JPH0411417Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0411417Y2 JPH0411417Y2 JP15024587U JP15024587U JPH0411417Y2 JP H0411417 Y2 JPH0411417 Y2 JP H0411417Y2 JP 15024587 U JP15024587 U JP 15024587U JP 15024587 U JP15024587 U JP 15024587U JP H0411417 Y2 JPH0411417 Y2 JP H0411417Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum chamber
- cylinder
- head
- airtight
- glass window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 13
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 11
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、真空室内でワークやワーク搬送手段
の作動状態等を監視するモニタカメラ装置に関す
る。
の作動状態等を監視するモニタカメラ装置に関す
る。
(従来の技術)
従来、真空室内でワーク等の作動状態と監視す
る場合、真空室に設けた覗窓を介して直視するか
或は真空室内に設けた鏡を覗窓を通して見るを一
般とする。
る場合、真空室に設けた覗窓を介して直視するか
或は真空室内に設けた鏡を覗窓を通して見るを一
般とする。
(考案が解決しようとする問題点)
前記のような覗窓による監視では、視野が制限
され、広範囲を監視したり細部をクローズアツプ
して詳細に監視することが出来ず、例えば全体的
なワークの動きと部分的なワークの表面を任意に
監視することが難しく、ワークの品質管理を充分
に行なえない不便があつた。
され、広範囲を監視したり細部をクローズアツプ
して詳細に監視することが出来ず、例えば全体的
なワークの動きと部分的なワークの表面を任意に
監視することが難しく、ワークの品質管理を充分
に行なえない不便があつた。
本考案はこうした不便を解消し真空室内で任意
範囲の視野が得られる装置を提供することを目的
とする。
範囲の視野が得られる装置を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案では、真空室内に、一端にガラス窓を備
えた気密のシリンダを設けてその内部に電子式カ
メラのヘツド部を収め、該シリンダの筐体と該真
空室の室壁とに夫々開口部を形成し、両開口部間
を金属ベローにより気密に接続して該シリンダの
内部から該真空室の外部に連なる配線用の気密通
路を形成することにより、前記問題点を解決する
ようにした。
えた気密のシリンダを設けてその内部に電子式カ
メラのヘツド部を収め、該シリンダの筐体と該真
空室の室壁とに夫々開口部を形成し、両開口部間
を金属ベローにより気密に接続して該シリンダの
内部から該真空室の外部に連なる配線用の気密通
路を形成することにより、前記問題点を解決する
ようにした。
(作用)
真空室の内部は真空室内に設けたシリンダ内の
電子式カメラのヘツド部によりガラス窓を通して
撮影され、該ヘツド部と金属ベロー内の気密通路
に設けた配線を介して外部のモニタにより監視さ
れるが、該ヘツド部は真空室内に導入されている
ので明瞭に真空室内を見ることが出来、該ヘツド
部の焦点を調節することにより視野を自由に変更
することが出来る。
電子式カメラのヘツド部によりガラス窓を通して
撮影され、該ヘツド部と金属ベロー内の気密通路
に設けた配線を介して外部のモニタにより監視さ
れるが、該ヘツド部は真空室内に導入されている
ので明瞭に真空室内を見ることが出来、該ヘツド
部の焦点を調節することにより視野を自由に変更
することが出来る。
またシリンダの内部を真空室の外部に接続する
通路は金属ベローにより形成されるので真空室内
への放出ガスも少なく、高真室を維持出来、該シ
リンダを金属ベローを屈曲させて真空室内の任意
の個所に設置出来る。
通路は金属ベローにより形成されるので真空室内
への放出ガスも少なく、高真室を維持出来、該シ
リンダを金属ベローを屈曲させて真空室内の任意
の個所に設置出来る。
(実施例)
本考案の実施例を別紙図面につき説明すると、
第1図に於いて符号1は真空室、は該真空室1内
にウエハ等のワーク3を搬出入する搬送手段、4
は該真空室1内に設けた気密のシリンダ、5は金
属ベローを示す。該シリンダ4は、第2図示のよ
うに、その一端にガラス窓6を備え、内部に例え
ば固体撮像素子を使用した電子式カメラのヘツド
部7が収容され、該シリンダ4の筐体8に形成し
た開口9と真空室1の室壁10に形成した開口1
1との間を金属ベロー5により気密に接続して該
シリンダ4の内部から真空室1の外部に連なる配
線用の気密通路13を形成するようにした。
第1図に於いて符号1は真空室、は該真空室1内
にウエハ等のワーク3を搬出入する搬送手段、4
は該真空室1内に設けた気密のシリンダ、5は金
属ベローを示す。該シリンダ4は、第2図示のよ
うに、その一端にガラス窓6を備え、内部に例え
ば固体撮像素子を使用した電子式カメラのヘツド
部7が収容され、該シリンダ4の筐体8に形成し
た開口9と真空室1の室壁10に形成した開口1
1との間を金属ベロー5により気密に接続して該
シリンダ4の内部から真空室1の外部に連なる配
線用の気密通路13を形成するようにした。
該ガラス窓6シリンダ4の筐体8の端部に形成
した段部14に、該シリンダ4と該ガラス窓6間
の応力を吸収して該ガラス窓6の破損を防ぐよう
に、ガスケツト15を介して嵌め込まれ、該筐体
8の外周に螺着したスクリユーキヤツプ16によ
り該ガラス窓6の外側から段部4に押圧して固定
されるが、この場合、該ガラス窓6の外側面に面
取17を施し、該面取17と筐体8とで形成され
る溝18内に1本のOリング19を収め、これと
スクリユーキヤツプ16との間にスライドリング
20を介在させ、該スクリユーキヤツプ16の回
転によるOリング19のねじれや破損を防止する
と共に該Oリング19から発生するガスをスライ
ドリング20により外部に漏れぬようにした。
した段部14に、該シリンダ4と該ガラス窓6間
の応力を吸収して該ガラス窓6の破損を防ぐよう
に、ガスケツト15を介して嵌め込まれ、該筐体
8の外周に螺着したスクリユーキヤツプ16によ
り該ガラス窓6の外側から段部4に押圧して固定
されるが、この場合、該ガラス窓6の外側面に面
取17を施し、該面取17と筐体8とで形成され
る溝18内に1本のOリング19を収め、これと
スクリユーキヤツプ16との間にスライドリング
20を介在させ、該スクリユーキヤツプ16の回
転によるOリング19のねじれや破損を防止する
と共に該Oリング19から発生するガスをスライ
ドリング20により外部に漏れぬようにした。
21は該シリンダ4のガラス窓6と反対側の端
部に溶接22により気密に取付けした端板で、こ
れに開口9を形成し、金属ベロー5は該開口9に
溶接23により取付けた金属チユーブ24のフラ
ンジ24aに取付けされる。25は溶接22,2
3に伴う溶接割れを防止する開先加工部、26は
金属ベロー5の端部に取付けられた室壁10への
取付フランジである。
部に溶接22により気密に取付けした端板で、こ
れに開口9を形成し、金属ベロー5は該開口9に
溶接23により取付けた金属チユーブ24のフラ
ンジ24aに取付けされる。25は溶接22,2
3に伴う溶接割れを防止する開先加工部、26は
金属ベロー5の端部に取付けられた室壁10への
取付フランジである。
シリンダ4内から気密通路13を介して外部へ
導出される配線類27は、例えばヘツド部7外部
のカメラコントロールユニツト28に接続される
配線27a、該ヘツド部のピント合せ用の金属レ
リーズ27bであるが、該気密通路13を利用し
てN2ガス、Airガス等をシリンダ4内に流通させ
るチユーブ29を設けるようにすれば、シリンダ
4を高温部に設置してモニタすることが可能にな
る。12はモニタテレビを示す。
導出される配線類27は、例えばヘツド部7外部
のカメラコントロールユニツト28に接続される
配線27a、該ヘツド部のピント合せ用の金属レ
リーズ27bであるが、該気密通路13を利用し
てN2ガス、Airガス等をシリンダ4内に流通させ
るチユーブ29を設けるようにすれば、シリンダ
4を高温部に設置してモニタすることが可能にな
る。12はモニタテレビを示す。
該シリンダ4はバンドやマグネツトにより真空
室1内の室壁に取付け或は第3図示のような回転
及び揺動自在のテーブル30により室内に設けら
れ、該シリンダ4の内部に収められたカメラのヘ
ツドブ7がワーク3の表面や搬送手段2の動きを
監視するが、該ヘツド部7及び配線はシリンダ4
と金属ベロー5により覆われているので、真空室
1内へガスが放出されることがなく真空室1内の
真空状態を良好に維持することが出来、ヘツド部
7の焦点を変更してその視野を簡単に変更出来る
ので詳細な監視と広範囲の監視を行なえる。
室1内の室壁に取付け或は第3図示のような回転
及び揺動自在のテーブル30により室内に設けら
れ、該シリンダ4の内部に収められたカメラのヘ
ツドブ7がワーク3の表面や搬送手段2の動きを
監視するが、該ヘツド部7及び配線はシリンダ4
と金属ベロー5により覆われているので、真空室
1内へガスが放出されることがなく真空室1内の
真空状態を良好に維持することが出来、ヘツド部
7の焦点を変更してその視野を簡単に変更出来る
ので詳細な監視と広範囲の監視を行なえる。
(考案の効果)
以上のように本考案によるときは、真空室内に
気密のシリンダを設けてその内部に電子式カメラ
のヘツド部を収め、該シリンダから室外へ金属ベ
ローにより配線挿通用の気密の通路を設けるよう
にしたので、真空室内の真空を低下させずに真空
室内にカメラのヘツド部を導入出来、該ヘツド部
の焦点を調整して視野を任意に変え得るので広範
囲の監視と詳細な監視とを行なえ、監視性能が向
上しビデオ記録が残せる等の効果がある。
気密のシリンダを設けてその内部に電子式カメラ
のヘツド部を収め、該シリンダから室外へ金属ベ
ローにより配線挿通用の気密の通路を設けるよう
にしたので、真空室内の真空を低下させずに真空
室内にカメラのヘツド部を導入出来、該ヘツド部
の焦点を調整して視野を任意に変え得るので広範
囲の監視と詳細な監視とを行なえ、監視性能が向
上しビデオ記録が残せる等の効果がある。
第1図は本考案の実施例の截断側面図、第2図
は要部の拡大断面図、第3図はシリンダの取付状
態の1例の斜視図である。 1……真空室、4……シリンダ、5……金属ベ
ロー、6……ガラス窓、7……ヘツド部、8……
筐体、9,11……開口、10……室壁、13…
…気密通路。
は要部の拡大断面図、第3図はシリンダの取付状
態の1例の斜視図である。 1……真空室、4……シリンダ、5……金属ベ
ロー、6……ガラス窓、7……ヘツド部、8……
筐体、9,11……開口、10……室壁、13…
…気密通路。
Claims (1)
- 真空室内に、一端にガラス窓を備えた気密のシ
リンダを設けてその内部に電子式カメラのヘツド
部を収め、該シリンダの筐体と該真空室の室壁と
に夫々開口部を形成し、両開口部間を金属ベロー
により気密に接続して該シリンダの内部から該真
空室の外部に連なる配線用の気密通路を形成した
ことを特徴とする真空室内用モニタカメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15024587U JPH0411417Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15024587U JPH0411417Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6455776U JPS6455776U (ja) | 1989-04-06 |
JPH0411417Y2 true JPH0411417Y2 (ja) | 1992-03-23 |
Family
ID=31423214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15024587U Expired JPH0411417Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0411417Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP15024587U patent/JPH0411417Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6455776U (ja) | 1989-04-06 |
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