JPH0411123Y2 - - Google Patents

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JPH0411123Y2
JPH0411123Y2 JP7238986U JP7238986U JPH0411123Y2 JP H0411123 Y2 JPH0411123 Y2 JP H0411123Y2 JP 7238986 U JP7238986 U JP 7238986U JP 7238986 U JP7238986 U JP 7238986U JP H0411123 Y2 JPH0411123 Y2 JP H0411123Y2
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fiber
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optical fiber
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、例えば、基板への回路パターン形成
時などにおける膜厚変化の終点検出に好適な光フ
アイバプローブに関する。
〈従来技術とその問題点〉 一般に、半導体集積回路を、例えば、フオトエ
ツチング法により形成する場合には、回路パター
ンを形成する工程中における現像、あるいはエツ
チングの進行状況を検出することが品質管理上必
要である。
従来、このような進行状況の終点を検出するた
めに、シリコン基板などの被検材の表面にレーザ
光などのコヒーレント光を光フアイバプローブの
投光用フアイバにより照射し、この被検材から反
射されるコヒーレント光の干渉光を、前記光フア
イバプローブの受光用フアイバにより受光して電
気信号に変換し、その電圧レベルの変化状態から
現像あるいはエツチングの終点を検出するように
している。
ところが、このような終点検出では、シリコン
基板のように、前記コヒーレント光をある程度透
過させるものでは、検出のための反射干渉光が適
当であるけれども、例えば、アルミニウム基板の
ように、コヒーレント光を透過させないもので
は、反射干渉光の量が多過ぎて正確な検出が行な
えないという難点がある。
〈目的〉 本考案は、上述の点に鑑みて為されたものであ
つて、例えば、被検材からの反射光量が多い場合
に、その受光量を適当な量に適宜調整できるよう
にした光フアイバプローブを提供することを目的
とする。
〈実施例〉 以下、図面によつて本考案の実施例について詳
細に説明する。第1図は、本考案の一実施例の光
フアイバプローブが適用された終点検出システム
の概略構成図である。同図において、1は回路パ
ターンを現像すべきシリコン基板などの被検材、
2はコヒーレント光を生成するHe−Neレーザ、
3は本考案に係る光フアイバプローブ、4はO/
E(光電)変換装置、5はレコーダである。
この実施例の光フアイバプローブ3は、投光用
フアイバ6と受光用フアイバ7とが同軸状に配置
されて成るバンドルフアイバ8、該バンドルフア
イバ8が収納されるスリーブ9、該スリーブ9内
の出射端に収納される凸レンズ10および凸レン
ズ10の前面に配置されたフイルタ11などから
構成される。He−Neレーザ2は、バンドルフア
イバ8の投光用フアイバ6に接続され、O/E変
換装置4はバンドルフアイバ8の受光用フアイバ
7に接続される。
このような終点検出システムでは、被検材1の
表面にHe−Neレーザ2からのレーザ光を光フア
イバプローブ3の投光用フアイバ6により照射
し、この被検材1から反射されるコヒーレント光
の干渉光を、この光フアイバプローブ3の受光用
フアイバ7により受光してO/E変換装置4で電
気信号に変換し、その電圧レベルの変化状態から
現像あるいはエツチングの終点を検出するもので
ある。
第2図は第1図の光フアイバプローブ3の拡大
断面図である。この実施例の光フアイバプローブ
3は、上述のようにスリーブ9を備えており、こ
のスリーブ9の内壁は、大径部9aと小径部9b
とから成る。スリーブ9内の小径部9bには、バ
ンドルフアイバ8の出射側の端部が収納される。
このバンドルフアイバ8は、第3図の断面図に示
されるように、中心部の投光用石英フアイバ12
と、この石英フアイバ12の外周部に同軸状に配
置された受光用の多成分フアイバ13とを備えて
いる。スリーブ9内の大径部9aには、前記バン
ドルフアイバ8の出射端面8aに対向するよう
に、凸レンズ10が環状の支持部材などによつて
取り付けられている。
この実施例の光フアイバプローブ3では、この
凸レンズ10の前面に、光を吸収減衰させる円形
のフイルタ11が、凸レンズ10の光軸15に垂
直な面20に対して角度θだけ傾斜した状態にな
るように、取り付け具16によつて取り付けられ
ている。このフイルタ11として、例えば、ほと
んど色の変化なしに光の強度を減少させる濃度フ
イルタ(Neutral Density フイルタ)が用いら
れる。
このようにフイルタ11を凸レンズ10の前面
に傾斜した状態で取り付けることにより、フイル
タ11で光が吸収減衰されて被検材1への投光光
量および受光光量が減少するとともに、後述する
ように、バンドルフアイバ8の投光用フアイバ6
から投光された光が、フイルタ11によつて反射
されて該バンドルフアイバ8の受光用フアイバ7
で受光されるといつたことが防止される。
したがつて、被検材1がアルミニウム基板のよ
うにコヒーレント光を透過させず、反射光量が多
い場合であつても、所望の透過率のフイルタ11
を取り付けることによつて、被検材1からの反射
光量が適宜調整されることになり、正確な終点検
出が可能となる。
フイルタ11を取り付けるための取り付け具1
6は、フイルタ11を挟持するために各一方の端
面がそれぞれ傾斜して形成された第1、第2挟持
部材17,18と、両挟持部材17,18をスリ
ーブ9の端面に挟圧支持する締め付け部材19と
から成る。両挟持部材17,18は、光の投受光
のために環状に形成されており、締め付け部材1
9も対応する開口部19bを有している。
第4図はこの取り付け具16を分解した状態を
示す断面図である。第1挟持部材17には、フイ
ルタ用の傾斜した収納部17aが形成されてい
る。この収納部17aにフイルタ11を収納し、
第2挟持部材18の傾斜した端面で挟持する。こ
のフイルタ11を挟持した状態で、ねじ部19a
を有する締め付け部材19によりスリーブ9のね
じ部9cに締め付けて挟圧支持するものである。
第5図は、フイルタ11の傾斜角度θと該フイ
ルタ11による反射光量との関係を示す特性図で
ある。この第5図では、透過率が20%,50%,80
%の3種類のフイルタ11a,11b,11cに
よる結果を示している。
この第5図から明らかなように、傾斜角度が6
度以上になれば、フイルタ11による反射がなく
なり、バンドルフアイバ8の投光用フアイバ6か
らの光がフイルタ11で反射されて受光用フアイ
バ7で受光されるといつたことが防止され、正確
な終点検出が可能となる。したがつて、フイルタ
11は、6度以上の傾斜角度にすることが望まし
い。
上述の実施例では、終点検出システムに本考案
の光フアイバプローブ3を適用して説明したけれ
ども、本考案は終点検出システムに限るものでは
なく、反射光量が多い場合に有効に適用できるも
のである。
〈効果〉 以上のように本考案によれば、スリーブを備
え、該スリーブ内に、投光用フアイバおよび受光
用フアイバが同軸状に配置されて成るバンドルフ
アイバの一端が収納されるとともに、前記バンド
ルフアイバに対向して凸レンズが収納される光フ
アイバプローブにおいて、前記凸レンズの前面
に、光を吸収減衰させるフイルタが、該レンズの
光軸に垂直な面に対して傾斜した状態で取り付け
られるので、例えば、終点検出に本考案の光フア
イバプローブを用いた場合には、アルミニウム基
板のように、コヒーレント光を透過させないもの
でも、反射干渉光の量が前記フイルタによつて適
当な量に調整されるので、正確な終点検出が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の光フアイバプロー
ブを適用した終点検出システムの概略構成図、第
2図は第1図の光フアイバプローブの断面図、第
3図はバンドルフアイバの断面図、第4図はフイ
ルタの取り付け具の断面図、第5図はフイルタの
傾斜角度と反射光量との関係を示す特性図であ
る。 3……光フアイバプローブ、6……投光用フア
イバ、7……受光用フアイバ、8……バンドルフ
アイバ、9……スリーブ、10……凸レンズ、1
1……フイルタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スリーブを備え、該スリーブ内に、投光用フア
    イバおよび受光用フアイバが同軸状に配置されて
    成るバンドルフアイバの一端が収納されるととも
    に、前記バンドルフアイバに対向して凸レンズが
    収納される光フアイバプローブにおいて、 前記凸レンズの前面に、光を吸収減衰させるフ
    イルタが、該レンズの光軸に垂直な面に対して傾
    斜した状態で取り付けられることを特徴とする光
    フアイバプローブ。
JP7238986U 1986-05-13 1986-05-13 Expired JPH0411123Y2 (ja)

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JP7238986U JPH0411123Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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JP7238986U JPH0411123Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62184406U JPS62184406U (ja) 1987-11-24
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JP5163933B2 (ja) * 2007-04-24 2013-03-13 横河電機株式会社 膜厚測定装置
JP2024033816A (ja) * 2022-08-31 2024-03-13 オムロン株式会社 光干渉測距センサ

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