、従動ホイール21,23にはフランジ21a ,21bが設けてある(図2参照)。
【0012】 帯鋸刃25における切断作用を行う部分は、刃先がワークWに対して垂直に指 向するように一対の鋸刃ガイド装置27によって摺動自在に案内されている。各 鋸刃ガイド装置27は、それぞれガイドアーム29の下端部に適宜に装着してあ り、一対のガイドアーム29は前記ビーム部材13に位置調節自在に支持されて いるものである。
【0013】 上記構成により理解されるように、駆動モータを介して駆動ホイール21を回 転させて帯鋸刃25を走行駆動させると共に、昇降シリンダ9を適宜に操作して 鋸刃ハウジング7を上限位置から下限位置まで下降させることにより、ワークテ ーブル15に挟持固定されたワークWに対して所望の切断加工を行うことができ るものである。
【0014】 ここで、上記鋸刃ガイド装置27は、例えば実開昭63−27217号公報に 示す公知のものであり、図3に示すように帯鋸刃25の胴部を両側から案内支持 する一対の鋸刃インサート31と、一対の鋸刃インサート31を保持するインサ ートホルダ33を備えている。一対の鋸刃インサート31の一方は他方の鋸刃イ ンサート31に接近離反する方向へミニシリンダ(図示省略)を介して移動可能 である。そして、一対の鋸刃インサート31により帯鋸刃25の胴部を案内支持 した状態のもとで、上記インサートホルダ33が流体圧シリンダ(図示省略)を 介して回転することにより、帯鋸刃25の刃先が水平を指向した状態(図3(a) 参照)から帯鋸刃25の刃先が垂直下方を指向した状態(図3(b) 参照)に切換 えることができる。
【0015】 図1,図2を参照するに、上記帯鋸刃25に所定の張力を与えるために、従動 ホイール23は駆動ホイール21に接近離反する左右方向(図1,図2において 左右方向)へ移動自在に設けてある。
【0016】 より詳細には、鋸刃ハウジング7の右部にはホイール支持部材35が左右方向 へ移動自在に設けてあり、ホイール支持部材35は従動ホイール23を回転自在 に支持するものである。上記ホイール支持部材35を移動させるために、鋸刃ハ ウジング7には流体圧シリンダ37が設けてあり、この流体圧シリンダ37から 突出自在のピストンロッド39がホイール支持部材35に連結してある。なお、 流体圧シリンダ37を用いてホイール支持部材35を移動させる代わりに、螺子 杆とナット部材を用いても差し支えない。
【0017】 上記駆動ホイール21にエンドレス状の帯鋸刃25を掛回したときに、帯鋸刃 25における掛回部分の背部を保持するために、鋸刃ハウジング7における駆動 ホイール21に近接した位置には、背部保持部材の一例として電磁石41が設け てある。この電磁石41は図1に示すように円弧状をなしており、電磁石41の 前側面(図1において表側面、図2において上側面)と駆動ホイール21のフラ ンジ21aの前側面とは同一平面上に位置している。なお、1つの円弧状の電磁 石41を設ける代わりに、図4に示すように複数の電磁石41を円弧状に配置し ても差し支えないものであり、また駆動ホイール21のフランジ部21aに電磁 石41を設けても差し支えないものである。
【0018】 同様に、従動ホイール23にエンドレス状の帯鋸刃25を掛回したときに、帯 鋸刃25における掛回部分の背部を保持するために、前記ホルダ支持部材35に は背部支持部材の一例として電磁石41が設けてある。この電磁石43は図1に 示すように円弧状をなしており、電磁石43の前側面と従動ホイール23のフラ ンジ部23aの前側面とは同一平面上に位置している。
【0019】 前述の構成に基づいて本実施例の作用について説明する。
【0020】 まず、液体圧シリンダ37を適宜に操作して従動ホイール23を駆動ホイール 21に対して接近する左方向へ移動させる。そして、エンドレス状の帯鋸刃25 を駆動ホイール21に掛回し、帯鋸刃25における駆動ホイール21に掛回した 掛回部分の背部を、電磁石41により保持する。このとき、掛回部分は駆動ホイ ール21には接触していないものである。
【0021】 次に、エンドレス状の帯鋸刃25を従動ホイール23に掛回し、帯鋸刃25に おける従動ホイール23に掛回した掛回部分の背部を、電磁石43により保持す る。
【0022】 電磁石41,43に帯鋸刃25における掛回部分の背部を保持した後に、各鋸 刃ガイド装置27の一対の鋸刃インサート31の間に挿入せしめる。そして、流 体圧シリンダ37を適宜に操作して従動ホイール23を駆動ホイール21に対し て離反する右方向へ移動させることにより、エンドレス状の帯鋸刃25に張力を 与える。このとき、作業者は帯鋸刃25を手でもって保持することがないもので ある。
【0023】 最後に、インサートホルダ35を回転させて、帯鋸刃25の刃先が図3(a) に 示すように水平方向を指向した状態から、帯鋸刃25の刃先が図3(b) に示すよ うに垂直下方を指向した状態に切換えることができる。そして、各鋸刃ガイド装 置27の一対の鋸刃インサート31をミニシリンダを介して接近させる。
【0024】 以上のごとき本実施例によれば、エンドレス状の帯鋸刃25に張力を与えると きに、帯鋸刃25における従動ホイール23に掛回した掛回部分及び駆動ホイー ル21に掛回した掛回部分を作業者が手でもって保持する必要がないために、作 業が厄介であることがなくなり、作業能率向上の効果を奏するものである。
【0025】 なお、本実施例において帯鋸盤25の背部を保持する電磁石41,43を設け る代わりに、図6,図7に示すように帯鋸刃25の胴部を保持する電磁石45を 設けても差し支えないものである。また、本考案は、前述のごとき実施例の説明 に限るものではなく、適宜の変更を行うことにより、その他種々の態様で実施可 能である。
【0026】
【考案の効果】
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、本考案によれば、エンドレ ス状の帯鋸刃に張力を与えるときに帯鋸刃における従動ホイールに掛回した掛回 部分及び従動ホイールに掛回した掛回部分を作業者が手でもって保持する必要が ないために、作業が厄介であるということがなくなり、作業能率向上の効果を奏 するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の要部を示す図である。
【図2】図I におけるII-II 線に沿った図である。
【図3】鋸刃ガイド装置の作用説明図である。
【図4】電磁石を複数に分割した態様を示す図である。
【図5】横型帯鋸盤の正面図である。
【図6】帯鋸刃の胴部を電磁石により保持した態様を示
す図である。
【図7】帯鋸刃の胴部を保持する電磁石をホイールに設
けた態様を示す図である。
【符号の説明】
1 横型帯鋸盤 7 鋸刃ハウジング 21 駆動ホイール 23 従動ホイール 25 帯鋸刃 41,43 電磁石

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに対して切断加工を行う帯鋸盤に
    おいて、鋸刃ハウジングにエンドレス状の帯鋸刃を掛回
    するための駆動ホイール、従動ホイールを回転自在に設
    け、かつ上記エンドレス状の帯鋸刃に張力を与えるため
    に、従動ホイールを駆動ホイールに対して相対的に接近
    離反自在に設け、上記ホイールに帯鋸刃を掛回したとき
    に、帯鋸刃におけるホイールに掛回した掛回部分の背部
    を保持する背部保持部材を設けてなることを特徴とする
    帯鋸盤。
JP1947991U 1991-03-28 1991-03-28 帯鋸盤 Pending JPH04115530U (ja)

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JP1947991U JPH04115530U (ja) 1991-03-28 1991-03-28 帯鋸盤

Applications Claiming Priority (1)

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JP1947991U JPH04115530U (ja) 1991-03-28 1991-03-28 帯鋸盤

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JPH04115530U true JPH04115530U (ja) 1992-10-14

Family

ID=31905752

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JP1947991U Pending JPH04115530U (ja) 1991-03-28 1991-03-28 帯鋸盤

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JP (1) JPH04115530U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012076214A (ja) * 2010-10-06 2012-04-19 Amada Co Ltd 竪型帯鋸盤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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