JPH04112050U - 液体噴出器の押下げヘツド - Google Patents

液体噴出器の押下げヘツド

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Publication number
JPH04112050U
JPH04112050U JP2186991U JP2186991U JPH04112050U JP H04112050 U JPH04112050 U JP H04112050U JP 2186991 U JP2186991 U JP 2186991U JP 2186991 U JP2186991 U JP 2186991U JP H04112050 U JPH04112050 U JP H04112050U
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
liquid ejector
down head
stem fitting
stem
Prior art date
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Pending
Application number
JP2186991U
Other languages
English (en)
Inventor
孝之 後藤
Original Assignee
株式会社吉野工業所
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Publication date
Application filed by 株式会社吉野工業所 filed Critical 株式会社吉野工業所
Priority to JP2186991U priority Critical patent/JPH04112050U/ja
Publication of JPH04112050U publication Critical patent/JPH04112050U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体噴出器に使用する、合成樹脂材で一体成
形した押下げヘッドの弁押え杆が、そのステム嵌合筒に
対して傾いたり、又その下部が金型抜き取りの際に切断
して短かくなったりすることを防止することを目的とす
る。 【構成】 ステム嵌合筒23と弁押え杆25との各上部間
を、リブ26で一体に連結した。 【効果】 リブ26が弁押え杆25を補強するため、金型抜
き取りの際に弁押え杆25が傾いたり、その下部が切れる
ことがなく、製品の不良品発生率を低下することが出来
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、液体噴出器の弁押え杆付き押下げヘッドに係る。尚本案で液体噴出器 とは、液体をそのまま噴出するもののほか、霧化或いは泡化して噴出する噴出器 を含むものとする。
【0002】
【従来の技術】
上端面閉塞のステム嵌合筒上端から、ノズルを横外方へ突出すると共に、ステ ム嵌合筒上端面の中央部から弁押え杆を垂下して、合成樹脂材で一体成形した、 液体噴出器の押下げヘッドが普及している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記押下げヘッドは、液体噴出器のシリンダ内に嵌合された筒状ピストンから 起立するステムの上端部外面へステム嵌合筒を嵌着させ、又弁押え杆下端をステ ム上端部内に嵌合させた吐出弁としての玉弁上方へ位置させることで、その玉弁 の抜出しを防止する。その弁押え杆はステム嵌合筒内を垂下させ、又ステム嵌合 筒上端内面へ開口させるノズル孔よりも下方まで垂下させることとなるため、比 較的小径で長くすることとなる。ところで該押下げヘッドは合成樹脂材で一体成 形するため、その成形時の型抜きの際に上記弁押え杆下部が上記ステム嵌合筒の 中心軸線に対して傾いたり、又その下部が離型不良により切れて弁押え杆が短か くなったりすることがあり、すると玉弁押えとしての機能を失うこととなる。
【0004】 本案はそのような欠点を除去できるよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上端面閉塞のステム嵌合筒23上端から、ノズル22を横外方へ突出すると共に、 ステム嵌合筒上端面の中央部から弁押え杆26を垂下して、合成樹脂材で一体成形 した液体噴出器の押下げヘッドにおいて、上記ステム嵌合筒23と弁押え杆25との 各上部間を、リブ26で一体に連結した。
【0006】
【作用】
ステム嵌合筒23と弁押え杆25との各上部間を一体に連結するリブ26は、押下げ ヘッド成形時における金型抜取外しの際、小外径かつ細長の弁押え杆25を補強し 、その弁押え杆が傾くことを、又その弁押え杆下部が切断されて短小化すること を防止する。
【0007】
【実施例】
まず図1により液体噴出器について簡単に説明すると、1は容器体内へ垂設さ れるシリンダで、その底部に吸込み弁2を有し、かつ下端から吸上げパイプ3を 垂設する。シリンダ上端部には容器体口頸部の上端面へパッキング4を介して係 合させる外向きフランジ5を付設し、かつ該フランジ内周部からは嵌合筒6を起 立する。
【0008】 上記シリンダ1内へは作動子10下部を嵌合させている。該作動子はシリンダ内 へ嵌合させた筒状ピストン11からステム12を起立し、該ステム上端にノズル22付 きの押下げヘッド20を嵌着させたものである。ステム上端には吐出弁としての玉 弁14を設ける。又、該作動子はスプリング15により上方へ付勢してあり、図示例 ではその付勢に抗して作動子10を押下げ、押下げヘッドの頂壁21から垂設したス テム嵌合筒23の下部で形成した雄ねじ筒24を、シリンダ上端から起立する嵌合筒 6に嵌着させた雌ねじ筒7に螺合させている。尚8はステム12内へ挿入させて起 立させた案内杆である。
【0009】 上記押下げヘッド20は、ステム嵌合筒23上端面の中央部から弁押え杆25を垂下 する。その下端はステム12の上端部内へ遊挿させて、その下方に設けられた玉弁 14の抜出しを防止させている。図示の押下げヘッドは頂壁21外周から外周壁20a を垂下するが、該外周壁は必しも必要としない。
【0010】 尚図示の液体噴出器は、シリンダ1に対して作動子10を下降状態で螺合させた もので、該液体噴出器使用の際は、雌ねじ筒7から雄ねじ筒24を螺脱して作動子 10をスプリング15で上昇させ、該状態からの作動子上下動で容器体内液体をノズ ル22から噴出するものである。
【0011】 本案にあっては、既述ステム嵌合筒23と弁押え杆25との各上部間を、リブ26で 一体に連結させて押下げヘッド20を合成樹脂材で一体成形した。
【0012】
【考案の効果】
本案は上記のように、ステム嵌合筒23と弁押え杆25との各上部間を、リブ26で 一体に連結させて押下げヘッド20を合成樹脂材で一体成形したから、弁押え杆25 が比較的小外径でかつ細長であるに拘らず、それ等リブ26とステム嵌合筒23が補 強するため、その弁押え杆が傾いたり、又その下部が金型抜取りの際に切れて短 かくなるようなことが全くなく、よって押下げヘッド成形に際して不良品の発生 率を低下させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案ヘッドを液体噴出器に取付けた状態を示す
半断面図である。
【図2】そのヘッドの底面図である。
【図3】そのヘッドの斜視図である。
【符号の説明】
23 ステム嵌合筒 25 弁押え杆 26 リブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端面閉塞のステム嵌合筒23上端から、ノ
    ズル22を横外方へ突出すると共に、ステム嵌合筒上端面
    の中央部から弁押え杆26を垂下して、合成樹脂材で一体
    成形した液体噴出器の押下げヘッドにおいて、上記ステ
    ム嵌合筒23と弁押え杆25との各上部間を、リブ26で一体
    に連結したことを特徴とする液体噴出器の押下げヘッ
    ド。
JP2186991U 1991-03-11 1991-03-11 液体噴出器の押下げヘツド Pending JPH04112050U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH04112050U true JPH04112050U (ja) 1992-09-29

Family

ID=31907525

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JP2186991U Pending JPH04112050U (ja) 1991-03-11 1991-03-11 液体噴出器の押下げヘツド

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JP (1) JPH04112050U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09221153A (ja) * 1996-02-16 1997-08-26 Procter & Gamble Co:The 計量カップ付き容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09221153A (ja) * 1996-02-16 1997-08-26 Procter & Gamble Co:The 計量カップ付き容器

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