JPH04111951A - タンディッシュ内溶鋼連続測温保護管のフラックスライン保護方法 - Google Patents

タンディッシュ内溶鋼連続測温保護管のフラックスライン保護方法

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JPH04111951A
JPH04111951A JP22815390A JP22815390A JPH04111951A JP H04111951 A JPH04111951 A JP H04111951A JP 22815390 A JP22815390 A JP 22815390A JP 22815390 A JP22815390 A JP 22815390A JP H04111951 A JPH04111951 A JP H04111951A
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JP
Japan
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molten steel
temperature
tundish
protection tube
flux
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JP22815390A
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Inventor
Hiroshi Sekiguchi
浩 関口
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はタンディッシュ内溶鋼中に温度センづを装備し
た測温保s!管を浸漬して連続的に溶鋼温度を測定する
際に、前記測温保護管を溶鋼上のフラックスから保護す
る方法に関するものである。
〈従来の技術〉 −gに取鍋より溶鋼をタンデインシュに注入し、タンデ
ィツシュより複数基のモールドへと分配され、各モール
ドで冷却されて鋳片が製造される。
このような連続鋳造プロセスにおいて、取鍋と干−ルド
の中間に位置し、耐火物で内張すされたタンディツシュ
の主な機能は次のようなものである。
(1)モールドへの溶鋼供給量の調節、(2)各モール
ドへの溶鋼分配、(3)溶鋼の貯蔵、(4)介在物の溶
鋼上フラツクスへの分離回収であるが、いずれにおいて
も溶鋼の温度条件がポイントになってくる。
タンディッシュ内の溶鋼温度は鋳造初期に炉壁耐火物ま
たは溶鋼表面からの抜熱が大きく、取鍋からの注入?容
鋼量とモールドへのン容鋼量のアンバランスにより、溶
鋼量の変動が激しく温度変動が大きくなる。
また鋳造末期へ向は徐々に温度隨下するが、使用タンデ
ィツシュ内の鋳造回数や鋳造前の予熱バラツキによりそ
の温度鋒下速度が異なる。タンディツシュ内の溶鋼温度
が低下すると介在物浮上効果が減少するとともに、鋳造
ノズル詰まりが発生するため、タンディツシュ内の溶鋼
温度を連続して正確に測定することが重要である。
タンディツシュの溶鋼連続測温装置においてアルミナ−
黒鉛質等の測温保護管を用いるものとして、たとえば特
開平1−131421号、特開平1−169329号、
特開平1−267.126号公報に記載されているもの
が知られる。
特開平1−131421号公報は、使用により溶損した
測温保護管から熱電対を収納した磁器管を抜き取って、
磁器管側ののを再使用するようにしたものであり、また
特開平1−169329号公報は熱電対ユニットと測温
保護管ユニットから構成し、熱電対ユニットの断線事故
に対応して熱電対ユニットを迅速に変換できるようにし
たものである。さらに特開平1−267426号公報は
測温保護管の基部側ターゲットにその先端を睨のその先
端の放射率に基づいて測温する放射温度計等の光学式測
温81を設け、該測温保護管を溶鋼中に浸漬するととも
に、基部側のターゲy iが熱電1tliに達した時点
で光学式4111温計で測温するようにしたものである
前記従来技術によるクンデインシュ内の溶鋼の温度測定
では、温度センダーを装備した測温保護管の浸漬深さを
任意に設定して測定することができるけれども、測温保
護管を溶鋼中に浸漬したときに?8鋼上のフラックスラ
イン部の局部的/8損によって保護管全体の寿命が決定
され不経済となる。
一方、特開平2−59629号公報には第7図に示すよ
うに熱電対を収納した磁器管1を装備した測温保護管2
の高さ方向途上にフロート13を一体的に設りたものが
提案されている。当該従来技術によれば測温保RW管2
を溶鋼4中に浸漬したとき、フロート13は溶鋼4上の
フラックス5のレヘルラインに対応して存在するため、
フロー1−13により保護管2のフラックス5による溶
損を吸収できるため寿命が長くなると共に、常に溶鋼4
のほぼ一定深さ位置における温度が測定できるという利
点が得られる。
しかるに測温保護管2に装備された熱電対を収納した磁
器管1の先端感温部近傍に厚肉の耐火物製のフロート1
3が存在するので、温度測定の追従性が悪くなり、正確
な測定が難しくなるばかりでなく、含熱量の分布ができ
て熱応力によりスポールが発生する等の欠点がある。ま
たフロート13の浮力により常に溶鋼4のほぼ一定深さ
位置における温度が測定できるという利点は、逆に、溶
鋼4の任意の深さを測定するには不適当であるという欠
点ともなる。測温保護管のフラックスライン部を耐フラ
ツクス性の良好な材質(たとえばZnO□質)に変更す
る手段も知られζいるが、保8W管のAl2O,−C質
との材質差による膨張率差のためスポールが生し易いと
いう欠点がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は前述従来技術の問題点を解消し、タンディッシ
ュ内の?容鋼中に温度十ンザを装備した測温保護管を浸
漬して連続的に溶鋼温度を測定する際に、前記測温保護
管の浸漬深さを任意に変更し得ると共に、溶鋼上のフラ
ックスからの溶…をもイ〔実に防止することができるタ
ンディツシュ内溶鋼連続測温保護管のフシックスライン
保護方法を提供することを目的とするものである。
〈課題を解決するだめの手段〉 前述目的を達成するための本発明は、タンディツシュ内
溶鋼中に温度セン号を装備した測温保護管を浸漬して溶
鋼温度を連続的に測定するに際し、前記測温保護管を所
定深さ溶鋼中に浸漬したときにフラックスラインとなる
外周面に対応させて、当該測温保護管の外径より大きな
内径を有するフロート式スリーブで包囲するように予め
吊り下げておき、前記フロート式スリーブで包囲された
測温保護管をタンディツシュ内の溶鋼中に浸漬すると共
に、前記フロート式スリーブを溶銅上に浮上させ、引続
き前記タンディツシュ内溶鋼上にフラックスを11女布
し、前記フロート式スリーブ内の溶鋼面をフラックスの
存在しない裸面に保持することを特徴とするクンデイン
シュ内溶鋼連続測温保護管のフラックスライン保護方法
である。
〈作 用〉 前述のように本発明においては、タンデインシュ内の溶
鋼に浮上するフr+ −l−式スリーブに包囲された溶
鋼は裸面であるので、当該フロート式スリーブに包囲さ
れた測’t+”l保護管はフラックスと接触するのが防
止され、フラックスによる溶損が防止される。また測温
保護管とフロート式スリーブとは切り離されているので
、測温保護管をフロート式スリーブの浮上位置に規制さ
れることなく溶鋼中の任意の深さまで浸漬することがで
きる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図において、1は熱電対(図示せず)を収納した磁器管
であり、磁器管1はA1203−C質の測温保g■管2
の先端部まで挿入されている。6は熱電対の端子箱であ
り、端子箱6には測温保護管2が着脱可能に取イづ+j
られている。
また端子箱6の下部から針金7によって測温保護管2の
外径よりかなり大きな内径を有するフロト式スリーブ3
が、測温スリーブ2をタンディッシュ内の?容鋼中に浸
漬したときにフラックスラインになる外周面に対応させ
て予め包囲するように吊り下げておくものである。フロ
ート式スリーブ3の材質はCaO系フラックスに対して
強いIIgO系耐火物等を任意に選択することができる
注入開始に際しては、まずタンディツシュスライディン
グノズル9を閉した状態で、取鍋スライディングノズル
10を開放して取鍋11内の溶鋼4をクンデインシュ8
内に注入する。そしてタンディツシュ8内に注入された
溶鋼4のレヘルが粉粒状のフラックスを散布する直前の
段階になったら、第3図に示すように測温保護管2を針
金7で吊り下げたフロート式スリーブ3と共にクンデイ
ンシュ8中の溶鋼4の裸面に浸漬する。
タンディツシュ8内の溶鋼代表温度は通常タンディッシ
ュ8への溶鋼注入部とタンディッシュ8からの溶鋼排出
部の中間位置で測定されるので、取鍋11の下部に設け
られたロングノズル12とタンディッシュ8の下部に設
+)られたイマージョンノズル13の距離を!とじたと
きその中間の(1/2)!の位置を選定する。また本発
明の実験によると側温保εμ管3の浸漬深さは溶鋼4の
表面から200mmが代表温度を測定するのに最適であ
ることを確認している。
かくして、測温保護管2と共にフロート式スリーブ3を
?8鋼4中に浸漬されると、フロート式スリーブ3を吊
り下げていた針金7はやがて溶鋼4の熱によって溶融し
、測温保護管2を包囲しているフロート式スリーブ3は
切り離された状態で浮上することになる。
引続き、タンディツシュ8内の溶鋼8上に粉粒状のフラ
ックスを散布すると、第4図に示ずように測温保護管2
を包囲して浮」二するフロート式スリーブ3内の溶鋼面
のみがフラックス5の存在しない裸面に保持される。こ
のため測温保護管2のフラックスラインによる溶損を防
止するごとができる。
またフロート式スリーブ3はその浮力により独立して溶
鋼4上に浮上しているが、やがて周囲に付着するフラッ
クス5によりその位置が安定化される。一方、測温保護
管2はタンデインシュ8内の溶鋼4のレヘルに追従して
浸漬深さをたとえば常に200mmになるように独立し
て調節しながら連続して溶鋼4の温度を測定することが
できる。その後、タンディツシュ8内の溶鋼4が所定の
レヘルに達したら、クンデインシュスライディングノズ
ル9の開度を調節しながらタンディッシュ8がらイマー
ジョンノズル13を介してモールド14への鋳込みを開
始する。
第5図は、A1203−C質測温保護管と切り離したフ
ロート式スリーブを用いる本発明注出、Al2O2−C
質測温保護管のみを用いる従来法についての各保護管の
溶損量(柵/ c t+ )の関係を示したものである
。第5図から、従来法によればフラックスラインの溶損
量が他の部分に比較して著しいのに対し、本発明法によ
ればフラックスライン部もその他の部分も一様に溶損す
ることがわかる。
このため測温保護管の寿命を従来の40時間から60時
間に延長することができた。
また第6図は、本発明法およびAh03 C質測温保護
管に一体的にフロートを設けた従来法によって溶鋼を連
続的に測温した場合についての各測定温度の経時変化を
示したものである。第6図から、従来法によれば測温保
護管の感温部近傍に−・体的にフロートが設けであるの
で、測温開始後の測温追従性が悪< ]、200°Cか
ら1500°Cまでの90%応答時間が60秒を要する
のに対し、本発明法によれば同90%応答時間が20秒
で追従性よく測定できるばかりでなく確認のためのスポ
ット測温ともよく一致しており、正確な溶鋼温度の測定
が可能であることを裏付けている。
なお、前述実施例では熱電対型方式による場合について
説明したが、光電型方式による場合にも同様にして適用
することができる。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、タンディツシュ内
の溶鋼温度を任意の深さにおいて、当初から追従性よく
かつ正確に連続して測定できる。
また測温保護管のフラックスによる局部的溶損が軽減さ
れると共にスポールの発生が防止され大幅な寿命延長が
達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る測温保護管を示す断面図
、第2図は本発明に係る測温保護管の浸漬位置を断面で
示す説明図、第3図および第4図は本発明に係る測温保
護管の浸漬手順と断面を示す説明図、第5図は測温保護
管の先端からの距離と保護管溶損量との関係を本発明法
と従来法について比較して示すグラフ、第6図は本発明
法および従来法によって溶鋼温度を測定した場合の溶鋼
温度の時間的変化を示すグラフ、第7図は従来法に係る
測温保護管を示す断面図である。 ■・・・磁器管、 2・・・測温保護管、 3・・・フロート弐スリーブ、 4・・・溶 鋼、 5・・・フラックス、 6・・・端子箱、 7・・・針 金、 8・・・タンディツシュ1 9・・・タンディッシュスライディンクリズル、10・
・・取鍋スライディングノズル、11・・・取 鍋、 12・・・ロングノズル、 13・・・イマージョンノズル、 14・・・モールド。 第1図 特許出願込 川崎製鉄株式会社 第 図 弔 図 第 図 第 図 一一恍〉 時 間(秒)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  タンディッシュ内溶鋼中に温度センサを装備した測温
    保護管を浸漬して溶鋼温度を連続的に測定するに際し、
    前記測温保護管を所定深さ溶鋼中に浸漬したときにフラ
    ックスラインとなる外周面に対応させて、当該測温保護
    管の外径より大きな内径を有するフロート式スリーブで
    包囲するように予め吊り下げておき、前記フロート式ス
    リーブで包囲された測温保護管をタンディッシュ内の溶
    鋼中に浸漬すると共に、前記フロート式スリーブを溶鋼
    上に浮上させ、引続き前記タンディッシュ内溶鋼上にフ
    ラックスを散布し、前記フロート式スリーブ内の溶鋼面
    をフラックスの存在しない裸面に保持することを特徴と
    するタンディッシュ内溶鋼連続測温保護管のフラックス
    ライン保護方法。
JP22815390A 1990-08-31 1990-08-31 タンディッシュ内溶鋼連続測温保護管のフラックスライン保護方法 Pending JPH04111951A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999023462A1 (en) * 1997-11-04 1999-05-14 Rdc Controle Ltee Self-floating device for measuring the temperature of liquids

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999023462A1 (en) * 1997-11-04 1999-05-14 Rdc Controle Ltee Self-floating device for measuring the temperature of liquids

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