JPH04112987U - 深礎用ライナープレートの継手部構造 - Google Patents

深礎用ライナープレートの継手部構造

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Publication number
JPH04112987U
JPH04112987U JP1991016887U JP1688791U JPH04112987U JP H04112987 U JPH04112987 U JP H04112987U JP 1991016887 U JP1991016887 U JP 1991016887U JP 1688791 U JP1688791 U JP 1688791U JP H04112987 U JPH04112987 U JP H04112987U
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JP
Japan
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liner plate
joint
liner
plate
outside
Prior art date
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Pending
Application number
JP1991016887U
Other languages
English (en)
Inventor
正之 尾西
政幸 松岡
Original Assignee
住金鋼材工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 住金鋼材工業株式会社 filed Critical 住金鋼材工業株式会社
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 深礎用ライナープレートによる深礎工法にお
いて、ライナープレートの内側と外側に一度の作業で同
時にコンクリートを打設することができる深礎用ライナ
ープレートの継手部構造を提供する。 【構成】 ライナープレート1の上下縁端部に継手フラ
ンジ2,3 を内側より外側に向かって下り勾配となるよう
に斜めに形成し、当該継手フランジ2,3 間にスペーサ6
を介在することにより上下ライナープレート1,1 の継手
部にコンクリートが通過可能なスリット6を形成し、か
つ、前記上下継手フランジ2,3 を複数本の接合ボルト4
によって接合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、深礎工法における深礎用ライナープレートの継手部構造に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ライナープレートを使って大口径のピアを造成する場合、地盤中に竪穴 を掘進むごとに竪穴の周囲にライナープレートを設置して周壁を保持しつつ所定 深さまで掘り進み、そして、このライナープレートの内側と外側にコンクリート を打設する方法が一般に知られている。また、ライナープレート内側に打設され たコンクリートが同時に外側にも充填されるようにライナープレートを網目状若 しくは格子状に形成されたライナープレートや孔が形成されたライナープレート がよく使用される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、網目状若しくは格子状のライナープレートを使用すると、ライナープ レートの強度低下が免れないだけでなく、周辺の土砂がライナープレートの内側 に崩落することがあり安全性に劣るという課題がある。また、孔付きのライナプ レートでは、孔が小さかったり、あるいはコンクリートのスランプが小さかった りすると、ライナープレートの外側に充分にコンクリートがまわらないおそれが あるという課題があった。
【0004】 この考案はこのような前記従来の課題を解決するために提案されたもので、ラ イナープレートの内側と外側に一回の打設で同時にコンクリートを打設すること ができ、しかもライナープレートの外側にもコンクリートを確実に充填すること ができる深礎工法における深礎用ライナープレートの継手部構造を提供すること を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためにこの考案にかかる深礎工法における深礎用ライナー プレートの継手部構造は、複数枚のライナープレートを円周方向および上下方向 に接合しつつ設置し、前記ライナープレートの上下縁端部に継手フランジを内側 より外側に向かって下り勾配となるように斜めに形成し、当該継手フランジと継 手フランジとの間にスペーサを介在することにより上下ライナープレートの継手 部にスリットを形成し、かつ、前記上下継手フランジを接合ボルトによって接合 してなる。
【0006】
【実施例】
以下、この考案を図示する一実施例に基づいて説明すると、竪穴内に複数枚の ライナープレート1,…を竪穴の円周方向および上下方向に上下・左右接合ししつ 設置することにより、円筒形の深礎用ケーソンAが構成されている。
【0007】 ライナープレート1は深礎用ケーソンAの円周方向に細長い曲板状に形成され 、かつ、上下方向に連続する波板状に形成されている。
【0008】 ライナープレート1の上下両端部には継手部2,2 がライナープレート1の幅方 向に連続して形成され、左右両端部には継手部3,3 がライナープレート1の上下 方向に連続して形成されている。
【0009】 また、継手部2,2 はライナーフレート1の上下縁端部をライナプレート1の内 側より外側に向かって下り勾配となるように斜めに折り曲げることにより形成さ れ、継手部3,3 はライナープレート1の左右縁端部にプレートを溶接固着するこ とにより形成されている。
【0010】 そして、上下ライナープレート1,1 は継手部2,2 を複数本の接合ボルト4,…に よってボルト止めすることにより接合され、左右ライナープレート1,1 は継手部 3,3 をボルト止めすることにより接合されている。
【0011】 上下継手部2,2 間にはスペーサ5が介在され、スペーサ5は鋼管より形成され 、各接合ボルト4に挿通した状態で取り付けられている。したがって、上下継手 部2,2 間にはスリット6がライナープレート1の円周方向に連続して形成されて いる。また、上下継手部2,2 がライナプレート1の内側より外側に向かって下り 勾配となるように斜めに形成されていることにより、スリット6は内側より外側 に向かって下り勾配となるように斜めに形成されている。このため、ライナープ レート1の内側に打設されたコンクリート7はこのスリット6をとおってきわめ てスムーズにライナープレート1の外側に流出することができる。一方、ライナ ープレート1の外側の崩落は入り難い。
【0012】 なお、スリット6の開きはスペーサ5を長いものと適当に交換することにより 自由に調整することができる。
【0013】
【考案の効果】
この考案は以上の構成からなるので以下の効果を有する。
【0014】 新規にライナープレートを形成する必要がなく、従来のライナープレートを そのまま使用することができるため、きわめて経済的である。また、ライナー プレートの断面欠損がないため、ライナープレートの強度低下を防止すること ができる。
【0015】 スリットは上下ライナプレートの継手部に形成され、また、ライナープレー トの内側から外側に下り勾配となるように形成されているため、ライナープレ ートの内側に打設されたコンクリートはきわめて自然にライナープレートの外 側に流出して充填される。また、スペーサの長さを適当に変えることにより、 コンクリートのスランプに応じて、スリットの大きさを調整することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】深礎用ライナープレートの組み立て状態を示す
斜視図である。
【図2】深礎用ライナープレートの継手部の一部側面図
である。
【図3】深礎用ライナープレートの継手部の一部縦断面
図である。
【符号の説明】
1…ライナープレート、2,3 …継手部、4…接合ボル
ト、5…スペーサ、6…スリット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のライナープレートを円周方向お
    よび上下方向に接合しつつ設置してなる深礎用ライナ−
    プレ−トの継手部構造において、ライナープレートの上
    下縁端部に継手フランジを内側より外側に向かって下り
    勾配となるように斜めに形成し、当該継手フランジと継
    手フランジとの間にスペーサを介在することにより上下
    ライナープレートの継手部にスリットを形成し、かつ、
    前記上下継手フランジを接合ボルトによって接合してな
    ることを特徴とする深礎用ライナープレートの継手部構
    造。
JP1991016887U 1991-03-20 1991-03-20 深礎用ライナープレートの継手部構造 Pending JPH04112987U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021080628A (ja) * 2019-11-14 2021-05-27 日鉄建材株式会社 地中構造物の設計方法、地中構造物の施工方法および地中構造物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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