JPH0411506Y2 - - Google Patents

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JPH0411506Y2
JPH0411506Y2 JP1986183812U JP18381286U JPH0411506Y2 JP H0411506 Y2 JPH0411506 Y2 JP H0411506Y2 JP 1986183812 U JP1986183812 U JP 1986183812U JP 18381286 U JP18381286 U JP 18381286U JP H0411506 Y2 JPH0411506 Y2 JP H0411506Y2
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light
color
float
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fish
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、魚釣用浮き子の改良に関する。
〔従来技術とその問題点〕
近時、夜釣用浮き子として、浮き子の頭部に、
化学反応を利用した発光源を収容するようにした
ものや、LEDランプを内蔵したものが考案され
使用されているが、いずれのものも浮き子の存在
する位置を確認するため発光源を発光保持させた
り、LEDを点灯保持したままで使用するもので
あつたため、発光している浮き子が水面下に沈ん
で行く時の光変化を素早く見出して魚信を捉えな
ければならず、素人には判別し難いものになつて
いる。そこで、近時に至つては、浮き子を芯体部
内に発光フロートを収容させた2重構造とし、芯
体部の頭部には透光性の色分けされた着色部を形
成して、魚信のあるときと、魚信のないときで発
光フロートの浮沈量を変化させて色分けされた着
色部の発光色を変え、発光色の変化によつて魚信
を知るようにしたものも開発されるに至つてきた
が、このようなものでは風が強く海面の波が高く
なつたような場合には、海面の変化に伴つて発光
フロートも浮沈量も増大するため実際に魚信がな
くても変化してしまい正確な釣果を得ることがで
きなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、叙上の事情に鑑みてなされたもの
で、点灯色の変化により魚信を捉えることのでき
る簡易な構成の浮き子を提供するものであり、浮
き子の芯体部に設けた空室内に発光源を収容さ
せ、該空室を芯体部の上に形成したエア抜き孔
と、該芯体部の下方に形成された入水口とで連通
させ、浮き子本体に魚が掛かつて沈んだ時と、魚
が掛からずに浮いている時とで、上記入水口より
空室内に浸入した水量の変化に応じて該空室内に
浮かべた発光源の芯体頭に対する位置を変化させ
ることによつて、上下2層に色分けされた発光部
の発光色を変化させる構造とさせた二重浮き構造
の魚釣用浮き子の改良であつて、特に、魚信のな
いときに、波の浮動によつて誤発光しないように
非透光部を形成したことを特徴としている。
〔考案の実施例〕
以下、実施例を挙げて本考案を説明する。
第1図、第2図は第一の実施例を示したもの
で、それぞれ外観図、縦断面構造図を示してい
る。
浮き子1は、芯体部2に水より比重の軽い素材
によつて形成された浮体部3を取着し、芯体部2
を中空にして空室5を形成しており、空室5は芯
体部2の上方に形成したエア抜き孔10と芯体部
2の下方に形成した入水口4とを連通させて浮の
感度を高めている。芯体部2の上端はキヤツプ7
を取り外し可能に被着し、下端にはキヤツプ8を
固着している。エア抜き孔10は、第2a図に示
したように芯体部2の上端には被せたキヤツプ7
に設けたものであつても良い。
また、発光源6は、この実施例では水より軽い
比重の素材で形成された小浮体9などに取着され
て、上記した空室5内に収容されているが、直接
空室5内に浮かせる構成にしても良いことはいう
までもない。ここに、発光源6は、第5図に示し
たように、混合時に化学ルミネセンス光を生じる
2つの原液の一方100を脆弱性アンプル101
内に封入するとともに、この脆弱性アンプル10
1を他方の原液103と一緒にして柔軟性容器1
02内に封入して成るもので、柔軟性容器102
を折曲させ、脆弱性アンプル101を破壊させる
ことによつて2原液の混合反応時間化学ルミネセ
ンス光を得るものが使用できる。
また、芯体部2の頭部には、2つの透光部2
1,22が非透光部23により区分されて形成さ
れており、それぞれには異なる蛍光塗料(例え
ば、赤、緑)が塗布されている。
このようにして形成された浮き子1は、芯体部
2の空室5内に発光させた発光源6を小浮体9な
どに取着して収容し、水面に浮かべて使用するも
のであるが、魚の掛かつていない時には、浮き子
1の入水口4より水が流入して空室5内には水面
と同じ高さの液面が形成され、魚が掛かつた時に
は浮き子1が沈むことにより、入水口4より更に
水が空室5内に流入して液面レベルを上昇させる
ので、空室5内に浮かんだ発光源6の芯体部2に
対する位置もこの液面レベルの変化に応じて変化
する。
従つて、発光源6の芯体部2の頭部に対応する
位置を魚が掛かつていない場合には、芯体部2の
頭部の下側の透光部21に対応した位置に置かれ
るようにし、かつ魚が掛かつた時には芯体部2の
頭部の上側の透光部22に対応した位置に置かれ
るように設定しておけば、魚の掛かつていない時
には芯体部2の頭部に形成された2つの透光部2
1,22のうち下側の透光部21が発光源によつ
て内部より照らされるので、釣人はこの時の点灯
色(例えば赤色)を視認することにより魚の掛か
つていない待機状態であることが判別でき、魚の
掛かつた時には、空室5内における発光源6の位
置が上昇することにより芯体部2の頭部の上側の
透光部22が発光源6によつて内部より照らされ
るので、釣人はこの時の点灯色(例えば緑色)を
視認することにより魚の掛かつた状態として判別
できる。
このような本考案は、以上の実施例以外にも
種々の変更態様をもつて実施できることはいうま
でもなく、例えば発光源には化学ルミネセンス光
以外に電池により点灯するものであつても良い。
また、発光源を上下2層に色分けしたものにし、
芯体頭部を非透光部を介在された透光部で形成し
たものであつてもよい。要は二重浮き構造であつ
て内部の発光源が移動することにより点灯色を変
化させるものであれば良い。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案の魚釣
浮き子によれば、芯体部内に収容された発光源を
魚が掛かつていない時と、魚が掛かつた時とで移
動させて、点灯色を変化させる構成なので、従来
の夜釣浮き子のように水面に沈行して行く時の光
変化を素早く見つけて魚信を捉えるものに比べて
判別が容易であり、また色変化により魚信を捉え
るようにしているため、釣人の興味をそそり夜釣
を一層楽しいものにする。また、本考案の浮き子
によれば、芯体部の頭部に上下2層に色分けされ
た透光部間に、非透光部を形成してあるので、魚
信がなく波の変動が激しい場合にも誤点灯が防止
できるので、実際の釣り場の条件にも即し実用的
価値が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の魚釣用浮き子の一実施例外観
図、第2図は第1図におけるA−A断面図、第2
a図はキヤツプの他例図、第3図、第4図は本考
案の使用要領説明図、第5図は発光源の例図であ
る。 符号の発明、1……浮き子、2……芯体部、1
0……エア抜き孔、21,22……色分けされた
透光部、23……非透光部、24……透視部、3
……浮体部、4……入水口、5……空室、6,6
1,62……発光源、9……小浮体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 浮き子の芯体部に形成した空室を、芯体部の上
    方に形成されたエア抜き孔と上記芯体部の下方に
    形成した入水口とで外部と連通させ、上記空室内
    の水に浮く発光源を収容させるとともに、上記芯
    体部の頭部には上下2色に色分けして上部を魚信
    時に下部を平常時とした上下2層の色分け発光部
    を形成し、上記空室内における発光源の魚信の有
    無による浮沈状態の変化によつて色分け発光部の
    発光色を変化させる構成とさせた魚釣用浮き子に
    おいて、 魚信の有無によつて上記発光源を浮沈させて発
    光色を変化させる上記2層の色分け発光部の各々
    発光部の間に、魚信時に発光すべき色分け発光部
    が波の浮動によつて誤発光しないように非発光部
    を形成したことを特徴とする魚釣用浮き子。
JP1986183812U 1986-11-28 1986-11-28 Expired JPH0411506Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213885A (en) * 1975-07-09 1977-02-02 Keisuke Iwashita Electric buoys with movable shade
JPS602133A (ja) * 1983-06-17 1985-01-08 大石 正光 可変発光式浮き

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5796687U (ja) * 1980-12-05 1982-06-14

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JPS602133A (ja) * 1983-06-17 1985-01-08 大石 正光 可変発光式浮き

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