JPH0411319A - 磁気ヘッドの支持装置 - Google Patents

磁気ヘッドの支持装置

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JPH0411319A
JPH0411319A JP11379790A JP11379790A JPH0411319A JP H0411319 A JPH0411319 A JP H0411319A JP 11379790 A JP11379790 A JP 11379790A JP 11379790 A JP11379790 A JP 11379790A JP H0411319 A JPH0411319 A JP H0411319A
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bimorph
magnetic head
piezoelectric element
plate
electrodes
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Toshiyuki Fujine
俊之 藤根
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオテープレコーダー(以下、VTRと略
す)等の磁気記録再生装置における磁気ヘッドの支持装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、VTR等の磁気記録再生装置において、倍速
再生、スチル再生、逆方向1倍速再生等の特殊再生を行
うときに不可避的に生じるトラッキングずれの修正を行
うために、磁気ヘッドの支持装置に圧電素子を用いたオ
ートトラッキングシステムが開発されており、この方式
はDTP(Dynamic Tracking Fol
lowing)等のように称されている。
上記のような圧電素子を用いた磁気ヘッドの支持装置で
は、例えば第5図に示されているように、VTRのヘッ
ドドラムの取付部34に一端側が固定された支持部35
が、バイモルフ型圧電素子部35aによって構成されて
いる。このバイモルフ型圧電素子部35aは、略長方形
板状の3枚の電極38・・・と2枚の圧電素子39・3
9とを交互に積層して接合し、各電極38・・・にリー
ド線40・・・を接続することによって作製されている
各リード線40・・・を通して各電極38・・・に電圧
を印加すると、これら電極38・・・間の電界の直角方
向、すなわち、長手方向に各圧電素子39・39が伸縮
する。したがって、第6図に示されるように、上記バイ
モルフ型圧電素子部35aは電圧の大きさと極性の方向
に応じた各圧電素子39・39の伸縮量の差に応じて湾
曲変形し、その長手方向先端側が変位する。
この先端側に磁気ヘッド36が取付られており、上記の
湾曲変形の度合を制御して磁気ヘッド36を磁気テープ
37に対して変位させることで、トラッキング補正を行
うようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の構造では、第6図に示されている
ように、バイモルフ型圧電素子部35aの湾曲変形は、
その先端側が磁気テープ37に対し傾斜する変形である
ために、磁気ヘッド36も一体となって傾斜し、このた
め、磁気テープ37に対する磁気へンド36の接触角4
1が大きく変化する。このことから、例えば、再生時の
磁気ヘッド36により誘起される出力が不安定になると
いう問題を生じている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る磁気ヘッドの支持装置は、上記課題を解決
するために、磁気記録媒体の記録面を走査する磁気ヘッ
ドが長手方向先端部に配設されると共に基端側か取付部
に固定されている支持部が設けられ、この支持部に、複
数の圧電素子と複数の電極とを交互に積層すると共に各
電極への印加電圧に応じて湾曲変形する板状のバイモル
フ型圧電素子部が設けられている磁気ヘッドの支持装置
において、上記支持部には、長手方向に複数の上記バイ
モルフ型圧電素子部が設けられ、各バイモルフ型圧電素
子部の少なくとも一つのバイモルフ型圧電素子部に他の
バイモルフ型圧電素子部の湾曲方向とは逆方向の湾曲変
形を生じさせるべく各バイモルフ型圧電素子部に電圧を
印加する制御部が設けられていることを特徴としている
〔作 用〕
上記の構成によれば、各バイモルフ型圧電素子部への印
加電圧を制御することで、支持部先端の磁気ヘッドを磁
気記録媒体の記録面に沿って所定の位置に変位させるこ
とができる。
そしてこの場合、上記磁気ヘッドの記録面に対する接触
角の変化は、各バイモルフ型圧電素子部における基端側
の接線に対して先端側の接線がなす各傾斜角によってな
る累積角の大小に対応するものとなるが、上記では、少
なくとも一つのバイモルフ型圧電素子部は他のバイモル
フ型圧電素子部の湾曲方向とは逆方向の湾曲変形が生じ
ることから、湾曲方向が相互に異なるバイモルフ型圧電
素子部の各傾斜角が相互に相殺方向で上記の累積角が与
えられる。
この結果、磁気ヘッドと記録面との接触角の変化は、従
来より小さくなり、このため、記録面がより安定して走
査されるので、安定な磁気ヘッド出力を得ることができ
る。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
第4図に示されているように、VTR等のヘッドドラム
の回転軸2には、これと一体的に回転する有底略円筒状
の回転ドラム4が設けられ、この回転ドラム4の底面に
設けられている取付部5に、略長方形板状の支持部6が
取付られている。この取付部5は、取付台5aと押さえ
板5bと取付ネジ5cとから成り、この取付部5から径
方向外向きに延びる上記支持部6は、その基端側か取付
台5aと押さえ板5bとで挟持され、取付ネジ5Cによ
って固定された取付状態となっている。
また、上記支持部6には、上記回転ドラム4の外周面側
に位置する先端部に、磁気ヘッド7が設けられている。
この磁気ヘッド7は、その先端面を上記回転ドラム4外
周面から僅かに径方向外側に突出し、回転ドラム4の外
周面を摺動する磁気テープ(磁気記録媒体)8の記録面
に対しほぼ垂直に、また、所定の接触圧で接触するよう
に配置されている。
そして、上記支持部6は、第1図に示されているように
、2枚のバイモルフ型圧電素子部(以下、第1バイモル
フ板6a、第2バイモルフ板6bという)を長手方向に
相互に接合して成り、これら第1バイモルフ板6aと第
2バイモルフ板6bとの間には、両者間の短絡を防ぐた
めの絶縁物13が介設されている。
上記バイモルフ板6a・6bは、それぞれ、略長方形板
状の3枚の電極10・・・と2枚の圧電素子11・・・
とを、磁気チー18の幅方向(図において、上下方向)
に交互に積層して接合し、各電極10・・・にリード線
12・・・を接続することによって構成されている。
各リード線12・・・より、各電極10・・・に電圧を
印加すると、電極10・・・間の電界の直角方向、すな
わち、長手方向に各圧電素子11・・・が伸縮する。ゆ
えに、相互に積層されている2枚の圧電素子11・11
における電圧の大きさと極性の方向による伸縮量の差に
応じて、各バイモルフ板6a・6bは磁気テープ80幅
方向に湾曲変形する。
この湾曲変形に伴って、支持部6先端に設けられている
磁気ヘッド7は、磁気テープ8のテープ幅方向に変位す
る。そして、このような磁気ヘッド7の変位量を、変動
するトラッキングのずれに対応させるために、図示して
はいないが、各バイモルフ板6a・6bの各電極10・
・・への印加電圧を制御する制御部が設けられている。
この制御部は、各バイモルフ板6a・6bをそれぞれ湾
曲変形させて磁気ヘッド7を変位させるに際し、第1バ
イモルフ板6aと第2バイモルフ板6bとに、互いに逆
方向の湾曲変形を生じさせる制御を行うようになってい
るが、その詳細については、後で説明する。
上記の構成において、各バイモルフ板6a・6bに電圧
が印加されておらず、湾曲変形を生じていない状態での
磁気ヘッド7の基準位置14から、例えば第2図のよう
に、磁気ヘッド7を図において上方に変位させるときに
は、第1バイモルフ板6aを下に凸に、また、第2バイ
モルフ板6bを上に凸にそれぞれ湾曲変形させる制御が
、前記制御部によって行われる。
この場合、第1バイモルフ板6aにおける先端部側のテ
ープ幅方向の変位量と、第2バイモルフ板6bにおける
先端部側の基端部からのテープ幅方向の変位量とによっ
て、磁気ヘッド7の変位量を、基準位置14から所定の
トラッキング位置までの寸法に一致させる。
同時に、磁気ヘッド7の磁気テープ8に対する接触角に
変動を生じないように、上記の各バイモルフ板6a・6
bの湾曲度合を制御している。
すなわち、各バイモルフ板6a・6bに湾曲変形が生じ
ている場合に、第2a図に示されているように、各バイ
モルフ板6a・6b毎に、取付部5側端における接線に
対して磁気ヘッド7側端の接線のなす角度を、それぞれ
傾斜角θ1 ・θ2と定義すると、磁気ヘッド7の磁気
テープ8に対する接触角9の基準位置14に位置する状
態からの変動量は、各バイモルフ板6a・6bの湾曲方
向が互いに逆方向であることから、第1バイモルフ板6
aの傾斜角θ1と第2バイモルフ板6bの傾斜角θ2と
の差で与えられる。
そこで、θ1=θ2となるように、各バイモルフ板6a
・6bを制御して、傾斜角θ、と傾斜角θ2との累積角
を零、すなわち、磁気へラド7を第2図のように変位さ
せた場合にも、この磁気ヘッド7の磁気テープ8に対す
る接触角9は、はぼ90度が維持されるように、上記制
御部による制御が行われるようになっている。
一方、第3図のように、磁気ヘッド7を基準線14より
下方に変位させるときには、第1バイモルフ板6aを上
に凸、第2バイモルフ板6bを下に凸になるように制御
される。この場合も、上記と同様に、磁気ヘッド7を、
基準位置14からテープ幅方向の所定の位置に位置させ
ると共に、このときの累積角が零となるように各バイモ
ルフ板6a・6bが制御される。
以上の説明のように、上記実施例においては、支持部6
が長手方向に相互に接続された第1バイモルフ板6aと
第2バイモルフ板6bとによって構成されていることか
ら、この支持部6の先端に取付けられている磁気ヘッド
7に対し、テープ幅方向への移動の制御と同時に、磁気
テープ8への接触角9の制御も行い得るものとなってい
る。
すなわち、磁気ヘッド7はその接触角9を直角に保ちな
がら変位させることができる。これにより、上記磁気ヘ
ッド7がトラッキング補正を行うために変位しても、磁
気ヘッド7の磁気テープ8への接触状態の変動は従来よ
り少なくなり、磁気ヘッド7は磁気テープ8に対して安
定した走査を行うことができ、安定した磁気ヘッド7出
力を得ることができる。
なお、上記実施例では、VTRの磁気ヘッドの支持装置
を例に挙げて説明したが、他の磁気記録媒体を用いてい
る磁気ヘッドの支持装置にも適用することができる。ま
た、上記実施例では、支持部6を2枚の各バイモルフ板
6a・6bで構成したが3枚以上のバイモルフ板で構成
することも可能である。
〔発明の効果〕
本発明に係る磁気ヘッドの支持装置は、以上のように、
支持部に、電極への印加電圧に応じて湾曲変形する板状
のバイモルフ型圧電素子部が長手方向に複数設けられて
いて、各バイモルフ型圧電素子部の少なくとも一つのバ
イモルフ型圧電素子部に他のバイモルフ型圧電素子部の
湾曲方向とは逆方向の湾曲変形を生じさせるべく、各バ
イモルフ型圧電素子部に電圧を印加する制御部が設けら
れているという構成である。
それゆえ、磁気ヘッドを記録面に対して変位させても、
その接触角の変化は、従来より小さくなり、このため、
記録面がより安定して走査される。この結果、より安定
な磁気ヘッド出力を得ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は支持部の側面図である。 第2図は磁気ヘッドを一方に変位させた状態の上記支持
部の側面図である。 第2a図は第2図における傾斜角を説明するための模式
図である。 第3図は磁気ヘッドを他方に変位させた状態の上記支持
部の側面図である。 第4図は上記支持部を有している回転ドラムの模式断面
図である。 第5図及び第6図は従来例を示すものである。 第5図は支持部の側面図である。 第6図は磁気ヘッドを一方に変位させた状態の上記支持
部の側面図である。 5は取付部、6は支持部、6aは第1バイモルフ板(バ
イモルフ型圧電素子部)、6bは第2バイモルフ板(バ
イモルフ型圧電素子部)、7は磁気ヘッド、8は磁気テ
ープ(磁気記録媒体)、10は電極、11は圧電素子で
ある。 第 1 図 特許出願人     シャープ 株式会社第 囚 z 第 図 基 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、磁気記録媒体の記録面を走査する磁気ヘッドが長手
    方向先端部に配設されると共に基端側が取付部に固定さ
    れている支持部が設けられ、この支持部に、複数の圧電
    素子と複数の電極とを交互に積層すると共に各電極への
    印加電圧に応じて湾曲変形する板状のバイモルフ型圧電
    素子部が設けられている磁気ヘッドの支持装置において
    、上記支持部には、長手方向に複数の上記バイモルフ型
    圧電素子部が設けられ、各バイモルフ型圧電素子部の少
    なくとも一つのバイモルフ型圧電素子部に他のバイモル
    フ型圧電素子部の湾曲方向とは逆方向の湾曲変形を生じ
    させるべく各バイモルフ型圧電素子部に電圧を印加する
    制御部が設けられていることを特徴とする磁気ヘッドの
    支持装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5663854A (en) * 1995-06-07 1997-09-02 International Business Machines Corporation Prebent ceramic suspension
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