JPH04111414U - パージング樹脂処理装置 - Google Patents
パージング樹脂処理装置Info
- Publication number
- JPH04111414U JPH04111414U JP1991023775U JP2377591U JPH04111414U JP H04111414 U JPH04111414 U JP H04111414U JP 1991023775 U JP1991023775 U JP 1991023775U JP 2377591 U JP2377591 U JP 2377591U JP H04111414 U JPH04111414 U JP H04111414U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chute
- purging
- resin
- plate material
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims abstract description 37
- 239000011347 resin Substances 0.000 title claims abstract description 37
- 238000010926 purge Methods 0.000 title claims abstract description 22
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 15
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims abstract description 5
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims abstract description 4
- 238000007790 scraping Methods 0.000 abstract description 11
- 239000003086 colorant Substances 0.000 abstract 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 射出成形機、押出成形機等において色替えな
どする際、溶融樹脂がシュートに粘着しないようにし、
かつ従来の掻き取板を不要として構造の簡単化を図る。 【構成】 熱可塑性樹脂を成形する射出成形機又は押出
成形機のノズルから空中へ押出されたパージング溶融樹
脂3を傾けることが可能なシュート1で受け止め、所定
の個所へ排出するようにしたパージング樹脂処理装置に
おいて、前記シュート1の板材2の下面に、同板材2を
加熱するヒータ6、加熱ジャケット等を取付け、少なく
ともパージング作業中は同板材2を加熱するようにした
ものである。
どする際、溶融樹脂がシュートに粘着しないようにし、
かつ従来の掻き取板を不要として構造の簡単化を図る。 【構成】 熱可塑性樹脂を成形する射出成形機又は押出
成形機のノズルから空中へ押出されたパージング溶融樹
脂3を傾けることが可能なシュート1で受け止め、所定
の個所へ排出するようにしたパージング樹脂処理装置に
おいて、前記シュート1の板材2の下面に、同板材2を
加熱するヒータ6、加熱ジャケット等を取付け、少なく
ともパージング作業中は同板材2を加熱するようにした
ものである。
Description
【0001】
本考案は射出成形機及び押出成形機における熱可塑性樹脂の樹脂替え、色替え
動作を実施する際に用いるパージング樹脂処理装置に関するものである。
【0002】
射出成形機等の原料樹脂の交換、色替え等に際しては、それ以前に使用してい
た樹脂のパージングを行なう必要がある。即ち、新しく置換えられる樹脂を加熱
シリンダ内に送り込み、回転、射出を繰り返して古い樹脂の滞留分をパージング
する作業を必要とする。そしてこのパージングによって押出された溶融樹脂は、
射出ノズルから空中に放出されるで、これを受皿で受け、作業者によって機外に
除去する作業が行なわれる。
【0003】
この作業を省力化、効率化するための従来装置としては、図3に示すものが提
案されており、これは射出成形機11のノズル12から空中に押出された溶融樹
脂3をシュート1で受け止め、エアシリンダ13でシュート1内を前後摺動する
掻き取板14で同溶融樹脂3を機外に排出するようにしたものである。
【0004】
しかし前記従来装置では、溶融樹脂3のかたまりがシュート1に粘着し、掻き
取って排出するのに大きな力を要し、このため掻き取板14が曲がったりする問
題があった。また溶融樹脂3がシュート1と掻き取板14の隙間に入り込んで冷
却、固着し、掻き取板14の前後の摺動作動を阻害する欠点があった。更に溶融
樹脂3が掻き取られる時、掻き取られた樹脂が掻き取板14の高さより高くなっ
て掻き取板14の上に乗り上げ、機外に排出できない等の問題もあり、また掻き
取板14が前後に摺動するため、作業者が摺動部に手を挾まれたりする危険性も
あった。
【0005】
本考案はパージング作業中板材を加熱することにより、前記従来の課題を解決
しようとするものである。
【0006】
このため本考案は、熱可塑性樹脂を成形する射出成形機又は押出成形機のノズ
ルから空中へ押出されたパージング溶融樹脂を傾けることが可能なシュートで受
け止め、所定の個所へ排出するようにしたパージング樹脂処理装置において、前
記シュートの板材に、同板材を加熱するヒータ、加熱ジャケット等を取付け、少
なくともパージング作業中は同板材を加熱するようにしてなるもので、これを課
題解決のための手段とするものである。
【0007】
シュートの板材をヒータで溶融樹脂の成形温度より高くすることにより、板材
と接触している溶融樹脂の部分が加熱されるため、その粘度が極度に低くなって
水の様になるので、溶融樹脂が機外の方にかたまりのまますべって移動し、水槽
の中に落下排出される。またシュートに付着残留している溶融樹脂も、加熱によ
り粘度が低くなり、シュートの傾斜面を流れて水槽に落下する。
【0008】
以下本考案を図面の実施例について説明すると、図1及び図2は本考案の実施
例を示す。図において1はシュート、2はシュートの板材、3はパージングされ
た溶融樹脂、5は水槽、6は図示しない温度コントロール用の熱センサが組込ま
れているヒータ、7は遮熱材、4はヒータ6用及び熱センサ用の電線である。ま
たシュート1は水平に対しθ度の傾斜をもって図示しない成形機に取付けられて
いる。おな、図示しない装置により、パージング作業以外の時はシュート1が水
平位置に戻され、ノズルが金型にタッチ出来る様になっている。
【0009】
先ずパージ作業に入る前にヒータ6に電源を入れ、熱センサと図示しない温度
調節器により、シュート1の板材2の表面温度をコントロールする。また温度の
設定はパージング溶融樹脂の成形温度より30〜50℃高くする。
【0010】
次にパージ動作を行なうと、パージングされた樹脂3がノズル12からシュー
ト1の上に落下し、板材2に接触した所が加熱され、溶融粘度が極度に低くなっ
てシュートに対する粘着度が弱くなり、溶融樹脂3のかたまりがθ度の傾斜を有
するシュート1の斜面を機外の方へすべり落ち、水槽5内に落下する。またシュ
ート1に残留している樹脂も高温になって粘度が低くなることにより、シュート
1上を機外の方へ流れ、同様に水槽5に落下する。なお、板材2の温度設定は、
樹脂の種類によって決まる成形温度に連動して、常にその成形温度より高く(例
えば30〜50℃)設定することも可能である。
【0011】
以上詳細に説明した如く本考案によると、シュートの板材が加熱されて接触す
る樹脂の粘度を下げるので、シュートが傾斜している方向に、溶融樹脂が粘着す
ることなく必ず機外へ流れて排出される。また従来のような掻き取板の必要がな
いため構造が簡単となり、更に機械的な故障がないばかりか、掻き取板の様な摺
動部がないので、手を挾む虞れもなく安全性が高い。
【図1】本考案の実施例に係るパージング樹脂処理装置
の正面断面図である。
の正面断面図である。
【図2】図1のA部詳細断面図である。
【図3】従来のパージング樹脂処理装置の斜視図であ
る。
る。
1 シュート
2 板材
3 パージング溶融樹脂
5 水槽
6 ヒータ
7 遮熱材
Claims (1)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂を成形する射出成形機又は
押出成形機のノズルから空中へ押出されたパージング溶
融樹脂を傾けることが可能なシュートで受け止め、所定
の個所へ排出するようにしたパージング樹脂処理装置に
おいて、前記シュートの板材に、同板材を加熱するヒー
タ、加熱ジャケット等を取付け、少なくともパージング
作業中は同板材を加熱することを特徴とするパージング
樹脂処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991023775U JPH04111414U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | パージング樹脂処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991023775U JPH04111414U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | パージング樹脂処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111414U true JPH04111414U (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=31908880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991023775U Pending JPH04111414U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | パージング樹脂処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04111414U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110091481A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 住友重机械工业株式会社 | 注射装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63145009A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-17 | Toshiba Mach Co Ltd | 射出成形機の樹脂替装置 |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP1991023775U patent/JPH04111414U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63145009A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-17 | Toshiba Mach Co Ltd | 射出成形機の樹脂替装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110091481A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 住友重机械工业株式会社 | 注射装置 |
JP2019130833A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 住友重機械工業株式会社 | 射出装置 |
EP3524401A1 (en) * | 2018-01-31 | 2019-08-14 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Injection unit |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2235324A (en) | Method of preheating moldable materials | |
ATE100372T1 (de) | Gestufter spritztopf zum spritzgiessen. | |
JPH05212721A (ja) | 溶融ストランドを冷却しペレット化するための方法 | |
US2174319A (en) | Molding of thermoplastic materials | |
JPH04111414U (ja) | パージング樹脂処理装置 | |
CN106466908B (zh) | 射出成形机及辅助射出成形机的操作的方法 | |
CN111037865A (zh) | 一种玻璃钢安全帽的生产设备及其生产工艺 | |
CN109571958B (zh) | 3d打印机 | |
JPH0199825A (ja) | 投入樹脂の予熱を行う射出成形機 | |
KR920008736B1 (ko) | 형판장치 | |
KR20180009282A (ko) | 전자동 왁스사출기 | |
JPS5562815A (en) | Press molding method for thick optical glass molding | |
CN214926790U (zh) | 一种防堵注塑机 | |
CN210969702U (zh) | 一种干燥型注塑机 | |
JP4021666B2 (ja) | 射出装置 | |
CN207481151U (zh) | 一种可调节的注塑装置 | |
JPS633728B2 (ja) | ||
CN117754813B (zh) | 一种无人机桨叶加工的注塑模具设备 | |
JPH0611148Y2 (ja) | 射出成形機のパージング受装置 | |
WO2024146638A2 (zh) | 一种3d打印机及其部件、换料方法 | |
KR200193927Y1 (ko) | 폐합성수지를 이용한 수지제품 제조장치 | |
JPH07132539A (ja) | 射出成形機 | |
CN207736633U (zh) | 一种改进型塑胶外壳注塑成型机 | |
JP6918474B2 (ja) | 射出成形装置 | |
US753695A (en) | Manufacture of glass stone. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970701 |