JPH04113957U - プリンター駆動回路 - Google Patents

プリンター駆動回路

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JPH04113957U
JPH04113957U JP1797091U JP1797091U JPH04113957U JP H04113957 U JPH04113957 U JP H04113957U JP 1797091 U JP1797091 U JP 1797091U JP 1797091 U JP1797091 U JP 1797091U JP H04113957 U JPH04113957 U JP H04113957U
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JP
Japan
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transistor
circuit
motor
signal
printer
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Application number
JP1797091U
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Inventor
英俊 二木
Original Assignee
セイコーエプソン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的]入力回路にPNPトランジスタを用いさらにそ
のエミッターに電源供給制御回路としてモーター駆動端
子を接続することで誤動作を防止する能力を向上させた
うえ、少ない部品点数でプリンターのソレノイド、発熱
体等の基本的な駆動回路を構成することを可能にした。 [構成]入力部はPNPトランジスタ2を用い負論理入
力回路とする。トランジスタ2のエミッターにはモータ
ー駆動端子を接続する。終段のトランジスタはNPNト
ランジスタ4を用いオープンコレクターの駆動回路を構
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はプリンター駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の技術は、電源のON、OFFの際やCPUのリセットの際など入 力信号が不安定な状態で動作しないようにするため入力回路にロジックICによ る抑制回路が用いられ、抑制信号発生回路を有していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前述の従来技術では、抑制信号のゲート回路や抑制信号生成回路がロ ジックICであるためインピーダンスが大きく、そのため僅かではあるがノイズ 等により誤動作をする可能性があり、ドットインパクトプリンターの印字ソレノ イドや、サーマルプリンターヘッドの発熱体などの印加エネルギーに敏感な駆動 対照の場合は最悪の場合破損させてしまうという課題と、抑制信号生成回路を必 要とする課題を有していた。
【0004】 本考案はこのような課題を解決するためになされたものであり、その目的とす るところは、誤動作をする可能性を小さくしたプリンター駆動回路を安価に提供 することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、少なくともモーターと印字要素とを持つプリンターの駆動回路にお いて、前記印字要素を駆動するための最終段トランジスタ21を駆動する回路に PNPトランジスタ20を用い、前記トランジスタ20のエミッターに電源供給 を制御するスイッチングトランジスタ14を接続し、前記トランジスタ14によ って前記モーターをON、OFF制御と印字要素を駆動する最終段トランジスタ のON、OFF制御をすることを特徴とするプリンター駆動回路である。
【0006】
【作用】
本考案の上記の構成によれば、抑制回路のゲート回路はトランジスタとなるた めICよりもインピーダンスが低い、モーター駆動信号をモーター端子から取る ことでさらにインピーダンスを低くできノイズの影響を受けにくくできる。また 、モーターはインダクタンス負荷であるため数十マイクロ秒より小さい信号はほ とんど吸収されてしまうためパルス状の誤信号が入力されても動作せず誤動作が 防止できる。さらに、抑制信号を特別に作る必要がなく抑制信号生成回路が不用 となる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案をドットインパクトプリンターのプリンター駆動回路に応用した 実施例におけるプリンター駆動回路部分の回路図であって、CPU8はプリンタ ーを制御するCPU。NANDゲート9はCPUからのモーター駆動信号41と モーター制動信号42との干渉を避けるための抑制回路となるゲート回路。NO T回路10はモーター制動信号42からNANDゲート9へ入力する抑制信号を つくる回路。抵抗器11はNANDゲート9により駆動されるトランジスタ12 のベースに流れ込む駆動信号の電流を制限する抵抗器。トランジスタ12はNA NDゲート9から出力されたモーター駆動信号41によりPNPトランジスタ1 4を動作させるための中間増幅用トランジスタ。抵抗器13はトランジスタ21 により駆動されるトランジスタ14のベースより流れ出す駆動信号の電流を制限 する抵抗器。トランジスタ14はモーター駆動信号41によりモーターをON、 OFF駆動する終段のスイッチングトランジスタである。
【0008】 抵抗器15はCPUのモーター制動信号42により駆動されるトランジスタ2 1のベースに流れ込む電流を制限する抵抗器。トランジスタ16はCPUから出 力されるモーター制動信号42によりモーター制動トランジスタ17を駆動させ るための中間増幅用トランジスタ。モーター制動トランジスタ17はモーター制 動信号42によりモーターを制動させる終段のトランジスタであって、モーター 制動信号42がロウレベルになると抵抗15を通しトランジスタ16のベースに 電流が流れトランジスタ16がオン状態となりトランジスタ16のコレクターか らトランジスタ17のベースに電流が流れ込みトランジスタ17もオン状態とな りモーター36に電気制動をかける。次にNANDゲート9は一つの入力端子が CPU8のモーター駆動信号41に接続されもう一つ端子はCPU8のモーター 制動信号42からNOT回路10を通して接続されているため出力信号はCPU 8のモーター駆動信号41がロウレベルで且つCPU8のモーター制動信号42 がハイレベルの時のみハイレベルが出力される、ここでCPU8のモーター制動 信号42がハイレベルでCPU8のモーター駆動信号41がロウレベルになると NANDゲート9の出力端子はハイレベルとなり抵抗器1を通してトランジスタ 12のベースに電流がながれトランジスタ12はオンとなり抵抗器13を通しト ランジスタ14のベースからトランジスタ21のコレクターに電流が流れ込むた めトランジスタ14もオンしコレクターから電流が流れモーター36が駆動され る。
【0009】 19、24、28、32はCPU8の印字ソレノイド駆動信号43、44、4 5、46からのトランジスタ20、25、29、33のベースに流れ込む駆動信 号の電流を制限する抵抗器である。20、25、29、33はCPU8が電源の オンオフの際不安定となり出力されるハイレベルの信号で誤動作することを防止 するための負論理入力回路と、電源オンからCPU8の出力端子の初期設定が終 了するまでの間に出力されることのある信号や、CPU8の誤動作で出力される 可能性のある信号による印字ソレノイドの誤動作を防止するため、モーター駆動 時以外は印字ソレノイドを動作させないための抑制回路を兼ね備えた働きをする PNPトランジスタでありCPU8の印字ソレノイド駆動信号43、44、45 、46がロウレベルになり、且つモーター駆動信号7がハイレベルでモーターが 駆動されている状態ならばトランジスタ20、25、29、33のエミッターに 電圧が供給されているため、従ってトランジスタ20、25、29、33もオン 状態となりトランジスタ21、26、30、34を駆動する。しかしモーターが 駆動状態にないとトランジスタ20、25、29、33のエミッターには電圧が 供給されずトランジスタ20、25、29、33はオンにならないため誤動作し ない、また、誤ってモーター駆動信号41が出力された場合でも数百マイクロ秒 以下の短時間であればモーター駆動信号7の電位は負荷としてモーターが接続さ れているためトランジスタ20、25、29、33を駆動できる電圧まで上昇せ ず誤動作を防止できる、また、CPU8の印字ソレノイド駆動信号43、44、 45、46が電源投入時にハイインピーダンス状態になったり、電圧が規定値に 達する前にその電圧と同電位の電圧が出力された場合でもPNPトランジスタの ためベースをロウレベルにしないと動作せず、従ってトランジスタ20、25、 29、33はオン状態にならない。
【0010】 23、47、48、49はトランジスタ21、26、30、34のベースに流 れ込む電流を制限するための抵抗器である。トランジスタ21、26、30、3 4は37、38、39、40の印字ソレノイドを駆動する最終段のNPNトラン ジスタでありいわゆるオープンコレクター方式の駆動回路を形成している。トラ ンジスタ20、25、29、33がオンとなるとそのコレクターから抵抗器23 、47、48、49を通してトランジスタ21、26、30、34のベースに電 流が流れトランジスタ21、26、30、34がオンとなり印字ソレノイド37 、38、39、40に電流を流し駆動する。ツェナーダイオード22、27、3 1、35は印字ソレノイド37、38、39、40の通電を切った際に発生する サージ電圧をトランジスタ21、26、30、34を使って吸収するための働き をするツェナーダイオードで、印字ソレノイド37、38、39、40の通電が きれてサージ電圧が発生した場合、ツェナーダイオード22、27、31、35 のツェナー電圧よりも高くなると電流がツェナーダイオード22、27、31、 35を通してトランジスタ21、26、30、34のベースに流れトランジスタ 21、26、30、34がオン状態となる、従ってトランジスタ21、26、3 0、34のコレクターはおよそツェナーダイオードのツェナー電圧+トランジス タのVbeの値で均衡し、サージ電圧は吸収される。
【0011】 モーター36は駆動対象であるプリンターのモーター、ソレノイド37、38 、39、40は駆動対象であるプリンターの印字要素の一種である印字ソレノイ ドである。
【0012】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、負論理入力回路をPNPトランジスタで構 成し、そのトランジスタのエミッターに抑制信号としてモーター駆動信号を接続 することで回路のインピーダンスが下がり誘導によるノイズの影響を受けにくく したうえ、抑制信号生成回路が不用となり、従って信頼制の向上とコストダウン が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案をインパクトプリンターのプリンター駆
動回路に応用した実施例におけるプリンター駆動回路部
分の回路図。
【符号の説明】
14 スイッチングトランジスタ 20 PNPトランジスタ 21 NPNトランジスタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくともモーターと印字要素とを持つプリンターの駆
    動回路において、前記印字要素を駆動するための最終段
    トランジスタ21を駆動する回路にPNPトランジスタ
    20を用い、前記トランジスタ20のエミッターに電源
    供給を制御するスイッチングトランジスタ14を接続
    し、前記トランジスタ14によって前記モーターのO
    N、OFF制御と印字要素を駆動する最終段トランジス
    タのON、OFF制御をすることを特徴とするプリンタ
    ー駆動回路。
JP1797091U 1991-03-25 1991-03-25 プリンター駆動回路 Pending JPH04113957U (ja)

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JP1797091U JPH04113957U (ja) 1991-03-25 1991-03-25 プリンター駆動回路

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JPH04113957U true JPH04113957U (ja) 1992-10-06

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ID=31904608

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61277369A (ja) * 1985-05-31 1986-12-08 Nec Corp フライバック電流吸収回路
JPS63242580A (ja) * 1987-03-30 1988-10-07 Canon Inc 記録装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61277369A (ja) * 1985-05-31 1986-12-08 Nec Corp フライバック電流吸収回路
JPS63242580A (ja) * 1987-03-30 1988-10-07 Canon Inc 記録装置

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