JPH04114619A - クラツクセンサーを用いた暖房便座 - Google Patents
クラツクセンサーを用いた暖房便座Info
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- JPH04114619A JPH04114619A JP23650990A JP23650990A JPH04114619A JP H04114619 A JPH04114619 A JP H04114619A JP 23650990 A JP23650990 A JP 23650990A JP 23650990 A JP23650990 A JP 23650990A JP H04114619 A JPH04114619 A JP H04114619A
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- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は面状発熱式暖房便座の発熱体にクラックが生じ
異常発熱する危険を防止するためのクラックセンサーを
使用した暖房便座に関するものである。
異常発熱する危険を防止するためのクラックセンサーを
使用した暖房便座に関するものである。
（従来技術）
面状発熱式暖房便座の発熱体にクラックが入ると、僅か
な電気抵抗にも拘らず電流集中がおこり局部的な異常発
熱がおこる、これを防止するためのクラックセンサーと
して、 （１）歪ゲージを使用する、（２）電気抵抗の変化を検
出する、（３）サーメル線を使用する方法、が行われて
いる。
な電気抵抗にも拘らず電流集中がおこり局部的な異常発
熱がおこる、これを防止するためのクラックセンサーと
して、 （１）歪ゲージを使用する、（２）電気抵抗の変化を検
出する、（３）サーメル線を使用する方法、が行われて
いる。
（発明が解決しようとする課題）
しかし、前記クラックセンサーに於いて、（１）に示す
ゲージは、便座の内外周縁に貼り、クラックにより歪み
ゲージが破断する時の抵抗変化（１２０Ω−■）を利用
して便座への通電を制御するもので、この方法では歪ゲ
ージの抵抗素子の材質であるＣｕ−Ｎｉ線の破断伸度が
２５％もあり、クラックに追従歪ゲージが破断しないと
いう問題点がある。
ゲージは、便座の内外周縁に貼り、クラックにより歪み
ゲージが破断する時の抵抗変化（１２０Ω−■）を利用
して便座への通電を制御するもので、この方法では歪ゲ
ージの抵抗素子の材質であるＣｕ−Ｎｉ線の破断伸度が
２５％もあり、クラックに追従歪ゲージが破断しないと
いう問題点がある。
（２）に示す電気抵抗の変化による方法は、家庭用１０
０■の電圧変動を考慮した上で電気抵抗の変化（異常発
熱例えば８０″Ｃまでの上昇時で＋５〜１０％）を検出
する回路を必要とするが、この回路は供給側の電圧変動
（通常±１０ｖ）を差し引かなければならないために回
路としては多くの部品を使いコストが極めて高くなり、
更に電気回路のスペースが必要となるという問題点があ
る。
０■の電圧変動を考慮した上で電気抵抗の変化（異常発
熱例えば８０″Ｃまでの上昇時で＋５〜１０％）を検出
する回路を必要とするが、この回路は供給側の電圧変動
（通常±１０ｖ）を差し引かなければならないために回
路としては多くの部品を使いコストが極めて高くなり、
更に電気回路のスペースが必要となるという問題点があ
る。
（３）に示すサーメル線を用いた場合には、絶縁膜を付
けた発熱体の表面にアルミ箱（導電体）を貼付け、この
表面にサーメル線を貼付したもので、異常温度上昇時に
サーメル線の絶縁膜が溶解し、アルミ箱とサーメル線間
の抵抗が（１）−〇となりこの時ヒーター通電を止める
方法であるが、異常時の温度設定は８０”Ｃ以下である
が、サーメル線絶縁膜の溶解温度は１３０〜１５０°Ｃ
であり使用不可能であるという問題点がある。
けた発熱体の表面にアルミ箱（導電体）を貼付け、この
表面にサーメル線を貼付したもので、異常温度上昇時に
サーメル線の絶縁膜が溶解し、アルミ箱とサーメル線間
の抵抗が（１）−〇となりこの時ヒーター通電を止める
方法であるが、異常時の温度設定は８０”Ｃ以下である
が、サーメル線絶縁膜の溶解温度は１３０〜１５０°Ｃ
であり使用不可能であるという問題点がある。
本発明は暖房便座の発熱体が機械的に荷重をうけてクラ
ックが発生し、異常発熱するのを防止するために、僅か
なりラックについても感度良く検出して異常発熱を防止
するためのクラックセンサーを設けた暖房便座を技術的
課題とするものである。
ックが発生し、異常発熱するのを防止するために、僅か
なりラックについても感度良く検出して異常発熱を防止
するためのクラックセンサーを設けた暖房便座を技術的
課題とするものである。
〔発明の構成〕
（課題を解決するための手段）
課題を解決するための技術的手段はつぎのようである。
すなわち、
熱可塑性樹脂にカーボンブラック、カーボン繊維、金属
フレーク等の導電性充填物を混入した発熱材を便座形状
に成形した面状発熱式暖房便座において、電気絶縁性を
脆質テープの上に導電性塗料を幅１〜１０ｍｍで、１０
〜１００μｍの厚さで印刷した検出部と両端に微小電流
を流す電極部を設けたクラックセンサーを前記便座の内
外周縁近くに貼りつけた暖房便座である。
フレーク等の導電性充填物を混入した発熱材を便座形状
に成形した面状発熱式暖房便座において、電気絶縁性を
脆質テープの上に導電性塗料を幅１〜１０ｍｍで、１０
〜１００μｍの厚さで印刷した検出部と両端に微小電流
を流す電極部を設けたクラックセンサーを前記便座の内
外周縁近くに貼りつけた暖房便座である。
（作用）
便座に機械的な荷重が加わり、クラックが発生すると内
外周縁近くに貼り付けられたクラックセンサーの幅１＝
ｌＯｍｍ、厚さ１０〜１００μｍの薄い塗膜がクラック
により部分的に切断され、微小電流が不通となると、こ
れにより便座の発熱体への通電が遮断されて便座の異常
発熱が防止できるものである。
外周縁近くに貼り付けられたクラックセンサーの幅１＝
ｌＯｍｍ、厚さ１０〜１００μｍの薄い塗膜がクラック
により部分的に切断され、微小電流が不通となると、こ
れにより便座の発熱体への通電が遮断されて便座の異常
発熱が防止できるものである。
（実施例）
以下実施例について説明する。
実施例
第１図〜第３図は本実施例で１は面状発熱式暖房便座で
樹脂材料としてＡＢＳ樹脂に導電性フィラー（カーボン
ブラック）を混入して射出成形した。５は電極で、６は
リード線である。４はクララクセセンサーで、このクラ
ックセンサーは脆質粘着チー１３上に導電性塗料２を印
刷し、その両端にクラックセンサー用電極７（同筒粘着
テープ）を設けたものであり、８は便座に発生したクラ
ックを示す。
樹脂材料としてＡＢＳ樹脂に導電性フィラー（カーボン
ブラック）を混入して射出成形した。５は電極で、６は
リード線である。４はクララクセセンサーで、このクラ
ックセンサーは脆質粘着チー１３上に導電性塗料２を印
刷し、その両端にクラックセンサー用電極７（同筒粘着
テープ）を設けたものであり、８は便座に発生したクラ
ックを示す。
前記クラックセンサー４は１％以下の破断伸びの無機フ
ィラー充填ＰＶＣテープ３（例えば住友スリーエム（株
）脆質ラヘルストック＃７６１０厚さ約６０μｍ）の上
に導電性塗料２（例えば藤倉化成（株）ドータイトＤ−
５００）を幅１．５ｍｍ、長さ１０００ｍｍ、厚み３０
μｍに印刷し、両端に微電流を流す電極７（住友スリー
エム（株）＄１１８１）を設けたもので、このクラック
センサーを暖房便座１の周辺部に接着するものである。
ィラー充填ＰＶＣテープ３（例えば住友スリーエム（株
）脆質ラヘルストック＃７６１０厚さ約６０μｍ）の上
に導電性塗料２（例えば藤倉化成（株）ドータイトＤ−
５００）を幅１．５ｍｍ、長さ１０００ｍｍ、厚み３０
μｍに印刷し、両端に微電流を流す電極７（住友スリー
エム（株）＄１１８１）を設けたもので、このクラック
センサーを暖房便座１の周辺部に接着するものである。
次にこの暖房便座ｌに１００■電圧をかけ均一な発熱を
させたところで、便座の一部（Ｄに示す）に荷重を加え
部分的に割ったところ（電流の流れ方向に直角に全流路
の１１５を割る）当初の温度が４３°Ｃ位であったもの
が割った箇所の温度が急に８０°Ｃに上昇した。
させたところで、便座の一部（Ｄに示す）に荷重を加え
部分的に割ったところ（電流の流れ方向に直角に全流路
の１１５を割る）当初の温度が４３°Ｃ位であったもの
が割った箇所の温度が急に８０°Ｃに上昇した。
次にクラックセンサーに別の制御系の回路より微電流を
流し、導通を拾う回路と一次側の１００■電源とを直列
につなぎ発熱させた。
流し、導通を拾う回路と一次側の１００■電源とを直列
につなぎ発熱させた。
均一発熱になった後同じように割ったところ局部上昇温
度に至るまえに一次側の電極が落ち安全を保った。
度に至るまえに一次側の電極が落ち安全を保った。
比較例
実施例と同一材料で、第４図に示す面状発熱式暖房便座
１を射出成形した。その外周Ａ部に歪ゲージ１０（（株
）共和電果製、ＫＬひすみゲージ）を貼った。
１を射出成形した。その外周Ａ部に歪ゲージ１０（（株
）共和電果製、ＫＬひすみゲージ）を貼った。
この便座に１００■電圧をかけ均一な発熱をさせたとこ
ろで、Ａに荷重を加え部分的に割ったところ、（電流の
流れ方向に直角に全流路の１７５を割る）当部の回路よ
り微電流を流し、導通を拾う回路と一次側の１００■電
源とを直列につなぎ発熱させた。
ろで、Ａに荷重を加え部分的に割ったところ、（電流の
流れ方向に直角に全流路の１７５を割る）当部の回路よ
り微電流を流し、導通を拾う回路と一次側の１００■電
源とを直列につなぎ発熱させた。
前記に於いて均一に発熱後部分的に割った場合は約８０
°Ｃ近くまで上昇した。
°Ｃ近くまで上昇した。
勿論歪ゲージを全面に貼ればクラックを検出することも
可能であるが、現実的には歪みゲージの敵地と制御の煩
雑さから不可能であり、当然コスト及び重量増となり、
この方式ではメリットがないものてあ。
可能であるが、現実的には歪みゲージの敵地と制御の煩
雑さから不可能であり、当然コスト及び重量増となり、
この方式ではメリットがないものてあ。
（効果）
本発明は次の効果を有する。すなわち、（１）スクリー
ン印刷で回路を形成するために、複雑なパターンでも容
易に出来る、 （２）構成部品が少なく重量が軽い、 （３）破断伸度１％以下のテープを用いるのでクラック
の感度がよい。
ン印刷で回路を形成するために、複雑なパターンでも容
易に出来る、 （２）構成部品が少なく重量が軽い、 （３）破断伸度１％以下のテープを用いるのでクラック
の感度がよい。
第１は本実施例の説明図、第２図はクラックセンサーの
断面図、第３図は第１図のＡ部の拡大図、第４図は従来
例の説明図、第５図は第４図のＢ部の拡大図である。 ■・・・便座形状の発熱体、２・・・導電性塗料、３・
・・脆質粘着テープ、４・・・クラックセンサー、７・
・・クラックセンサー用電極。
断面図、第３図は第１図のＡ部の拡大図、第４図は従来
例の説明図、第５図は第４図のＢ部の拡大図である。 ■・・・便座形状の発熱体、２・・・導電性塗料、３・
・・脆質粘着テープ、４・・・クラックセンサー、７・
・・クラックセンサー用電極。
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂にカーボンブラック、カーボン繊維、金属
フレーク等の導電性充填物を混入した発熱材を便座形状
に成形した面状発熱式暖房便座において、電気絶縁性を
有する脆質テープの上に導電性塗料を幅１〜１０ｍｍで
、１０〜１００μｍの厚さで印刷した検出部と両端に微
小電流を流す電極部を設けたクラックセンサーを、前記
便座の内外周縁近くに貼りつけた暖房便座。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23650990A JP2936678B2 (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | クラツクセンサーを用いた暖房便座 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23650990A JP2936678B2 (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | クラツクセンサーを用いた暖房便座 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04114619A true JPH04114619A (ja) | 1992-04-15 |
| JP2936678B2 JP2936678B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=17001770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23650990A Expired - Fee Related JP2936678B2 (ja) | 1990-09-05 | 1990-09-05 | クラツクセンサーを用いた暖房便座 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2936678B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH074119A (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-10 | Suzuki Takezo | 供養用パネル及び供養方法 |
| WO2007085070A1 (en) * | 2006-01-26 | 2007-08-02 | National Research Council Of Canada | Surface-mounted crack detection |
| KR100832754B1 (ko) * | 1999-12-10 | 2008-05-27 | 알자 코포레이션 | 지속성 경피약물 송출용 피부치료장치 |
| CN100430016C (zh) * | 2006-09-13 | 2008-11-05 | 邱灿茂 | 电热坐便器座圈 |
| JP2009000265A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Panasonic Corp | 便座用ヒータおよびそれを使用した便座装置 |
| CN109770773A (zh) * | 2019-03-06 | 2019-05-21 | 游氏（厦门）卫浴工业有限公司 | 一种微电流发热复合材料及一种发热马桶座圈 |
-
1990
- 1990-09-05 JP JP23650990A patent/JP2936678B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH074119A (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-10 | Suzuki Takezo | 供養用パネル及び供養方法 |
| KR100832754B1 (ko) * | 1999-12-10 | 2008-05-27 | 알자 코포레이션 | 지속성 경피약물 송출용 피부치료장치 |
| WO2007085070A1 (en) * | 2006-01-26 | 2007-08-02 | National Research Council Of Canada | Surface-mounted crack detection |
| CN100430016C (zh) * | 2006-09-13 | 2008-11-05 | 邱灿茂 | 电热坐便器座圈 |
| JP2009000265A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Panasonic Corp | 便座用ヒータおよびそれを使用した便座装置 |
| CN109770773A (zh) * | 2019-03-06 | 2019-05-21 | 游氏（厦门）卫浴工业有限公司 | 一种微电流发热复合材料及一种发热马桶座圈 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2936678B2 (ja) | 1999-08-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |