JPH04112369U - カツター及びその刀身 - Google Patents
カツター及びその刀身Info
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- JPH04112369U JPH04112369U JP1242291U JP1242291U JPH04112369U JP H04112369 U JPH04112369 U JP H04112369U JP 1242291 U JP1242291 U JP 1242291U JP 1242291 U JP1242291 U JP 1242291U JP H04112369 U JPH04112369 U JP H04112369U
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- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- Knives (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 刃板2の下縁2bに刃先3が刃板2の前縁2
cから後縁2dにわたり形成され、刃板2の側面2eに
は刃先3から刃板2の上縁2aにわたり折り溝4が刃板
2の前縁2cから後縁3dに向けて並設されている。刃
先3から刃板2の上縁2aにわたる刃板2の両側面2
e,2fには刃板2の前縁2cから後縁2dに向けて延
びる複数の凹条と凸条とが刃先3から刃板2の上縁2a
に向けて交互に並設されている。この刀身1はホルダ内
に挿入されてホルダに対し出入可能に支持され、ホルダ
の刀身出入口でその両内面間により刃板2の両側面2
e,2fの凸条が支えられている。 【効果】 切断縁やホルダの刀身出入口の両内面に対す
る刀身1の接触面積が少なくなり、刀身1に対する切断
縁の離れが良くなるとともに、ホルダに対し刀身1が円
滑に動き、しかも刀身1の振れも防止できる。
cから後縁2dにわたり形成され、刃板2の側面2eに
は刃先3から刃板2の上縁2aにわたり折り溝4が刃板
2の前縁2cから後縁3dに向けて並設されている。刃
先3から刃板2の上縁2aにわたる刃板2の両側面2
e,2fには刃板2の前縁2cから後縁2dに向けて延
びる複数の凹条と凸条とが刃先3から刃板2の上縁2a
に向けて交互に並設されている。この刀身1はホルダ内
に挿入されてホルダに対し出入可能に支持され、ホルダ
の刀身出入口でその両内面間により刃板2の両側面2
e,2fの凸条が支えられている。 【効果】 切断縁やホルダの刀身出入口の両内面に対す
る刀身1の接触面積が少なくなり、刀身1に対する切断
縁の離れが良くなるとともに、ホルダに対し刀身1が円
滑に動き、しかも刀身1の振れも防止できる。
Description
【0001】
この考案は薄い刃板からなる刀身、並びにその刀身をホルダに対し出入可能に
支持したカッターに関するものである。
【0002】
従来、壁材を貼る場合には、各壁材の端縁部を互いに重ね合わせ、その重合部
分をカッターの刀身により切断して各壁材の端縁を互いに接触させるようにして
いた。この場合、各壁材の裏面に付けられている接着剤が刀身に付着すると、切
断縁が刀身から離れにくくなり、切断操作に支障を来たすおそれがあった。
【0003】
また、従来のカッターとしては、刀身をホルダ内に挿入してホルダに対し出入
可能に支持したものがある。このようなカッターにおいては、ホルダの刀身出入
口の両内面と刀身の両側面との間に隙間があると、ホルダに対し刀身が振れて使
いにくい。逆に、刀身の両側面が刀身出入口の両内面間で隙間なく挟持されると
、ホルダに対する刀身の出入抵抗が大きくなって刀身の動きが円滑に行われない
。
【0004】
このように従来の問題は刀身に対する切断縁の離れが悪い点と、ホルダに対し
刀身が振れたりホルダに対する刀身の動きが悪い点にあり、本考案は刀身の両側
面の形状を改良してこのような問題点を解決することを目的としている。
【0005】
この目的に鑑み、本考案にかかるカッターの刀身1においては、刃板2の下縁
2bに刃先3が刃板2の前縁2cから後縁2dにわたり形成され、刃板2の側面
2eには刃先3から刃板2の上縁2aにわたり折り溝4が刃板2の前縁2cから
後縁3dに向けて並設されている。刃先3から刃板2の上縁2aにわたる刃板2
の両側面2e,2fには刃板2の前縁2cから後縁2dに向けて延びる複数の凹
条5と凸条6とが刃先3から刃板2の上縁2aに向けて交互に並設されている。
【0006】
また、このような刀身1を利用したカッターにおいては、刀身1がホルダ8内
に挿入されてホルダ8に対し出入可能に支持され、ホルダ8の刀身出入口11で
その両内面11a間により刃板2の両側面2e,2fの凸条6が支えられている
。
【0007】
この刀身1により各壁材の重合部分を切断する時、各壁材の切断縁に対する刀
身1の接触面積が少なくなる。
また、ホルダ8に対し刀身1を出入する時、ホルダ8の刀身出入口11の両内
面11aに対する刀身1の接触面積が少なくなり、ホルダ8に対する刀身1の出
入抵抗が小さくなるとともに、刀身1はその凸条6で刀身出入口11の両内面1
1aに支えられる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図1から図3に従って説明する。
図1(a)(b)に示す刀身1は薄い刃板2からなり、刃板2の長手方向に沿
って延びる刃板2の上下両縁2a,2bが互いに平行になっているとともに、刃
板2の幅方向に沿って延びる前後両縁2c,2dも互いに平行になっている。刃
板2の上縁2aと前縁2c間の角度及び下縁2bと後縁2d間の角度は鈍角にな
っているとともに、刃板2の上縁2aと後縁2dとの間の角度及び下縁2bと前
縁2cとの間の角度は鋭角になっている。刃板2の下縁2bでは刃先3が刃板2
の前縁2cから後縁2dにわたり形成されている。刃板2の厚さ方向に対し直交
する刃板2の左右両側面2e,2fのうち左側面2eには刃先3を除く刃先3の
上側から刃板2の上縁2aにわたり複数の折り溝4が刃板2の前縁2cから後縁
2dに向けて等間隔で並設されている。この各折り溝4は刃板2の前後両縁2c
,2dに対し平行になっている。
【0009】
図2に示すように、前記刃板2は断面波形状に形成され、刃板2の左右両側面
2e,2fには刃板2の前縁2cから後縁2dにわたり延びる複数の凹条5と凸
条6とが刃先3を除く刃先3の上側から刃板2の上縁2aに向けて交互に等間隔
で並設されている。各凹条5の谷線5aと各凸条6の山線6aとは刃板2の前後
両縁2c,2dに対し平行であり、前記折り溝4は凸条6の山線6a上に形成さ
れている。刃板2の左側面2eの各凹条5または各凸条6と、刃板2の右側面2
fの各凸条6または各凹条5とが互いに対応し、左右両側面2e,2fの谷線5
aと山線6aとの間の厚みが一定になっている。
【0010】
なお、刃板2にはその後縁2d付近で孔7が貫設されている。
図3(a)に示すように、ホルダ8にはその長手方向に沿って延びるガイド溝
9がホルダ8の前後両端にわたり形成され、このガイド溝9にはスライダ10が
ホルダ8の長手方向に沿って移動するように支持されている。前記刀身1はこの
ホルダ8内に挿入され、孔7によりスライダ10に連結されている。そして、ス
ライダ10を移動させると、ホルダ8の前端にある刀身出入口11から刀身1が
出入するようになっている。図2及び図3(b)に示すように、刀身出入口11
の両内面11aの間隔は刃板2の左右両側面2e,2fの山線6aの間隔とほぼ
等しくなっている。従って、刀身1がホルダ8から出入する時、ホルダ8の刀身
出入口11においてその両内面11aに刃板2の左右両側面2e,2fの凸条6
がその山線6aで軽く接触する。
【0011】
このように構成された刀身1には凹凸条5,6が形成されているため、この刀
身1により各壁材の重合部分を切断する時、各壁材の切断縁に対する刀身1の接
触面積が少なくなり、たとえ刀身1に各壁材の切着剤が付着しても、刀身1に対
する切断縁の離れが良くなる。
また、ホルダ8に対し刀身1を出入する時、ホルダ8の刀身出入口11の両内
面11aに対する刀身1の接触面積が少なくなり、ホルダ8に対する刀身1の出
入抵抗が小さくなってホルダ8に対し刀身1が円滑に動く。しかも、刀身1はそ
の凸条6で刀身出入口11の両内面11aに支えられるため、ホルダ8に対し刀
身1が振れることもなくなる。
【0012】
なお、凹条5及び凸条6は刃板2の両側面2e,2fの一部に形成してもよい
。
【0013】
本考案にかかる刀身1によれば、刀身1に対する切断縁の離れが良くなる。
また、本考案にかかるカッターによれば、ホルダ8に対し刀身1が円滑に動き
、しかも刀身1の振れも防止できる。
【図1】(a)は本実施例にかかる刀身を示す正面図で
あり、(b)はその背面図である。
あり、(b)はその背面図である。
【図2】図1の刀身の部分拡大縦断面図である。
【図3】(a)は本実施例にかかるカッターを示す正面
図であり、(b)はこのカッターの刀身出入口を示す部
分側面図である。
図であり、(b)はこのカッターの刀身出入口を示す部
分側面図である。
1 刀身、2 刃板、2a 上縁、2b 下縁、2c
前縁、2d 後縁、2e左側面、2f 右側面、4 折
り溝、5 凹条、5a 谷線、6 凸条、6a 山線、
8 ホルダ、11 刀身出入口、11a 内面
前縁、2d 後縁、2e左側面、2f 右側面、4 折
り溝、5 凹条、5a 谷線、6 凸条、6a 山線、
8 ホルダ、11 刀身出入口、11a 内面
Claims (2)
- 【請求項1】 刃板(2)の下縁(2b)に刃先(3)
を刃板(2)の前縁(2c)から後縁(2d)にわたり
形成し、刃板(2)の側面(2e)に刃先(3)から刃
板(2)の上縁(2a)にわたり折り溝(4)を刃板
(2)の前縁(2c)から後縁(2d)に向けて並設し
たカッターの刀身において、刃先(3)から刃板(2)
の上縁(2a)にわたる刃板(2)の両側面(2e,2
f)に刃板(2)の前縁(2c)から後縁(2d)に向
けて延びる複数の凹条(5)と凸条(6)とを刃先
(3)から刃板(2)の上縁(2a)に向けて交互に並
設したことを特徴とするカッターの刀身。 - 【請求項2】 請求項1における刀身(1)をホルダ
(8)内に挿入してホルダ(8)に対し出入可能に支持
し、ホルダ(8)の刀身出入口(11)においてその両
内面(11a)間で刃板(2)の両側面(2e,2f)
の凸条(6)を支えたことを特徴とするカッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1242291U JPH0639643Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | カッター及びその刀身 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1242291U JPH0639643Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | カッター及びその刀身 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112369U true JPH04112369U (ja) | 1992-09-30 |
JPH0639643Y2 JPH0639643Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=31901098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1242291U Expired - Lifetime JPH0639643Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | カッター及びその刀身 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639643Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018007864A (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 株式会社協和ブレード製作所 | カッター刃 |
-
1991
- 1991-03-07 JP JP1242291U patent/JPH0639643Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018007864A (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 株式会社協和ブレード製作所 | カッター刃 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0639643Y2 (ja) | 1994-10-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |