JPH04111607A - チョッパ安定化オペアンプ - Google Patents

チョッパ安定化オペアンプ

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JPH04111607A
JPH04111607A JP22824590A JP22824590A JPH04111607A JP H04111607 A JPH04111607 A JP H04111607A JP 22824590 A JP22824590 A JP 22824590A JP 22824590 A JP22824590 A JP 22824590A JP H04111607 A JPH04111607 A JP H04111607A
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terminal
input
switch
voltage
circuit
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JP22824590A
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Yasubumi Takahashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、増幅回路の構成に関し、特にオフセット電
圧を補正するチョッパ安定化オペアンプに関する。
〔従来の技術〕
差動増幅回路は、入力間の電位差の関数として出力電圧
を出力する。入力が共に短絡されていれば、本来入力量
電位差はゼロであるから出力もゼロになるべきである。
しかし、増幅器内部では様々な要因で不平衡状態が起こ
り、増幅器の出力電圧は理想状態からのオフセット電圧
を生ずる。
第2図は、特開昭58−3304号公報に記載のオフセ
ット電圧を除去するために発明されたチョッパ安定化オ
ペアンプの従来の一回路例である。
この公報記載のチョッパ安定化オペアンプ101は、マ
イナス入力端子12とプラス入力端子14と出力端子6
6と正の電源端子92と負の電源端子94と電流供給素
子62と差動対回路40とチ可ツブ回路50と制御回路
58と電圧供給素子64と第1の電圧保持容量66aと
第2の電圧保持容量66bと反転増幅回路72と出力バ
ッファ回路74とを有する。
差動対回路40は、第1の入力支脈42と第2の入力支
脈44と第3の入力支脈46とを有する。
第4の端子22で、第1の入力支脈42と、第2の入力
支脈44と、第3の入力支脈46と、正の電源端子92
と接続している電流供給素子62とを接続する。第5の
端子24で、第1の入力支脈42と、第2の入力支脈4
4と、第3の入力支脈46と、負の電源端子94と接続
している電圧供給素子64と、第6の端子34aと接続
している第1の電圧保持容量66Bと、第7の端子34
bと接続している第2の電圧保持容量66bとを接続す
る。差動対回路40は、第2の端子44Cで出力バッフ
ァ回路74と接続し、第3の端子46Cで反転増幅回路
72と接続する。
第1の入力支脈42は、第1の端子42Cで互いのドレ
インどうしが接続している第1の能動入力素子42aと
第1の能動負荷素子42bとを有する。この第1の能動
入力素子42aの入力はマイナス入力端子12と接続し
、第1の能動入力素子42aの基板入力は正の電源端子
92と接続する。第1の能動負荷素子42bの入力は第
Iの端子42Cと接続し、第1の能動負荷素子42bの
基板入力は第6の端子34aに接続する。
第2の入力支脈44は、第2の端子44Cで互いのドレ
インどうしが接続している第2の能動入力素子44aと
第2の能動負荷素子44bとを有する。この第2の能動
入力素子44aの入力はプラス入力端子14と接続し、
第2の能動入力素子44aの基板入力は正の電源端子9
2と接続する。
第2の能動負荷素子44bの入力は第1の端子42Cと
接続し、第2の能動負荷素子44bの基板入力は第7の
端子34bと接続する。
第3の入力支脈46は、第3の端子46cで互いのドレ
インどうしが接続している第3の能動入力素子46aと
第3の能動負荷素子46bとを有する。この第3の能動
入力素子46aの入力は切替端子16と接続し、第3の
能動入力素子46aの基板入力は正の電源端子92と接
続する。第3の能動負荷素子46bの入力は第1の端子
42Cと接続し、第3の能動負荷素子46bの基板入力
は第5の端子24と接続する。
チョップ回路40は、第1のスイッチ手段52と第2の
スイッチ手段54とを有する。
第1のスイッチ手段52は、第1のスイッチ52aと第
2のスイッチ52bとを有する。この第1のスイッチ5
2aはマイナス入力端子12と切替端子16とに接続し
、第2のスイッチ52bはプラス入力端子14と切替端
子16とに接続している。
第2のスイッチ手段54は、第3のスイッチ54aと第
4のスイッチ54bとを有する。この第3のスイッチ5
4aは第8の端子62と第6の端子34aとに接続し、
第4のスイッチ54bは第8の端子62と第7の端子3
4bとに接続している。
以上説明した回路で従来のチョツノく安定化オペアンプ
101を構成している。次に以上の構成に基づく動作を
説明する。
まず制御回路58から第1のスイッチ手段52に、第1
のスイッチ52aを閉じ第2のスイッチ52bを開く信
号が送られ、切替端子16にマイナス入力端子12と同
じ電圧が現れる。すると、第1の入力支脈42と第3の
入力支脈46との偏差が、第3の端子46Cに現れるよ
うになる。この偏差は、反転増幅回路72に入力され、
反転増幅回路72の出力電圧が第8の端子62に現れる
同時に制御回路58から第2のスイッチ手段54に、第
3のスイッチ54aを閉じ第4のスイッチ54bを開く
信号が送られ、第1の能動負荷素子42bの基板入力に
第6の端子34aを通じて反転増幅回路72の出力電圧
が与えられ、第1の補正動作に入り、第1の入力支脈4
2と第3の入力支脈46とは平衡し、この時の反転増幅
器72の出力電圧が第1の電圧保持容量66aに記憶さ
れる。
次に制御回路58から第1のスイッチ手段52に第1の
スイッチ52aを開き第2のスイッチ52bを閉じる信
号が送られ、切替端子16にプラス入力端子14と同じ
電圧が現れる。すると、第2の入力支脈44と第3の入
力支脈46との偏差が、第3の端子46Cに現れるよう
になる。この偏差は、反転増幅回路72に入力され、反
転増幅回路72の出力電圧が第8の端子32に現れる。
同時に制御回路58から第2のスイッチ手段54に第3
のスイッチ54aを開き第4のスイッチ54bを閉じる
信号が送られ、第2の能動負荷素子44bの基板入力に
第7の端子34bを通じて反転増幅回路72の出力電圧
が与えられ第2の補正動作に入り、第2の入力支脈44
と第3の入力支脈46とは平衡し、この時の反転増幅回
路72の出力電圧が第2の電圧保持容量66bに記憶さ
れる。
制御回路58は以上説明した信号を交互に出すことで、
第1の入力支脈42と第3の入力支脈46との第1の補
正動作と、第2の入力支脈44と第3の入力支脈46と
の第2の補正動作とを交互に繰り返すことで、第1の入
力支脈42と第2の入力支脈44とが平衡となり、チョ
ッパ安定化オペアンプ101のオフセット電圧が除去さ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記記載のこのチョッパ安定化オペアンプ1
01は、電源を投入してから第1の入力支脈42と第2
の入力支脈44とが平衡となり、オフセット電圧が除去
されて安定動作状態になる迄に一定時間を必要とするこ
とは、以上の従来技術の説明で理解できる。しかも、正
の電源端子92と負の電源端子94とに正規の電圧が印
加された時に第1の電圧保持容量66aと第2の電圧保
持容量66bとに記憶されている電圧は不定であるから
安定動作に達するまでに必要な時間も不定となる。
本発明の目的は以上の課題を解決して、チョッパ安定化
オペアンプの安定動作に入るまでの時間を短縮すること
が可能なチョッパ安定化オペアンプを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、差動対回路と、チョ
ップ回路と、制御回路と、反転増幅回路と、出力バッフ
ァ回路と、電流供給素子と、電圧供給素子と、第1の電
圧保持容量と、第2の電圧保持容量と、第3のスイッチ
手段とを有し、この差動対回路は第1の入力支脈と第2
の入力支脈と第3の入力支脈とからなり、この第1の入
力支脈はソースが第4の端子に接続しドレインが第1の
端子に接続しゲートがマイナス入力端子に接続し基板電
極が正の電源端子に接続する第1の能動入力素子とソー
スが第5の端子に接続しドレインが第1の端子に接続し
ゲートが第1の端子に接続し基板電極が第6の端子に接
続する第1の能動負荷素子とからなり、第2の入力支脈
はソースが第4の端子に接続しドレインが第2の端子に
接続しゲートがプラス入力端子に接続し基板電極が正の
電源端子に接続する第2の能動入力素子とソースが第5
の端子に接続しドレインが第2の端子に接続しゲートが
第1の端子に接続し基板電極が第7の端子に接続する第
2の能動負荷素子とからなり、第3の入力支脈はソース
が第4の端子に接続しドレインが第3の端子に接続しゲ
ートが切替端子に接続し基板電極が正の電源端子に接続
する第3の能動入力素子とソースが第5の端子に接続し
ドレインが第3の端子に接続しゲートが第1の端子に接
続し基板電極が第5の端子に接続する第3の能動負荷素
子とからなり、チョップ回路は第1のスイッチ手段と第
2のスイッチ手段とからなり、この第1のスイッチ手段
は一方がマイナス入力端子に接続し他方が切替端子に接
続する第1のスイッチと一方がプラス入力端子に接続し
他方が切替端子に接続する第2のスイッチとからなり、
第2のスイッチ手段は一方が第6の端子に接続し他方が
第8の端子に接続する第3のスイッチと一方が第7の端
子に接続し他方が第8の端子に接続する第4のスイッチ
とからなり、制御回路は第1のスイッチ手段と第2のス
イッチ手段と第3のスイッチ手段との開閉を制御し、反
転増幅回路は入力が第3の端子に接続し出力が第8の端
子に接続し、出力バッファ回路は入力が第2の端子に接
続し出力が出力端子に接続し、電流供給素子は一方が正
の電源端子に接続し他方が第4の端子に接続し、電圧供
給素子は一方が負の電源端子に接続し他方が第5の端子
に接続し、第1の電圧保持容量は一方が第6の端子に接
続し他方が第5の端子に接続し、第2の電圧保持容量は
一方が第7の端子に接続し他方が第5の端子に接続し、
第3のスイッチ手段は第5のスイッチと第6のスイッチ
とからなり、この第5のスイッチは一方が第6の端子に
接続し他方が第5の端子に接続し、第6のスイッチは方
が第7の端子に接続し他方が第5の端子に接続すること
を特徴とするものである。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図に示す。
本発明におけるチ3ツバ安定化オペアンプ1は、マイナ
ス入力端子12とプラス入力端子14と出力端子36と
正の電源端子92と負の電源端子94と電流供給素子6
2と差動対回路40とチ買ツブ回路50と制御回路58
と電圧供給素子64と第1の電圧保持容量66aと第2
の電圧保持容量66bと反転増幅回路72と出力バッフ
ァ回路74とで構成される第2図に示した従来例に対し
て、新たに第3のスイッチ手段56を付加する構成とな
っている。
差動対回路40は、第1の入力支脈42と第2の入力支
脈44と第3の入力支脈46とを有する。
第4の端子22で、第1の入力支脈42と、第2の入力
支脈44と、第3の入力支脈46と、正の電源端子92
と接続している電流供給素子62とを接続する。第5の
端子24で、第1の入力支脈42と、第2の入力支脈4
4と、第3の入力支脈46と、負の電源端子94と接続
している電圧供給素子64と、第6の端子34aと接続
している第1の電圧保持容量66aと、第7の端子34
bと接続している第2の電圧保持容量66bとを接続す
る。差動対回路40は、第2の端子44cで出力バッフ
ァ回路74と接続し、第3の端子46Cで反転増幅回路
72と接続する。
第1の入力支脈42は、第1の端子42Cで互いに接続
している第1の能動入力素子42aと第1の能動負荷素
子42bとを有する。第1の能動入力素子42aのソー
スは第4の端子22に接続しドレインは第1の端子42
Cに接続し入力はマイナス入力端子12と接続し、さら
に第1の能動入力素子42aの基板入力は正の電源端子
92と接続する。第1の能動負荷素子42bのソースは
第5の端子24に接続しドレインは第1の端子42Cに
接続し入力は第1の端子42Cと接続し、さらに第1の
能動負荷素子42bの基板入力は第6の端子34aに接
続する。
第2の入力支脈44は、第2の端子44Gで互いに接続
している第2の能動入力素子44aと第2の能動負荷素
子44bとを有する。この第2の能動入力素子44aの
ソースは第4の端子22に接続しドレインは第2の端子
44Cに接続し入力はプラス入力端子14と接続し、さ
らに第2の能動入力素子44aの基板入力は正の電源端
子92と接続する。第2の能動負荷素子44bのソース
は第5の端子24に接続しドレインは第2の端子44C
に接続し入力は第1の端子42Cと接続し、さらに第2
の能動負荷素子44bの基板入力は第7の端子34bと
接続する。
第3の入力支脈46は、第3の端子46Cで互いに接続
している第3の能動入力素子46aと第3の能動負荷素
子46bとを有する。この第3の能動入力素子46aの
ソースは第4の端子22に接続しドレインは第3の端子
46Cに接続し入力は切替端子16と接続し、さらに第
3の能動入力素子46aの基板入力は正の電源端子92
と接続する。第3の能動負荷素子46bのソースは第5
の端子24に接続しドレインは第3の端子46cに接続
し入力は第1の端子42Cと接続し、さらに第3の能動
負荷素子46bの基板入力は第5の端子24と接続する
チョップ回路40は、第1のスイッチ手段52と第2の
スイッチ手段54とを有する。
第1のスイッチ手段52は、第1のスイッチ52aと第
2のスイッチ52bとを有する。この第1のスイッチ5
2aはマイナス入力端子12と切替端子16とに接続し
、第2のスイッチ52bはプラス入力端子14と切替端
子16とに接続している。
第2のスイッチ手段54は、第3のスイッチ54aと第
4のスイッチ54bとを有する。この第3のスイッチ5
4aは第8の端子32と第6の端子34aとに接続し、
第4のスイッチ54bは第8の端子32と第7の端子3
4bとに接続する。
本発明ノチョッパ安定化オペアンプ1において新たに付
加した第3のスイッチ手段56は、第5のスイッチ56
aと第6のスイッチ56bとを有する。この第5のスイ
ッチ56aは第1の電圧保持容量66aに対して並列に
接続し、第6のスイッチ56bは第2の電圧保持容量6
6bに対して並列に接続する。
制御回路58は第1のスイッチ手段52と第2のスイッ
チ手段54と第3のスイッチ手段56との開閉を制御す
る。
以上説明した回路で本発明のチョッパ安定化オペアンプ
1は構成している。次に以上の構成に基づく動作を説明
する。
正の電源端子92と負の電源端子94とに正規の電圧を
印加したと同時に、制御回路58から第3のスイッチ手
段56に、第5のスイッチ56aと第6のスイッチ56
bとを閉じる信号が送られ、第6の端子34aと第7の
端子34bとは第5の端子24と同電位になるように一
定時間この状態を保つ。その後制御回路58から第3の
スイッチ手段56に第5のスイッチ56aと第6のスイ
ッチ56bとを開く信号が送られる。
そして制御回路58から第1のスイッチ手段52に、第
1のスイッチ52aを閉じ第2のスイッチ52bを開く
信号が送られ、切替端子16にマイナス入力端子12と
同じ電圧が現れる。すると、第1の入力支脈42と第3
の入力支脈46との偏差が第3の端子46Cに現れるよ
うになる。
この偏差は、反転増幅回路72に入力され、反転増幅回
路72の出力電圧が第8の端子32に現れる。同時に制
御回路58から第2のスイッチ手段54に、第3のスイ
ッチ54aを閉じ第4のスイッチ54bを開く信号が送
られ第1の能動負荷素子42bの基板入力に第6の端子
34aを通じて反転増幅回路72の出力電圧が与えられ
、第1の補正動作に入り、第1の入力支脈42と第3の
入力支脈46とは平衡し、この時の反転増幅器72の出
力電圧が第1の電圧保持容量66aに記憶される。
次に制御回路58から第1のスイッチ手段52に第1の
スイッチ52aを開き第2のスイッチ52bを閉じる信
号が送られ、切替端子16にプラス入力端子14と同じ
電圧が現れる。すると、第2の入力支脈44と第3の入
力支脈46との偏差が第3の端子46Cに現れるように
なる。この偏差は、反転増幅回路72に入力され、反転
増幅回路72の出力電圧が第8の端子32に現れる。
同時に制御回路58から第2のスイッチ手段54に第3
のスイッチ54aを開き第4のスイッチ54bを閉じる
信号が送られ、第2の能動負荷素子44bの基板入力に
第7の端子34bを通じて反転増幅回路72の出力電圧
が与えられ第2の補正動作に入り、第2の入力支脈44
と第3の入力支脈46とは平衡し、この時の反転増幅回
路72の出力電圧が第2の電圧保持容量66bに記憶さ
れる。
制御回路58は以上説明した信号を交互に出すことで、
交互に第1の入力支脈42と第3の入力支脈46との第
1の補正動作と、第2の入力支脈44と第3の入力支脈
46との第2の補正動作とを繰り返すことで、第1の入
力支脈42と第2の入力支脈44とが平衡となり、チョ
ッパ安定化オペアンプ1のオフセット電圧が除去される
以上で説明してきたスイッチの一実施例としては、例え
ばMOSFETで構成する。
〔発明の効果〕
第3のスイッチ手段を設ける本発明により、第1の補正
動作と第2の補正動作とを繰り返すことで最終的に第1
の入力支脈と第2の入力支脈とが平衡状態に達する動作
をする前に、第1の電圧保持容量と第2の電圧保持容量
の両端の電圧が等しくなった状態を作り出している。
ところで従来例のチョッパ安定化オペアンプが最終的に
第1の入力支脈と第2の入力支脈とが平衡になりオフセ
ット電圧が除去された状態を考えると、問題としている
オフセット電圧が数μボルト程度を前提にしているので
、第1の電圧保持容量と第2の電圧保持容量の両端の電
位は通常極わずかの差しかない。しかも第5の端子と第
6の端子と第7の端子の電位差もほとんどない。
従って先に述べた第1の補正動作と第2の補正動作を繰
り返す以前に上記のように第1の電圧保持容量と第2の
電圧保持容量の両端の電位を同一にする初期化をするこ
とでチョッパ安定化オペアンプの安定動作に達するまで
の時間が大幅に短縮される。携帯機器等の消費電力を抑
える必要のある応用に於て、通常使われる間欠動作でチ
ョッパ安定化オペアンプを用いる場合の設計上の制約が
無くなり、更に今まで安定動作に達するまでに無駄に使
用していた消費電力を低減でき、より一層の低消費電力
の携帯機器を設計できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるチョッパ安定化オペアンプの構
成を示す回路図、第2図は従来例におけるチョッパ安定
化オペアンプの構成を示す回路図である。 1・・・・・・チョッパ安定化オペアンプ、40・・・
・・・差動対回路、 50・・・・・・チョップ回路、 56・・・・・・第3のスイッチ手段、58・・・・・
・制御回路、 72・・・・・・反転増幅回路、 74・・・・・・出力バッファ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 差動対回路と、チョップ回路と、制御回路と、反転増幅
    回路と、出力バッファ回路と、電流供給素子と、電圧供
    給素子と、第1の電圧保持容量と第2の電圧保持容量と
    、第3のスイッチ手段とを有し、該差動対回路は第1の
    入力支脈と第2の入力支脈と第3の入力支脈とからなり
    、該第1の入力支脈はソースが第4の端子に接続しドレ
    インが第1の端子に接続しゲートがマイナス入力端子に
    接続し基板電極が正の電源端子に接続する第1の能動入
    力素子とソースが第5の端子に接続しドレインが前記第
    1の端子に接続しゲートが前記第1の端子に接続し基板
    電極が第6の端子に接続する第1の能動負荷素子とから
    なり、該第2の入力支脈はソースが前記第4の端子に接
    続しドレインが第2の端子に接続しゲートがプラス入力
    端子に接続し基板電極が前記正の電源端子に接続する第
    2の能動入力素子とソースが前記第5の端子に接続しド
    レインが該第2の端子に接続しゲートが前記第1の端子
    に接続し基板電極が第7の端子に接続する第2の能動負
    荷素子とからなり、該第3の入力支脈はソースが前記第
    4の端子に接続しドレインが第3の端子に接続しゲート
    が切替端子に接続し基板電極が前記正の電源端子に接続
    する第3の能動入力素子とソースが前記第5の端子に接
    続しドレインが該第3の端子に接続しゲートが前記第1
    の端子に接続し基板電極が前記第5の端子に接続する第
    3の能動負荷素子とからなり、該チョップ回路は第1の
    スイッチ手段と第2のスイッチ手段とからなり、該第1
    のスイッチ手段は一方が前記マイナス入力端子に接続し
    他方が前記切替端子に接続する第1のスイッチと一方が
    前記プラス入力端子に接続し他方が前記切替端子に接続
    する第2のスイッチとからなり、該第2のスイッチ手段
    は一方が前記第6の端子に接続し他方が第8の端子に接
    続する第3のスイッチと一方が前記第7の端子に接続し
    他方が該第8の端子に接続する第4のスイッチとからな
    り、該制御回路は前記第1のスイッチ手段と第2のスイ
    ッチ手段と第3のスイッチ手段との開閉を制御し、該反
    転増幅回路は入力が前記第3の端子に接続し出力が前記
    第8の端子に接続し、該出力バッファ回路は入力が前記
    第2の端子に接続し出力が出力端子に接続し、該電流供
    給素子は一方が前記正の電源端子に接続し他方が前記第
    4の端子に接続し、該電圧供給素子は一方が前記負の電
    源端子に接続し他方が前記第5の端子に接続し、該第1
    の電圧保持容量は一方が前記第6の端子に接続し他方が
    前記第5の端子に接続し、該第2の電圧保持容量は一方
    が前記第7の端子に接続し他方が前記第5の端子に接続
    し、該第3のスイッチ手段は第5のスイッチと第6のス
    イッチとからなり、該第5のスイッチは一方が前記第6
    の端子に接続し他方が前記第5の端子に接続し、該第6
    のスイッチは一方が前記第7の端子に接続し他方が前記
    第5の端子に接続することを特徴とするチョッパ安定化
    オペアンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002504280A (ja) * 1997-06-10 2002-02-05 シーラス ロジック,インコーポレイテッド 拡張された条件付き安定のための動的オフセット低減、制御された飽和電流限界、および電流フィードバックを備える高位マルチパス演算増幅器

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JP2002504280A (ja) * 1997-06-10 2002-02-05 シーラス ロジック,インコーポレイテッド 拡張された条件付き安定のための動的オフセット低減、制御された飽和電流限界、および電流フィードバックを備える高位マルチパス演算増幅器

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