JPH0411131Y2 - - Google Patents

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JPH0411131Y2
JPH0411131Y2 JP13398086U JP13398086U JPH0411131Y2 JP H0411131 Y2 JPH0411131 Y2 JP H0411131Y2 JP 13398086 U JP13398086 U JP 13398086U JP 13398086 U JP13398086 U JP 13398086U JP H0411131 Y2 JPH0411131 Y2 JP H0411131Y2
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film
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、立体画像の形成に供される一対のフ
イルムに基づき、例えば地図作成のためのデータ
を解析し、その解析結果を用いて所定の地図等を
作成する解析図化機に関するものであり、詳しく
は上記フイルムを保持するホルダーの構造の改良
に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば立体航空写真に基づいて平面地図
を作成するための解析図化機が知られている。こ
の解析図化機は、例えば立体画像の形成に供され
る2枚の航空写真(立体航空写真)を各々ホルダ
ーにてステージ上に保持し、このステージの上方
に配された一対のアイピースを通じてオペレータ
が立体画像を視認し得るようにして、この状態で
左右のアイピースの光軸上に各々形成したフロー
テイングマークの像が一重にみえるように上記2
つのホルダーの左右の間隔を変更し、さそに、上
記2つのホルダーを写真の平面と平行な平面内で
移動せしめて写真の所定部分を視野の中央に合致
せしめ、上記移動毎に2つのホルダーの間隔を変
更する操作を行ない、該間隔を検出手段を用いて
検出するとともに該間隔の基準間隔からの変化量
によりその所定部分の実際の高度をコンピユータ
解析し、これに基づいて平面地図を作成するもの
である。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上述した立体画像形成用の写真は取
扱いの便宜を図るため、さらには手の汚れによる
汚損を防ぐため写真の周縁部を厚紙やプラスチツ
ク等でマウントすることが望ましい。このような
写真を使用する場合には図化機のホルダーが上記
マウントされた写真を収容し得るように形成され
ていることが必要となる。
さらに上述したような図化機は小型図面、例え
ば考古学の分野における出土品の図面を作成する
際等にも用いられるようになつてきており、これ
に伴ない立体画像の形成に供される写真も70mm、
35mm等の小型のものが多く使用されることが予想
される。
ところで、70mm、35mmの写真においてはマウン
ト付のいわゆるスライド用写真がしばしば用いら
れており、このような汎用的なスライド用写真を
収容し得るような形状にホルダーが形成されてい
れば写真のコストを安価にすることができる等
種々の点で都合がよい。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、周縁部に厚紙やプラスチツク等からなるマウ
ントを形成された立体画像形成用写真を収容し得
るホルダーを備え、これにより上記写真の取扱性
の向上および汚損の防止を図る解析図化機を提供
することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の解析図化機は立体画像形成用フイルム
を収容する、基台と蓋部からなる左右一対のホル
ダーを備えており、この基台と蓋部に各々配され
た透明板の間に上記フイルムを挾持し、その際こ
の透明板の周囲に形成された空間部に、上記フイ
ルムの周縁部を保持するマウントを収容し、上記
フイルムを保持するように構成されていることを
特徴とするものである。
ここで「立体画像形成用フイルム」とは、一方
が右眼によつて他方が左眼によつて視認されて立
体画像を形成するように構成された一対のフイル
ムであつて、フイルムの種類としては例えばスラ
イド用写真として用いられる透明陽画をいう。
また、「ホルダー」とは上記一対のフイルムを
所定位置に保持するため各々のフイルム毎に設け
られたもので、上記フイルムと平行な平面内で2
次元的に平行移動し得るように2次元移動手段に
取り付けられるようになつている。
また、「透明板」とはガラス、透明プラスチツ
ク等の光を透過し得る材料で形成されており、望
ましくは、フイルムと当接する部分が平面状に形
成されているものをいう。
また、「空間部」は基台および/または蓋部が
透明板の周囲に沿つて透明板のフイルム当接面よ
りも凹むように形成された凹部によつて形成され
る。
さらに、「マウント」とはフイルムの周縁部に
設けられるフイルムよりも剛性の高い材料から成
るフレームをいい、例えばフイルムの周縁部を上
下両側から挾持する、通常スライド用写真等に用
いられている、厚紙、プラスチツク等で形成され
たフレームをいう。
(考案の効果) 上述したように本考案の解析図化機はそのホル
ダーにおいて、基台と蓋部の両透明板の間にフイ
ルムを挾むようにするとともに、この際これらの
透明板の周囲に形成された空間部にフイルムのマ
ウントを収容することにより、マウント付フイル
ムを、フイルムの平面度を両透明板の挾持によつ
て確保しながらホルダー内に確実に収納保持でき
るようにしている。これにより立体画像形成用の
フイルムとして周囲にマウントを配したものの使
用が可能となり、そのフイルムの取扱性を向上さ
せることができ、手の汚れ等によるフイルムの汚
損を防止することができる。
また、スライド用写真としてしばしば用いられ
るマウント付フイルムをそのまま立体画像形成用
フイルムとして使用することができるので便利で
ある。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を用いて説
明する。
第2図は本考案に係る解析図化機の実施例の外
観を示す斜視図である。この解析図化機は、ボル
ト等にて互いに連結されるコンパクトな、アイピ
ース部1とデータ解析部2からなり、アイピース
部1は接眼レンズを組み込まれた左方アイピース
3aおよび右方アイピース3bを備え、データ解
析部2は2つの円型開口部5a,5bの直下に
各々位置する左方フイルムホルダー6aおよび右
方フイルムホルダー6b(第1図参照)、これらの
ホルダー6a,6bが載設される一対のステージ
7(第1図参照)、このステージ7をフイルムと
平行な平面内においてXY軸方向に移動せしめる
XY軸方向移動手段(図示せず)、このステージ
7の側方に配されたホルダー位置検出手段(図示
せず)、およびこのホルダー位置検出手段からの
データを入力されて図面作成に必要なデータ解析
を行なうデータ解析手段(図示せず)を備えてい
る。
左右アイピース3a,3bはオペレータが、フ
イルムホルダー6a,6b上に保持されたフイル
ム上の画像を立体画像として視認するためのもの
であり、それぞれそのアイピースの先端部に、焦
点合わせのためのフオーカスリング4a,4bを
備えている。なお、アイピース部1はその内部
に、下方からの被写体像をアイピース3a,3b
方向に屈折させるとともにフローテイングマーク
を被写体像にだぶらせてオペレータに視認せしめ
るためのハーフミラーを備えており、またその前
面パネルにフローテイングマーク輝度調節用ボリ
ユーム9やアイベース調節用ボリユーム10等を
備えている。
一方、データ解析部2は、その前面パネルに、
フイルムに投光するための照明の光強度調節用ボ
リユーム11や電源スイツチ12等を備えてい
る。なお、上述したフイルムは例えば70mm、35mm
等のスライド用フイルムが用いられる。
次に、第1図を用いて、データ解析部2の内部
に配されたフイルム保持部分付近の様子を説明す
る。周縁部に厚紙やプラスチツク等から成るマウ
ントが設けられたマウント付フイルム13はフイ
ルムホルダー6a,6bの基台14上に、フイル
ム部分13aの下面が中央のガラス板14aに当
接し、マウント部分13bの下半分がこのガラス
板14aの周囲の空間に収容されるように載設さ
れ、この後、ホルダー6a,6bの蓋部15の中
央部分に配されたガラス板15aがフイルム上面
部分に当接し、このガラス板15aの周囲の空間
にマウント部分の上半分が収容されるようにして
この蓋部15が被せられる。基台14と蓋部15
は互いにその一端においてヒンジにより連結さ
れ、他端を係合部材16a,16bにて係合せし
められることにより、両者の間にフイルム13が
収容保持される。なお、基台14は円板状に形成
されており、蓋部15は矩形状に形成されてい
る。
第3図および第4図は、第2図に示すフイルム
ホルダー6aのA−A線断面図およびその分解図
である。これらの図面からも明らかなように、基
台14と蓋部15が閉じ合わされた場合に対向し
て配される両ガラス板14a,15aによつてフ
イルム13のフイルム部分13aが挾持され、ガ
ラス板14a,15aの周囲において基台14と
蓋部15の対向する凹部により形成された空間部
17にフイルム13のマウント部分13bが収容
されるように形成されている。さらに、蓋部15
の一端にはこの蓋部15をこの一端に沿つて貫通
するヒンジ穴18が形成されており、このヒンジ
穴18に通されたヒンジによりこの蓋部15と基
台14が開閉自在に連結される。そして、蓋部1
5の他端付近には基台14の係合ブロツク16a
と嵌合する係合穴20が形成され、この係合穴2
0よりも外周部分に、スプリング21aと止め輪
21bにより係合穴20方向に付勢されたツマミ
16bが配され、この係合ブロツク16aの外周
方向側壁には、このツマミ6bの突起部分と係合
する係合凹部19が形成されている。したがつて
基台14と蓋部15が閉じ合わされた際にツマミ
16bの突起部分を係合ブロツク16aの係合凹
部19と係合させてフイルム13を基台14と蓋
部15の間に確実に保持させることができる。
この基台14は前述したように円板状に形成さ
れていて、ステージ7の円形凹部7aと嵌合され
るようになつており、オペレータがフイルム13
の位置調整を行なう場合に、ツマミ16bを把持
して左右に回せばホルダー6a,6b全体をステ
ージ7上にて左右に回転し得るように形成されて
いる。なお、このステージ7は図示されていない
X軸方向移動用モータおよびY軸方向移動用モー
タによりフイルム13と平行な面内で2次元方向
に自由に移動できるように形成されており、また
上記両モータにはエンコーダが取り付けられてい
てステージ7の現在位置を検出することができる
ようになつている。そして、エンコーダにて読み
取つたステージ7の現在位置を示すデータは、コ
ンピユータにより解析され、所望の図面が作成さ
れる。
なお、フイルムホルダーの形状および構造とし
ては上述した実施例のものに限られるものではな
く、その他種々の形状および構造のものにより本
考案の効果を得ることができる。例えば蓋部は必
ずしもヒンジを用いて蓋台と連結されている必要
はなく、フイルムを収納するときのみ基台上に冠
装し得るように形成してもよい。
なお、フイルムホルダーの透明板としては上述
したガラス板14a,15aに限られるものでは
なく、フイルムを挾持する程度の耐久性を有する
透明部材であればどのようなものであつてもよ
く、例えばアクリル等のプラスチツク板を用いて
もよい。
なお、本考案の解析図化機としては、ステージ
あるいはフイルムホルダーの位置検出データを出
力できるものであつて、外部コンピユータおよび
外部作図装置と接続できれば、必ずしもデータ解
析用コンピユータや図面作成手段を内蔵していな
くてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る解析図化機の一実施例の
外観を示す概略斜視図、第2図は第1図に示す解
析図化機のフイルムホルダーおよびステージを示
す概略斜視図、第3図および第4図は第2図に示
すフイルムホルダーのA−A線断面を示す断面図
およびその分解図である。 3a,3b……アイピース、6a,6b……フ
イルムホルダー、7……ステージ、13……マウ
ント付フイルム、13a……フイルム部分、13
b……マウント部分、14……基台、14a……
透明板、15……蓋部、15a……透明板、16
a……係合ブロツク、16b……ツマミ、17…
…空間部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 立体画像の形成に供される一対のフイルムを
    各々保持する一対のホルダーと、 前記一対のフイルムの画像に基づいてオペレー
    タが立体画像を視認するための一対のアイピース
    と、 前記ホルダーを前記フイルムに平行な平面内で
    2次元的に平行移動せしめる2次元移動手段とを
    備えてなる解析図化機において、 前記ホルダーが基台と蓋部とからなり、この基
    台と蓋部は、それぞれ前記フイルムを挾持する透
    明板を備えるとともに、該フイルムが該透明板に
    より挾持された際、該フイルムの周縁部を保持す
    るマウントを収容する空間部が該透明板の周囲に
    形成されるように構成されていることを特徴とす
    る解析図化機。
JP13398086U 1986-09-01 1986-09-01 Expired JPH0411131Y2 (ja)

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JP13398086U JPH0411131Y2 (ja) 1986-09-01 1986-09-01

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Publication Number Publication Date
JPS6339619U JPS6339619U (ja) 1988-03-15
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