JPH04113973U - 半田マスク - Google Patents
半田マスクInfo
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- JPH04113973U JPH04113973U JP2288691U JP2288691U JPH04113973U JP H04113973 U JPH04113973 U JP H04113973U JP 2288691 U JP2288691 U JP 2288691U JP 2288691 U JP2288691 U JP 2288691U JP H04113973 U JPH04113973 U JP H04113973U
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- solder mask
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Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板上の半田付け過密部および半田付け過疎
部に、半田ショートおよび半田少が発生することなく好
適量の半田を印刷することができる半田マスクの提供。 【構成】 まず、厚さ 0.3mmの銅板に、基板上の半田印
刷部分の配置に対応させた所定形状の半田印刷穴2を複
数個形成する。次に、該銅板におけるIC搭載部等の半
田付け過密部用の半田印刷穴2が形成されている部分を
グラインダーで削り、その板厚を0.15mmにし、一方コン
デンサ搭載部等の半田付け過疎部用の半田印刷穴2が形
成されている部分は、削らずに 0.3mmの板厚とする。
部に、半田ショートおよび半田少が発生することなく好
適量の半田を印刷することができる半田マスクの提供。 【構成】 まず、厚さ 0.3mmの銅板に、基板上の半田印
刷部分の配置に対応させた所定形状の半田印刷穴2を複
数個形成する。次に、該銅板におけるIC搭載部等の半
田付け過密部用の半田印刷穴2が形成されている部分を
グラインダーで削り、その板厚を0.15mmにし、一方コン
デンサ搭載部等の半田付け過疎部用の半田印刷穴2が形
成されている部分は、削らずに 0.3mmの板厚とする。
Description
【0001】
本考案は、半田印刷用マスクに関し、さらに詳しくはハイブリッドIC製造に
おける搭載部品の半田付け性を向上させる半田印刷用マスクに関する。
【0002】
従来、ハイブリッドIC製造における搭載部品の半田付け方法の一つとして、
均一な厚さの銅製やステンレス製等の金属平板に、柱状の貫通穴である半田印刷
穴2を形成した半田マスク1を用意し、この半田マスク1と半田印刷スキージ6
とを用いて基板4のランド電極5上にクリーム半田3を印刷し、その上に部品を
裁置するという方法が用いられていた(図6)。
【0003】
上記半田マスクは、その板厚によって単位面積当たりに印刷されるクリーム半
田の量が決定される。すなわち、半田印刷穴の大きさが同じのであれば、印刷さ
れる半田の量は均一になる。そのため、コンデンサ搭載部などのような、基板に
おける半田付け過疎部に必要な半田の量に合わせて半田マスクの板厚を設定する
と、IC搭載部などのような、基板における半田付け過密部では印刷される半田
の量が過剰ぎみになり、部品11を裁置すると半田ショートが発生する危険性が
高くなる(図7)。逆に、基板における半田付け過密部に必要な半田の量に合わ
せて板厚を設定すると、半田付け過疎部では印刷される半田が少なくなり過ぎて
半田少が発生する危険性が高くなる(図8)。このように、基板における半田付
け過密部と半田付け過疎部との両方に、1つの半田マスクで1度に好適量の半田
を印刷することは極めて困難であった。
【0004】
そこで、基板における半田付け過疎部に必要な半田の量に合わせて半田マスク
の板厚を設定して該部分での半田少の発生を防止し、かつ半田マスクにおける半
田付け過密部用の半田印刷穴の大きさを小さくすることにより、印刷される半田
の量を減少させて半田ショートの発生を防止するという方法が考えられた。しか
しながら、本来ならば半田印刷穴の大きさは、半田を印刷する部分の面積によっ
て決められるべきものであり、半田印刷穴の大きさを小さくすると、印刷される
半田の量が少なくなると同時に、半田が印刷される部分の面積も小さくなってし
まう。しかも、良好な印刷を行うためには穴の大きさを小さくするのに限界があ
ることなどから好適な対応策であるとはいえなかった。
【0005】
本考案は、上述従来の技術の問題点を解決し、基板における半田付け過密部お
よび半田付け過疎部に、半田ショートおよび半田少が発生することなく好適量の
半田を印刷することができる半田マスクを提供することを目的としている。
【0006】
本考案者は、上記目的を達成すべく鋭意研究の結果、半田マスクにおいて、半
田付け過密部用の半田印刷穴が開けられている部分の板厚を、半田付け過疎部用
の半田印刷穴が開けられている部分の板厚よりも薄くすることにより、前記課題
が解決されることを見い出し、本考案に到達した。
【0007】
すなわち、本考案は、金属平板に、両主面を結ぶ所定の開口形状からなる柱状
の貫通孔である半田印刷用の穴が複数個開けられている半田マスクであって、上
記平板において、該半田印刷穴を1つ以上包含する少なくとも一部分の板厚が、
他の部分の板厚と異なることを特徴とする半田マスクを提供するものである。
【0008】
本考案においては、1つの半田マスク内で、半田印刷穴が形成されている部分
の板厚を部分的に変えることにより、単位面積当たりに印刷される半田の量を調
整している。したがって、面積を変えずに印刷される半田の量を調整することが
できるようになるため、1つの半田マスクで基板上の半田付け過密部と半田付け
過疎部とに同時に好適量の半田を印刷することができるようになり、半田ショー
トや半田少の発生が防止され、半田付け性が向上する。
【0009】
以下、実施例により本考案をさらに詳細に説明する。しかし本考案の範囲は以
下の実施例により制限されるものではない。
【0010】
【実施例1】
本考案の半田マスクの一例を図1、図2、図3、図4および図5を用いて説明
する。
【0011】
まず、厚さ 0.3mmの銅板7に、基板上の半田印刷部分の配置に対応させた所定
形状の半田印刷穴2を複数個形成した(図2)。次に、該銅板7におけるIC搭
載部8等の半田付け過密部用の半田印刷穴2が形成されている部分を、図3に示
すようにグラインダー10によって上面から削り、その板厚を0.15mmにした。一
方、コンデンサ搭載部9等の半田付け過疎部用の半田印刷穴2が形成されている
部分は、削らずに 0.3mmの板厚とした。なお、グラインダー等の半田マスク板を
削る道具はあらかじめ数種類用意しておき、あらゆる半田印刷穴に対応できるよ
うにしておくと良い。また、上記グラインダー等により半田マスク板を削る作業
は、NC(数値制御工作機械)を使用すればコンピューターコントロールにより
、板厚や削るべき場所を自動的に選択させることができる。
【0012】
上記のようにして製造した半田マスク1と半田印刷スキージ6とを用いて基板
4のランド電極5上へクリーム半田3の印刷を行い(図1)、さらに部品11を
実装したところ、半田付け過密部における半田ショートおよび半田付け過疎部に
おける半田少は発生しなかった(図4および図5)。なお、上記半田印刷スキー
ジは半田マスクの板厚の変化に対応し得るものであり、半田マスク上に半田が残
らないように印刷することができるものである。
【0013】
本考案の半田マスクの開発により、1枚の半田マスクで、基板におけるすべて
の半田印刷部分に好適量の半田を印刷することができるようになった。そのため
、半田付け過密部における半田ショートおよび半田付け過疎部における半田少の
発生が防止されるようになり、半田付け性が著しく向上した。また、本考案の半
田マスクは、従来の半田マスク製造法に研削工程を設けるだけで製造することが
できるため、極めて実用性の高いものである。
【図1】本考案の半田マスクの一例を用いて、基板上に
クリーム半田を印刷した態様を示す側断面図である。
クリーム半田を印刷した態様を示す側断面図である。
【図2】本考案の半田マスクの一例の研削前の態様を部
分的に示す平面図である。
分的に示す平面図である。
【図3】本考案の半田マスクの一例の研削時の態様を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図4】基板上の半田付け過密部に本考案の半田マスク
を用いて半田を印刷し、その上に部品を裁置した態様を
示す側面図である。
を用いて半田を印刷し、その上に部品を裁置した態様を
示す側面図である。
【図5】基板上の半田付け過疎部に本考案の半田マスク
を用いて半田を印刷し、その上に部品を裁置した態様を
示す側面図である。
を用いて半田を印刷し、その上に部品を裁置した態様を
示す側面図である。
【図6】従来の半田マスクを用いて、基板上にクリーム
半田を印刷した態様を示す側断面図である。
半田を印刷した態様を示す側断面図である。
【図7】基板上の半田付け過密部に従来の半田マスクを
用いて半田を印刷し、その上に部品を裁置した態様を示
す側面図である。
用いて半田を印刷し、その上に部品を裁置した態様を示
す側面図である。
【図8】基板上の半田付け過疎部に従来の半田マスクを
用いて半田を印刷し、その上に部品を裁置した態様を示
す側面図である。
用いて半田を印刷し、その上に部品を裁置した態様を示
す側面図である。
1‥‥‥半田マスク
2‥‥‥半田印刷穴
3‥‥‥半田
4‥‥‥基板
5‥‥‥ランド電極
6‥‥‥半田印刷スキージ
7‥‥‥銅板
8‥‥‥IC搭載部
9‥‥‥コンデンサ搭載部
10‥‥‥グラインダー
11‥‥‥部品
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
B23K 101:42
Claims (1)
- 【請求項1】 金属平板に、両主面を結ぶ所定の開口形
状からなる柱状の貫通孔である半田印刷用の穴が複数個
開けられている半田マスクであって、上記平板におい
て、該半田印刷穴を1つ以上包含する少なくとも一部分
の板厚が、他の部分の板厚と異なることを特徴とする半
田マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2288691U JPH04113973U (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 半田マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2288691U JPH04113973U (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 半田マスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04113973U true JPH04113973U (ja) | 1992-10-06 |
Family
ID=31908284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2288691U Withdrawn JPH04113973U (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 半田マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04113973U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015066693A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-13 | 日本電気株式会社 | 印刷装置及び印刷方法 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP2288691U patent/JPH04113973U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015066693A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-13 | 日本電気株式会社 | 印刷装置及び印刷方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950615 |