JPH04111414U - パージング樹脂処理装置 - Google Patents

パージング樹脂処理装置

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Publication number
JPH04111414U
JPH04111414U JP1991023775U JP2377591U JPH04111414U JP H04111414 U JPH04111414 U JP H04111414U JP 1991023775 U JP1991023775 U JP 1991023775U JP 2377591 U JP2377591 U JP 2377591U JP H04111414 U JPH04111414 U JP H04111414U
Authority
JP
Japan
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chute
purging
resin
plate material
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP1991023775U
Other languages
English (en)
Inventor
晃 内田
利男 宮島
Original Assignee
三菱重工業株式会社
中菱エンジニアリング株式会社
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Publication date
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形機、押出成形機等において色替えな
どする際、溶融樹脂がシュートに粘着しないようにし、
かつ従来の掻き取板を不要として構造の簡単化を図る。 【構成】 熱可塑性樹脂を成形する射出成形機又は押出
成形機のノズルから空中へ押出されたパージング溶融樹
脂3を傾けることが可能なシュート1で受け止め、所定
の個所へ排出するようにしたパージング樹脂処理装置に
おいて、前記シュート1の板材2の下面に、同板材2を
加熱するヒータ6、加熱ジャケット等を取付け、少なく
ともパージング作業中は同板材2を加熱するようにした
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は射出成形機及び押出成形機における熱可塑性樹脂の樹脂替え、色替え 動作を実施する際に用いるパージング樹脂処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
射出成形機等の原料樹脂の交換、色替え等に際しては、それ以前に使用してい た樹脂のパージングを行なう必要がある。即ち、新しく置換えられる樹脂を加熱 シリンダ内に送り込み、回転、射出を繰り返して古い樹脂の滞留分をパージング する作業を必要とする。そしてこのパージングによって押出された溶融樹脂は、 射出ノズルから空中に放出されるで、これを受皿で受け、作業者によって機外に 除去する作業が行なわれる。
【0003】 この作業を省力化、効率化するための従来装置としては、図3に示すものが提 案されており、これは射出成形機11のノズル12から空中に押出された溶融樹 脂3をシュート1で受け止め、エアシリンダ13でシュート1内を前後摺動する 掻き取板14で同溶融樹脂3を機外に排出するようにしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし前記従来装置では、溶融樹脂3のかたまりがシュート1に粘着し、掻き 取って排出するのに大きな力を要し、このため掻き取板14が曲がったりする問 題があった。また溶融樹脂3がシュート1と掻き取板14の隙間に入り込んで冷 却、固着し、掻き取板14の前後の摺動作動を阻害する欠点があった。更に溶融 樹脂3が掻き取られる時、掻き取られた樹脂が掻き取板14の高さより高くなっ て掻き取板14の上に乗り上げ、機外に排出できない等の問題もあり、また掻き 取板14が前後に摺動するため、作業者が摺動部に手を挾まれたりする危険性も あった。
【0005】 本考案はパージング作業中板材を加熱することにより、前記従来の課題を解決 しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、熱可塑性樹脂を成形する射出成形機又は押出成形機のノズ ルから空中へ押出されたパージング溶融樹脂を傾けることが可能なシュートで受 け止め、所定の個所へ排出するようにしたパージング樹脂処理装置において、前 記シュートの板材に、同板材を加熱するヒータ、加熱ジャケット等を取付け、少 なくともパージング作業中は同板材を加熱するようにしてなるもので、これを課 題解決のための手段とするものである。
【0007】
【作用】
シュートの板材をヒータで溶融樹脂の成形温度より高くすることにより、板材 と接触している溶融樹脂の部分が加熱されるため、その粘度が極度に低くなって 水の様になるので、溶融樹脂が機外の方にかたまりのまますべって移動し、水槽 の中に落下排出される。またシュートに付着残留している溶融樹脂も、加熱によ り粘度が低くなり、シュートの傾斜面を流れて水槽に落下する。
【0008】
【実施例】
以下本考案を図面の実施例について説明すると、図1及び図2は本考案の実施 例を示す。図において1はシュート、2はシュートの板材、3はパージングされ た溶融樹脂、5は水槽、6は図示しない温度コントロール用の熱センサが組込ま れているヒータ、7は遮熱材、4はヒータ6用及び熱センサ用の電線である。ま たシュート1は水平に対しθ度の傾斜をもって図示しない成形機に取付けられて いる。おな、図示しない装置により、パージング作業以外の時はシュート1が水 平位置に戻され、ノズルが金型にタッチ出来る様になっている。
【0009】 先ずパージ作業に入る前にヒータ6に電源を入れ、熱センサと図示しない温度 調節器により、シュート1の板材2の表面温度をコントロールする。また温度の 設定はパージング溶融樹脂の成形温度より30〜50℃高くする。
【0010】 次にパージ動作を行なうと、パージングされた樹脂3がノズル12からシュー ト1の上に落下し、板材2に接触した所が加熱され、溶融粘度が極度に低くなっ てシュートに対する粘着度が弱くなり、溶融樹脂3のかたまりがθ度の傾斜を有 するシュート1の斜面を機外の方へすべり落ち、水槽5内に落下する。またシュ ート1に残留している樹脂も高温になって粘度が低くなることにより、シュート 1上を機外の方へ流れ、同様に水槽5に落下する。なお、板材2の温度設定は、 樹脂の種類によって決まる成形温度に連動して、常にその成形温度より高く(例 えば30〜50℃)設定することも可能である。
【0011】
【考案の効果】
以上詳細に説明した如く本考案によると、シュートの板材が加熱されて接触す る樹脂の粘度を下げるので、シュートが傾斜している方向に、溶融樹脂が粘着す ることなく必ず機外へ流れて排出される。また従来のような掻き取板の必要がな いため構造が簡単となり、更に機械的な故障がないばかりか、掻き取板の様な摺 動部がないので、手を挾む虞れもなく安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るパージング樹脂処理装置
の正面断面図である。
【図2】図1のA部詳細断面図である。
【図3】従来のパージング樹脂処理装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 シュート 2 板材 3 パージング溶融樹脂 5 水槽 6 ヒータ 7 遮熱材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂を成形する射出成形機又は
    押出成形機のノズルから空中へ押出されたパージング溶
    融樹脂を傾けることが可能なシュートで受け止め、所定
    の個所へ排出するようにしたパージング樹脂処理装置に
    おいて、前記シュートの板材に、同板材を加熱するヒー
    タ、加熱ジャケット等を取付け、少なくともパージング
    作業中は同板材を加熱することを特徴とするパージング
    樹脂処理装置。
JP1991023775U 1991-03-19 1991-03-19 パージング樹脂処理装置 Pending JPH04111414U (ja)

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Legal Events

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970701